[1] 絞り込み / 発言欄へ
―― 江夏家 ――
嫌な天気ね。
[床の間に飾られた打掛から目を離して、うす曇の空を見上げる。
無意識に、指先で指輪をなぞっていた]
ツキハナ、ちゃんと傘持って行ったのかしら?
[妹を案じた問いに、母親は曖昧な返答しかしなかった]
―― 宿屋 ――
あら、お待たせしてごめんなさい。
[扉の前で呆けている若旦那へ駆け寄り、足元の包みを拾い上げる]
呼ばれていらっしゃったの?
[誰から、とは言わない。
鍵を扉に近づける手が止まったのは、中から人の話し声が聞こえたから]
/*
ユウキ先生のところの看護婦ポジション楽しそうだなーと思ってキャラグラ眺めたんですが、看護婦行けそうなのがガモンくらいしかなくってですね。
いくら「縁故歓迎」と銘打っているユウキ先生でも、「看護婦 ガモン」は無茶振りすぎるだろ、と自重した次第です。
[それからようやく貼り紙に気づいてまばたきを二回]
こんなことに使われて、商売あがったり……と言えないのが悲しいところね。
[普段なら閑古鳥がなく宿屋は、いつもと異なる雰囲気だった。
傘は傘立てへ、食料品が入った袋は台所へと運んでゆく]
女将 ゲッカは、ここまで読んだ。[栞]
女将 ゲッカは、ここまで読んだ。[栞]
天ぷらがダメなら、そうね……煮っ転がしは?
[台拭きを手に、バク>>30へと近づく。
するとテントが目に入り――]
[現実から目を背けて玄関へ向かった]
ああ、ンガムラさん。
申し訳ないのですが、こちらにお泊めすることが出来なくなりました。
母は離れにおりますから、よろしければそちらで、もしくはテントで……?
[少々混乱しているようだ。
傍に居る眼鏡の男にも会釈*]
宿屋の若女将 江夏 ゲッカは、ここまで読んだ。[栞]
/*
独創的な味付けをするという設定にしてみたい誘惑と戦っている江夏ゲッカ(ぴー歳)です☆
>>37ばくくん
テントのことだっていうのは分かってるから大丈夫!
先生に、ツキハナまで?
[集う顔ぶれに、さすがに声が低くなる。
手の中の羊羹を見つめて呟いた]
ゼンジさんが、お茶を淹れてくれると思います。
編集者さんも、どうぞ中へ。
お夕飯もすぐ用意しますから。
[薄暗い廊下を静かに進んで、台所へ**]
[1] 絞り込み / 発言欄へ