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>>618
カップルった奴らは各自で動くだろうしなぁ。
集まるなら合宿所で良いとは思うが。
俺はまずコタツから抜け出せるか否かが(ぁ
>>619
弟が鎧の体になるのか?
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[二日ぶりに見た合宿所は当然ながら変わる事無く。
置き去りに去れていた自分のバックパックを拾い上げると肩にかける。
当たりを見回したが、着替えにしていたジャージは見当たらなかった。
あれはむこうの世界のものだから、一緒には戻って来れなかったのだろう]
そういや、むこうで撮った写真はどうなったんだ?
[まだ全員の集合写真もとっていない事を思い出した]
[体育館脇の近道を通って校内に入り雑貨屋を目指す。晴れ晴れとした気持ちで空を仰ぐと記念樹のソテツの葉の間から6年前と同じ配置で星が瞬いている]
週末までには戻らないと。
――先程、思い出して実家に電話を入れると、案の定両親は意外にも気にとめていない風だった。「友達と7泊8日でタイ旅行に行ってくる」と言って家を出てきたのにもう3日も過ぎているのだから大激怒していても仕方ないと思っていたのだが、アーヴァイン先生が泊まりの同窓会に直行したのだとうまくごまかしてくれたらしい。
そう言えばこっちでどれだけ経っているか気にしてなかったなぁ。
[校舎の方を見やると、図書室に灯りが燈っている。自然と足が下駄箱に向かう]
[図書室の扉をそろりと開けると、部屋の片隅でメモ帳を睨んで忙しそうにペンを走らせるハーヴェイの姿があった。後ろ手に扉を閉めると、邪魔にならないように入り口近くの席に腰掛けた]
[用務員室。結局起きてもコタツから出ることなく横になりながらテレビを眺めて]
……現代、だよなぁ。
やっぱ戻ってきたんだなー。
[とりあえず戻ってきたことを実感していた]
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>>624
でも鎧は居るのか>>622
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「雨の日に何かあるの?」
夕食後、キッチンへ食器を片付けに来た男に訊いた。
「うん、まぁね」
男は詳細を語ろうとしない。
「見えるけれど知らない」自分と、「世界を知っているけれど未来が見えない」この男。
湧き上がる好奇心は、幾度となく男へ質問を向けることで、ますます強くなっていった。
―――
[かたん、と万年筆を置いて、目頭を押さえた]
こいつは酸性雨の調査でもしてるのか?
[自分で書いておいて、後付けている]
[朝一番に起き出して、カメラを片手に現像へと…向かおうとしてどうすれば良いのか分からず、仕方なくセバスチャンを呼び出して。]
随分と頼り切っていましたわ…。
[セバスチャンに驚かれつつも、村のカメラ屋に連れて行ってもらって現像に出す方法を習う。そして即日仕上げで夕方には手元に写真があった。]
[元雑貨屋で目を覚まし、何をするでもなく窓を見てぼうっと過ごしていたが]
…戻ってきた…んだよな。
[立ち上がり、外へ出ると昨日まで居た場所よりも少しだけ古びた校舎。自然と足が向かう先は同好会室、しかし6年後には同好会室は既に存在しておらず、鍵のかかった部屋の前で立ちつくした。]
…そっか。戻ってきたんだな。
[少しだけ気の抜けた様子で確認するように呟くと、再び元雑貨屋へと戻っていった]
……ここにこのまま居座るわけにも行かんか。
荷物合宿所置きっぱなしだしな。
[ごそごそとコタツから抜け出せばコタツの電源を切ってから用務員室を出て。校舎の中を通って合宿所へと向かう]
……もう見ねぇのな、アレ。
向こうでだけか。
[ドッペルゲンガー、過去の記憶。そう称された幻はもう見ることはない。それはそれで少し残念な気がした]
…そういや幻って俺野球のことばっか見てたな。
野球馬鹿にもほどがあるぜ。
[ホント馬鹿だな、と一人ごち。さっさと廊下を歩いて合宿所へと入って行った]
[合宿所には、まだアコーディオンカーテンが引かれ、同級生達の荷物が置かれていたが、そこには誰の気配もない。
皆、どこかへ出かけているのだろう。最後まで向うに残っていた奴らには久しぶりの現在だ。連絡する相手はいくらでもいる。
誰もいない合宿所をぐるりと見回して、目を閉じる。
ここで野球部の合宿もした。肝試しもした。文化祭の準備にも使った。そしてもう一つ、最後の思い出が加わった。
来月にはもうここは無い。
ため息をついて、グレンは合宿所を出た]
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