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[次の仕掛けの発動時間が近い事に気付いて席を立って、今日は自由帳を見てから帰ろうと思って。]
…なるほどね。
[自分の名前と龍崎の名前が、それぞれ水と赤に消えているのを見て小さく肩を竦める。
…まあ、普通の人間は分からないけど俺は死ぬ事も無いし、それに見方を変えれば純粋に観客として楽しめる場所って事にもなるし、別にいいんだけどな。]
[何事も無かったように振舞って店を出て―そして、今ここに居るわけだ。以上、状況説明終了。]
さて、これからどうなるんだろうな?
[傘を片手に、異界の『空』の上から『地上』に意識を向けてみる。]
[冗談に聞こえねぇ…。]
まあ、パニくるのも分かるが、他に気付く事ねぇ?
[俺が空中、っても地面から10センチくらいのところ、に立ってる事とか。]
何か聞きたい事ねぇ?俺に答えられる範囲なら答えるぜ。
[ネタバレにならない範囲で、だけどな。]
冬木さんも一日ぶりっす。
[原因とここがどこか、ね。]
ここは異界っつって…現実の裏って言うのが一番近いかな。
原因は…難しいなー…。
[俺にはあいつらの目的なんて分からないし…。]
…冬木さんは、夜刀の神って知ってるっすか?
[ルリちゃんの反応に意外と多いんだなー、ポルテさんみたいな人、なんて納得しながら2人についてサテンの何時もの席に。]
なんで俺がここに詳しいかは…。
[うーん、どっから説明するか悩む質問がまた…。]
…前に来た事があるんだよ。
[とりあえずそれだけ言って終わっておく。]
[持ったままの傘を手の中で回しながら、夜刀の神の説明に戻る。]
まあ、水神の一種ってところっすかね、実際のところは知らないけど。
…それが原因、って言ったら信じますか?
狐じゃねぇっての。
[この神隠しを起こしてるのは、稲荷じゃなくて夜刀と―空魚(おれ)]
―そういやヤスナリは?
[今日になってから全然見てねぇけど…もしかして?]
神社…?
[違うかもしれないけど、何故か確信があった―あいつは、あそこに居るって。
目の前の窓を神社に繋げて―現実には影響ないはず―景色の中にあいつを探す。]
どこだ…。
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