[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
あたたかい?
[大人しく枝に腰掛けて、ファスナーが上げられるのを待つ。
背中に顔を向けるとそのまま半回転しそうになって、幹へとしがみついた]
[指された方を視線が辿り。小文字のoを象る口]
ありは、動いてるです。
ありは、いつ眠るんでしょう。
彼らの寝顔は、どんなでしょう。
[ひとりごち。
ファスナーの摘みをあげる。すると、
ちち、ぢ、ぢじーっ、
緩やかに速度を増し、音をたて閉じていった]
できました。プレーチェ。
[そう静かな声*]
[落ちたルリのブランケットを拾い上げ、傍の大きな丸岩の上に畳んで置いておく。
ルリやプレーチェ、獏の様子をしばらく眺めていたが、思いついたように]
私は少し散歩をしてこよう。
此処の詳しい様子も知りたいし……
他にも人がいるかわからない。
[遠い円周を見据える。部屋を出る時に確認した、点々と並ぶ扉は、此処からではよく見えなかったが]
では少年少女達よ、また会おう!
[正義の味方を気取ったような挨拶をし、三人に向けひらりと手を振った。コートを揺らして踵を返す。ビオトープを離れ、歩いていき]
[仰いで見えるのは、天井のガラス越しの空。それより少しく下には二階部分が見え、上るためらしい螺旋階段もあったが、ひとまずはドームの壁際を歩いていく事にした]
君。
私かこの状況について、何か一つでも教えてはくれないのかね?
[時折は「声」に話しかけつつ。教えてくれないかというその問いには、「声」はいかにも棒読みで「貴方はヒーローですよ、多分」と返し]
……まあ、教える気がないらしいというのはわかった。
しかし何だね、こうしていると何かゲームに参加してでもいるような心持ちになる。
記憶を取り戻せば私の勝ち、取り戻せなければ君の勝ちという……
実際そのような話であったりはしないかね?
[これには返事がなかった。肩を竦め]
では、代わりといっても何だが。
部屋に戻ろうという気になった時には……
……私がいた部屋がどこだったか、教えてくれるね?
[緩やかな歩みは止めないまま、そう*問いかけた*]
箱入り娘 プレーチェは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
[ルリの視線に気付いて目線を合わせる。
ぱちぱちとゆっくり二回瞬いてから、ライデンを見た]
また会おう?
[スチャッと敬礼で見送り]
[立ち並ぶ墓碑の向こうから、水が流れる音が聴こえる。
こつ こつ こつ ざらりとした石畳を歩みゆく靴音も。
彷徨うKnockerは時折立ち止まり…死者の名の刻みに触れ]
…私が、あなた方を悼むというのは…
やはり道理に適わぬことでしょうか?
[その「鍵穴」を辿る。こつり―― 1度だけ、Knock。]
[Knockerは見知る名を探しては、墓碑銘に触れる。
高い位置にある其れには、踵を僅か持ち上げて。
低い位置にある其れには、片膝を石畳へついて。]
幾人かが、既にお目覚めです。
今のところ、年若い方ばかりで…。
…ああ。お一方、少し年長さんがお出ででしたか。
[他愛無く、死者へ見聞きした出来事を報告する。
1本の樹へ集っていた面々の姿…中でも幾分か
年嵩に見えた長身の男――ライデンを思い出す。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ