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とある山奥のとある村。そこにはけして多くない数の村人が暮らしている。
外から入ってくる者はほとんどいない。外に出ていく者は、いない。
その村には幾つかの因習があった。
一つ、村を出るのは特別の者が特別の時に特別の理由でしか許されない。
一つ、村には「結婚」も「夫婦」も存在しない。
一つ、死人が出た時には皆でその肉体を喰らう。
一つ、「儀式」の場合と罪人に対しての場合は殺人が許される。
ある日、村で殺人事件が起こる。獣にやられたのとは違う、無残な死体。
許される「理由」がない殺人はこの村で絶対的な禁忌とされていた。
掟に背いたのは誰か。村を壊そうとしているのは誰か。
犯人を捜すために、一部の村人が集会所に集められる。
そして、疑わしき者を殺す事が認められた。
殺し、殺され、喰らい、喰らわれ――
訪れる結果は因習の存続か、それとも村の崩壊か?
食人、近親交配。田舎の因習、その狂気と残酷。
そういったものをテーマにした完全RP村です。
これらのテーマやいわゆるエログロが苦手な方は引き返される事をお勧めします。
また、過度に暴力的な描写や性的な描写が含まれる予定ですので、18歳未満の方は参加不可としておかせて頂きます。
グロもエロも好きなだけどうぞですが、基本的にはグロの方が優先だと思って下さい。
・国の規則は遵守して下さい。
・PLとして暴言を吐いたり、PL同士で喧嘩をしたりはしないで下さい。
殺伐はあくまでRP内に留めて下さい。
・進行中のログでは、顔文字・AA・自己ツッコミなどを使用しないで下さい。
唯一、PL発言では全面的に可能です。
・掛け持ちは基本的に禁止です。無理は禁物。
但し、片方の村が死亡済み・エピ・プロである場合には、(其方の村が禁止していない限り)掛け持っても構いません。
・表ログと墓ログではPL発言をしないで下さい。
・赤ログでは相談に限り、中身記号(/*以外でも、種類は自由)付きで可能です。
・独り言とメモはフリーダムです。
・人外COは流れ次第で必要だと思ったらして下さい。特に制限はしませんが、序盤でのフルオープンはなるべく避けて下さい。
以上が基本ルールです。世界観や言い換え、進行については下記の企画頁をお読み下さい。
http://jsfun525.gamedb.info/wiki/?%C2%BC%B4%EB%B2%E8%2F%BF%CD%A4%AC%BF%CD%A4%F2%B6%F4%A4%E9%A4%A6%C2%BC%A1%CA%B2%BE%A1%CB
参加パスワードも此方(村アドレス付近)にあります。
尚、当村は飛び入り参加を歓迎しています。参加の際は入村の前後に企画頁のCO表に書き込みをお願いします(匿名推奨)。
入村に関してトラブルが起きてしまった場合は、同頁のコメント欄にてご報告下さい。
■1.名前・年齢・身長
■2.その他設定
□募集縁故(あれば)
□NG要素
□コアタイム(更新時間の希望があればその旨も記述して下さい。0時か1時を考えていますが、希望状況次第ではずらします)
□他何かあれば(なければスルーで構いません)
アンケートです。メモにて回答をお願いします。
また、キャラの年齢は18歳以上を推奨しています(絶対ではありません)。
※追記※
1.この村は48h設定になっていますが、3d以降は24hコミット進行になります。但し厳密に守る必要はありません。24hを目安に、各自やりたい事が済んだらコミット、程度の認識で問題ありません。
進行は生存者の都合が最優先です。その時々でメモで相談して頂ければと思います。
2.プロローグは48hを目安に考えていますが、集まり具合や皆様の希望次第で変動する可能性があります。開始が延びそうな場合は再度アンケートを取るかと思います。
では、皆様のご参加お待ちしています。
―学校―
[キーンコーンカーンコーン……
終業の時間を告げるチャイムが、校舎に鳴り響く]
はい、今日はここまで。
縦笛は貸し出すから、次の授業までには、全員「さくら」を吹けるようになっておくこと。
年長の子は下の子に教えてあげるように。いいね?
[はーい、と元気な返事が返ってきた。
満足そうに頷いて見せると、オルガンの前の椅子に座る。
和音を号令代わりにして、生徒たちは起立、礼、着席した]
解散。
[その一言を合図に、子供たちは一斉に席を立つ]
『せんせー、ありがとうございました!』
[声を揃えて礼を言うが早いか、生徒たちは教室を飛び出していった。
喧騒が遠ざかった所で、そっと溜息を吐く]
先生、だってさ……。
[独り言ちるその姿は、教師にしては随分と年若い。
とはいえ、既に働ける年齢には達していたし、何より学校備え付けのオルガンを弾ける者がこの村ではごく限られていた。
そのため、週に何回かは、こうして学校に赴き音楽を教える事になったのだ]
さて、そろそろ帰るか……。
夕飯の「料理」はどうなってるかな。
[今晩の食事に思いを巡らせながら、校舎の中をざっと見回る。
誰もいないのを確認すると、青年は帰途についた**]
―滝―
[村から少し離れた所にある滝つぼ。...は手した木桶たっぷりに水を掬うと、難儀そうに桶を持ち上げて]
はぁ…水汲みは面倒くさいな。
さて、急いで戻らないと…
[言葉とは裏腹にのんびりとした歩幅で村へと戻っていく]
[薄暗い森の中。
木の根や枯れ葉に足を取られる度に、母の白い手に引き上げられる。どのくらい歩いたのだろうか]
『まだ?』
[母は振り返ることなく歩き続ける]
『お母さん、どこに行くの?』
[母の白いうなじの後れ毛を見ながら、何度も口にした問いを重ね──
─小料理屋─
目を開けて、障子から注ぐ光りに薄目になる。
誰の気配も無い事に気付き、手を付き半身を起こし振り返る。するりと寝巻が肩から滑り落ちた]
起こしてくれればいいのに。
[小さく呟く。
頬に掛かる金髪を無意識に耳に掛けると、布団に視線を落とす。
しばらくの間そうしてぼんやりとして、ぺちりと頬を叩いて気合いを入れ、寝巻を直し、布団を上げる。
細々と動きまわり、金髪を纏め、身支度を整え、最後に日の当たる一角に置かれた折り鶴の隣に水を置く。正座をして線香を上げ、手を合わせ目を閉じた。経を唱えることもなく黙祷した後に目を開けて微笑む]
おはよう母さん。
[そうして毎朝の日課を終えると、ゆっくりと立ち上がる]
―帰り道―
[学校から自宅へと戻る途中、重たそうに桶を運ぶ人物を見掛けた。
村の中に知らない顔はない]
やあ、ダンケさん。
水汲みか? 大変そうだね。
[しかし手伝う程でもなさそうなので、隣に並んで歩いた]
ところで、今日の飯ってどうなったか知ってる?
誰か捌いてるのかな。
/*
調べてみたら、リコーダーは時代的に微妙にアウトっぽいな……。
存在はしていても普及はしてないようだ。
まあ、リコーダー的な縦笛(木製)って事にすればいいのか?
うん。
[手際よく出汁を取り終え、味見をして満足そうに頷く。
店の厨房で貯蔵庫をあけ、確認をしながらぽつり]
葉ものが無い……あと、冬瓜とかぼちゃがあるといいな。
[割烹着を肩から落とすと、籠を手に取り外へ]
─畑─
居ない。
[ダンケの畑にたどり着く。
水を汲みにでも行っているのか持ち主の姿はない]
貰いますねー。いいですよー。
[一人で受け答えをすると、『野菜頂きます。ポルテ』とメモを残し石で押さえる。
剪定用はさみで手際よく冬瓜とかぼちゃを収穫し、籠に収める]
ポルテさんの店かな?
……腹減ったな。
[ぽつりと呟く。
のんびりした歩調のダンケに合わせながら、ゆっくりと目的地へ向かった]
―畑への道―
やあ、清治くん。
ははは。まあ、大変だけど、添える野菜が無くちゃ料理するのも大変だろうしね。
君は今日も学校かい?偉いなぁ。
[畑に戻る途中、やってきた清治と言葉を交わしながら、相変らずゆっくりと歩いていく]
今日の飯?ああ、もうそんな時間か。僕は聞いてないけど、誰かが用意してるんじゃないかな?
…噂をすれば良い匂いが。
ああ、きっとポルテさんの所だろうね。
ははは、清治君は若いんだし、沢山食べないとね。
おっと、畑はこっちだ。それじゃあ。
[雑談を続けつつも、畑への分かれ道に来ると、清治と別れて畑へと戻った]
―畑―
よっこいしょっと。
ふー、重いなぁ……ん?
[桶を下ろすと、地面に置いてあったメモに気付き]
おやー、ポルテさん着てたのか。もうちょっと早く帰ってくるべきだったかな?
まあ、水を撒き終わったら一度お店の方に行ってみるか。
[メモを懐に仕舞うと、さっそく水撒きを始めた**]
─小料理屋─
[かぼちゃの煮付け、とうがんの煮付け、豆のふくめ煮などを次々と作り、その合間に米を炊く。
炊き上がった米をお櫃に移し、ふと何か違和感を感じる]
緑が無い……あ、葉もの。
[先ほど畑に行った時のことを思い出し、ため息をついた]
忘れてた。母さんに笑われるわね。
[胡瓜と紫蘇で和え物を作り、まだ足りないという顔で漬物も刻んで見るけれど、なんとなく納得のいかない*表情*]
―畑―
ふー。今日の仕事終了。
[木桶の水が空になると、満足げに伸びをして]
さて、ポルテさんの所に行こうかな。
トマトにナス、キャベツと大葉。南瓜は…減ってるから持って行ったかな?
[空になった木桶に採れたての夏野菜を詰めると、ゆっくりとポルテの店に向かった]
―自宅―
……ただいま。
[習慣になっているのでつい口に出すが、家の中に人気はない。
薄暗さに目を慣らしつつ、擦り切れた唱歌の本を片付けた]
飯は……今日も御馳走になればいいか。
[一人暮らしではあるものの、料理をする事は滅多にない。
学校に通う子供がいる家に頼めば、大抵お裾分けを貰えるし、料理屋だってある。
ただ、儀式の当番に当たった時は別で、この時ばかりは手伝わない訳にはいかなかった。
その代わり、この日は村人全員が豪勢な食事に在り付けるのだ]
でも、ポルテさんの腕に敵う人はいないよね。本職だし。
[呟いて、帰り道に漂っていた良い匂いを思い出し、いそいそとポルテの店に向かうのだった]
―小料理屋へ―
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