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誕生日?
忘れちまったなあ、そんなもん。
[小さく欠伸をしながら、答えた。祝ってもらった記憶はないし、自分の誕生日など知らなくても生きていくには困らない。]
…甘
[渡された白い顆粒を舐めて、顔をしかめた。]
誰だっけなあ。
『お砂糖と卵は人の心を優しくする』
なんてゆったの。フロイドか?
[砂糖の小皿をぼんやりと眺めながら、カウンタにべたりと頬をつけて、眠そうにゆっくりと瞬く。]
烏ゥ?
俺は嫌いだ、奴ら俺を馬鹿にしやがる
[突っ伏したままグラスを掲げ、*マスター、もう一杯*]
ふうん。
[忘れた、という言葉。別段興味はないとばかり受け流す。
話題がほしいだけだ。口を動かしているのは楽しい。]
甘いものは嫌い?
[そうでなくても砂糖をそのまま口にする人間はそういないかもしれないが。
美味しいのにな、とまた舐める。]
そう。じゃあ次は卵だ。
ゆで卵くらいなら出るんじゃない?
ボクあんまり固ゆですぎるの好きじゃないから、程々にしてね、マスター。
[ね、とカウンターの向こうのマスターに、笑みを向けた。
反応はどうだったか。卵が出るも出ないもどちらでもいいのだが、ゆで卵には砂糖より塩のほうが好きだ。]
ははは、鴉に馬鹿にされるの?
なら、ウルフは鴉よりも下の存在なんだ、はははは!
[べったりとカウンターに伏せるウルフに、いっそ心地良いくらいの大笑い**]
[また一口、カクテルを口に含む。
酔うほどは飲まない。そんな醜態は誰にも見せたことがない。
唇を舐めれば苦い紅の味がした。
グラスの縁を拭いながら、窓の外へと視線を投げ――]
……変わった客ね
[何かと目があった。
何かは、よくわからない。見えない。もしくは知らない。
ただじぃ、と此方を見つめる目に、ゆっくりと瞬きを数度して、微笑を返した]
[憮然とした顔で入ってくる。子分どもは外だ。
部下の失敗は自分の責任だ、それは分かっている。
尻拭いはしてやるが頭に来るから痛い目は見てもらう。
思い切り殴りつけても気は晴れず、一杯やりにきたわけだ]
何でもいい、酔えるのを寄越せ。
ブッ倒れるような奴をよ。
[ダン、とカウンターに拳を打ち付けて催促する]
お、悪い人だ。
[完全に見た目と雰囲気だけで決めつけて、堂々指をさす。
悪い人を悪いと言えないようでは変人は難しい。]
倒れるようなのって例えばどんなだろ。
あれ? あの、火がつくようなのとか?
[火がつくなら見てみたい。
ライターを誰か持っていないだろうか、脂の染みた本の虫ならあるいは、けれど振り返ればいつの間にかその席はもぬけの殻。]
[聞こえた声に一瞥をくれる。どうも自分に話しかけているらしい。
度胸があると言うよりは神経がないらしいと断定して興味の外に置いた。
その辺の荒くれやチンピラにはない余裕]
早く寄越せよ。
[ウイスキーをそのまま煽る。
喉が焼けていく感覚が冷めるより早く二杯めを入れた]
うるせえぞ、このタコ。
誰が烏より下だ、だァれが。
[既に発音が怪しくなり始めている。
新たな客の訪れには視線だけを投げかけたが、もう瞼は重く]
やけ酒は良くねえぞ、良くねえな。
酒が可哀想だろォ…?
[最後のほうは何かもごもごとした音になって、そのままうつらうつらと微睡みの中へ。]
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