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自分で書いてて、もんにょりなった。
寡黙吊りという言葉に。
いったい何を以って寡黙なんだとか。
ノギさん、皆さん、ごめんなさい。
どんだけ古い記憶を持ち出せばと、小一時間…orz。
スパッと初回落ちに選ばれるPLに、
わたしはなりたい。
―― 寫眞館→空き地 ――
[空き地はブルーシートで囲まれていた。
また骨が……そんな声が野次馬の主婦の口から届いてくる]
入り込むのは無理だなこれは。
[ふむ、と近づいて地面にしゃがみこむ。
土と同じような色をした何かが目に入ったので拾い上げると、それは鳴らない鈴だった。
覗いた駐在所は無人だったので、窓枠の溝の所に置いてゆく]
―― →弁当屋まで25メートル地点 ――
モミジさん、今日も麗しく、お日柄もよく。
[マフラーをぐるぐる巻いて、外套の襟を立てた編集者 栗田は、電柱の影から*見守っている*]
編集者 グリタは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
寫眞館の娘 ツキハナは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
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あれ。赤は別に普通に話して良いんだよね、ね?
時間軸も設定も、狼任せで良いんだよね、ね?
話したいなぁ。
襲撃の相談とか楽しくしたいなぁ。
うーん。
赤も直接話さないで進めようってつもりかなぁ。
きゅう…。(耳へたれ)
[踊る少女に声は届かなかったか。
闇色の衣が、こちらの姿を隠したか。
器用に足先で三角を描くさまを眺め、
紅の化粧の艶やかさに笑みを零して、
それ以上の声は掛けず、空き地の反対側へ回り込む。]
姫の舞いに、神も死霊も浮かれ出す…か。
いいね。存分にその力、見せてくれると良い。
[持ってきたものを空き地へと投げ入れる。
鮮やかに白く月光を弾いて、
それらはからころと音を立てた。]
さて。今度は誰が最初に見つけるのかな。
君が触れないことを祈るよ、舞姫。
――月の加護を受けている間は、平気だろうけれど。
[ひそりと笑んで、踵を返し、
闇の中へと再び*還っていった*]
おばあちゃん、居ますか?
[引き戸を開けて、声を掛ける。
名前を呼ばれ、頷くように会釈をし、
レジスターの前に座る様を見届ける。]
節分のお豆の数、決まったの。
この間の分より二袋、多く注文してちょうだい?
[追加注文を告げながら、
差し出すのは家から持ち出した、古い写真。]
教えて、ほしい事が有るの。
あの空き地にまつわる言い伝え。
おばあちゃんなら、知ってるかなって思って。
なぜ、お社すら祭らなくなったのか。
[強請るのは、幼い頃よく耳にした、
眠る前のむかしばなし。]
[空き地で警官と何事か話している。]
ふう、ん……。
ありがとう。
[ひとしきり会話が終わると、
警官はどこかへ行った。それを見送って真顔で]
ムーミン堂……。
って読むほうが僕は好きだけどな…。
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26日の、2月生まれの運勢は
[コルト・ハイウェイパトロールマン38口径]がラッキーグッズ
[ピチピチになった]人からいい情報が得られそう
[語り部のように、紡がれるむかしばなし。
皺む声に聞き入り、情景を思い浮かべる。
「これで知っている話は最後」と告げられて、
ふと、記憶の旅から我に返る。
心に残るのは、掴めずはがゆい微かな違和感。]
――…。
ねぇ、おばあちゃん。それってもしかして――
[上がる疑問は、しかし言葉には出来なくて。
晴れない顔で立ち去ろうとする背中に、
思い出したような老婆の声。]
え? アンちゃんの…落し物?
確かに生徒手帳を落としたとは、言ってたけど…。
[手渡された手帳に戸惑っていると、
はらりと落ちた一枚のカード。]
――…ねえ、おばあちゃん。
これ、預かっていてくれないかな?
この写真と、この手紙と一緒に。
明日、もし誰か尋ねて来たら。渡してもいいから。
[アンの生徒手帳だけを返し、店を出た。]
―― 電柱の影 ――
[外套のポケットに入れていた新聞紙を取り出し開く]
2月生まれの運勢は
体調注意。年下の人から有益な情報が得られるでしょう。
[寫眞館でツキハナに読み上げた箇所をもう一度読み上げた]
……小学校にも行っとくか。
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