113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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学者 ニルス に 1人が投票した。
蛇遣い トゥーリッキ に 7人が投票した。
養蜂家 ダグ に 1人が投票した。
蛇遣い トゥーリッキ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、村娘 イルマ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、司書 クレスト、学者 ニルス、雑貨屋 イェンニ、盲目 マティアス、写真家 ユノラフ、役人 ミハイル、養蜂家 ダグ の 7 名。
雑貨屋 イェンニは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 05:01:39
雑貨屋 イェンニが接続メモを更新しました。(06/15 05:02)
―クレストの部屋―
[部屋に入り、顔まで覆ったシーツを持ち上げると――
クレストは、健やかな寝息を立てていた>>2:259。
サウナに立ち寄り調達したバスローブの侭、
ごろりと横に転がると、狭い。]
………暖は取れても、夢見最悪だろこれ。
[添い寝をするように促されたものの、
目覚めた後のクレストの嫌がりようを頭に描けば、
少し哀れだと考えながら、腕を頭部の下へと通し、
腕枕の状態で身体を横にし、瞼を伏せる。]
(0) 2013/06/15(土) 05:08:49[コテージ・裏口]
Спи, младенец мой прекрасный,
Баюшки-баю.
Тихо смотрит месяц ясный
В колыбель … твою…….
[オクタヴィストはそらで覚えた子守唄を口ずさみ。
クレストの眠りを更に深いものへと誘った。
その内――ミハイルも歌の途中で眠ってしまう。
クレストが識る者だと分かっていれば、
こんな皮肉な状況を向ける事など、*無かったのに*]
(1) 2013/06/15(土) 05:18:47[コテージ・クレストの部屋]
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 05:22:45
役人 ミハイルが接続メモを更新しました。(06/15 05:22)
─回想─
待てよ。
[ミハイルらの問答を押し黙って聞いていた男が、立ち去るニルス>>2:244に向けて重い口を開いた]
お前が選んだ相手だろう。見届けようとは思わないのか。
[しかしおそらく、返ってきたのは皮肉か沈黙であっただろう]
(2) 2013/06/15(土) 07:36:29[コテージ]
─処刑時─
…俺も行こう。
[何人かが立ち去った後、トゥーリッキの処刑に向かうミハイル>>2:252に申し出た。
体格のいい自分であれば、もしもの時にも押さえられるだろうから]
すまない。
[トゥーリッキの両肩を後ろから押さえる。
暫くして、どすり、という重みが伝わり、トゥーリッキから力が抜けるのを感じた。
返り血を浴びたミハイルが、彼の耳元で何か呟く>>2:265のが見えたが、内容までは聞こえず。
追悼の言葉を述べたのだろうと判断し]
…嫌な役目、押しつけちまったな。
[煙草をくゆらせる役人>>2:266の肩を叩き、大部屋へと戻った]
(3) 2013/06/15(土) 07:37:12[コテージ]
[まだ、マティアスはいただろうか。いれば隣に座り、居なければ酒瓶を持って彼の部屋を訪れ]
…終わった。
[そう、告げた]
眠れそうもねぇんだ。
暫く付き合ってくれないか?
[返事も待たずに、片っ端から酒を煽る。無茶な飲み方をしているのはわかっていても、止めることは出来ず。
男は、初めて酔いつぶれた**]
(4) 2013/06/15(土) 07:37:27[コテージ]
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 07:39:03
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 07:39:49
― 昨晩・大広間 ―
[重たい瞼は、このような状況であっても
次第に下がっていく。
それに抗う事がひどく億劫で、
普段なら反抗するであろうミハイル>>2:251の言葉に、
ただただ、ちいさく頷くだけ。
ただ――、イェンニの言葉>>2:254で、
閉じかけた瞳は、ミハイルに向けられて。]
[自分が見捨てたようなものだ、見届けなければ、]
[これからなにが起こるのか、容易に想像できる。
だからこそ、彼女に手を引かれるまで、
動こうとはしなかった*]
(5) 2013/06/15(土) 08:20:09[コテージ・大部屋]
―回想・部屋に戻る前―
[去り際に待てよ、とユノラフに声をかけられる>>2。面倒臭そうにゆったりと振り返り目を細めて彼を見れば、紡がれる言葉は最後まで見届けないのかという、ニルスにとっては偽善の塊でしかないもの]
見届ける義務がどこにある?
それならば君は僕と同じように彼を選んだイェンニやイルマに同じ事が言えるのか?
刃が生身の人間に突き刺さり、血が飛び散る光景を、女子供に見せる事はできるのか?
……それが出来ないのなら、正義漢ぶるな。
[見届けることが責任だというならそれは皆平等にあるものだ、と付け足す。最後にユノラフへと近付き、耳元に顔を寄せれば]
生きていれば、また明日。
[それだけ囁くとすぐに彼から離れ、部屋を出て行く。ニルスが残していったのは重さを纏う空気だけ*だった*]
(6) 2013/06/15(土) 08:20:32[大広間→自室]
― 昨晩・自室 ―
[>>2:259 結局、手を引かれた後は抵抗もなく、
ベッドに押し込まれれば、すぐに瞼は閉じられた。
視界を被う闇が、
また、あの黒を彷彿とさせて。
いちど身を震わせた後、穏やかな寝息を立て始める*]
(7) 2013/06/15(土) 08:20:42[コテージ・大部屋]
[なにもない、真っ黒ななかで。
あたたかいなにかと、
聞こえてくる歌>>1
両親が決して自分へ歌ってくれなかったそれは、
祖母が幾度も歌っていたもの。]
[もぞり、司書は一度みじろいで、
まるで子供のように、
あたたかさを更に求めるかのように、
ミハイルへと擦り寄った*]
(8) 2013/06/15(土) 08:24:31[コテージ・大部屋]
― 朝・自室 ―
[目覚めたとき、なにかがおかしいとおもった。
なんか、無駄に、あったかい。
それは、自分の熱ではなく。
薄目を開け、傍らにミハイルが居る事を
知ったときの驚きようといったら。
誰かが見ていたならば、笑われていたに違いない。]
[おい、何で。
ぎゃんぎゃんと吠えようと、口を開きかけた、
まさにその時に。]
(9) 2013/06/15(土) 08:27:01[コテージ・大部屋]
学者 ニルスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 08:28:08
―――― おい、 なんで、お前が、
[何故。
最初の意図とは違う、
けれど似たような言葉が、司書の口から漏れる。]
[金色へと化した瞳が大きく見開かれ、
黒を背負う男へと、向けられた哀情**]
(10) 2013/06/15(土) 08:28:59[コテージ・大部屋]
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 08:30:00
―回想―
[どうするのが正解なのだろう?
音のみがマティアスの情報源だ。しかし、判断するのには得られた情報があまりにも少ない。すすり泣く声ばかりが、延々と脳内に響き渡る。]
……あン?
[思案していた所で急に名を呼ばれ>>2:223、反射的に顔を上げる。]
(11) 2013/06/15(土) 10:25:54[大部屋]
……いや、俺ァ――――――
[言うべきなのだろうか。言葉に窮し、言いよどむ。言うべきではない、と思った。
けれど、どう返すべきなのだろう。どう言えば、誤魔化せるのだろう。]
(12) 2013/06/15(土) 10:26:01[大部屋]
――――――あれは多分、気のせいだ。寝ぼけて―――夢でも見てたんだろ。
もしかしたら、昔ドロテアから手記の話を聞いてたのかもなァ。
それで、夢って形で思い出しただけかも知れん。
[続けられたミハイルの言葉>>2:226に狼狽えたが、表面上には出さないように努めた。
異能者?霊能者、占い師?
知らない。そのようなものは。
ただ生者と亡者の区別が出来ないだけで、魂の色の判別などした事もない。]
(13) 2013/06/15(土) 10:26:09[大部屋]
……済まんが、ちっと気分が悪ィ。先に部屋に戻る……
[本来ならば、トゥーリッキの死を最期まで見届けてやる――といっても、見る事はできないのだが――のが筋なのだろうが、マティアスはそそくさと逃げるように部屋へと戻って行った。
少女の泣き声から、逃げるように。]*
(14) 2013/06/15(土) 10:26:16[大部屋]
―回想・自室―
ン?あァ、ユノラフか。
……そうか、終わったかァ。悪ィな、最期までいてやれなくて……。
[自室を訪れたユノラフが付き合ってくれ>>4、というのは酒の事だろう。アルコールの匂いがする。]
……酒か?俺ァ構わねェが―――お前、そんなペースで飲んで平気なのかァ?
[彼の喉を命の水が通る音が、平素よりも速く、多く聞こえて尋ねたが、彼は聴きはしなかっただろう。]
(15) 2013/06/15(土) 10:30:29[大部屋]
おい、ユノラフ―――おいって。
……ったく、仕方ねェな……
[すっかり酔いつぶれてしまったユノラフを、手さぐりでどうにかこうにか背負い、これまた手さぐりでベッドまで慎重に運ぶ。
元々それほど頑強でない事に加え、光がないマティアスにとってはかなりの重労働だった。
ふぅと大きく息を吐いて、壁にずるずるともたれかかる。]
(16) 2013/06/15(土) 10:30:46[大部屋]
……お前は、生きてるんだよなァ。ユノラフ。
[どこか安心したように呟いて、マティアスはゆっくりと目を閉じた。]*
(17) 2013/06/15(土) 10:30:51[大部屋]
盲目 マティアスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 10:31:34
―回想・裏口―
[>>3立ち会いを申し出るユノラフに相槌を。
トゥーリッキを刺殺したその後に労いを聞いて苦笑する。
彼の亡骸から離れようとしない蛇の尾を掴む。
このまま凍死させるのも蛇にとっては良いかも知れないが
トゥーリッキの遺言があった。]
あんたも。
取り越し苦労になったな。旅人が観念した今となっちゃ。
臆、ユノラフ。 あんた蛇は好きか。
[他に預かってくれる者も、此処には誰も居らず。
また、ダグは旅人の事を怪しんでいた。
彼に任せるのは、なんという皮肉か。]
それと、着るものを何か頼めないか。
近場のサウナにゃ何かしらあんだろ。
このナリじゃ彷徨ける気がしねえ
(18) 2013/06/15(土) 12:24:24[コテージ・クレストの部屋]
[マティアスの部屋に行く前の写真家を呼び止め>>4。
浴室に向かう傍ら、サウナへ足を運んでもらう事を所望。
この薄着で、そして返り血に染まった衣類で。
表を彷徨き、他人に見られたらなんといい訳をしたら良いか。
バスローブを調達して貰えば、風呂上りの裸体で礼を告げ。
ミハイルの脇腹にある聖痕――大きな古傷を彼は見たか。
写真家とは、――それで別れた*]
(19) 2013/06/15(土) 12:27:42[コテージ・クレストの部屋]
―微睡みの合間に―
…―――
[>>8眠気に身を任せる最中、腕に頭部の重みを受けながら、
行き場の無い手を、クレストの背中に回し。
口吟む唄のテンポに合わせ、背中を軽く叩いた。
その手も、眠気と共に動きを緩慢にし、やがてシーツに落つ*]
(20) 2013/06/15(土) 12:35:12[コテージ・クレストの部屋]
―二日酔いの朝―
[頭がズキズキするのは、久しぶりの殺しから来る夢見の悪さか。
軍属の頃は人を殺すのが日常茶飯事ではあったが、
一般市民を手にかける事態になった時は、気分も滅入り。
『誘う』のは、幸福に招くこと。
だから、殺人の後悔に囚われれる事もなく――]
ふ、 ぁあ。
[>>9腕の中で身じろぐクレストに気付いて目を覚ます。
欠伸と共に開かれた眠気眼は――]
おまえ、……やっぱり、『 占い師 』か
[>>10なんでと尋ねる物言いを、
何故一緒に寝てるのかという意味に誤って捕える事は無く。
黄檗色をより鮮やかにした色味を前に、識られたと悟った。]
(21) 2013/06/15(土) 12:45:54[コテージ・クレストの部屋]
[静かに、しかし迅速にクレストの首へと掌を伸ばす。
叫び声を上げるつもりだとて、
喉の振動を指で奪う事など、造作も無いこと。
二対のマルベリーは、深みの或る色。
深く深く――闇を見通し、そして闇と同化する色調。]
…………、どこまで識った。
[占い師に『識』られた事は、これで二度目。
以前は男の闇を、そして人で居た頃の記憶も暴かれた。
締める指の力を、言葉を発せる程度には緩める。
200年前に死んだ弟の面影を重ね寄せる対象が――、
その見開いた金色の瞳で、何を見たか問うた**]
(22) 2013/06/15(土) 12:57:02[コテージ・クレストの部屋]
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 13:13:36
[>>21 息をするのも、忘れる程。
大きく見開かれた瞳は、
次第に翡翠のいろを取り戻していく。
肯定するような言葉に、
嗚、ドロテアを誘ったのはこいつだったのか、
理解したくもないことを、理解して。]
[>>22 喉に触れる掌、声を出したとて、
それから逃れられるとは思わない。
翡翠色がミハイルを見上げ、
ただ、それを甘受する。]
(23) 2013/06/15(土) 13:17:19[コテージ・自室]
………それ、じゃあ、
[おなじ黒を持つ、あいつも。]
[司書の瞳は、いろを映すのみ。
覚醒したばかりのちからに、
彼が懸念するようなものはなく。]
[ひゅう、息の、音が**]
(24) 2013/06/15(土) 13:17:57[コテージ・自室]
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 13:21:40
写真家 ユノラフが接続メモを更新しました。(06/15 13:29)
[>>23暴れるわけでも無く、悲鳴を上げるわけでも無く。
死を達観している様が、――憎々しい、忌々しい。
手を伸ばしてやれず、助けも求められずに逝った
哀れな弟が、その髪と瞳のいろに重なって、
どうにも出来ない苛立ちを、煽る。]
……このままへし折るぞ。
[抵抗も何もないならと、ただ掠れた聲を零す>>24クレストを見て。
しかし、それでも指に力が篭らないのは、
心の何処かで抵抗されて逃す事を望んでいるからなのか。]
(25) 2013/06/15(土) 13:47:38[コテージ・クレストの部屋]
─回想─
[ニルスから紡がれる言葉>>6の一つ一つが、突き刺さる。
その通りだ。自分に何か出来るわけでもなく、イェンニやイルマに見せたいものではない。単なる偽善でしかないことは自分でも分かっている。
だからと言って、人がひとり死んだことにも、これから自分が名指しした人が殺されに行く事にも、なんら興味を示そうともしないニルスに対する怒りが治まるわけもなく、それ以上に、正論を突きけられて言い返せない自分に腹が立つ]
…畜生。
[結局、何一つ言い返す事は出来ず。
彼が立ち去った後、感情的にだん、とテーブルを叩くことしか出来なかった]
(26) 2013/06/15(土) 14:07:47[コテージ(回想)]
─回想─
[蛇は好きか、とミハイルに問われ>>18、曖昧に首を振る]
嫌いじゃないが、俺たちには懐いてくれないだろうな。大事な主を殺した実行犯、憎い仇敵だ。
寝ている間に絞め殺されてもおかしくない。
…けど、他に引き取り手が居なければ俺が面倒を見るさ。
[お人好しなこの男らしい、消極的な引き受け方だった。
引き取り手が見つかるまでは、と蛇を籠に入れ、土間へと連れ帰った]
(27) 2013/06/15(土) 14:08:39[コテージ(回想)]
ああ…確かにその格好じゃな。
わかった。取ってくるから風呂に行ってろ。
[ミハイルに所望され>>18>>19、彼が風呂で湯を浴びている間にサウナからバスローブを調達して来る。この気温でこれ1枚では凍えるほどだろうが、返り血にまみれた服よりはマシなのかもしれない]
…お前さん、それ
[手渡したバスローブを羽織る時、ミハイルの脇腹にあるそれを見て…思わず声が引きつった。
戦場に立ち入った事も、人の死をさほど多く見てきた訳でもないが、この傷跡はあまりにも惨たらしく…]
…いや、何でもない。
[元軍人、と聞いたことがある。きっと、瀕死の重傷を負った事で退役したのだろう、と自らを納得させ、その場を離れた*]
(28) 2013/06/15(土) 14:09:21[コテージ(回想)]
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 14:11:38
─朝─
[目が覚めると、マティアスの部屋のベッドの中にいた。
そう言えば昨日、無理矢理酒に付き合わせて…忠告も聞かずに飲み続けた所までしか、記憶にない]
マティアス?
[軽い二日酔いの気だるさをこらえて起き上がり、辺りを見回すと、壁にもたれかかっている姿を見つけ…ぎくり、と心臓が跳ねた。
眠り込んでいる間に何かあったのではないか…ベッドから降りると恐る恐る手を伸ばし、体温も呼吸も正常であることに胸をなで下ろす]
(29) 2013/06/15(土) 14:40:47[マティアスの部屋]
重かっただろ…
酔いつぶれた俺なんて床に寝かせておきゃあいいのに。
…ありがとな。
[この格好では、あまり眠れていないだろう。マティアスを抱き上げてベッドに寝かせ、部屋を出ようとして……]
――『霊能者っぽい振る舞いをしているのはマティアス』
[不意に、昨夜のミハイルの言葉>>2:245が過ぎり、マティアスの寝顔に視線が移る]
(30) 2013/06/15(土) 14:41:42[マティアスの部屋]
[彼が騙っているとは思えない。もし本当に彼が異能者であったら、ドロテアのように連れて行かれてしまうのだろうか…。
ミハイルの傷跡も相俟って、妙な胸騒ぎがする。彼の話は、どこまで本当なのだろう。全部信用して良いのだろうか?]
…連れて行かせやしない。
[誰にともなく呟き、男は、壁に背を預けて座り込んだ。
ミハイルは、『占い師』に『霊能者』、『守護者』と遭遇したことがあると言っていた>>2:226。占い師と守護者が存在するのかは分からないが、少なくとも、自分がこうして張り付いているうちはマティアスに妙なことも出来ないだろう、と踏んで。
マティアスが目を覚ますまでその場から離れず、目を覚ましてからも、出来るだけ傍にいる事だろう**]
(31) 2013/06/15(土) 14:42:07[マティアスの部屋]
――昨夜の騒動前・役人との会話>>2:151――
[ドロテアが息を吹き返すこと叶わず
逝ったのは、被りを横へ振って伝えた。]
…
ふたり、殺さなくてよかった。
[黒髪の役人に付き添われて眠る司書の
寝顔に視線を落としながら己の責を言う。
朴訥な養蜂家はあまり多くを語らない。
――口数少なにも話すのは、若き司書が
極寒を堪え帰途の先導をやり遂げたこと。
後日、若衆の寄り合いへ誘う心算なこと。]
(32) 2013/06/15(土) 14:43:25[大部屋]
… きょうだいみたいだ。
[髪色の異なる彼らの寄り添う姿を、
濡れ頭巾を片手に提げる男はそう評した。
よくあたためてやってほしいと添えて、
――退室間際。]
… ドロテアに、
壷を抱かせてやればよかった。
[後悔の滲む呟きを、その場へ*残した*]
(33) 2013/06/15(土) 14:44:26[大部屋]
養蜂家 ダグは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 14:48:58
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 14:56:53
―― 朝 クレストの部屋 ――
[ とん、 ]
[ とん、 ]
[――不意に、部屋の扉を叩く音。]
.
(34) 2013/06/15(土) 15:09:04[大部屋]
…司書くん、司書くん。
[常は長閑な声が、すこしかたい。]
いなくなって ないかい。
[誰の部屋へも、それぞれへの
常の呼び名を添えてそうして回る。
室内の睡眠が、あるいは会話が
どのように中断されるかは知らず]
(35) 2013/06/15(土) 15:10:27[各部屋]
[カーテンを取り払ってある
養蜂家の部屋の窓からは――
サウナから湖へと続く桟橋へ
上体を仰向けに打ち上げられた、
イルマの骸が*見えていた*。]
(36) 2013/06/15(土) 15:11:44[各部屋]
んンッ……
[ゆるやかに覚醒したマティアスはもぞもぞと動き出し、そして、それと同時に聞こえてきた微かな音に耳を澄ませた。]
……なンだ、誰だ……?
女……イェンニ、じゃァねェな……イルマか?
[昨日から聞こえている少女の泣き声の他、もうひとつ聞こえる声があった。
よくよく気をつけて聞けば、謝罪をしているように聞こえた。]
なンで謝ってンだ……?
(37) 2013/06/15(土) 15:11:49[自室]
─ 朝 ─
[…は目を覚まして、外を見る。
相変わらず雪は止まない。
トゥーリッキの死体はどうなったのだろうか。
願わくば、安らかに眠れる場所にいて欲しいと]
………どうしましょうね。
[何かしなくては、と…はひとまず昨日と同じように
朝食を作るために炊事場へと向かった。]
(38) 2013/06/15(土) 15:36:09[自室]
─炊事場─
[生きる気があるのならば、食べずにはいられないだろう。
人数が減った分だけ、作る朝食の量も減る。]
空気が重いわね…。
[人が死んで、人を殺したのだから、
自然と空気は重くなるのは仕方が無いだろう。
朝食を作る手は自然とゆっくりになるが、
誰かしら広間にやってくるまでには準備は出来ていただろう]
(39) 2013/06/15(土) 15:41:38[自室]
雑貨屋 イェンニが接続メモを更新しました。(06/15 15:41)
生き延びれるとも、思わねぇよ。
[>>25 抵抗したところで、
鍛えてもいない司書の力では、
それから逃れられる筈もなく。
首を絞める手に力が入る方が先だろう。]
[――いつ、だったか。
両親に嫌われこそすれ、
手を上げられる事は無かったというのに。
首にかけられた手は、二度目であるような、]
(40) 2013/06/15(土) 16:31:44[コテージ・自室]
[――あなたたちの、生きる糧となれるなら。
咳き込む少年は首を絞める手を甘受する。
病弱な自分では、畑を耕す事もままならないから。]
[さいごにいちど、兄の顔がみたかった。]
――にいさん、たすけ、
[十にも満たぬ少年の命は、
願いも叶わずに、消え逝く。]
(41) 2013/06/15(土) 16:33:17[コテージ・自室]
……――――――、
[司書の瞳が、映したものではない。
いつのものかもかも分からぬ記憶は、
ずっとずっと昔から、司書のなかにあった。]
[おまえのためなら、]
[声にはならず、唇が動く。]
(42) 2013/06/15(土) 16:34:32[コテージ・自室]
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