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あや。希望通ってる!
「心霊写真」ジョン・ハーヴェイの書評で「心霊写真師」という単語を知ったので霊希望だったのでした。
ところで、ハーヴェイ著ですよ、ハーヴェイ。(審問スキーの血が騒いでいる)
バクのダイイングメッセージいいな、いいな!
─教室─
はい。みんなさようなら。
[穏やかな笑顔で終礼の挨拶をする]
まっすぐ帰るのよ。
[小学生でもない生徒たちに一言付け加えるのは、不安な空気を*感じているのか*]
― 蛍川 ―
[かんかん照りの太陽の下、白いワンピースの女が川辺に突っ立っている]
……。
[蛍川と呼ばれるその川は、名前通り蛍で有名な場所だった]
― 写真屋ペケレのカウンター ―
あっついー。
[『光野 悦子 様』と書かれた茶封筒の口を鋏で開いた。
手紙を取り出し、うちわでパタパタ風を起こす]
夏は暗室休むべきだー。
[あー、と天井を仰いでから壁時計を見、手紙へ視線を落とした]
……誰?
[封筒にも、中にも、差出人の名前はない]
[女はいつの間にか村にいた、国籍すらよくわからぬよそ者だった。
村外れに住む、外国帰りの老博士の家に出入りしていることと、
その老博士から『プレーチェ』と呼ばれていることだけ、知られていた]
― 診療所 ―
お大事に。
[白い診察室。デスクの横で椅子に腰掛ける白衣の男。部屋を出て行く患者を、医者である男は見送った。デスク上の書類に何かしら書き込み]
ああ。もうこんな時間か。
[ふと壁時計を見やり、呟いて]
[村の中にある、小さな古びた店。
入り口の上には、『佐伯雑貨店』の看板。店の中には、ノートや鉛筆などの、細々とした雑貨がおかれている。
そして、レジの後ろには、『町内会からのお知らせ』と書かれた紙が張ってある。
雑貨屋の入り口が、ばんっ、と音を立ててあいた]
っつたく。ニュータウン化計画の話し合いって言われてもなぁ。
店休まなきゃいけないんだし、面倒なんだよな。
[一人の男性が外に出てきた。入り口を閉めると、そのまま張り紙を張る]
『本日、町内会会議のため、休業します』
これでよし、と。
[そう呟くと、そのままどこかへ*向かっていった*]
[その日差しに負けることの無い勢いで廊下を駆け、校庭に出た。
見知った顔ばかりの生徒に途中ですれ違うと笑って手を振る。]
ん、今日はね、神社によって帰るんだ。
ばあちゃんが集会場で何かやってるから、そのお迎え!
[行き先を問う言葉にはそう応えて、校門を抜ける。
寄り道しつつ向かうは神社の近くにある集会場。]
― 森 ―
はっ。はあっ。
[晴れ渡る空の下、木漏れ日が当たる、森の中で少し広くなった場所。男は汗を流しながら、延々と木刀を振り続けていました]
―――――…。
[窓側で空を見上げる。
その視線は酷く冷めたもので。
先生がさようなら、という声にも何も返さない。]
―――――…。
[しばらく空を見て満足すれば。
ぼろぼろのカバンを片手に教室を出た。]
[村道を駆ければ、頬に当たる風が心地良い。
じわりと湧く汗を乾かしてくれる。]
”こっちへおいで”
[ふと、風に混じって何かが聞こえた気がした。
立ち止まり、辺りを見回す。]
この川辺で昔、永遠の愛を蛍の光に誓った男女がいたんだよ。
[川を見ながら、女は老博士に聞いた言葉を紡ぐ]
みんなこの川を、大事にしていたんだよ。
[振り返り、仰ぎ見るは今にも崩されかけた山。
女はじっとそれを見つめ、その場を離れようとして]
[白い雲が流れる。
雲はいい、とても自由で。]
―――――…。
[今日は飼育当番だったことを思い出したが、動物は嫌いだ、と素通りした。
それよりも山の上で雲を見たかった。
伸ばしっぱなしのボサボサの髪が風に揺れた。]
―自室―
熱が、下がらん。
[ぜぇぜぇ息をしつつ、体温計の目盛りを眺める]
うぇー。職場に連絡しとかないと。
[だるい体を引き摺って、電話の置いてある部屋へと向かう]
[橋の下、みうみうと鳴く白い子猫に気づく。
少し困った顔をして]
ごめんね、わたしも居候だから、拾ってはあげられないんだ。
[ごめんね、ともう一度言って、ゆっくりとその場を離れていった**]
[青々と茂る木の一本、決して太くはない枝に腰掛ける少年が一人。
枝は撓みもせず、葉は揺れもしない]
よく、晴れてる。
[木々の合間に覗く青い空を仰ぐ。
口をゆっくりと開いて、ぽつん、と言葉を落とした。
ざわめく木の葉や小鳥達の囀りとは異なる、おと]
そろそろ出かけねばならんな。
[若い見かけと声とは裏腹の少々年寄りじみた口調で零す。
過疎の村でよくある現象はこの村にも起きつつあった。老人が普通と比べて多いのだ。そのため、訪問診療の必要性も高く]
こう暑いと、少し躊躇ってもしまうがね。
必要とあらば仕方あるまい。
―神社―
こんにちは〜、
今日も良い御天気ですね。
[境内を掃き清めている神主に挨拶を送る。
鈴緒を握って不器用に揺らせば、やかましく響き渡る。
二拝二拍手一拝。
これが、日課だった。]
終わったー。夏休みだぜ!
[思いっきり背を伸ばす]
夏休みの諸注意など受けながら書いていたハガキを満足そうにみながら
うん・・・リクエストOK
[にやりと笑う]
えぇ、はい……はい。すみません。
また連絡します。
[はぁ……と、大きく息をつくと受話器を置いて]
母さーん、母さーん。……母上様ー!
風邪薬とかって無かった?
[奥の部屋に向かって、かすれた声をあげた]
[鳴り出した黒電話に応じ、二言三言]
集会場、坂の上になきゃいいのに。
[ボールペンを缶製のペン立てに投げ入れ、ふと、後ろを振り向いた。
脱いだエプロンを椅子の背もたれに掛け、戸締りをして電気を消す。
また振り向いて暗くなった室内を見つめて、無意識に腕をさすった]
いやいやいやいや。
[顔を引き攣らせて、店を施錠し終えると、集会場へと向かい出す]
確か、あの山だよね……崩すのって。
[村内会議に出席していた父親がそんなことを言ってた気がする。
アン自身は村に何ができるのも反対とか――
有体に言えば意見そのものがない。
ただ、山が崩されれば、麓にある『それ』までなくなってしまうのは間違いなかった]
寂しいな。
[それは思い出の場所がなくなることに対する正直な*心情だった*]
え?薬、無いの?
……結城センセのトコ行って来いって、アンタ。
外は暑いよ。辿りつくまでに俺、死んじゃうよ。
[ブツブツ言いながらも、保険証を用意する]
はい?帰りに集会所へ寄って来いって?なんで?
……会合があるからって……。だから、俺は熱があるって。
[抗議の声をあげようとするが、母親は取り合わない]
鬼婆め……。
[素振りを止めて、手拭いで汗を拭います]
……確か今日は会議の日か。
ちっ、謹慎中じゃなければ。あいつら一人残らずぶっ叩いてやるのによ。
[忌々しそうに舌打ちして、森から山へ続く道を歩いていきます]
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