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あんたさんとこの娘っこも
ミス・トランクスに 参加するって?
V9阻止が目標とな。
はあ、よろしく頼まれてもなぁ…
…水着とトランクスも女将が用意済みかいな。
その組み合わせ、娘っこが着るんか。
嫌がらんかのう。
[対して女将はしとやかな笑みを浮かべただけで、挨拶をして去っていった。]
ああぁ、
腰が痛む。足も痛む。
……しかし御医者様はやたらと散歩を薦めてくる。
はあ……やれやれ、
人形作りももう仕舞いじゃ、
さびつかない為にその辺を歩いてみるかのう。
[奥の間に居た嫁に店を頼んでから、
ゆっくりゆっくりと歩を進め始めた。*]
昼のバスにゃ、乗っちゃおらんかったごと ある。
[南国訛り。たぶん、村から出てはいないだろうと…
ンガムラから簡単に事情を聞かされてそう伝える。]
…トランクスでん ミス は ミス じゃったっで
美人さんは 出て来っど だい。
[やや楽観的に付け加えてから、そんなら、と挨拶。]
ンガ、
[ムラさん、と声は荷台から手を離した途端に置いていかれる。
軽い警笛の余韻。和服の男が乗った軽トラのバックミラーには、
少し遅れて手を振り返す移民の姿が映っていたことだろう。]
[ キコ… ]
[上り坂はもうしばらく続く。見かけるのはボタンの後ろ姿。]
ほ 婆っばん
[こんちは、と懐こく声をかける。老婆と上り坂とを見比べる。]
…
此処せえ 乗っちっきゃい。
[足腰の適わぬらしき彼女へ、自転車の荷台――トランクの上を
ぽこんと叩いて示す。腰掛けて乗っていくように勧めるよう。
運動にならぬとボタンが断っても、移民の男は首を横に振る。]
…そんなら てっぺん までなら 良かろだい。
[力を籠めるでもなく、移民の男の腕はボタンを抱え上げる。
荷台のトランクケースへ彼女を座らせ、自身は自転車を押す。]
こないだの握り飯 うまかった。
親方も よろしゅう て。祭、晴れたらええな て。
[上り坂。他愛無く話す。口数はすくない、話題もつたない。]
なあ 婆っばん。
『いい天気』 て 『晴れ』 か ?
[斑曇り、雨上がりの空。『あした天気になあれ』…聞いた歌。
見上げ、思い出しながら尋ねた。老婆が零す、不平の合間に。]
[話題が祭に及ぶと、ギンスイの姉たるV9ミスにも話が到る。
ンガムラから聞いた其れをやや遠慮がちにボタンの耳に入れた。]
…ネギヤさん 張り切っちょっで。探さんと なあ。
[ボタンの反応を聞くと、僅かばかり困り顔。
やがて自転車は坂の頂上へ着く。
彼女を下ろす際、積荷のトランクからじじじと音が聴こえた。]
ほ
…何でん 無か。
[男がてのひらを当てると程無く音は収まる。すこうし、微笑み。]
そんなら、気ぃつけて 行たっ来やんせ。
親方… んにゃ 親父さんも。
川の水嵩よっか 嬢ちゃんをば 心配しぃちょっし な。
[不器用に伝え、自転車のペダルを踵でからりと空回り*させた*。]
―裏山―
んぜー、んはー。
[苦しい息をつきながら、坂道を上る]
だいたい……姉ちゃんは、嫌なことがありゃぁ、お社で神様に八つ当たりするか、ぜはー、分校の校庭でヤケブランコ漕ぐか、じゃ。
はー、はー、はー。
ワシゃ、姉ちゃんほど、体力無いんじゃ。勘弁、してくれ。
[道沿いの樹に寄りかかって、しばし休憩]
先に、分校行ってみりゃ、良かったかのぅ。
……うぉ。降り出しおった。
[見上げた空は明るいのに、落ちてくる大粒の雨]
姉ちゃんは……お社か分校なら、雨宿りはできようが。
屋根のない所におるなら、厄介じゃのう。
[両手をメガホンの形で口に当て]
姉ちゃーん、どこにおるんじゃー。
イベントに来んと、限定の苺あんころ餅、買われんぞー。
ここで濡れておっても仕方ないのう。
お社、行くか。
[もう少し坂を上る。頂上へ続く道から分かれ、お社へ向かう枝道に入った]
この道、昼でも暗いのう。
お社に夜行ったらいかんっちゅうが、言われんでも来やせん。
[ぶるりと身を震わせると、大声で歌い出した]
あーあー♪抱き枕ー♪
いつも誰かの腕の中ー♪
だけどー♪抱き枕ー♪
いつも自由な夢の国ー♪
バック転でも♪バック転でも♪
できるーのーさー♪
……やたらに明るい歌でも歌わんと、やっとれん。
セイジの曲が役に立つのう。
[裏山の静まり返った場所。お社がある前に立ち、手を合わせていた。ちゃんと目をつぶっているが、普段と然程変わらずに]
ミス・トランクスの日に、雨が降りませんように。……痛っ。
[祈った後、...にしては珍しく眉を寄せた。こめかみを押さえ]
……? あれ?
今一瞬、すごく頭が痛かったんだけど……
[すぐにきょとんとしたところで、急に天気雨が降り出し]
あ。……祈った直後に雨だなんて、不吉だなあ。
[溜息を吐く。
覚えのある曲が微かに聞こえた気がして、辺りを見渡した]
お、誰かおる。ビンゴか?
[お社に近づくと、歌を止め、足を速めた]
なんじゃ、セイジか。
何しとるんじゃ、こんなところで。
や、それより姉ちゃん見んかったか?
[話しかけながら、大きくはないお社の屋根の下へ、身を縮めるようにして雨を避ける]
てるてるぼーず……っと。
[ぶんぶんと、振り回すのは右手のてるてる坊主。
傘はくる、くるりと回る]
しっかし、ギンちゃんのねーちゃん、どこに行ったんかなぁ。
……とりあえず、分校の方行ってみるかなー。
―裏山―
[車が通れる限界の地点で、荷台から野菜の入ったダンボールを担ぎ出して山を登り始めた。
途端に、雨]
前略お父様。
年に一度しか帰らない息子を叩き起こしてあなたが頼んだお使いは、雨に阻まれて失敗寸前です。
……誰の呪いだ、オラ。
[息も絶え絶え、インドア男子]
あ、ギンスイ君。ちょっと、お祈りにきたんだ。
ミス・トランクスの日がいい天気になりますように、って。
[現れたギンスイに、笑ってひらひらと手を振り]
ううん。もしかしたら此処にいるかも、と思ってたんだけど……
[問い掛けには、首を横に振って答えた]
突然どこかに行っちゃうなんて、心配だよね。
[歩いていけばぽつ、ぽつり。
傘に跳ねる、水の音]
おおっ!?
[見上げた空には青い色。
零れてくるのは光る雫]
傘もって、天気雨、遭遇っ!
黄金色に輝く稲穂いっちょう!!
[社の適当な場所にダンボールを置いてその上に座り込む]
お供え物? だっけ?
どこ置くんだ。
ん?探してくれよったんか。
すまんの、迷惑かけて。
[セイジ>>52に小さく頭を下げた]
心配は心配じゃが、よくあるんじゃ。姉ちゃん、嫌なことがあると、すぐにぽーんと飛び出しよる。
ここにおらなんだら、分校の方かのう……。
お?また、誰ぞ来よる。
[疲れ切った足取りで歩いてきた人物が、投げ落とすように段ボールを置き、腰を下ろすのを見た]
ンガムラさん?お供えもんなら、ほれ、そこに。
[賽銭箱の隣辺りを指さした]
上に座ったりしたら、バチが当たる。
……おっと、いけねぇ。
はしゃいでないで、人探し、っと。
まー、神隠しにでもあったんじゃなきゃ、村のどっかにいるだろーしな。
[そんな呑気な事を言いながら、傘を回す。
くる、くるり]
分校の方なら、アンちゃんが行くって言ってたよ。
ネギヤさんからのお知らせ貼ってくるんだって。
見つかってるといいね。
[と、ギンスイに言って。ンガムラがお社に来れば]
あ、ンガムラさん。大丈夫ですか?
[首を傾け、挨拶した]
[重い腰を上げ、賽銭箱の傍らへダンボールを運ぶ]
ギンスイ、一つ聞きたかったことがある。
おまえの姉さん、名前何て言うんだ?
あと、誕生日は?
ついでにスリーサイズは?
[町を歩く足で、ふと思いついたように独り言を]
…そうだ。
お参りしておこうかな。晴れるように、って。
ちょっと大げさかな?
[考えるよりも先に足は目的地へと向かう]
─分校─
[傘を回しながらやって来た分校。
とりあえず、今見える範囲に、人の姿はなくて]
……んー、ハズレ……かなぁ?
[てるてる坊主を引っ掛けた右手で、がじ、と頭を掻いた]
やぁ、キクコちゃん。
今度メイクモデルしない?
可愛くしてあげるからさー。
[キクコの呟きをキャッチして、ニコニコ営業スマイルを向ける]
スリーサイズはミスコンのエントリーシートに書くだけだから。
要らん誤解しないように。
[ンガムラがギンスイに邪な感じで質問するのを眺め]
……あんまり、見えないです。
[その小鹿状態の足を見て、首を振り]
エスカレーター。
裏山にエスカレーターが付いてたら、面白……
あ。今、新しい曲思い付いた。
[はたと呟き、さっと笛を構えたりした]
キク嬢ちゃん、放課後ん 踊りの練習 あったろが。
…ええとダンボール音頭じゃなかっせ…「トランクス音頭」か。
今はァ、皆々 人探しぅ しちょいやっごとあるけど。
[軽トラの荷台にあったダンボールが何故か頭にあったらしい]
疲れとったら、無理はせんごと な。
[礼儀正しく頭を下げるキクコへは最後にそう言って別れた。]
アンも探してくれよるのか。
[セイジからアンの行き先>>58を聞くと、首を振る]
ありがたいんじゃが、申し訳ないのう。
今日中に見つからんと、今年のイベントは「ミス・トランクスを探せ!」になりゃぁせんか。
[ンガムラの問い>>60には、目をぱちぱちと瞬いて]
名前、知らんかったか?そうか。
ホズミっちゅうんじゃ。
後は、個人情報じゃのう。本人に聞いてくれんか。
さすがに、ワシもスリーサイズは知らん。
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