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[自宅へ到着すると、数日前と同じように2階の窓から自室に侵入]
……今日は玄関から帰ろう。
鍵を持っていけばいいだけの話じゃないか。
[室内はダンボールで溢れ、その中の一つは以前と同様缶詰で埋まっていた]
[玄関に置かれたポプリを手に取るが、紫色の花はほとんどなく]
どっちにしろダメそうだ。
[落胆のため息を*漏らした*]
[しゅんしゅん鳴るやかんの音を聞きながらぼんやり]
戻ったらレベッカさんに会いにいかなきゃ。
先生にも、馬鹿みたいに逃げまわってたこと謝らないとね。
タイムリープ、ラベンダーを嗅いで、かぁ。
[ハーヴェイの言葉を思い出して]
ハインラインは…あれは冷凍睡眠だったっけ。
これも全部、夢だったりして。
[石油ストーブの暖気にあてられてうとうとしはじめる]
サクラさんはジンジャーエールを飲みません…。
レベッカさんはなんで雑貨屋畳んじゃったんだろう…。
また…向こうでも会えるよね…。
[*夢の中へ*]
やっぱ、ニーナは優しいな。
[聴こえてきた声にくつくつと笑い]
…んじゃ、聴いてもらおっかな。
長いから多少聞き流してくれて構わねぇよ。
ニーナはさ、俺が小中を街の学校出てたってこと知ってる?
嘘だと思うかもしれねぇけど、俺、其の頃人付き合いが上手くいかなかったんだよな。両親は仕事の関係で忙しかったし、周りとの関係も希薄でさ、…一時期ちょっと辛かった。
そんな頃に授業で朝顔を育てることになってな。それがさ、自分の手で育っていくのを見て嬉しかったんだよ。馬鹿みてぇな話だけど、自分の無しでは存在しない其れに、必要とされた気がして。
……で、それからはずーっと花を育ててた。
親の関係で高校はこっちに移って、皆と馬鹿騒ぎもするようになって。それでも花を育てるのは止められなくて…ってこの辺は俺ずっと花弄ってたから知ってるか。
だからさ…何て云うかな。俺にとって花を育てることって、花が好きだからじゃなくて、必要とされてる実感が欲しかったからなんだよな。
…別に、自分自身そう思ってやってたワケじゃねぇんだけどさ。
それが高校の時、「自己満足だよな」って云われてさ。
ギルが花を育ててるのは自分が満足する為だよな、って。其の時初めて気づいた。
でも本当は其の事は忘れてたんだよ、俺。弱い部分を抉り出されたような気がして、記憶から追い出してたんだよな。
それが此処に来て、あの光景を見て思い出した。
……懐かしいの一言で、終わらせられたら良かったんだろうけど。
けどニーナと話してて、好きなことは好き、嫌いなことは嫌いだって…そういう単純さでいいんじゃねぇかなって思ったんだ。
俺はやっぱり花を育てるのが好きだし、始まりがどうであれ、今はそれでいいんじゃねぇかって。
ま…だから俺が捨てたいって云ってたのは、あの頃の自分のこと。花を育てる事で自分の存在意義を見出してた、甘ったれの馬鹿な自分を捨てたかったんだよ。昔は。
今はもう平気。
馬鹿な俺でも受け止めてくれる人がいるし?…なんてな。
長くなって悪かったな。もうちょっと手短に話せるかと思ったんだけど。つーか…なんか恥ずかしいな、こうやって話すの。
[今更になって恥ずかしくなったようで、ちょっと項垂れた]
お疲れ?
[おにぎりにかぶりつきながら、寝てしまっているシャーロットとセシリアを横目に、まだ残っている茹で野菜に目を止め]
このまま煮たらシチューいけるよな。
……?
[違和感を覚えておにぎりの断面を見つめる]
あれに見えるはアロエじゃないか?
…よし。
[ちょっと復活した様子]
そうそ、演技しなくっちゃいけねぇんだよな。皆の前で。
俺も正直苦手なんだけど……まぁ、どうにかなるだろ。
[投槍だ]
[ぶつ切りのような乱切りのような状態になった牛肉を炒め、野菜とシチューのルーを煮込む]
[ヤカンと鍋を入れ替えて、煮込みはストーブに任せることにした。
隅のテーブルに置き去りにしていた文庫本を認めて、それらを手にすると*2階へ*]
[起きてからどこへ行っていたのか。ふらりと外から帰ってくる]
んー?
居眠りだらけ?
[セシリアとシャーロットの姿を見つけて感想をぽつり]
何か良い匂いはしてるが…厨房には居ないな。
お、おにぎり見っけ。
[腹減った、と一つ手に取り齧り付く*半吉*]
……本当に長たらしいな。
[真顔。]
自己満足で、いいと思うんだ。
自分が満足しないことは行動するに値しないと思う。
そうやって、色んなものを傷つけたりするんだけど、ね。
ま、好きは好きだって気付いたんなら何より。
……あつ…あっち〜!?
[こたつの熱が着ぐるみに篭り、暑さに目を覚まし]
通気性すっげ〜悪ぃな!これ!
蒸し焼きになるとこだった!ん?もう夜か…。
[洗濯機から乾いたジャージを取り出すと着ぐるみのチャックを上半身分だけ降ろして羽織り]
あれからなんも変化がね〜な…。
…俺は…このまま戻りたくないのか?
[ふと自分が昨日呟いた言葉を反芻し、暫く考えてから真顔で首を横に振り]
いや。それは思わねぇな。
全員居るなら未だしも戻ってるやつもいるし。
んじゃ…昨日のあれはなんだったんだ?
[ん〜、と唸りながら考えていたが]
考えてもわかんね〜もんはわかんね〜な。
[あっさりと考えることを放棄し、花火の箱を片手に食堂へと向かった]
[食堂へ降りるとこそこそとあたりを見回して。
おにぎりを一つ手にする。*小吉*]
……よし、居ない。
[何となく安堵しつつ。
おにぎりをはむり。]
俺も喋ってて一体何処まで続くのかと…
[真顔]
それがニーナのおかげ、ってコト。
お前はそんなこと思ってたワケじゃねぇだろうけどさ。
さて、俺はそろそろ食堂に戻り始めるかねー。
>>436
[食堂のドアが開く音にそちらへ視線を向け]
お、ラッセルおけぇ……何そのカッコ。
[上半身ジャージ、下半身着ぐるみな姿に少し呆気にとられ。目を覚ましたらしいシャーロットに気付けばひらひら手を振って]
よ、おはよー?
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