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なぁ…紅…
今日からは俺たちは連れ去らなくてもいいであろう?
[ヨシアキの背にくっつく紅に尋ねる]
無駄に連れていくのは俺の趣味ではないのだ。
ん…――――
私も、今日はいいと思うよ
あんまり減らしても、つまらないもの
七不思議巡りは、続けてもらうけれど
[趣味ではない、と語る仁]
なんで、趣味じゃないの?
それは、生きている頃の俺か?
それともこっちに来てからか?
[楽しそうに笑う紅に、変なことを聞くと言わんばかりに不審な顔を向ける]
勿論、生きている頃の話
[がたがたと、揺れる背中
面白くて、にっこり笑っている]
そっか、仁は神隠しにあった方なんだ
[消え入りそうな声に、小さく反応して]
3つ目だったか…理科室の模型というやつだな。
あの連れ去られる時の気持ち悪さは忘れられぬ。
だからこいつには…その思いをさせたくない。
[器にはせめてあの気持ち悪さを体験させたくない…そんな思いで乗っ取ったのだった。]
へぇ…――――
仁、どうしてその器にしたの?
そんなに、その器の彼、気にいった?
[他の子達だって、同じようなものだろうに
私は、単純にミスしたのだけれど]
私の器・・・?
さぁ、どうだろう
真っすぐな子、だから
俺も2年で連れ去られた。
最初はお前の器にしようと思ったがの、、
お前が入り込むのを見て、こやつにしたまでよ。
[ニヤリと笑う]
なんだ、自分の歳で選んだんだ
そっかそっか
私は、連れ去られ組ではないから
そういうの、わかんないけど
[息を切らす器の上で、上下しながら
仁の方を見ながら、笑っている]
さて、窓が開かないとな?
[がっしり抑えて笑う霊が見える]
どこか別の七不思議スポットに誘導するほうがいいのかもしれぬが?
ん…―――
窓があいちゃうと、逃げられるもの
何処のスポットに、誘導しようか?
[くるくる、指をまわして
朧な髪を、弄んでいる]
何が感慨深いか…
[紅を一瞬睨む]
できれば近づきたくない。
しかし、こやつが詳しいことになっておる。
入らないわけにはいかぬだろうな…
[複雑な表情を見せた]
[睨まれて、首をかしげるけれど
ふわり、仁の方に飛んでみる]
無理は、しなくてもいいんだよ?
嫌なら嫌で、いいんだからね
[肩の上に、腰をおろして]
校舎内の検証が終われば、
校庭と焼却炉に行けるのであろう?
…まずは…中の探索をおわらせねば、
外に出るのは許されまいな。
[窓をがっしり抑える仲間はそう告げている]
次は…ナオが連れて行かれるのかな?
それとも、俺が向こうに行くのかな?
どちらでも…構わないがな。
人間は…愚かだ。
[ナオを見て呆れたように]
最期の情け…こんなつもりで乗っ取っていたが…。
自分の最後も認識できぬまま死ぬのも…虚しいものかの?
[もし器が向こうに行ったら聞いてみようかとぼんやり考える]
…――――
心を折るのが、幽霊の仕事みたいなもの
怖がらせて、恐怖で折るか
優しくして、温もりで折るか
その程度の、違いしかないのに
[ふわり、器の背中に戻ったけれど]
つらかったら、無理しなくていいからね
今日は、私か仁、どちらかが行った方がいい
向こうの彼らに、説明は必要だし
それに…――――
七不思議検証、終わっちゃうものね
あんまり、人がいなくなると
まだ…いいのではないか。
辛くはないぞ。
ただ、見ていて虚しいだけだ。
―――…紅が残ってこの先誘導できるか?
器に入り切らないままで、
その器と、他の人間を操れるか?
[相方に問うてみる]
契約には、交換条件が必要だよ
だから、ただ確かめるというだけでは
宣言であって、契約ではないかもね
[走ってばかりの、器だ
面白いけれど、目が回りそう]
さぁ、どうだろう
私は、何かを操るつもりなんて、ないもの
ただ、私の所にたどり着いて欲しいだけ
でも、今回は無理かもしれないね
[人数を、数えてみる
残りは、器も含めて5人
七不思議は、あと6つ
7つ目にたどり着くことは、きっと不可能で]
俺は器を乗っ取った。
だからここにいる奴らに警告もできる。
挑発して誘導だってな。
奴らがどうせ聞かないことだって、分かっている。
何度同じ事をしてきたと思っている。
虚しいが……同時に愚かしさを哂ってもいるのだ。
[ニヤリと笑ってみせた]
私は、乗っ取ったりしないよ
誘導する気も、特にないの
私はただ、誘うだけ
闇の中から、甘美な香りを漂わせて
[嗤う仁を、じっと見ている
彼は、よくも悪くも人間なのだろう]
仁、君はまだ、人間なのだね
器の心配をしたり、人に警告をしたり
仁の方が、きっと私よりも優しいね
…優しいか…
それはどうかの。
[肩をすくめる]
未練があるのは確かだがの。
最近は……いや、今回の事で
人の愚かしさを確認した。
[さらに嗤う]
俺は向こうに行っても説明するかどうか分からぬな。
所詮、聞く耳持たないであろうて。
[それ以前に器から出てゆくかもしれない]
優しいよ、十二分に
未練、ね…―――
だから今、仁はここにいるんだね
[ふわり、宙を舞って
器の背中に、くっついたまま]
仁が行きたくないなら、私が行くだけだよ
今日は、どちらかが行かないといけないもの
この器は、すぐに危険に飛び込んでくれる
だからきっと、大丈夫だけれど
仁がどうしたいかに、任せるよ
襲われる前に、俺は器を出る。
器には悪いが、俺と同じ思いをしてもらうかの。
こやつは科学部だ、理科室で死ねるなら本望ではないか?
[くつくつと嗤う]
今日行かないと、人が残り2人になっちゃう
そうしたら、もう終わっちゃうものね
[仁が、自分が行くと言うから
それならそれでよいと、頷いて]
寂しく、ない?
[器の肩越しに、仁を見る]
そう、出るんだ?
向こう側には、行かないんだね
[ならば、この辺りを漂うのだろうか
それもまた、寂しい気がするけれど]
寂しいのは…お前じゃないのか?
[ニヤリと笑う]
俺は別に、寂しくはない。
[人のぬくもりを求めて中に入ったわけではないから]
うん、私は寂しいよ
寂しいから、人に憑き
寂しいから、人を誘うの
闇の中は、孤独でいっぱい
だから、つかの間の温もりを欲するの
[真顔で、恥ずかしげもなく答えつつ]
…あぁ…
[...も相好を崩す]
短い間だったが…
―――…楽しかった………ぞ。
[普通の笑顔になっている。その顔は少し照れている]
…―――
顔、崩れてる
[照れている顔を、指差してみて
くすくす、笑う]
私も、楽しかったよ
お別れ、って話じゃないしね
私達は魂、存在は永劫に近い闇
だから、いつでも会えるし
[理科室に入ろうとする、仁の器
それを見届けて、ふわりと舞い上がり
仁の隣に、浮かんでいる]
[器を出て、ドアのところに貼り付く]
さぁ、愚かな人間。
俺と同じ恐怖を味わうがいいぞ
[高笑いするでもなく、哀れむ様子もなく、ただ、淡々と告げた]
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