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[投げ上げたてるてる坊主は、落ちてこない。
くすり、笑う。
直後に声をかけられた。
振り返った先には、見知った村人の姿]
……よーっす。
ネギ兄やん、みつか……え? アンちゃ?
夕方頃に、ネギ兄やん探す、って言って、裏山行くって……あれ、まだ帰ってないの?
んー、じゃあオレ、裏山の方見てみるわ。
いたら、家に戻るように言えばいいんだろ?
あ、灯りの余分あったら貸してー。
[持って出ろよ、と突っ込まれつつ、灯りを一つ、借り受けて。
のんびりとした足取りで、裏山の方へと歩き出す]
探したって、みつかんない、けど、ね。
[くすくす。
笑う、わらう、たのしげに]
……雨、強くなるねぇ。
この調子で降り続いたら。
川から遠くにいけるかな?
[たのしげな言葉。
くるくるり。
傘は回る]
……いや、説得力ないから。
[大丈夫、というセイジに更に突っ込み入れて]
あー、ネギ兄やんかぁ。
……にしても、そんなカッコで出てこなくてもいーだろーに。
[呆れたように言いながら、羽織っていたジャンパーを脱いでほら、と投げ渡す]
……っつか、聞いたの、ネギ兄やんの話だけ?
そんだけで、着替えもしねーで出てきたん?
オレ? オレは裏山……なんかさ、アンちゃもまだ家に帰ってないらしくてさ。
最後に別れたとき、裏山行く、って言ってたから、もしかしたらまだいるかな、って思って見に行くとこ。
[何となく、はぐらかされたような気になりながらも問いに答えて。
言ってから、あ、ヤバったかも、なんてちょっと、思ってみた]
[予想通りの反応に、ありゃー、と思ったのはともかくとして]
オレは一人でも大丈夫だけどさー。
……セイちゃん、ここで帰れ、っても、聞きそーにないよなぁ。
[がじ、と頭を掻く。一緒に揺れるてるてるは、今はひとつ]
おっけ、一緒に行くか。
でも、ホント、無理すんなよ?
[釘を刺すのは忘れずに、言って。
裏山へと向けて、歩き出す]
ホントは、すぐに帰って寝た方がいいんだろーけどー。
[ぼそっと言いつつ、裏山へと踏み込んでいく]
おーい、アンちゃー。
いるなら返事しろー。
[手にした灯りを右左と動かしながら声をかける。
けれど、答えはなく。
奥へと踏み込むうち、ふと、灯りの輪が山には異質な桃色を捉えた]
……あれ。
あれって、もしかして……?
……やっぱし、アンちゃの持ってた傘だなあ。
[桃色の折りたたみに、ぽつり、呟く。
けれど、周囲にその姿はなくて]
っと……セイちゃん、それ……てるてる?
[灯りにかざされたそれ。
模様つきのてるてる坊主に、瞬きひとつ]
って、ちょ! セイちゃん、顔色悪すぎっ!
[けれど、すぐに意識はセイジの顔色と、口を抑える様子に向いた]
みんなにも知らせた方がいいだろーし、一度、戻ろうぜ!
あー……そ、なんだ。
[一瞬だけの泣きそうな様子。
どういえばいいのかわからず、視線はちょっと彷徨った。
ともあれ、セイジと連れ立って、山から降りる]
……っかし、どこ行っちまったのかなぁ。
ネギ兄やんと同じ……だったりすんのかな……?
[ぽつり、小さな声で呟いて。
セイジの様子を気遣いながら*歩いていく*]
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