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お部屋がないなら、私の部屋で寝てもいいんですよ。
[などと言ってみるのは、久しぶりに出会えた
仲間に浮かれているからだろうか]
それはそれで問題あるんじゃねえのか?
[機嫌よく笑うイェンニに、正気かと息を飲んだが。
洗面所へ向かう途中で、ふと聲を掛ける]
そういやあんたの事はなんて呼べばいい?
俺は昔、ヴォジャノーイだとか呼ばれてたが。
あら、そうかしら?
意外と常識人だったのね。
[ふふ、とミハイルの一面にまた笑う。]
私?
私は、ずっとイェンニという名前で生きていたから…。
ただ、この辺りの村では私達のような存在は
ナッキって呼ばれ続けているわね。
ほんと、悪霊だなんて失礼しちゃうわ。
[ヴォジャノーイ、と言えば水の精の呼び名だっただろうか。
…はひたすら人として生きていたので特別な呼び名など持っていなかった]
あの、ちょっと良いかしら…。
[少し言い辛そうに、…は聲を出す]
マティアスさんが、ドロテアちゃんがここにいる、
って言うの。
部屋に手記があるから見ろと言ってるんですって。
……どう言う事かしら。
[ドロテアなら、昨日ミハイルが誘ったというのに。
どうしてか気にかかって今しがた会話したマティアスの事を伝えた。]
手記か……、葬るのも有りだが。
人間に見せて存在を知らせるのも、一興。
[腕を組み、考える。
このまま『誘い』続けるのならば
前者の方がどう考えても効率は良いが*]
あら、困る事でもされるのかしら?
[長い間生きているため、知らない話ではないが。
それに大昔であれば、自身の容姿で人を誘うことも
あったからこちらを心配するミハイルを少し珍しく思う]
呼び名は私はなんだって構わないわ。
それとも、あなたを呼ぶときは
ヴォジャノーイと呼ぶべき?
[名前なんて、イェンニという名前さえあればそれで
良いと思っていたが。
彼はそうではないのだろうか。]
ええ、そうね…、悪魔だとか悪霊だとかあまり
良いイメージはないわ。
それこそ、あの湖のコッコはナッキを退けるために焚くみたいだし。
[…にはあまり効果があるようには思えないが、
それでも微弱な仲間はアレを嫌うと聞いたことが
あるからそれなりに意味はあるのだろう]
水の女神?
ふふ、それは素敵ね。
[散々悪魔だなんだといわれている所為か、
女神という響きを…はいたく気に入った]
/*
んー明日吊りも入るんで、展開の延滞ぶりがだいぶ不安だな。
48Hなんで腰が重めなのは想定範囲だったが。
手記発見は村側に任せるつもりで居たが
このままっぽいなら俺が煽るわ。
[少し昔、ここではない別の村。
そこでは別に人を誘っても、殺していたわけでもない。
ふらりときた旅人が、祖母の正体を見抜き、
村人を扇動して殺してしまった。]
ここにもいるのかしら…。
[常人には理解しがたい死者の聲よりも、
生きている人間の声の方が影響は大きい。
…の心配は、寧ろマティアスや手記よりも
そこにあった*]
/*
そうそう。
なので村側に拾って欲しかったわけなんだがな。
動かないPCが多すぎてなんとも。
生々しい疑い愛に発展するかも怪しい。
俺のこたぁどうとでも呼びな。
ミハイルは人であった時の名前だが
皮肉めいてて嫌いでも無い。
[大天使の名を取って名付けた両親は、
こんな悪党面に育ってしまった事に対して
ネーミングを後悔したのではないか。
どうでも良い話ではあるが。]
気に入ったなら、ルサールカと呼ぶ事にするか。
俺とあんただけの、秘密の名前だ。
[内緒を共有する楽しみは年頃の女は喜びそうだと
特に考えもなしではあったが、そう付け加え。
内緒、という言葉と共にクレストを抱える傍ら
空いた手の指を一本立て、口元に置いて示す。]
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