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87 風の音・刻の音・ワスレモノ
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告げ人 アン が[過去の自分と出会った]後にどこかへ消えたようです。
鬼さんは早くも一人捕まえちゃいました。
さあ誰を追い出しますか?
残っているのは、研修医 ユウキ、学生 バク、薬屋 ライデン、髪結い ホズミ、お針子 ビセ、会社員 ロッカ、末っ子 キクコ、経営者 ズイハラ、 チカノ、時間屋 ヂグ の 10 人。
―海辺の道―
どーやらそうみたいっすね。
オレもウサギに無茶振り受けたクチで。
[肩を竦め、男性>>1:122に応える。
丁度変なウサギの話題>>1:124も出ていて、そちらにも少し目を向けた]
あ、オレ貘原和真って言います。
お菊サンの後輩で、学校は違うっすけど。
[それから今更ながらの自己紹介。
後半は菊子の制服を見れば言わずとも分かるだろうが]
(0) 2012/05/02(水) 00:06:12[海辺の道]
[詰め寄られて>>1:121、少し仰け反るような体勢になり]
俺がここで穂積さんを騙す利点がどこにあるってんですか。
[憤慨されるとまた困ったように頭を掻く。実際すんなり信じられるような話ではないが、状況はそれを許さない。タイムスリップしたとしか考えられない証拠を説明すると、相手も少しずつ理解してきたようだった]
えっと……今んとこ、穂積さんのお子さんらしき子供は見かけてないです。
ただ、俺らの他にも何人か、同じようにタイムスリップした人は居るみたいですが。
[不安そうな穂積>>1:123に対し、気の利いた言葉が出てこない。きっと無事だ、なんてことも無責任には言えず、ただ確認した状況のみを伝えておいた]
(1) 2012/05/02(水) 00:06:26[住宅街]
1人で大丈夫ですか?
何なら、送って行きますが。
[穂積も家に帰る>>1:126と聞いて、同行を申し出たが、相手からは丁重に断られてしまった。無理矢理ついて行くのも、と言う部分はあったから、それ以上食い下がることはなく、その場で別れることになる]
分かりました、何があるか分からないので、お気をつけて。
……ああ、それと。
兎が言ってた「ワスレモノ」、探してみてはくれませんか。
見つけないと、元の時間に戻れないとも言ってたので。
[あの取り乱しようでは兎の話を聞いてたかも怪しく思え、別れ際にそう穂積に告げて。自分は家がある方へと歩いて行った]
(2) 2012/05/02(水) 00:06:36[住宅街]
あーっと……こーなってからは、1人だけしか会ってない。
雷電サンって言ったかな。
[菊子の問いかけ>>1:125にまた、そちらを見た]
(3) 2012/05/02(水) 00:06:49[海辺の道]
歌?
[静かにと告げる時計屋にならい、じっと耳を傾ける**]
(4) 2012/05/02(水) 00:08:32[駅前公園]
薬屋 ライデンは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/02(水) 00:08:40
お針子 ビセは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/02(水) 00:10:08
ああ……あの、やっかましい兎だろ?
しっかり見たよ。
[チカノ>>1:124に頷き、ため息一つ]
無茶振り……確かに、無茶振りだよなぁ……あ、俺は、笹川祐樹。
[和馬、と名乗った少年>>0にしみじみと頷きながら、自分も名を告げた]
(5) 2012/05/02(水) 00:10:10[海辺の道]
お針子 ビセが接続メモを更新しました。(05/02 00:10)
レポート用紙 でしょ。
さっきは何に使うんだろうって思ったんだけど。
[祐樹の言う適当な馴れ初めは、少し前の記憶で補完する。>>1:122
下手な説明がやっぱり伝わらなかったことには少し肩を落としたが、何時もの事だ。]
画材持っている祐さんを見るのも、何だか懐かしいよね。昔に戻ったみたいで。
[文字通り過去に戻ったかのような世界で、この言葉はどうだろうかと思うけれど。
そう言って、和真と呼ばれた少年に目を向けた。]
(6) 2012/05/02(水) 00:17:17[海辺の道]
─ 海辺の道 ─
そっかぁ。
その人以外には誰か…あれ?
[他にも誰か、という問いに返ってきた答え>>3に、首を傾げた。
らいでんという名前は、どこかで聞いた覚えがあるような。
少し考えて、祐樹から柏餅をもらった時に聞いたこと>>1:4を思い出した。]
その雷電さんって、薬屋さん?
(7) 2012/05/02(水) 00:18:43[海辺の道]
やっぱり、見たんだ。
[風音荘の名が菊子から出ると、成程と頷いた。学生に人気のあの下宿は今も盛況であるらしい。
そして話題は移る。甲高い声のうさぎを目撃したことがこの場の面々の共通認識であることに、また少し安堵を覚えた。]
ココロのワスレモノ…って言ってた ね。
大変なことが起きているって言う割に抽象的で捉え所なくて、どうしたものかなって思ってたの。
……あ、わたしは六花。
楠見六花だよ。
[名乗りを受けて、自分も続いた。>>0]
(8) 2012/05/02(水) 00:18:52[海辺の道]
『ウサギ、ウサギ、ダレミテハネル?』
[声を潜めた二人にも、その歌は聞こえたろうか]
『ウシロノショウメン、ダアレ?』
[カタコトの幼児のような、小さな声が、そう告げると同時、ぽーん、と淡い金色の光が時計から飛び出して、公園の隅に居たセーラー服の少女の頭上で、弾けて消えた]
(9) 2012/05/02(水) 00:20:04[公園]
ウサギ…?
[ヂグ>>1:127の仕種に声を潜めて。
備瀬>>4に倣って耳を澄ませる。
囁くような童謡が聞こえて、光が>>9]
えっ?
[何度か目を擦る]
(10) 2012/05/02(水) 00:25:09[駅前公園]
雷電……ああ、貢に会ったんだ。
[上げられた名前>>3は良く知ったもの。
ほんとに知り合いばっかだなあ、としみじみ思いつつ]
ああ、そっから見てたのかよ。
……いや、久し振りに来たんだし、なんか描くのもいいかと思ってな。
[懐かしい、という六花>>6に、軽く肩を竦める。
確かに10年前、この風景の頃は、わりとよくある姿だった。
それから2年ほどで、やや珍しいものに変化したのだが]
(11) 2012/05/02(水) 00:25:27[海辺の道]
無茶振りっしょ。何も手掛かりねーんだもの。
[しみじみと頷く男性>>5に苦笑を向けて、名乗りには頷く]
そ、雷電堂の。店主見習いって言ってた。
……あ、笹川サンも知り合いじゃないすかね、確か。
公園で話してんの見たし。
[菊子>>7に答え、途中で思い出したようにもう一度祐樹を見た]
(12) 2012/05/02(水) 00:27:16[海辺の道]
へっくしょん!
[穂積と別れて家へ向かう最中。急に鼻がムズついて盛大にくしゃみをした]
っかしいなぁ、花粉症は持ってねーんだが。
悪寒もしねぇから風邪じゃねぇ。
誰か噂でもしてんな?
[話題にはされていたのできっとそのせいだろう]
(13) 2012/05/02(水) 00:28:53[住宅街]
『ダアレ?ダアレ?コノコジャナイネ』
[光の中に、小さな「声」も消えていく]
オヤオヤ、ワタシの時計モ、「夢」を見テイルヨウダネ。
[再び、カチコチ、と本来の「時」を刻み始めた時計を眺めて、職人は、ただ、すこうし困ったように笑った]
(14) 2012/05/02(水) 00:29:35[公園]
やっぱり。
[発した言葉は直後に肯定を受ける>>11]
何なんすかね、ホントに。
言いたいコト言ってどっか行っちまうし。
[六花の言葉に、同意と共に小さく息を吐いた>>8。
彼女の名前を聞いても、瑞原から聞いた「ロッカ」とは未だ一致しない]
(15) 2012/05/02(水) 00:34:01[海辺の道]
……まあ、確かに無茶振り……だよ、なぁ。
[和真の言葉>>12に、頷いた。
それはもう、しみじみと]
ん、ああ、そう、知り合い。
昔からの腐れ縁ってか、そんな感じ。
[納得する様子>>15に補足めいたものを入れつつ、ぐるりと周囲を見回して]
さて、と。
海には他に誰もいなかったん?
と、なると、どーすっか……な。
(16) 2012/05/02(水) 00:39:45[海辺の道]
お嬢サン、大丈夫カネ?
[光の向かった先にいた少女は何が起こったか分からない様子で、固まっている。職人にしても、実は良く分かっていないわけだが、とりあえずは放っておけなかったので、カツン、とステッキを鳴らして少女の元へ]
(17) 2012/05/02(水) 00:40:02[公園]
[近づいたその先で、今度は少女自身の姿が消え失せるとは、まだ知らない*]
(18) 2012/05/02(水) 00:41:40[公園]
時間屋 ヂグは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/02(水) 00:45:49
時間屋 ヂグが接続メモを更新しました。(05/02 00:46)
─ 海辺の道 ─
無茶振り。
…うん、たしかに。
[和馬の言葉>>0を聞いて成程と同意する。
あの兎は、ココロのワスレモノを見つけてと言っていたけれど。]
忘れてることを思い出せってことなんだろうけど…
ヒントも何もなしに思い出せって乱暴だなぁ。
[はふ、と溜息をついて独りごち。
こちらの問いを和馬から肯定される>>12と、彼と同じように祐樹に*視線を向けた。*]
(19) 2012/05/02(水) 00:47:32[海辺の道]
末っ子 キクコが接続メモを更新しました。(05/02 00:47)
はい。ありがとうございます。
雷電さんも、お気をつけて。
[お辞儀を一つした別れ際、]
・・・「ワスレモノ」?
[そういえば、そんな言葉を聞いた気がする。]
わかりました。
[一つうなずき、自分も家・・・の途中にある、かつての職場、8年前に潰れた美容院へと足を運んだ。]
(20) 2012/05/02(水) 00:47:51[街へ]
髪結い ホズミが接続メモを更新しました。(05/02 00:48)
末っ子 キクコは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/02(水) 00:48:55
[住宅街を抜けて、更に少し坂道を進んだところにようやく店が見えてくる。その少し奥には母屋の姿も見えていた]
さって、と。
親父達はどうなってんだか。
[一度店の前で立ち止まり、建物を見上げる。昔ながらの家屋、10年経った今でも変わらないもの。元の時間でも同じ姿で建っている店をしばらく見詰めてから、引き戸をガラリと開けた]
親父ー、居るかぁ?
[家族も飛ばされて来て居るのか、居ないのか。それとも10年前の家族が居るのか。様々な可能性を頭に巡らしながら声を張り上げる。けれど、返って来たのはシンとした静寂だけ*だった*]
(21) 2012/05/02(水) 00:49:41[自宅兼店]
薬屋 ライデンが接続メモを更新しました。(05/02 00:50)
和馬君、よろしくね。
私は古川チカノというの。
[ウサギを見たという少年に名乗り、小さくため息をついた。]
無茶ぶり…かぁ。
ワスレモノって、言ってたよね。
なーんだろうなぁ、私の忘れものって。
…あ、そういえば、洗濯機まわしたけど干すの忘れてたなぁ。
[しまった、と定食屋の方へと視線を向けるけれど、そこには洗濯機の中に放置された洗濯物は無いのだろう。]
(22) 2012/05/02(水) 00:50:57[海辺]
薬屋 ライデンは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/02(水) 00:51:35
「ワスレモノ」
10年前・・・
[目的地へと速足で向かいながら、つぶやく。]
あの人が死んでしまったのは、15年前。
再婚は、6年前。
[そう考えると、10年前というこのときは、あまりにも中途半端すぎる。]
(23) 2012/05/02(水) 00:53:28[街へ]
本当に、10年前?
[タイムスリップ自体を訝しんでいるのではなく、本当に「ぴったり10年前」なのか、それとも、10年「よりも前」なのか。疑っているのは、その部分。]
(24) 2012/05/02(水) 00:54:04[街へ]
[見てた見てた、とこくり。>>11]
良い出来だったら、良かったらまた見せて欲しいな。
祐さん上手だからなあ。昔はそれこそ画家でも目指すのかって、思ってた。
それが今は、お医者さんのタマゴだもんね。
…あ、うん。海は、わたしたちの他には誰も見なかった筈。
[ね、と確かめるようにチカノに目を向けた。
知り合いの名が出れば、瞬きしながら周囲の話に聞き入ること暫し。]
(25) 2012/05/02(水) 00:54:09[海辺の道]
ひろ・・・無事でいて・・・
[一刻も早く帰らねば。そのためには、「ワスレモノ」を見つけるしか、方法はないようだ。]
(26) 2012/05/02(水) 00:54:12[街へ]
[無茶振り。
今時の少年らしい和真の言葉遣いに、少し笑った。]
ふふふ。だよね。
せめてヒントでもあれば、ね。
あぁ……喋るウサギなんて初めて見たから、写真の一枚でも撮っておけばよかった。
それも忘れものといえば忘れ物、かも。
[非日常な状況にも適応しつつあるのだろう。
のんびりとカメラフォーカスの仕草。]
わたしなんてしょっちゅう忘れ物するから、どれだか分からなくって。
[身体にしては大きな荷物を肩に掛け直した。]
(27) 2012/05/02(水) 01:00:43[海辺の道]
[そうしてたどりついた、ごてごてとした外装の美容室。]
こんにちはー。
[扉を開け、何となく声をひそめてしんとした店内に一歩踏み込んだ瞬間、]
―!!
[誰もいない空間に、人々が現れ、そして、]
「にしてもぉ、ひまっすねぇ。」
[音までも聞こえてくる。]
(28) 2012/05/02(水) 01:01:27[街へ]
ん、……あれ、そーゆーコトなん?
オレてっきり、アイツが忘れた物を見つけろって言ってんのかと思ってた。
[菊子の言葉>>19に漸く主旨を理解する。
よく聞いていなかったから仕方ないと言えばそうだが]
ならオレ自身が何か忘れてる、ってコト?
えー……何だろ。
どっちにしろ、無茶振りには違いないよなー。
[がしがしと頭を掻いた]
(29) 2012/05/02(水) 01:02:45[海辺の道]
ん、ああ。
そこらは、貢にも言われてるから、まあ、描けたらって事で。
[六花の言葉>>26に浮かぶのは、苦笑。
進路のあれこれの話題は、何となく触れるのを避けて]
そーか……んじゃ、そんなに大人数はいない、って事なんかな。
そーすっと、一回家に戻るのもあり、か……。
[海の方から、街の方へと視線を転じながら呟いて]
さて、ここで突っ立ってても仕方ないし、みんな、これからどーするよ?
[それから、投げかけたのはこんな問いかけ。**]
(30) 2012/05/02(水) 01:03:04[海辺の道]
あのっ・・・!
[皆が見知った美容師。誰に話しかけるでもなく声を上げるが、]
「この休日なのに誰も来ないって、ヤバくねー?」
・・・聞こえて、ない?
[それどころか、彼女たちはまるで自分などいないかのように各々くつろいでいて、そして、]
(31) 2012/05/02(水) 01:03:13[街へ]
「こーら。お客様いなくても、やることはいっぱいあるでしょー。」
[言いながら現れたのは、今とほとんど姿かたちの変わらない、自分**]
(32) 2012/05/02(水) 01:04:26[街へ]
研修医 ユウキは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/02(水) 01:06:27
研修医 ユウキが接続メモを更新しました。(05/02 01:06)
そうだなぁ…、街、戻ってみる?
[祐樹の問いかけにそう応えてはみるものの、彼女の意識は海へと向けられる。
後ろ髪ひかれるとは、この事だろうか。
何に引かれているのかは、彼女自身にも全くわからないのだけれど。
其処には何かがあるような気がしたのだ。**]
(33) 2012/05/02(水) 01:11:12[海辺]
チカノが接続メモを更新しました。(05/02 01:11)
髪結い ホズミは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/02(水) 01:14:12
髪結い ホズミが接続メモを更新しました。(05/02 01:14)
それで帰れたら楽なのに。
[チカノの言葉>>22と振り返る動作に小さく笑い]
写真かー。
つか、随分と大荷物っすね。
[六花が荷物を抱え直す>>27のを見て、中身は知らずに何気なく言葉を発した]
(34) 2012/05/02(水) 01:18:55[海辺の道]
あー。海見に行こうかって思ってたんすけど。
人はいなくても、何かあっかもだし。
[問い掛け>>30に首を傾けて、ポケットに両手を突っ込みながら周囲を見る。
同行する者がいてもいなくても、ひとまずはそちらへ向かうつもりで**]
(35) 2012/05/02(水) 01:19:42[海辺の道]
学生 バクは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/05/02(水) 01:25:08
学生 バクが接続メモを更新しました。(05/02 01:25)
[進路に迷った学生時代、一足先に大人になった遊び仲間や知り合いを捕まえては「どうしてその進路を選んだの?」と片っ端から問うたものだ。
驚きと純粋な興味と、若干の焦りが其処に在った。
祐樹への問いは、柳のように往なされてしまったことを覚えている。
余り話したくないことなのかと今一度再認識すると、絵に関しての言葉にひとつ頷くのみで、それ以上は話を続けなかった。>>30]
どうしようねえ。
[問い掛けに応える声は、余り深く考えていないかのような調子。]
(36) 2012/05/02(水) 01:34:29[海辺の道]
わたしは一度ここで分かれようかな。
なにか見付かりそうな所に足を向けてみるつもり。
それこそ馴染み深い場所・・・とか。
[振り返らぬままに、後方を意識する。
記憶通り古ぼけた灯台は―――足を向けずに来てしまった。
街の様子が気になるのも確かだからと、意識とは裏腹に前方を指差して。]
それにまだ、何人か来ているのでしょ?
話も聞きたい。
(37) 2012/05/02(水) 01:34:55[海辺の道]
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