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[テントの中、タブレットが振動と電子音が鳴れば浅い眠りから覚める。
数時間も眠れたか解らない程の時間。
もしかしたら誰かが階段を駆け下りる音が聞こえたからかもしれない。
タブレットを開くと、新たな情報が増えていて
寝る前にはなかった11thの行動が書かれてもいた。
店員に起こされる未来も変更になったか消えていた。]
「**前 11th 3rdと屋上に向かう」
屋上、…って
[更に予定が追加され、電子音がテント内に響く。]
4thと 会う、…か
[眼鏡の奥、目が細くなる。
タブレットの液晶を消し、テントから寝癖頭のまま出て伸びをする。]
お早うさん。
寝覚めの悪い話をどうも。
[鞄を斜めに掛け、コートを羽織る。
ポールを手に持ちながら、視線を向けて]
その死体は、0th … で、あってるか?
そうか…。
俺の目覚ましは、クルミの足音か。
[誰か、――3rdが11rhと屋上で会っていたなら、報告する相手として浮かぶのは、1st。]
…俺は屋上には行くつもりはない。
[扇子を開く4thを一度、眺めてから]
壊れやすそうな日記だな。
[上へ行くという4thの横を通り抜けようと]
迷い…、って 何の事だ?
[唐突な問いに足を止めるが振り返らず
自分の世界に対しての重ねての問いには]
俺に二言はない。
[背中合わせに近い状態のまま、そう告げた。]
男に告白されても、勃たねぇよ。
[止まった足を動かし売り場から離れていく。
また報せると聞けば、ポールを持った手を上げて返事にした。衣擦れの音だけが耳に届く。
一度も振り返る事はなく、階段に向かえばそのまま下の階へと下って行く。]
俺は
[文字はゆっくりと打ち込んでいく。]
鬼を 敵とは思っていない
同じ 世界を背負った 存在だ
[だから、と打ち込んだ文字はそこで止まり
Backspaceで消していった。]
[2階のフロアについた頃、開店前の準備か店員がちらほらと姿を見せ始めている事に気付く。
目的の人物を探す為、タブレットへ視線を落とす。]
「**分後 2F 1stと3rdと会う」
ここにいるのか、
…1st。
[相手にも似た未来が更新されるだろう。
どこにいるのだろうと、フロアの売り場と売り場の間の通路を歩き始める。]
[マシロからの返事に、ふ、と口許が緩む。]
強いな、マシロは。
[口の中だけで小さく呟いてから]
弱そうな女から狙うなんて卑怯な鬼だな
[たん、と素早く打ち込み、続いた言葉たち。
目を落とした後に、]
4thは 鬼かもしれない
ただの、男の 勘だがな
[鬼ではなく、人を選んでいたような
彼の態度がずっと引っかかっていて。
彼の行動の信念なのかもしれないけれど、
それ以外の何かがあるとするなら ――と。]
[フロア内を見渡すには長身は役立つが、
相手からも見つけやすいだろう。
婦人服売り場へと足を踏み入れてると、]
…逢引中悪いね、ご両人。
クルミは案外、面食いだな。
[ポールを縦に持って肩に掛けるように持つと
左手の指輪にあたり、こつ、と鳴る。
茶のコートと帽子を被った姿で2人を見下し]
俺は、10th。宜しく、1st。
障害があった方が燃えるだろ。
[口髭の奥、口元を緩ませながら1stに言い]
クルミを口説きに、…は 冗談。
話があってきたんだよ、1st。
[一度、眼鏡の奥の瞼を落としてから、
少し息を吐いてから、静かに言う。]
…… 出来たら、2人で話をしたい。
[お邪魔虫と言われれば、く、と笑う。
鞄の内でタブレットが振動し未来が記される。
「**分後 2F 1stと会談」となるのを見るのはまだ後の話だが]
…、…。
[気をつけて、というクルミ。
話を受けてくれる様子の1stを見れば、
浅く頭を下げて]
感謝する。
[ひと言、礼を告げれば頭を上げる。
こっちだ、と足を運びクルミの傍からは離れようと]
[男2人が婦人服売り場というのもアレかと思って、向かった先は紳士服売り場。そこまで歩けば、足を止めて間合いを取って向かい合う。]
状況からしてさ、…お前が今
一番有利そうな位置だよな。
[本題には入らず、そんな言葉から切り出す。]
ま、そこまで考えて動いてる奴が
どれほどいるかは知らないがな。
[口元を緩めると口髭が揺れる。
視線を斜め下に落してから、]
世界まるっとひとつ背負ってるって状況で
誰かと手を組むって事は、
そいつの世界の分も背負う。
それをお前らは選んだ。
[瞼を眺めに落してから、1stへ視線を戻し]
だから、どんな奴らなんだろうな、って思ってさ。
11thが勝気な女なのは解ってたが
女2人と手を組むなんて、
どんだけ1stはイケメンなのか 興味があってな。
[緩く首を傾げながら、1stの顔色を窺うように見る。]
手を組んでも、鬼にそれを崩される、恐怖
ってのは 付き纏う…だろ。
クルミ曰く、チート日記らしいからな。
[笑う事はせず、眉を寄せて嶮しい顔を隠さない。]
俺は、どうしても死んで欲しくない奴がいる。
[ポールを握る手に力が籠り、指先が白くなる。]
お前の命をかけてまで
組める仲間の数は…、 何人だよ。
[謝罪の言葉を受ければ、頭だけ垂れる。
帽子が落ちないよう右手で押さえながら]
ったく、
[奥歯を噛む顔を隠しながら悪態をつく。
徐々に手に力が籠れば、帽子に皺が寄り、
そのまま 帽子を床にばしりと落とす。]
[帽子でぺたりとした頭を上げないまま、
床に言葉も投げつける。]
… ッくそが。
[――― ガシャ、ン。
展示されている紳士服を1stとの間に蹴り倒すと
その隙に、その場から駆け去った。**]
[1人なら、きっと 違ったのだろう。
けれど、最初から 2人だった。]
――…利用しようとは、
思える奴じゃ ねぇんだよ。
マシロは。
それに、
ゼンジも、… ――― 俺は嫌いじゃない。
[名を呼べば、情が 移る。
一番、それを気にしているのは 自分で。
きっと、一番の被害者は ソラだ。]
悪い しくじった
1stは 随分とイケメンだったよ
[走りながら、鞄からタブレットを手に持ち
入力を音声に変えて小声で話していく。]
マシロを 守りたかんだがな
[マシロが呟いた言葉は知らずのまま、
音声入力のまま言葉を続ける。]
イケメンだが、タマは小せぇさ
だからマシロがいい女だって
知りたくないから、避けてんだろ
1stと3rdは、今、2階にいる
[そのまま、音声入力を解かないまま手に
タブレットを持ったまま、駆けて]
[タブレットを手に持ったまま、階段まで走る。
画面に視線を落とせば、上を目指して駆け上がる。
3階についても予定が変更されないのを見、更に上の階へと足を掛けると、予定が更新される。]
「**分後 4F 2th 4th 5th 8thと会う 」
[その数字を見れば、そこで足を止める。]
[その未来を避けるように、4階で止まらず5階を目指して階段に足を掛ける。上のフードコートから漂う香りに、空腹が刺激される。そういえば、梨しか口にしていない。
けれど、5階へ向かおうとすると、また、予定が追加されて、その内容に眉を寄せた。]
6thと 会う …か。
俺だって会いたくなかったよ。
[階段の途中足を止めて、横を通り過ぎて
降りて行った6thを上から見おろしながら、]
知るか。
[問いにはひと言で片付けて、行け、と右手で
しっし、と合図する。]
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