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うーん、両方だよ。
折角なら、どっちがたくさん食べられるか勝負しない?
ん、お兄さん目が見えない?大丈夫なの。
足引っ張らないでね。
[そう言うと外套を引きずって歩き出した。**]
[ドロテアまであと数メートル。
辺りは崩れ落ちる像に潰されまいと逃げ惑い、
粉塵と泥が舞い視界が乱れただろう。
身体が潰れる音、飛び散る血液
とてもじゃないが儀式どころでは無い様子]
[生贄を囲む邪魔者が此方に気付く。
声をあげる前に、一人は額に苦内を突き刺され
もう一人は頭が首に向かって別れを告げた]
……おうオゥ、こリャまた、ド派手な演出デ。
[爆発音が聞こえるのは、ビルから出る頃合か。
ざわめく群集の端、弾かれない程度の隙間に入り、悲鳴向く方へと視界を絞る視線を向ける。
暴動だ、だの、神がお怒りに、だの、どうでもいい叫びが使徒たちの合間に、波のように伝染していくのを眺め。]
巻き込まれナイ程度に見物したら帰るカ。
[布袋を肩に背負い、一つ息を吐く。]
[眼前の少女が此方をじっと見つめている。
女は身に纏った白装束で返り血を拭いながら
ゆっくりと近付いていった]
…アンタ、もう生贄なること、無いヨ。
[小太刀を一振りして血を落とす。
女の言葉を聞いたドロテアの眼からは涙が。
崇める神の贄になれぬことへの哀しみか
それとも助けられると勘違いして、目の前の
殺し屋がメシアにでも思えたのか。
鈍感な女は窺い知ることも出来ないし、
それを知りたいとも思わない。
憐みこそすれど、下手な良心が湧くわけもなく
あくまでドロテアは、標的でしかないのだから]
ああ、
[口元には、初めてベルンハードの匂いを嗅いだ時と同じ笑みが、小さく浮かんでいた。]
うん。大丈夫。
[舌先が、犬歯をなぞる。]
アナタ、ワタシの飯の種になるヨ。
阿呆なカルトの生贄より、よぽど建設的ネ。
[ニコリと微笑み、そう言葉を続ける。
ドロテアの表情の変化を見るまでもなく
小太刀を持ち直すと、華奢な首筋を一閃]
――…一瞬だたシ、痛くなかたネ?
ワタシ優しいから
可愛い娘さん苦しませる、好き違うヨ?
[鼻唄混じりにそう呟く。
女を捕えようと武装した白装束が向かってくるも
衣を朱に染めて崩れ落ちていくのみ]
[ドロテアを一閃する銀の煌めき。
崩れ落ちる少女の姿は、まるでスローモーションのようにゆっくりと見えた。
自分が依頼した事とはいえ、妹のように可愛がっていた少女が旅立った事に、僅かなれど胸に過る痛み]
……苦しまずに逝けたわよね。
[呟く声は、風にかき消されて誰にも届かないまま。
女は長い睫毛を震わせて、喪った命へと黙祷を]
[転がった少女に近付くと、髪を引っ掴み
常連の娼婦への悪趣味な土産と袋に詰める]
――…あぁ、アンタが親玉カ?
[怯えて腰を抜かす、一際派手な衣を着た汚らしい豚。
汚物を眺める眼でそれを見下すと、刀を振り脅かしてみる]
…アンタも哀れネ。散々持ち上げられてたのに
この状況じゃ誰もアンタ守ろうしないヨ。
[ケラケラと笑いながらそう詰り。
地位か名誉か、それとも金が欲しいかと
下卑た豚が必死に命乞いをすれば、更に嗤う]
…あぁ、イイこと思いついたネ。
これしてあげたら、アンタいつでも祈る集中出来るヨ!
[そう囁くと同時に、刃先が男の眼を真横に割る。
言葉にならない鳴き声を上げる豚を嗤いながら
女は夜闇の中に消えていった**]
……っふ、あはははははっ!
[ドロテアの首から噴き出す鮮血を合図に、ビルの屋上を蹴り飛び出した。
まずは斜めに上空へ。
祭壇の真上に差し掛かれば、翼を掲げ空気を切るように垂直に舞い降りる。
両足を揃え、音も無く祭壇上へ降り立つ頃には、笑いも消え神妙な顔]
おお、哀れな……。
その儚き命を神に捧げる間もなく散らしてしまうとは。
[ドロテアの傍に跪く素振りだが、血溜まりが足元まで広がるのを見ればさり気なく後退してかわす]
貴女の尊き犠牲も神のお導き。
決して無駄にはならぬでしょう……。
[言っている間にも、下手人が少女を袋詰めにする。
無論、それを咎める気はなく]
――あら、そちらのお方も尊き犠牲となられるので?
[混乱の中、教祖らしい男が詰め寄られている。
「天使」たる自分と教祖の男と、果たしてより視線を集めているのはどちらだろうか]
[祭壇の近くにいくと、そこは血塗れの床、爆発した跡、まるで戦争か虐殺の舞台だった…、いや進行中である。]
わー、すごいね。食べ物、飲み物いっぱいあるよ。
[迷い子になってお腹も空いた。そばに居る、マティアスの事を忘れて、のそのそと祭壇近くに歩いて行く。
途中にいた恐怖で動けない人をじーっと見つめ、合掌する。]
いた…だき…ます。
[人間に覆いかぶさり、外套から出した肉切り包丁を急所にぶすり。身体中にかかった鮮血を気にせず、身体をバラバラにしていく。]
アーメン!ハレルヤ!南無阿弥陀仏〜!
キリストでもブッダにでも、好きなだけ祈るとイイヨ!
弱者は偶像崇めてりゃイイネ!
[首袋をぷらぷらと愉しそうに振って
逃げまどう白装束に、野次馬や物好きにむけて
そう言葉を吐くのだった**]
[バラバラにした身体を、一つ掴んでは咀嚼する。バリバリという音はあたり一面に響くだろう。]
んあ、鳥?あの時の鳥?
[祭壇には鳥がいて、人がいる。人は目を切られて血を流している。女の人が、何かを袋詰めにして、どこかへきえた。]
鳥、鳥、おいしいの?
[もう一つパーツを拾って、食べながら様子を見ている。]
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