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─村の通り─
てるてるぼーず、てるぼーず。
あーした天気にしておくれ……っとね。
[呑気に歌いながら、傘をくるり、と回して歩いていく。
今は、雨は降っていない。
右手には、真っ白なてるてる坊主が二つ]
―村の通り・掲示板前―
雨、雨、さよならまたあーとーでー♪
晴れたらあーそーぼー♪
…晴れているのに雨の時は、どうなのかしら。狐の嫁入りかぁ。
ネギヤお兄ちゃん大丈夫かなあ。
村おこしイベントの日のお天気を心配して、ご飯も喉を通らないような顔で……毎日10個は食べるあんころ餅を昨日は(03)個しか食べなかった…ああ…。
>>1
―村の通り―
ミス・トランクス……。
8年続けて優勝は、凄いことなんじゃろうけど。
姉ちゃん、いつまでミスでおるつもりじゃろ。
[歩きながら、小さなため息]
ん。また天気雨か?
[掌を空に向け、晴れた空を見上げる]
……何じゃ、降っとらんのに。
[歩いてくるタカハルの雨傘に、怪訝な目を向けた]
[ピーヒョロロ、と、高い音が響く。リコーダーを吹きながら歩く人影があった。学生にも社会人にも見える、淡い色のブレザー姿]
……♪
……、あれ?
アンちゃーん?
[掲示板の側を通ったところで、人の姿を見つけると、演奏をやめ、手を振って声をかけた。目をつぶっているように見える糸目で]
―花畑―
[彩度の低い花が咲き並ぶ畑を見つめて]
うーん……やっぱり雨のせいかな。
いつもと比べて色がくすんでる。
やっぱり日光に当てないとダメだよね。
[独り言をつぶやくと難しい顔をして*その場を立ち去った*]
おー。
[タカハル>>5に、小さく手を振り返した]
雨、降っとらんじゃろ。
何で傘さしとるん?
てるてる坊主、立場無いのう。
―― 村の通り ――
[ キコ… ]
ほ
[まだ乾かぬ通りを、錆の浮いた自転車がやってくる。
途中には、傘を回す学生と キコ… 擦れ違って。]
…あした、天気?
[擦れ違った男子学生のうたが漸く脳にしみた様子。
ひとり呟く、自転車の男。
――川下りの船頭見習いをしている、移民の男。]
[移民の男が振り返ると、傘を回す学生は
ひょろ長い風体の子と言葉を交わす様子。
漕ぐのをやめた自転車はすこしふらつく。]
… ほ
[ ふら ふらふら ]
[男は積み荷の重い自転車の体勢を立てなおす。
ペダルをぐっと踏み込むと軌道は直線に戻る。]
うん、最近変な雨ばかりだからね。
晴れそうな曲を吹いてみたんだよ。
「晴れ晴れの歌」、作曲・ウスイセイジ。
[掲示板の前、アンの隣まで来ると、にこりと笑って言った。広げられる紙を見て]
ネギヤさんから?
じゃあ、ミス・トランクスの?
当日、今年もお天気だといいよね。
用心深いのか、ぶっつけ本番なのか、わからん奴じゃな。
[タカハルの答え>>11に苦笑を漏らす]
ワシも家で作らされたよ、てるてる(10)個。
トランクスの余り布じゃけ、効き目があるかは知らん。
本番か、いよいよ明日じゃな。
さっきヌイが大荷物積んで行きおったが、準備じゃろか。
―村の通り―
[軽トラが砂煙を上げて停止。
和服の男が窓から顔を出した]
ギンスイ、姉さんどこ行った?
『V9なんて知らない!
水着にトランクスなんてありえないわ!!』
って消えたらしいんだけど。
[セイジとアンにも笑顔を向ける]
明日までに探し出して下さい。
[広げた紙を、掲示板にぺたりと貼った
紙には、
『―ミス・トランクスのお知らせ―
村おこしイベントにて開催のミス・トランクスは、
ここ数日の天候を考慮して悪天候時の開催場所を再検討中でしたが、下記のように決定しましたのでお伝えします。
天気雨時:予定通り村広場にて決行
雨天:分校体育館
皆様、奮ってご参加ください。
村おこし実行委員会』
…との告知文。]
あり得んよな、てるてる10個。
[タカハル>>16へ疲れた表情で頷いていると、軽トラ>>14が止まる]
お、ンガムラさ……
え、姉ちゃん?今朝喋った時は、V9じゃっちゅうて張り切っとったが。
水着にトランクス、何じゃそりゃ。
急に言われたんか?そりゃ、あり得んじゃろ。
……どこへ消えよったかな。
[困り顔で頭を掻き]
しゃあない、ちょっと探してみるわ。
すまんの、タカハル。また後で。
[手を振って、裏山の方へ*歩いていった*]
ヌイも、ギンスイの姉さん見つけたら捕まえてくれなー。
[低速で追い抜きながら声をかける。
クラクションを軽く鳴らし、アクセルを踏み込む足に*力を入れた*]
あ、そういえば、見たよ。
ステージの辺りに人が集まってるの。
あれ、屋根付けるためだったんだね。
[貼り出されたお知らせを見つつ]
ネギヤさん、いつも全力でやってくれてるもんね。
皆でお願いすれば、きっと大丈夫だよ。
お社の神様も、見守っててくれるはずだから。
[軽トラの砂煙に]
けほっ、けほっ…!
うー…ンガムラさん?
水着にトランクスって…そりゃあギンスイのお姉ちゃんも消えるわよ……
…………。
……って、消えたって!?
それ困る!連覇中のミス・トランクスがいなくちゃ、せっかくのイベント構成がめちゃくちゃになってお兄ちゃんが困っちゃう…。
探してみるわ。見つけたらとっ捕まえて、ふん縛ってでも会場につれてくから。だから水着にトランクスだけはやめてあげてね…。
[目じりにちょっぴり涙がきらり]
ステージで?
いいなあ、今からでも頼んだら参加させてくれるかな?
そうしたら、僕、頑張って練習するよ。
[アンにそう話していたが、ンガムラに気付くと、その話す内容を聞き]
水着にトランクス。……それは確かに斬新だね。
ギンスイ君のお姉さんが失踪じゃ……困るよね。
うん、僕も探してみるよ。
……さって。
んじゃ、オレもギンちゃんのねーちゃん、探してみっか。
[くるり、傘を一回転させてから。
のんびりゆっくり*歩き出す*]
[ハンカチで涙を拭き]
うう…セイジくん、ありがと。
…音符…かわいい。
あ…あとで洗って返すね。
イベントのステージ、きっと大丈夫だよ!
出し物をしたい人は当日飛び入りも大丈夫って言ってたよ。セイジくんの笛、楽しみにしてるね!
えっとね……そしたらその…なんだ、あの。
[聞こえるか聞こえないかの声でもじもじと]
私も笛にあわせて歌っちゃおうかなぁ…とか……
やっぱり、音楽が好きだからね。
ううん、気にしないで。返すのはいつでもいいよ。
ああ、ならよかった。
晴れ晴れの歌、うまく吹けるように頑張るよ。
……ん?
[アンの申し出を聞くと、にこ、と笑い]
わあ。アンちゃんが歌ってくれるなんて、嬉しいよ。
アンちゃんの歌声、優しい風みたいで、好きだから。
うん、よかったら一緒にやろう。
歌詞はまだ全然考えてないんだ。
……と、いうか……歌詞を考えるのは、苦手だからね。
代わりに作ってくれると、嬉しいな。
[...が曲に歌詞を付けると、「[夢の国]で[抱き枕]が[バック転をした]」というような、酷いものにしかならないのだった]
有難う。皆が楽しんでくれるといいね。
あ、そうだ。お姉さんを探すのと一緒に……
お社にお祈りしてこようかな。
ミス・トランクスの日が雨にならないように、って。
もしかしたら、お姉さんがいるかもしれないし。
考えるのは苦手だけど、セイジくんの笛なら自然に歌が出てきちゃうからきっと大丈夫だと思うよ。うん、がんばる。
そうだ…ギンスイのお姉ちゃんも探さなきゃ。
ミス・トランクスの日、お社の神様がお天気にしてくれるといいな。私も裏山にお祈りに行こうかな。
[ふと、手に持った封筒を思い出し。]
…そうだった。分校のほうにもお知らせ貼ってこなきゃいけないんだっけ。
私、お兄ちゃんのお手伝い終わらせてくるね。
途中でお姉ちゃんが見つかればいいんだけど。ほんとにどこに行ったんだろ…。
[分校のほうに向かって*歩き出す*]
じゃあ、僕はお社に行ってみるよ。
どこかでお姉さんが見つかったら、皆が心配してた事、話しておくね。
行ってらっしゃい。またね。
[分校の方へ歩き出したアンに、手を振ってその姿を見送った。それから、明るく笛を吹きながら、お社がある裏山へと*歩いていき*]
―人形店―
[ジンジャークッキーみたいな平たい人形は、様々な柄のトランクスを履いて並んでいる。]
間に合うかねえ。
出店用に<11>体は欲しいんじゃあ……
[ボタンの皺の寄った口が開閉する。
その人形たちの脇へ座ると、人形の小さなトランクスを布の山から取りだした。]
あの嫁ごは、ちいとも手伝いやしない……。
餡ころもち食べてばかりで、役にたちゃしない……。
[針刺しから針を取り、一人不平の呟きを零し続け。]
あんの孫も、遊びほうけてばかりで…
[老婆の不平よりも緩やかに針先は進む。
続けていれば目と腰に疲労が溜まったため、店先から出て温暖な空気を吸い、
骨を労わるようにして緩慢な伸びをした。]
雨は、降っとらんのか……。
――あんれ。
[通りかかり、頭を下げた女性。]
月下の女将さんかいな。
ああ、改まってどうしたんじゃあ?
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