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派手、ねえ。
ドレスでも着てくれば良かったかしら?
[爆音と花火と、黒猫たちのパレード。
騒動に紛れて侵入するのは機械室]
欲しいのは黒ネコ、黒といったら黒。
君がくれたのは黒猫のパレード
[口ずさむ替え歌。
手早くセキュリティに割り込んで、校長室と呼ばれる部屋への道を開ける]
あらん。
どうしたの?
[作業が終わるころ、黒猫のパレードは終わっている。
それでも消えない猫がいれば、それは本当の黒猫だ]
びっくりした?
でももう終わりよ?
……そうね、もう一カ所、あなた付き合ってくれる?
[爆音に驚いたか隅に丸まっていた猫を抱き上げると、上機嫌で歩き始めた*]
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ヂグさんいらっしゃった!
廃屋でとか、お大事に過ぎる!(そこじゃない
お腹温かくして休んでくださいー
そうね、ヂグさんがやろうとしていたこととかすごく、気になる。
― 後日 ―
[ゼロ・シティでは見ないような気の利いた店。
店員に案内されるまま歩く。預かるという荷物、コートは預けても手荷物の方は持ったまま]
あらオーナー、ご無沙汰。
ええ、ご覧の通りよ。
[ヂグではなく、この店のオーナーが顔を出すと、笑いかける]
私のお客、来てないかしら?
[ユウキとの約束は時も場所も決めていない。
だが居れば、オーナーは隠さず案内してくれるだろう。彼は自分の本当のファンクラブ員だから]
来ていないなら、いいのよ?
預かりものを頼むから。
[手荷物から出したのは、一本のシャンパン。
もう一カ所、と、黒猫と共に忍び込んだ、あの方のワインセラーからくすねてきたそれ。
ウミの分は実家に送りつけておいた。
ヂグは廃屋を装った隠れ家に。
ネギヤの分は行きつけの大福屋。
ユウキの分だけは、どこに送れば良いのか解らなかったので、こうして持ち歩いていたのだ]
[腕時計を見る。
シャンパンに付けたメッセージカードには、時間しか書かれていない。
ブラックキャットを手に入れて、かりそめの仲間がどう動くか、敵か味方かそれ以外か、解らないけれど]
祝杯はあげないとね。
[あの方に一泡吹かせる。
その目的は皆で達成したのだから。
別々の場所でも、同じ時間に祝杯を挙げよう。
メッセージカードの時間は、もうすぐ**]
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うっかりこの場にみんな居たら、それはそれで良いじゃない的な妄想でもって、〆っぽく!
ユウキさんが会員ナンバーゼロだったのか!
あとで知って、ものすごく驚いたり笑ったりしそう!
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や、なんか孫娘とかなんか書かれていたような?
そうなんだーと思って書いてみたw
違ったらファンクラブパワーだったことにする!(だめです。
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