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[彼の微かな謝罪が聞こえた、か]
――、っ
[聞けば、
なんとか整理をつけられそうだった気持ちが
再び、揺れ、涙となり降り積もりそうになる。]
ズイハラ、さん、は…
[それでも、尚、言葉を紡ごうとする]
っ、
[問いかけようとして、言葉に詰まる。
手の甲で、ぐいっと瞳を拭い]
ズイハラ、さんは…
もう頭、の痛み、取れ…ましたか?
[一生懸命に下手糞な笑顔を作り]
御腹、すい、て……ませんか?
[ついで、たどたどしくも、問いを続け]
[そう返ると思っていなかったせいか]
え……あの…
[ひくっ、としゃくりあげ、挙動停止]
――。
[じ、と彼を見つめ]
…いいんですか?…それで。
[小さく、念を押すように問い掛けた]
[無理なのはわかるから、という彼の言葉を聞き]
――、
[暫し、考え込むが、ゆっくり立ち上がり]
うん、それじゃあ…
何処かで、パフェ……食べましょうか
[云えば、にこりと笑う]
[立ち上がる彼に、変わらず笑みを向けたまま]
……ズイハラさん、何処かオススメのお店…
[ありますか?…と、問おうとして]
――。
[彼を凝視。一転、訝しげな視線。]
[不思議そうにしている彼を見つめる。
訝しげな視線はやがて値踏みする様な其れになり]
……知らなそう、ですね
[ぼそりと失礼な事を呟く]
…駅前に、私のオススメのお店があるんです。
よかったらそこに、いきませんか?
[にこ、と問い掛けるも、思考の端。
其処に人が居ない可能性を奥底へと押しやり。]
[彼の情けない笑みに、あわせて笑う]
別に、オシャレ、とかじゃないんです。
ええと、駅前…というより、
ちょっとこっち寄りなんですけど。
"snow"っていう、喫茶店知りません?
[首を傾げ]
小奇麗だったりはしないんですけど、
落ち着く、良いお店なんです。
[口の前で、両手を組んだ]
[向かいの牛丼屋、と聞けばくすくす笑う]
そうそう、其処です、其処。
牛丼って……。
ちゃあんとバランス取れた食事、してます?
[コンビニを出る彼に続き、自分も外へ]
いいじゃないですか、
これから一緒に行くんですから
[彼の隣へ、寄り添う様に歩き。
空へと還り始める雪を見上げた。]
そんな事言って、思い出した時だけですよね?
[苦笑いの相手に、
何処か咎める様な言葉を紡ぐも]
今度、何か作ってあげましょうか?
[にこにこ笑いながら、"今度"と、
自分にも言い聞かせる様に。]
あ…
[彼の挙動を追う様に見遣れば
其処にデンゴやミナツを見るだろうか]
[云いづらそうにしながらも。
これから例の喫茶店へと行く旨を説明し。
行くという人は一緒に連れて行っただろう。
以下ないと云う人は、無理には連れてはいかない。]
…それじゃあ
[最後、ズイハラに視線を送り]
いきましょうか
[恐らくは先頭に立って、*歩き出した*]
/*
ここで、はんなり中身予想。
ミナツは多分、知ってる人です。
きっと、「椎」さんだと思うんですけど。
もし、そうなら日記を見てくれたのでしょうか。
ありがとうございます…。
-喫茶『snow』-
[お店の扉を両手で押し開く。
ちりちりと扉にかかったベルが鳴り響く。
店内からこちらに歓迎の声が掛かる事は無い。]
――。
[それでも特別気にする素振りは無く]
…いらっしゃいませー
[先に入れば振り返り、後に続く皆へ向け、
笑顔と挨拶をし店内へ招き入れる]
[子供特有の悪態をつく様子にはプロ精神を。
にこりと笑い、小さくお辞儀をし]
本日は私めが、
こちらで調理を担当させて頂きます。
上原、と申します。宜しく御願い致します。
[頭を上げれば]
ご注文は皆様、パフェでよろしいでしょうか?
[問い掛けるも]
ん?
[デンゴの声に、厨房へ視線を向ける]
[厨房の方へ視線を向けても誰も居はしない]
こぉら、デンゴ。
[デンゴに向き直り]
出たって、何が出たの。
何かの悪戯?
…驚かせようったってそうは行かないから。
[ふふふ、と不敵に笑い]
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