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ふはは。
今は不思議と肩の荷が降りたような気分じゃな。
どうやったって逃げられんのなら、RPで遊んでやろう。
弓槻が一人で寂しそうじゃしなぁ。頃合いを見て構いにでも行ってみようかのうー
―回想―
[村瀬の隣に座って、背をさすりながら彼女が泣き止むのを静かに待つ。
その間、残された人達がそれぞれ思い思いの行動を取るのを眺めていた。
小鳥遊が口にしたのは、隠れているという鬼の正体だろうか。
聞こえた言葉をぽつり零す。]
……黄泉還り…。
[周囲がようやく混乱から醒めてきた頃に、村瀬と長澤の話す結果を聞いたのだった。]
―回想:終―
須藤先生が鬼――黄泉還りってやつで、成瀬さんはそうじゃなかった。
偽の繋がりに惑わされちゃったな…。
…でも、間違った人を殺すことにならなくて良かった。
[成瀬を見て、申し訳なさそうに微笑んだ。
しかしそれでも、櫻木が犠牲となってしまったのは、弓槻が言うように自分たちの所為だ。一番危険な位置に出してしまったのだから。
しかし、悔いても彼女が戻る事は、無い。]
[一度だけゆるく頭を振り、気持ちを切り替えて整理していく。]
残る鬼は1人。
…で、僕の目線からだと、小鳥遊先生とシンヤのどっちかまで絞れたわけか。
鬼は、誰かの処刑が決まった時に、他の誰かを殺してた。
それは鬼を処刑し切るまで続いて行くんだと思う。
だったら―――
僕を含む3人を、疑わしいところから順に処刑していけば、確実に鬼を殺せるんじゃ…?
でも、出来るだけ犠牲を出さないように、最短で鬼を処刑したいところだけどね。
僕は今、シンヤの行動が気になってるよ。
先に占いが出来ると名乗ったのは、本物を出すためだったって言ってたけど、あの時は意見がまばらで纏まってなかった。
業を煮やした鬼が先んじた可能性もあるかもしれないかな、って。
んー、投票が行われる前にも話してたけど、須藤先生と小鳥遊先生が繋がってたようには思ってなくてさ。
成瀬さんが鬼じゃなかった事からも、きっと須藤先生は、先に意見を出していた三枝さんと小鳥遊先生の、成瀬さんへの疑いに意見を乗せて来たんじゃないかな?
シンヤは何も語ってくれないから、須藤先生との繋がりは見えなかった。
占われてない僕らを疑い合わせるのが目的だったら、あの振舞いは成功してたように思う。
[鬼を追い詰める事は出来ているはずなのだ。もう少し考えてみようと、須藤の残したボイスレコーダーに触れた**]
とりあえず、どれだけ詰んでいようが最後まで村を装うのがわしのぽりしぃなんじゃ。
まだ名乗るには早いじゃろ。
他の者が惑う姿を見たいしのう。ふふ。
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んー、合いそうなイメージ曲はこれかなぁ。
「天国へようこそ」
http://blog.livedoor.jp/osca_2/archives/3357102.html
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