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[トゥーリッキの姿を視界に認めた。目前で見上げられると、男は見下ろす形になり、視線を合わせ]
……どうか、したのか。
[相手がそのまま黙していたなら、促すようにそう言って。
何かを言われれば、じっと聞くだろう*]
[やがて、ドロテアがその役割を果たした事が知れれば――男は容疑者達に、あるいは村の者達に、それを伝えに行くのかもしれない。多分に察せられただろう不幸を、再確認していくかのように。声色や素振りに感情は乗せず。ただ普段と変わらない憂いを孕んだ瞳をもって、使者の男は在る*だろう*]
……やつあたり。そうか。
し易いと言うのなら、仕方がない事だな。
[トゥーリッキに返す言葉は、やはり淡々と]
……
[ただ、次に及んだ話には、僅かに目を細め、常から険しくも見える眉を、少しだけ顰めるようにした。声を発しはしないまま、テントの前を離れる。紅いオーロラが舞う下を、紅いコートの裾を翻しながら、歩いていき――
いずれ伝える任に赴く。確かめられた惨状を、男の記憶に刻まれたそれの事を**]
[レイヨの小屋の中、炎に照らされた赤は、陰影が濃くなり。今もその場にいるかのように正確に光景を伝えた。白い手袋越しに手へ温度が伝わるのに、少しだけ表情が和らいだが、本当に微かなもので。問いに頷き]
……目視しなければ、本当には伝えられない。
刻み込まなければ。
[呟くように口にし、告白のような言葉を吐くレイヨの顔を見つめ返した。別れる間際には]
恐らく、そうなるだろう。
今度は強制もされないだろうが。
[問いの欠片にそう返し、男は次の場所へと向かう]
[ビャルネに伝達する途中も後も、男はいつもと同じような表情をしているように見えただろう。イェンニには会釈を返し、再びの伝達をしてから]
……、
[やるべき事。何が知りたいのか。二人のやり取りに、僅かに思案するような間を置いた後、目礼をしてその場を辞した。男はまた、*歩いていき*]
/*
2CO? でもない?
ひとまず覗くだけ。
……ところで、中発言オンリーな独り言で中記号使う必要なくね? と、思いつつも、なんとなく付け。
[少し前、レイヨに狼の毛を求められると、言われて
気が付いたというように靴を見て、それを摘み取って
差し出した]
[太陽に照らされる事はない空の下。冷たい風の立てる細く長い音は、どこか悲鳴のようにも響いていた*]
[使者の男は、容疑者でない村の者達にも、ドロテアの件を伝えていった。確信はせずとも、既に察していた者は多いだろう、彼らの瞳には、哀憐と、無念と――男に対する疑心も微かに含まれていたか。
そのうちに、ふと立ち止まり]
……血を以て、血を制する事になるのならば。
[レイヨに向けていた言葉を、反芻するように呟き、無意識にか、眼鏡に手を伸ばそうとして――静止した]
……
[一頭のトナカイを視界に認めたために。長老がいるだろう方向を目指すそれを、見据え]
[レイヨの姿も認めて、目礼を返す。手を離されたトナカイは、二人の様子を窺うように、少しの間そこに留まっていた。ボォ、と、掠れたような、喉を鳴らす音が響き]
……届け物か。
[そのトナカイの荷う物を見て、呟くように。確かめようとはせずも、知れない中身と向かっている先の事は、些か気にかけたようだったか]
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