211 緋の宴― 人を喰らうや、鬼殺めるや ―
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集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。
人狼なんて本当にいるのだろうか。
もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
どうやらこの中には、村人が2人、人狼が1人、占い師が1人、聖痕者が1人含まれているようだ。
……もう 誰も。
だれも、こんな目に 遭いませんように。
(0) 2021/10/10(日) 00:30:02
現在の生存者は、供儀 ドロテア、運び屋 アルマウェル、漂泊民 イェンニ、情報屋 カウコ、世捨て人 マフテからの伝書の5名。
世捨て人 マフテからの伝書は、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2021/10/10(日) 00:32:15
漂泊民 イェンニが接続メモを更新しました。(10/10 00:40)
世捨て人 マフテからの伝書は、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2021/10/10(日) 00:41:54
世捨て人 マフテからの伝書が接続メモを更新しました。(10/10 00:42)
更新時刻が10/12 00:30に設定されました。
ー 少し前 ー
根も葉もないような市井の噂話はともかく。
これだけのものを作っておいて、知られていないとは不思議なものです。
[>>0:40呆れも混ざるアルマウェルの言葉に、世馴れている風情を感じながら相槌を打った]
先ほどまたお一方、案内されておりましたが。
これだけの客人を招けるような規模ですのに、人気も多くはないようで。
本当に不思議です。
[メイド達の気配が薄いせいもあるだろうが、落ち着かない要因の一つだと思いながら繰り返して。硝子の向こうに顔を向け直す]
私は今しばらくここに。
[>>0:41立ち去る気配には一言だけ伝え、見えない先を窺うような視線を投げ続けていた*]
(1) 2021/10/10(日) 00:45:00[三階・展望室]
[こてり。
そんな感じで、からくりが首を傾ぐ。
硝子珠の瞳が、無機質な光を宿して扉の方へと向いた]
くぅーぅ……。
[小さく漏れる鳴き声は生物めいているのに、所々に除く歯車がこれがからくりである事を淡々と物語る。
そんなからくりについては、メイドに問えばある程度の事は知れる。
曰く、
『ずっと逗留していらっしゃるお客様の作られたお使いです』
との事。
もっとも、当の『長逗留の客』が何者かの答えは得られないのだけれど。**]
(2) 2021/10/10(日) 00:52:15[大広間]
[大広間へと向かう途中。
不意に響いた鐘の音>>#1に足を止める。
13回、響いて消えた音に首を傾げた時。
メイドが現れて告げた言葉に幾度か瞬いた]
いや、まあ、挨拶したかったからいいけど……
[なんともいえぬ不気味さを感じながら、メイドに案内されて大広間につく。
もとより向かっていたために、大広間にはからくりの鳥が一羽>>2。
それについてメイドに問いかけても具体的な答えはなくて、
アルマウェルと二階ですれ違った人のほかにもいるのか、と考えながら、
用意された椅子の一つに座って、人が集まるのを待ち]
(3) 2021/10/10(日) 00:56:01[一階:廊下]
[カウコと別れて踏み込んだ先は、聞いた通りの緑の空間]
……これどーやって管理してんだ?
[鮮やかな空間に思わず口を突くのはこんな声]
……いやほんと、なんでこれ知られてないんだ?
[過るのは、先にイェンニと交わした言葉。>>1
ここまでのものであれば、大なり小なりどこかで話を聞きそうなものなのだが少なくとも自分の記憶にはなく。
雨音とは違う水音を聞きつつ立ち尽くす時間は、ほどなく響いた鐘の音>>#1に破られる事となる。**]
(4) 2021/10/10(日) 01:01:08[一階・室内庭園]
運び屋 アルマウェルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2021/10/10(日) 01:03:30
運び屋 アルマウェルが接続メモを更新しました。(10/10 01:03)
[最後にやってきたのは黒衣の娘だった。
無表情のままに紡がれる言葉>>#3に驚き]
宴? ゲーム?
[首をかしげてみるが詳しい説明などはもらえず。
けれど不意に脳裏に響いたコエに、こめかみを抑える。
ぐ、っと一瞬息をつめ。
次の瞬間には、信じがたい言葉>>6が刻み込まれた感じに顔をしかめる]
あったまいてぇ……
[いろんな意味で、深いため息をこぼした*]
(5) 2021/10/10(日) 01:06:11[大広間]
[鳴り響く鐘の音に背を強張らせ、振り返れば其処には無表情のメイドがいて、大広間へと促される。
内心の漣を隠しながら了承を返し、展望室を後にした]
失礼します。
[先客には会釈を送りつつ、からくり仕掛けの鳥には一度瞬いて、メイドに引かれた椅子へと腰を下ろす。
やってきた黒衣の娘に挨拶をするより早く、相手が口を開いた。>>#3]
(6) 2021/10/10(日) 01:14:56[大広間]
[イェンニ>>6が大広間に来た時には会釈を返しはしたが。
その後の娘の言葉のせいで、雑談にはいる余裕もない。
ただわけのわからなさに、深いため息をついた**]
(7) 2021/10/10(日) 01:29:27[大広間]
情報屋 カウコが接続メモを更新しました。(10/10 01:29)
情報屋 カウコが接続メモを更新しました。(10/10 01:29)
情報屋 カウコは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2021/10/10(日) 01:30:06
何を。
[唐突な言葉に眉を寄せ、追い付かない理解に眉間の皺が深まる]
……ハ
[>>#5お構いなしの宣言に、疑問符とも吐息ともつかぬ音が唇から漏れる。刻み込まれてゆくものには表情を動かされないけれど]
これは気分のよいものではありませんね。
折角、人心地が付いたというのに。
[>>7深いため息の音を聞いて、自分のそれは飲み込みながら首を左右に振った**]
(8) 2021/10/10(日) 01:33:58[大広間]
漂泊民 イェンニは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2021/10/10(日) 01:35:32
漂泊民 イェンニが接続メモを更新しました。(10/10 01:36)
……ってぇ、なんだ!?
[唐突に響いた鐘の音。>>#1
それに思案の時を破られ、上ずった声を上げる。
13回目の鐘の音が響いた後はしばし、静寂が訪れ。
次にそれをかき消したのは不意に現れた気配>>#2だった]
……は?
大広間……に?
ああ……わかりました。
[状況への困惑はあるものの、しばしそれは飲み込んで。
メイドに案内を請い、大広間へと向かった]
(9) 2021/10/10(日) 20:07:18[一階・室内庭園]
[たどり着いた大広間には、先に言葉を交わした二人と、奇妙なからくりの鳥。
どうやら自分が最後だったらしく、椅子に腰かけて間もなく黒衣の娘が姿を見せた]
宴……に。
ゲーム?
[語られる言葉>>#3に口を突くのはそんな疑問。
けれど、どうやら向こうはそんな事はお構いなしらしい]
いや、いきなりそんな事言われても……。
[ともあれ、反論を試みるものの、それは不意に響いた声>>#4に阻まれる。
戸惑ううちに重ねられるのは、始まりの宣言とも言えるもの>>#5と、そして]
(10) 2021/10/10(日) 20:07:55[大広間]
…………いや、うん。
さすがに、ちょっと、これは。
[認識を刻み込まれるような感覚。>>#6
それが齎すものに、思いっきり眉が寄る。
稼業柄、荒事の経験は少なからずあるが、そういう問題じゃない……と、そんな思いがぐるっと回った]
……参ったねぇ、こりゃ。
[やっぱりここ、ヤバかったわ、と。
過ったのは今更な悔いと。
ここからどうすりゃいいの、という思考。*]
(11) 2021/10/10(日) 20:08:02[大広間]
[黒衣の娘――ドロテアからは、どうやらそれ以上の説明はないらしい。
とはいえ、何か問いかけようにも言われた事、そして刻まれた事が全て、という感じもしていた]
……『ゲーム』とやらが終われば、後は自由に……って事でいいんでしょかね?
[それでも、一応は浮かんだ事を問いかけてみる。
しかし、それに対する返答はなく。
やがて、黒衣の娘はゆるりと踵を返して大広間を出て行った]
…………いやはや。
ほんっとコレ。
参るわ。
[主にここからの身の振り方をどうするか言う意味で、とは。
言わずとも伝わるか。**]
(12) 2021/10/10(日) 20:17:59[大広間]
運び屋 アルマウェルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2021/10/10(日) 20:18:31
[からくりの鳥もまだ大広間にいるようだが、黒衣の娘は大広間を立ち去り>>12。
嘆く男>>12や首を振る女性>>8に視線を向け。
どうしたものかと、またもやため息が零れ落ちる]
なんか厄介なことになったっぽいなあ……
[食事をしにきたはずだが、食欲はすでに消え去ってしまった。
二人と一羽に視線を向けたところで何かわかりやすく答えがでてくるわけもなく]
(13) 2021/10/10(日) 21:03:13[大広間]
あー、っと、そういやそっちの人ははじめましてだな。
俺はカウコ。
……この状態でよろしくできるかどうかはともかく、よろしく。
[暗に、どころか明確に殺しあえと言わんばかりに刻み込まれたルールを思い返し。
苦笑を浮かべたまま、イェンニに名乗り]
――とりあえず、お茶でももらおう……
[どうしたもんかと悩みながらも、メイドにお茶の用意をしてもらうのだった*]
(14) 2021/10/10(日) 21:03:21[大広間]
情報屋 カウコが接続メモを更新しました。(10/10 21:03)
情報屋 カウコは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2021/10/10(日) 21:04:35
ほんとにねぇ。
[厄介、という言葉>>13に相槌ひとつ。
メイドにお茶の準備を頼む声>>14に、は、と小さく息を吐いて]
あ、俺にもいただけるとありがたい。
[ひら、と手を振り、自己主張。*]
(15) 2021/10/10(日) 21:18:04[大広間]
運び屋 アルマウェルが接続メモを更新しました。(10/10 21:18)
まー、言うだけ言って放置ってことは、
今すぐどうこうしろってことじゃない、んだと思いたいなあ……
[アルマウェル>>15に、頷きつつぼやく。
メイドが用意したお茶は三人分。
からくりの鳥には当然用意されるわけもないが、その持ち主はいまだ現れず]
噂の屋敷を見に来ただけだったんだがなあ……
長逗留してる人がいるなら、このことも知ってたんだろうか。
[用意してもらったお茶を口に運びながら、考えるようにからくりの鳥へと視線を向けた*]
(16) 2021/10/10(日) 21:32:18[大広間]
……そういう事、だといいねぇ。
[とはいえ、今すぐ何かしろ、と言われても、正直困る。
多少の時間の猶予があるなら、なんとか外に出られはしまいか……とか考えつつも表には出さず]
それを言ったら、俺だってたまたま通りががっただけ、だけどねぇ。
……知ってて逗留してたりしたら、それはそれですげぇな。
[こちらもお茶のカップを手に取りつつ、こちらもからくりの鳥を見やり]
なんか、知ってたりしませんかねぇ。
[ぽつ、と漏れた言葉は少しでも情報が欲しいという気持ちの表れ。*]
(17) 2021/10/10(日) 21:41:37[大広間]
[複数の視線を向けられたからくりの鳥は、硝子珠の瞳をそちらへ向ける。
こて、と首傾ぐ仕種に合わせ、かたん、と小さな音が響いた。*]
(18) 2021/10/10(日) 21:42:59[大広間]
[メイドが用意したお茶を疑うことなく口をつける。
正直、思考停止していてそういう疑いがうかばないというだけである。
アルマウェル>>17の言葉にわかる、と頷き]
だよなあ。
なにか情報あったら教えてほしい、切実に。
[視線の先で、からくりの鳥>>18が動いたが。
不思議そうに首をかしげるような動作に瞳を瞬かせ]
こっちの疑問に疑問で返すような動作とか……
え、なに、からくりって遠隔操作でもできるわけ?
[そんな技術あったか、と首をかしげるはめになった*]
(19) 2021/10/10(日) 21:52:23[大広間]
[お茶の香りと温かさは、こんな状況だが気を鎮めてくれるもの。
とにかく、冷静にならんと、と。
軽い調子崩さぬ外見とは裏腹、内面は色々と忙しない]
そこらは、直接当たってみるしかないかもねぇ……。
話してくれるかはともかくとして。
[カウコ>>19に頷きつつ、またお茶を一口。
外に出てこない辺り、ヤバいタイプじゃなかろうか、なんて思いつつ視線を向けた先。
こて、と首傾ぐからくりの鳥>>18に、おお、と思わず声が上がった]
そこらは門外漢だからなんとも言えんけど。
……これ、手作りだったらその人何気にとんでもなくない?
[実際の所はどうなのか、さっぱりわからないが。
いったい何者なんだ、という疑問はきっちり募った。*]
(20) 2021/10/10(日) 22:03:28[大広間]
[周りの疑問など気にした様子もなく。
からくりの鳥はききき、と小さくきし音を立てながら翼を広げる。
それを前後するように、食事らしきものの乗った盆を持ったメイドが鳥の傍へやって来る。
それに気づいた鳥はくぅー、と小さな声を発した後、メイドに先んじるようにかたかたぱたぱたと飛び立った。
続けて歩き出そうとするメイドにどこへ行くのか問えば、鳥の主に食事を届けに行くとの答えが返される。*]
(21) 2021/10/10(日) 22:08:22[大広間]
漂泊民 イェンニが接続メモを更新しました。(10/10 22:10)
だよなあ。
[アルマウェル>>20に軽く返しながら、お茶を飲み。
からくりの鳥に対する感想には深々と頷いた]
わかる。とんでもない技術だわこれ。
まー、声をかけてみないことにはなんとも言えないか。
[とか言っている間にメイド>>21がやってきて。
その手にある食事の乗ったお盆と。
動き出したからくりの鳥に再度、驚いたように瞬いた]
うわ、なにあれ……
食事をとるってことはマジでからくりの持ち主、いるんだ……
[姿の見えない四人目がどんな人なのかとか、興味はつきないが。
今は追いかける気力はなくて、メイドと鳥を見送った*]
(22) 2021/10/10(日) 22:13:53[大広間]
まったくです。
[>>12>>13ほぼ一方的に告げるだけ告げて立ち去る黒衣の娘を見送り、二方向から届く視線に軽く頷いた]
私はイェンニ。
……よろしくお願いします。
[>>14カウコの名乗りに苦笑し、静かに頭を下げて返す]
強制もせず立ち去られたのですから。
まだ猶予はあるものかと。
[お茶は同様に希望して。指輪を嵌めた手を軽く翳す仕草をしてから喉を湿し、一息いれてから会話に加わるのだった]
(23) 2021/10/10(日) 22:24:05[大広間]
[返る同意>>22にだよなぁ、と呟いて]
こんだけのもん作れるのに……いや、だからここに引きこもってる、ってのもありそうだなー、こりゃ。
[それにしてもなんでここに、という疑問は尽きないのだが。
鳥>>21とメイドを見送った後、カップに残ったお茶を飲み干して]
……取りあえず、ここで唸ってても仕方なさそうだし。
俺はもうちょっと、この中歩いてみるわ。
[鳥の主の元に行くかはともかく、他にも何か情報はないものか、と。
何より、確かめたいのは外に出れるか否か、というその一点。*]
(24) 2021/10/10(日) 22:25:40[大広間]
[イェンニ>>23の言葉にわかる、と頷いて]
強制されたところで、その通りに動くかというと、なぁ。
[そんな相槌を打って、お茶をのみ]
まあ、至れり尽くせりな感じだから、引きこもるにはいいか。
[アルマウェル>>24になるほどと頷き。
屋敷の中を確かめるという相手に、ひら、と手を振った]
いってらっしゃい。
俺もあとで行くかも知らんが、いまはなんかしんどい……
[確かめたいことはいろいろ山積みだが、行動にうつす気力が足りていない感じ。
ともあれ動き出すというアルマウェルは見送って]
(25) 2021/10/10(日) 22:38:29[大広間]
雨が止んだらとっととでていくんだけどなー
[小さくぼやいた*]
(26) 2021/10/10(日) 22:40:03[大広間]
ああ、確かにねー。
[猶予はある、というイェンニ>>23に返すのは同意の頷き]
そうそう、騒がしい世間から身を隠す……とかにも良さそうだし。
ん、じゃあ行ってまいりますよっと。
まあ……無理せずに。
[この状況で言う言葉としてはどうかとも思うが。
手を振るカウコ>>25にこう返し、イェンニには軽く一礼して、大広間を出て行った。*]
(27) 2021/10/10(日) 22:50:33[大広間]
からくりそのものも、それを扱われる方も、とんでもないと思います。
何かしらはご存知なのでしょうね。
お話してくれるなら、私も知りたいところですが。
[引きこもりでは期待はあまりできなさそうと思うけれど、あまりにも情報が足りなさすぎる。反応はどうにも鈍くなりがちで]
はい。また後程に。
[>>27嫌でも顔を合わせることにはなるだろうと、アルマウェルにお辞儀を返し。
まだ中身の残るカップに口をつけた]
(28) 2021/10/10(日) 22:59:45[大広間]
[大広間を出て、最初に向かったのは玄関。
エントランスには、今は人の気配はない]
……さーてとー。
[小さく呟き、扉に手をかけるが重たいそれはびくともしない]
あー……やっぱり。
出す気はない、か。
[予想通りの結果ではあったが、そこは外れていてほしかった。
切実に]
この調子だと窓も……かね、やっぱ。
[小さく呟きながら、まだ足を向けていない方へ向けて歩き出す。*]
(29) 2021/10/10(日) 23:00:21[屋敷内]
[イェンニ>>28も同意する、引きこもりの客人がどんな人なのかは興味はある。
とはいえ、それは後でもいいか、と今はお茶を飲み]
世間から身を隠すとか、やべぇ想像しかできないって。
[大広間からでていったアルマウェル>>27の言葉に苦笑をこぼし]
そういや、イェンニはなんでここに?
屋敷の人? それとも雨宿りとか?
[集められてからの反応を見てたら屋敷の関係者ではなさそうだと思いつつ問いかける*]
(30) 2021/10/10(日) 23:07:43[大広間]
易々と従いたいものでもありませんしね。
[>>25カウコの相槌に同意を返したように、やはりまだ動き出したくない気分が何処かにあるようで]
私もアルマウェル殿と同じく、不慮でこちらに寄ったものです。
他にも仲間が居りましたので、もしやというのもあって。
[居なくて残念なような、良かったような。困惑気味の笑みを浮かべてカウコに答える]
そういえば、カウコ殿が聞いた噂というのは広く知られていたものだったのでしょうか。
[ついでに興味本位で気になっていた疑問を投げ返した*]
(31) 2021/10/10(日) 23:16:51[大広間]
イェンニもお仲間かー。
[従いたくないという言葉>>31にわかると頷きつつ。
連れとはぐれての雨宿りと聞けば、ふんふんと相槌をうち。
雨はいまだ止む気配もないらしいと、窓の外を見る]
え、ああ、噂なぁ……
[イェンニの問いかけに、そういうわけじゃないと首を振って]
広くってわけじゃない。
たまたま耳にしただけで、それも、森の中に屋敷があることと。
住人の姿が見えなくて不気味だってのぐらいで。
――こんな宴があるとかは、知らなかったしなぁ……
[しくった、とため息をついた*]
(32) 2021/10/10(日) 23:27:21[大広間]
[一階を歩けるだけ歩いて、見つけたのは地下への階段。
取りあえず、何かないかと思って降りた先の空気はひやりと冷たい]
さーて、何がでますかねー。
[背筋に感じる、ぞくりとしたものを振り払うように明るめの声を上げながら歩き出す。
まっすぐ伸びた廊下の壁には向かい合わせの扉がひとつずつ]
こっちは貯蔵庫……か。
んじゃ、反対側は……っと。
[片方は難なく開き、中には食糧などがしまわれていたが。
反対側のもう片方はがっちりと施錠されてびくともしなかった]
……単なる物置……なら、ここまでする必要もないよなぁ。
[とはいえ、それなら何か、というのは今は予想もできず。
取りあえずそこは置いておいて、目の前に続く廊下を進む。
進んだ先には緩い下りの階段があった]
(33) 2021/10/10(日) 23:28:07[屋敷内]
ここから、更に下?
一体、何が……。
[あるんだ、という呟きは、周囲の石壁に吸い込まれて消える。
足音すら呑まれそうな静寂の中、石造りの階段を降り切った先には]
…………墓?
[奥が見えないくらいに広い空間。
そこに、いくつもの墓石が整然と並んでいた。*]
(34) 2021/10/10(日) 23:28:14[屋敷内]
…………いやあ…………これ……って。
[これは何といえばいいのか。
さすがに予想外過ぎて、言葉が出なかった]
……こんだけ死んでる、って話だとしたら、それこそどんだけ、って感じなんだけど。
[ないわー、ないわー、と口では軽く吐いているものの。
内心にあるのは、本気でヤバイ、という戦慄]
……『ゲーム』、ねぇ。
命をチップにするゲームとか、マジで勘弁って感じなんだが……。
[そうは行かない、というのは。
先に刻まれたものが、淡々と主張していて]
……上、上がるか。
[今はここにいても已む無し、と思うから。
一先ず、上の階へ戻るべく踵を返した。**]
(35) 2021/10/10(日) 23:41:54[屋敷内]
運び屋 アルマウェルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2021/10/10(日) 23:43:26
[1]
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