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だから、今の私は……
酷い、未練がましいだけの妄執なんです……ただの時間稼ぎ……
こうして人を、傷つけながら……
[我慢してきたものを吐き出すように、懺悔をしていた(おまかせかランダム襲撃予定)]
それで……アンさんは?
[教師から、保健室に運ばれたと聞かされれ]
今日のイベントは……?
[続行されるだろうという予想を聞いて、安堵していた]
[担架を持ちあげるときにやや傾いたが、体制を立て直し]
…大丈夫です。
ええと、こっち、ですよね。
[そう確かめると、保健室へアンを運び]
先生、アンさんが、ネギヤ像の前で…!
[倒れていた状況を簡単に説明して、ヤスナリの方を向くと]
…ありがとう、ございます。
[ぺこりと頭を*下げた*]
こんな事に、なるなんて……。
[職員室から、ネギヤ像の前に真っ直ぐと向かう。保健室には人が多そうだったのと、アンが倒れていた事を思い出し、見ていられない気持ちがあった]
ネギヤ様……
[手を合わせ、祈った]
…
[カサカサカサ―――
昨日と同じ、笹の葉の揺れる音。
昨日とは違う、人だかりのさわめく声。
ちょっとしたことでも不安になるのはいつものこと。
苦しくなるのも、いつものこと。
だから、強くなりたいと思う。
けれど、現実の自分は結局、今も。
この場を動くことすらも出来ない*]
[運ぶ手が足りない様子もなし、それ以上何もできない。とアン運び隊を見送ってクラスの出し物の労働力として*連行されていった*]
おにぎりもおだんごも美味しいですね。あぁ、ありがたくいただきます。
[おにぎりを食べては、またカメラを構える]
これ、美味しいですね。料理が上手いなら、いいお嫁さんになれますよ。
[とぼけた口調で作ったワカバににっこり笑いながらカメラを向けたりしていれば、アンが倒れたとの声が聞こえる]
アンさん、大丈夫ですかね。
[運ばれていくアンを見送って、再びカメラを構える]
アンさんは心配ですけど、僕は学園祭の写真を取らないといけませんしね。取り合えず誰を取りましょうか。
[ファインダー越しに七夕飾りを覗く。心配しつつも散らばっていく人達の様子を、写真に取っていた**]
―― 文化祭当日 朝七時 ――
あー、はいはい。
ネギさんには団子を頬張らせてますんで。はい。
まぁ、彼らも気が済めば大人しく戻るでしょうし。
[ネギヤ像背面の隠れボッチを押し、言葉を交わす。]
ただ、自分が先に戻ってしまったら、ごめんちゃーいですなぁ…えー? そんな殺生な…て、
相変わらず無茶言うねぇ。上のものは。
[『ガチャン』。
電話の切れる音を残し、会話は終了。
その一時間後、アンが倒れている事を聞かされる**]
そろそろ行かなくちゃね。
[祈りを止めて最後にもう一度辛そうにネギヤ像を一度見てから、笹の葉に飾ってある短冊を見る]
……。
[目を伏せ、中庭を通って部室のある文化棟の方へ**]
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