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むゆう、びょう、か…
[去るニルス。仮説の中にあった言葉を拾った。
まったくかわらないのに、自覚なく人を殺める、誰カがいる。
誰かをあてることなど、とほうもなく難しいことのように思えた。
首をもたげたウルスラへの疑いもまた、霧散される。人は単純だと我ながら想った]
『けさのこと』
[と、ここまで書いて、ペンが止まる]
[心配させないよう、思いがけない惨状に気分が悪くなっただけ――そう告げようと、書こうとして、やめた]
[頭の中で言葉を推敲し、書きかけの紙を破り捨て、ゆっくりと、書き記す]
『とおい とおい ところだから』
『なにもわからない けど』
『そんなことをするひとが』
『このなかにいるとは おもえない』
…クレスト?
[ペンがさらさらと紙の上を走る。
書き記されていく彼の言葉に目を向けた>>160
その内容、初めて知る事実に目を見開く]
人狼に滅ぼされた町……
[小さくその言葉を繰り返す]
[クレストが紙書き出す言葉は、ところどころわからない。
ニルスとマティアスのお礼にはいやいやと首を振り]
ま、それほど綺麗にまけたわけではないが。
ないよりましだろうて。
[ぽん、とマティアスの頭をたたいて。
ゆっくりと揺り椅子へと戻る。
それから、周囲の話を聞いている]
ウルスラ様、よければ、
読んで下さいませんか?
[クレストが書いていく文字に目を眇める
マティウスには伝わらないだろうからと、
近くにいる彼女に強請ってみた]
[しかし、それができない事は、分かっている。この建物の中に人狼がいる事は、あの惨劇から明らかなのだから]
………っ。
[くしゃくしゃに顔を歪め、彼は頭を抱えた]
あ…、そうね。
[イェンニの促し>>168で、はっと気がつく。
既にニルスの姿はこの場にはなく、ならば女がすべきだろう。
クレストの書き記した言葉を、ひとつひとつ読み上げた。
部屋の皆に聞こえるように]
うたがいたく……ない…
[けれど読み上げる速さは徐々に遅くなり、
言葉の最後は消えるように小さくなった]
『もし』
[再びペンを取り、文字を書き始める]
『うわさが じじつなら』
『うまく ひとにまぎれているはず』
『かんたんに みやぶられるなら』
『ほろびたりしない』
[>>161 聞こえてきたイェンニの声に、自らの発言が些か無神経であったと気付くも、既に遅い。
振り返ることはせず、>>162ユノラフの言葉も背中で聞いた。
居間を出て、階段を上った先の廊下でレイヨとアイノを見つける。
辺りに漂う血の香は強く、思わず眉を顰めた。]
……どうしたんだい、こんなところで。
みんな居間に集まっているよ。……君たちも、早く行くといい。
[二人を居間に行くように促しながら、ニルス自身はドロテアの部屋へと足を踏み入れる。
目的は二つ。遺体を見ておく為と、それから―――。]
さて、思惑通りに人狼は動いてくれるかな。
[誰にも聞こえない大きさの声で呟き、小さく溜息を吐いた。]
『おれからだせる じょうほうは これだけ』
『やくにたてなくて すまない』
[ユノラフの笑顔で、少し安心したのか、彼もまた笑顔を作る。いつもの笑顔より、少し弱々しかったけれど]
人に紛れているなら…、
…探し出して処刑するより他ない、のじゃなくて…?
[伝承に伝わる人狼への対処法。
それをクレスト>>173から引き取るように女は口にした。
声は震えを帯びていても、はっきりと響くだろう]
[アイノが口元を緩めるのに、ほっとしたような顔になる。
彼女の様子が昨日と違うことは、彼にとっては、些細な変化だった。
まだ出会って二日目だからというのも、ある。
彼にとって好ましい変化であるから、というのも、ある]
うん。なんだか、見分けられる人がいる、って。
それが、自分だってユノラフさんは、言った。
でも、本当かはわからないから、話したりしてたら、人狼が、ボロ出したりするかもしれないのを、待つほうがいいかもしれない。
食事がおなかいっぱいで食べられない、とか――
[見分け方は自分もわからない、と、困ったような口調ではあった。
続く言葉は、言わなかったが、ごめん、とさっき伝えた言葉を繰り返されて、頷く]
――うん。
食べてしまって、殺してしまって、ごめん、っ事なんじゃないかって、思った。
あそこで、ごめん、なんていうのが必要なのは、人狼だけ、じゃないかなって。
[言葉は少し、迷うように揺れる]
もしかして、クレストさんは、人狼になりたくなかったけど、なっちゃったのかなって。
覚えてるのに、自分じゃ止められないとか。
それなら、……どっちも、かわいそうだって、思った。
[俯いて、足元をみつめる。
息を吐きゆっくりと吸ってから―――]
…でも、ドロテアは、死んでしまいましたわ。
[静かな声は、いつもより低い]
『すこし やすみたい けど』
『もし レイヨがきたら つたえてくれないか?』
『あのとき とめられたのに きかずにはいって』
『てまをかけさせて ごめん と』
[誰も疑いたくないという言葉には頷くが。
それではあまりにドロテアは無念だろうと思う]
[続く言葉も、聞き遂げて]
つらい、話、させた、な
[本人からは初めて聞く、故郷の話。
他人の無責任な噂よりも、ずっと突拍子もなく、そして、それ故に口が重いことも含めて察した]
[ニルスはまず、ドロテアの遺体の前で膝をつき十字を切る。夥しい量の血は部屋の床を濡らし、ドロテアが寝かされているベッドをも汚していた。
籠る血の匂いを逃がそうと窓に手を掛けるも、嵌め殺しになっていて開かない。]
余程私たちを逃がしたくないのか、
……それとも百年前に使われたままになっているのかな。
[百年前の舞台もこの屋敷であった、というのもまた、ニルスの推測にすぎない。
星詠みに出たからといって全員を閉じ込める為の大きさの屋敷がそう簡単に建てられるわけがない、と思ってのことだ。
次にニルスは蝶番が緩んだ部屋の扉を閉める。壊れてはいるが、閉まらないわけではないようだ。
それは何かを確認したいというわけではなく、単純に一人になる、という状況を作る為の動作であった。]
[もう、大丈夫。そんな穏やかな笑顔をマティアス(>>182)に向けて]
『ありがとう』
[丁寧な、読みやすい字で告げた]**
[ドロテアの死。
確かにそれは事実で受け止めなくてはならない。
それでも、今自分にとってここに居る人物達を疑う事が出来ずに居る。
覚悟を据えるべきなのだろうと心の中で決断の意を唱え、自分に言い聞かせる事で精一杯だった。]
……人狼は…ひとでは、ないから。
ひととは違う魂を持つものだから。
伝承を信じるなら、彼らは一人だけではないわ。
目覚めたならば、きっと複数。
…そう、伝わっているわ。
[不思議なほどに詳しい伝承を女は語る。
或いは不審招くほどに、詳しい伝承を。
死者の魂を見定める力を持つものの生まれる家、
それに伝わる伝承記されたもの>>0:15は今は手元にはなく]
[クレストが書いたものをウルスラが読み上げてくれるから、内容を理解する。
緩く瞳を伏せてただそれをきき。
そして、処刑と言う単語にちらりと周囲を見た]
……さて、だれが一番疑わしい、かの。
[そんな呟きを零し。
戸惑う若者の間にて静かにいる]
[誰が人狼なのかは、皆目検討つかないが――。
ここ最近まで何も起こってなくて、数日前に目に見える形に異変が出た]
……ん。
[ここの中にいるひと。声をきいた人。その中で、多分。
知らなかったこは、ひとりだけだな、と。親切にしてもらったから、胸がいたんだ]
……でも…、一体だれが…、
[けれどマティアスの声>>186が掛かり、
見渡した広間にその為のものを見つけると、
強いて堪えていた女の声は、また湿って揺れた]
[クレストの言葉が告げられれば。
強張ったままの顔も、こちらも緩んだ。]
あり、がと、う。
[それだけで、ひと時の安らぎを得られる、普段と変わらないやり取り]
ユノラフ……えっと、……。
[昨夜の食事の時、アイノは周囲の会話を聞きながら、各自の名前を拾おうとしていた。
けれどもクレストに比べれば特徴の少ない他は、思い出すのに少し時間が掛かる]
そう、なんだ。
どうやって見分けるんだろう。
……見分けられない人は、どうしたらいいんだろ。
[普段のアイノだったら、それすらも非現実的だと切り捨てていただろう。
けれど今は思い悩む風で]
……。ごめん、か。
[意識はまた、先程上がった名を持つ男性に向けられた]
[ニルスの頭の中には、試してみたいことがあった。
人狼はどのようにして、人を殺すのか。それは直接であるのか、間接であるのか。
他の全員は、しばらく居間から動くことはないだろう。
間接的なものであれば今、人狼にとって最も殺しやすいのが誰かは言うまでも無い。
もし直接的なものであれば、自らの企みは成就しない可能性もあるが、何にせよ考慮の余地は生まれるはずだ。
それに、……。]
余り、人が死ぬのは見たくないからね。
[身代わりに、などというのは柄にもないから口にせず。
血が抜けて随分と白くなったドロテアの顔を見下ろし、ニルスはまた、溜息を吐いた。]
投票、などせずとも。
その場で糾弾すればよかろうに。
いやなものを、用意しておる……
[長老が用意したと言う匣にため息を零す。
ほんとうに、いやなものだ。
どうせなら、殺すのならきっちり恨まれれば良い物を。
あやふやな、投票など――手を汚すことに、変わりはないと言うのに。
ため息を零して、ただ瞳を細めた]
[ふと気がつけば、ニルスが居間を去ってからそれなりに時間が経つ。
少し不安になり、彼の様子を見に行こうと席を立とうとするが、彼の「なるべく人と居ろ」の言葉を思い出し、誰かを誘うのも申し訳無いのでもう一度ソファーに座り直した。
誰かにその行動を問われたら、何でも無いと苦笑いをして。
ただ早く帰って来いと彼を心配する。]
ええと、あの人。筋肉質の。
[どの人だ、と教えるように、特徴を少しずつ口にする。
どうしたらいいんだろう、という言葉に、頭を振って]
でも、出来る事はやらないと、ね。
[ニルスがあがってくるのに全く気付いていなかった。
声がかかって、はっとして、それからこくりと頷いて]
うん、いきます。
教えてくれて、ありがとうございます。
[頭を下げて、彼の行動は止めない。
そして行こうと誘うアイノに頷いて、居間へと向かう]
その場で糾弾を…、
みんな、いい人たちに思えるのに。
疑うのも疑われるのも……嫌、ね。
[苦いヴァルテリの声>>197に、
先の遣り取りを思って、ぽつりと零した]
[居間に着くまで手は握られたまま、自分から離す素振りは見せなかった。
人の集まるそこで、昨日は気付かなかった箱の存在と、その用途を知り得たなら]
直接……じゃ、ダメなのかな。
[誰に届くかも分からない程の声で、アイノは淡白に呟いた。
夢からは未だ、醒めない]
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