208 時計兎の受難
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鬼を捕まえるのが早いか、鬼が捕えられるのが早いか。
はじまりはじまり。
どうやらこの中には、村人が2人、鬼(人狼)が1人、霊能者が2人、囁き狂人が1人いるようです。
(0) 2020/12/18(金) 00:30:06
残っているのは、告げ人 アン、医者 ユウキ、経営者 ズイハラ、女子大生 マシロ、弁当屋 ギンスイ、化粧師 ンガムラ の 6 人。
更新時刻が12/20 00:30に設定されました。
[海に向けて歩き出す事しばし。
見知った灯台が見えたと思った所に、異変は降ってきた]
……ちょっ、まっ……!
[聞こえてきた声に聞き覚えはあった。
いや、持っていたくはなかったんだけどあるんだから仕方ない]
またお前かーーーー!!!!
[思わず口を突いた突っ込みは遅く。
周囲はぐるり、虹色の波に取り囲まれていて]
(1) 2020/12/18(金) 00:44:14
― トケイソウの丘 ―
……で。
何処なんだよ、ここは。
[遠く、近く、潮騒が響く。
そこだけは、声が聞こえる前と共通しているけれど。
目に入る光景は、全く見知らぬもので]
……っとに。
なんでまた、かねぇ。
[はあ、と落ちたのは、ちょっと重めのため息だった。**]
(2) 2020/12/18(金) 00:44:26
医者 ユウキは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2020/12/18(金) 00:47:25
医者 ユウキが接続メモを更新しました。(12/18 00:48)
っ、
[不本意ながらに覚えのある声>>#1。
それは以前聞いた時よりも切羽詰まったもの。
じかんのつなみ、というものが何なのかを考えるよりも早く、男の手は傍らを歩いていた柴ポメへと伸びる。
左手で柴ポメを掬い上げるように抱え上げた直後、虹色の波が視界を覆った]
(3) 2020/12/18(金) 00:51:25[街中]
[反射的に目を閉じ、刹那に息を止めたものの、水に飲まれたような息苦しさは無く。
薄らと瞳を開けば、目の前には見知らぬ光景>>#2が広がっていた。
遠くに海が見える辺り、元いた街ではないのは明らか。
色のないトケイソウの存在も、その場所が普通の場所ではないことを示していた]
……兎、またか。
[響く声>>#3に短く反応するも、今回ばかりはあちらも本当に余裕が無いようで。
投げつけられたもの>>#4によりその仔細を知る。
誤魔化しの笑いが聞こえれば、諦めにも似た嘆息が零れ落ちた。
腕の中で柴ポメが忙しなく辺りを見回している**]
(4) 2020/12/18(金) 00:51:51[トケイソウの丘]
経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(12/18 00:53)
経営者 ズイハラは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2020/12/18(金) 00:54:14
― 自宅→ ―
[焼き芋を抱えていざ、と玄関を潜った時]
…… ふげっ!?
[聞こえてきたのは悲鳴>>#1
どこか聞き覚えのあるその声の主を思い出す――前に、目の前に現れたのは虹色の津波。
それに逃げる間もなく飲み込まれ、そして]
(5) 2020/12/18(金) 01:02:28
― トケイソウの丘 ―
コレってアレじゃん?
……あの悲鳴の声、そしてこのシチュエーション……かんっぺきにアレじゃん。
[状況把握の答え合わせのように響く声>>#3]
てっめまたやりやがったなゆーかいウサギ!!
[姿見えぬ相手に向かって思いっきり吠えた]
(6) 2020/12/18(金) 01:03:05
ちょっと隠れてないで出て来――
―― おぅ?なんぞ今の?
[途切れた兎の声の代わりに投げつけられる『力』>>#4。
僅かに仰け反った後で、ぱちくりと瞬いた]
…… よくわかんないケド、出てこれねーから助けろくださいってコト?
ぅーわめんどくさー。
[大きく溜息を吐いて]
(7) 2020/12/18(金) 01:16:27
しゃーねぇ。
とりま前の時みたいに人探すか。
[ひとまず意識を切り替えて、場の探索に乗り出す**]
(8) 2020/12/18(金) 01:16:43
女子大生 マシロが接続メモを更新しました。(12/18 01:29)
[唐突に響いた悲鳴は聞き覚えのある声で。
発生源を確認しようと振り返ろうとした所で、それ>>#3に飲み込まれる]
っと……
[クラリとしてバランスが崩れ。
片膝突いて息を吐き、顔を上げれば周囲の景色は一変していた]
(9) 2020/12/18(金) 01:57:09
あー……これってつまりは。
[非現実的な環境変化に、両眉が下がる]
やっぱ訳が分からないぞ、ぉぃ。
[再び響いた声に文句はつけてみるものの、ぶつんと声が途切れたところからも、以前より切羽詰まったものを感じて首を振り]
何つったっけ、この花。
[周囲の異様な気配に戸惑いながら、足元の植物に意識を向けて首を傾げた**]
(10) 2020/12/18(金) 02:00:15
弁当屋 ギンスイが接続メモを更新しました。(12/18 02:01)
あー……。
[ふる、と首を横に振る]
マジ、あん時と同じってヤツかこれ。
[次いで、落ちるのは、大きなため息、ひとつ]
まー、そうなると、またアレやらなならんの?
っても、どーせ制御とかできねぇんだろーけど。
[先の声と、過去の経験と。
二つを重ね合わせれば、そこの予測は容易につく。
ただ、気になるのは]
(11) 2020/12/18(金) 21:58:43[トケイソウの丘]
……想いの欠片……とか、言ってたっけ?
[集めて送ってくれ、と言われたもの。
それが何なのか、そもそもわからないのだが]
………………。
[目の前をふわふわとした綿毛のようなものが横切っていく。
どことなく色の鈍いこの空間で、それは妙に目立って見えたから]
(12) 2020/12/18(金) 21:58:54[トケイソウの丘]
医者 ユウキは、ふわふわしたそれに手を伸ばす。{6}
2020/12/18(金) 21:59:42
[もうちょっとで掴めそう、と思った。
けれど、指先が振れた直後にそれはするりとすり抜けて]
ち、逃げられたか……!
[捕まえる事はできなかったが、軽く触れた瞬間、何か、透き通った思いのようなものがふわり、と感じられた。
そしてその感触は、あれが兎の言っていたものだ、という事を感覚的に伝えてくる]
……こーゆーのがわかるってーのも。
『経験則』ってゆーのかね。
[わかるのだが。
こんな愚痴が落ちるのは、已む無しとしたかった。*]
(13) 2020/12/18(金) 22:03:44[トケイソウの丘]
医者 ユウキが接続メモを更新しました。(12/18 22:04)
ふいー!寒かった!
あっちい!
[矛盾してると言うなかれ、雪かき終えて、玄関に駆け込んだら、着込んだダウンジャケットの中がサウナ状態だったんだから仕方ねーだろ。
とりあえず、さっさと脱いで仕事着でもある着流し姿に戻る。
寒そうに見えるかもしれないけど、和装ってのは中に着込めるし、意外と暖かいんだよな。]
今日は午後からでよかったんだよなあ...?
[まだ時間あるから、熱いコーヒーでも...て、]
聞こえない、俺には何も聞こえないぞっ!
[いや、耳塞いでも無駄だっつーのは、知ってるけどっ!]
(14) 2020/12/18(金) 22:21:46
どわあああっっ!!
[今度の波は虹色だった...派手になりすぎだろ]
うっわー...覚え有りすぎるわ。勘弁しろよ。
[周りに生えまくってるのはあれ、トケイソウとっかってやつか?なんかこう、色ついてないし、妙に不気味じゃね?]
いやさあ...そりゃお前、ある意味うちの仲人みたいなもんだから、助けれって言われりゃ助けるけどさあ。
[それにしても、毎度毎度説明が足りなさすぎやしませんか?今度は何を押し付けてきたんだよ?あの兎。]
はあ......誰かいーませーんかー?
[この調子だと、きっと他にも不幸な被害者がいるに違いない。俺はからころ鳴る下駄の音を道連れに、人の気配を探して歩き出した。*]
(15) 2020/12/18(金) 22:22:31
化粧師 ンガムラが接続メモを更新しました。(12/18 22:23)
[とりあえず、周囲を見回す。
海の見える丘の上、周囲にはどよりとした色の花]
……まー、最低でも一人はご同輩がいるっぽいし。
他にも誰かいないか、探すかぁ。
[ぼやくように呟きながら歩き出す。
少し歩くと、耳に届いたのはからころという音と、声。>>15]
はーい、誰かいますよー。
[聞き覚えのない声に、どうしたものか、と思いつつ。
とりあえず、返したのはこんな声。*]
(16) 2020/12/18(金) 22:27:43[トケイソウの丘]
化粧師 ンガムラは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2020/12/18(金) 22:27:51
[おおっと、意外に近いとこに人居たし!>>16]
や、どーも、初めまして。
[見たとこ、そんなに年は離れてねーんじゃね?]
御同輩、て、呼んでいいかな?そちらさんも兎に連れ込まれたクチだろ?
[ここで外面発揮しても、だいたい無駄なのは経験済みだしなー、素でいいや、もう。]
おっと、自己紹介くらいはしとかないとな。俺は、我邑夏生。
巻き込まれたもん同士ってことで、よろしく頼むよ。
[仕事の説明は...まあ、男にゃピンとこないだろうし端折っとくか。*]
(17) 2020/12/18(金) 22:48:32[トケイソウの丘]
化粧師 ンガムラは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2020/12/18(金) 22:51:57
化粧師 ンガムラは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2020/12/18(金) 22:54:15
ほい、初めましてー、と。
[向けられた声>>17が軽かったから、こっちもついつい軽く返した]
まあ、ここにいるのって、兎に巻き込まれてる、で確定だよなあ……。
あ、俺は笹川祐樹。
ちょっとアレな縁だけど……ま、よろしゅうに。
[ほんとにこれ、縁としてはどうなんだ、と思いつつ。
軽い口調で、名乗りを返した。*]
(18) 2020/12/18(金) 23:04:39[トケイソウの丘]
ほんと、アレな縁だよなあ。
[同意しかないからふかーく頷いておいた。んで、この感じだと?]
もしかすると、あのウサ公に会うもの初めてじゃないとか?いや、俺もなんだけど。
なんか今回、前にも増して説明不足だからさ、もしかして説明しなくても察しそうな人間集めたのかねえ。
...いや、それにしてもわけわからないんだけどさ。
想いの欠片とかなんとか、それらしいの心当たりあるかい?
[とりあえず聞いてみようの精神だ。*]
(19) 2020/12/18(金) 23:15:59[トケイソウの丘]
あー……うん。
これで二回目。
[もしかすると、と問われた疑問に、ちょっと遠い目しながら頷いた]
確かに、前にもまして説明なかったよなー……いや、前も前で大概大雑把だったけど。
……想いの欠片ってのは、何となくだけど。
そこ、ふわふわしてるそれじゃないかと思うんだよなぁ。
さっき捕まえてみようとしたら、するっと逃げられたんだけど。
[折よくふよふよと漂う綿毛のようなもの。
それを指さしながら、さっき感じた事を口にした。*]
(20) 2020/12/18(金) 23:24:04[トケイソウの丘]
つーかマジここどこー。
前ん時とは全然ちげーし。
[焼き芋袋を腕に抱えたまま、周囲をきょろきょろ見回す]
あ、そーだスマホは……よっと、
[ポケットに入れていたそれを取り出して]
……うげっ。
また変になってるぅぅ!
[ぐちゃぐちゃの時刻表示と文字化けしまくった画面、既視感のある現象に悲鳴めいた声を上げた]
(21) 2020/12/18(金) 23:24:47[トケイソウの丘]
マジ舐めてるわあのゆーかい犯……
スマホの重要性分かってねーだろあいつ……
しかも兄やんの名前もねーし……終わった……
[以前は電話帳の中に唯一残っていた名前も、今回は見つけることができなかった。
絶望的な顔をしながらスマホを仕舞う]
(22) 2020/12/18(金) 23:25:28[トケイソウの丘]
[駄目元で聞いてみたら、心当たりがあるらしい。>>16まじか。]
...て、これ?
(23) 2020/12/18(金) 23:34:26[トケイソウの丘]
化粧師 ンガムラは、ふよふよに手を伸ばし {4}
2020/12/18(金) 23:35:32
あ、くそっ!
[にゃろー、ふよふよしてるくせに、意外と素早いな。しかも消えるしっ!]
これ、集めろって?相変わらず無茶ぶりだなあ。
[俺は体育会系じゃないしなー。ため息も出ようってもんだぜ。*]
(24) 2020/12/18(金) 23:38:23[トケイソウの丘]
女子大生 マシロが接続メモを更新しました。(12/18 23:39)
経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(12/18 23:41)
[落ち着かない様子の柴ポメを抱えたまま、当てもなく歩き出す。
以前と同じ状況と考えるならば、男一人だけが巻き込まれたとは思いにくい]
………
[ふ、と。
ふわりと浮かぶ綿毛のようなものが視界に入った。
それが何なのかは感覚的に知れる。
柴ポメも何かを感じ取っているのか、宙に浮かぶ雪ではないそれに、「わん!」と吠えた]
(25) 2020/12/18(金) 23:41:36[トケイソウの丘]
経営者 ズイハラは、無造作に手を伸べる。{4}
2020/12/18(金) 23:41:51
弁当屋 ギンスイが接続メモを更新しました。(12/18 23:43)
[いつものように端末で調べよう…として、肩を落とした]
ああ、だよなぁ。
[今は使えないそれを尻ポケに戻して。
疲労を感じたら、腹がグゥと鳴いた]
(26) 2020/12/18(金) 23:44:32[トケイソウの丘]
[綿毛のようなもの ── 想いの欠片に述べた手は、腕の中で暴れ始めた柴ポメによって目的を妨げられる。
柴ポメは想いの欠片を見つめ、飛びかかろうとしていた。
両手で柴ポメを抱え直すことでそれを阻止する]
ルウイ、落ち着け。
[柴ポメの視界から想いの欠片を外すように位置取り、ぽんぽんと撫でてやるとひとまず落ち着いたよう。
想いの欠片から外していた瞳を戻せば、ふわりとしたものは既にいなくなっていた。
ふぅ、と短く息を吐く*]
(27) 2020/12/18(金) 23:48:24[トケイソウの丘]
弁当屋 ギンスイは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2020/12/18(金) 23:48:49
うん、それ。
[これ、と問われて>>23一つ頷く。
どうなる事かと見ていたら、ふわふわ綿毛はまたもするりとすり抜けていった。>>24]
……だよなぁ……とはいえ、全く制御できない力使ってあれそれやれ、ってのよりは、マシな気がするわ。
[まあ、押し付けられた力は相変わらず制御不能なのだが、そこはまだ、知る由もない所。*]
(28) 2020/12/18(金) 23:48:59[トケイソウの丘]
ん……犬?
[スマホの使えない現状に絶望しながらも、捜索を再開してしばらく後。
ふと吠える声>>25が耳に届いて、そちらへと方向転換する]
……おっと。
[道中、ふわりとした何かが目の前を横切って行った]
(29) 2020/12/18(金) 23:51:15[トケイソウの丘]
女子大生 マシロは、手を伸ばしてみた{5}
2020/12/18(金) 23:52:07
んー、確かに、見えるものなだけ、マシかな。>>28
あと、海の底とかに沈んでないし。
[あれは夏だったからまだしも、この寒さで海底探すとか、まじ勘弁だ。]
と、なると、とりあえずは手分けして探した方がいいのか。後でどっかで落ち合うかい?
[集めろってんだから、どっかでまとめた方がいいよな?*]
(30) 2020/12/18(金) 23:56:24[トケイソウの丘]
あー、焼き芋とか食いたくなってきた。
[どこからか流れてきた匂いにポツリと呟く。
同時に綿毛っぽい何かが目の前に浮かんできた]
(31) 2020/12/18(金) 23:57:07[トケイソウの丘]
弁当屋 ギンスイは、反射的に手を出して{1}
2020/12/18(金) 23:57:30
[さて、と気を取り直し、同じ境遇にいるであろう誰かを求めて歩き出す。
腕の中の柴ポメは相変わらずきょろきょろとしていて落ち着きがない。
犬種の特徴といえばそれまでだが、それ以上に何かに反応しているように見えた]
……まさか、な。
[先程の様子といい、想いの欠片に反応しているのでは、と思ったが、それを打ち消すように緩く首を横に振る。
非常識なこの場所では無くもないのかもしれないが、流石に考えすぎだろう、とその時は思った。
そうして足は、偶然にも知る顔の方>>29へ*]
(32) 2020/12/18(金) 23:59:05[トケイソウの丘]
おろ?
[その何かを手の内に捉えた瞬間、少し先に咲いていたトケイソウの色が変わった。
ぱちぱちと瞬いたが]
あっ、人いた!!
[その現象よりも先に、視界に入った人(+犬)>>32に意識が向いた]
よかったー……もうずっと一人かと思った……
あれ、何か見たコトあるよーな……?
[安堵しながら近づくにつれ、見覚えのある姿に首を傾げる*]
(33) 2020/12/19(土) 00:04:42[トケイソウの丘]
……海の底、って。
そちらさん、大分ハードな経験してんのね……。
[過去に飛ばされただけの自分って、もしかしなくても平穏だったんじゃ、なんて思いつつ]
ん、そーだな。
兎の言う『こっち側』ってのがちょっと気になるんだけど……まあ、多分、なるよーにしかならんし。
[手分けして探したほうが効率がいいのは間違いないだろうから、そこは同意して。>>30]
とはいえ、落ちあうにしても目印になるものあるかね?
[周囲をぐるりと見回してみるが、目に入るのは陰鬱な花と、遠い海ばかり。*]
(34) 2020/12/19(土) 00:05:41[トケイソウの丘]
[やがて目の前に現れる人影>>33。
目を凝らせば、その面影が記憶と重なる]
……もしかして、片岡君、か?
[同じく兎の騒動に巻き込まれた時よりは大人びた姿。
目的をもって彼女の方へと足を運べば距離も縮まり]
ああ、やはり。
…久しぶり、というのも妙な状況だが。
[確信を得て、ほんの少し表情を和らげた。
腕の中では柴ポメが小首を傾げている*]
(35) 2020/12/19(土) 00:11:07[トケイソウの丘]
なんだコレ。
[振り払う予定が、何となく掴んでいた。
トクン、とひとつ鼓動が響いて、ギュッと手を握る]
……忙しそうだしなぁ。
[お得意様の、仕事用とは別の笑顔を思い出して、ちょっと切なげなため息ひとつ。
呼応するように数歩先の花が、時計の文字盤のようにも見える紫色を取り戻した]
(36) 2020/12/19(土) 00:16:25[トケイソウの丘]
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