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[ヒナが屋台に向かうのを見て、土管に腰掛ける。腰を降ろして落ち着くと周りの声が耳に届いて]
この街からでも星が見えるのですか。
流星群というのはプラネタリウムでも新しい居酒屋の名前でもなかったのですね。
[近辺の店舗・施設の電話番号がびっしりと書きとめられた手帳を閉じたところで、戻ってきたヒナから甘酒を受け取った]
ありがとうございます。
結局つきあい酒になるのですね。
[甘酒を一口啜ると楽しそうに笑った]
ほんほほんほほー♪
ふんほほんほー♪
[謎の鼻歌を歌いながら夜空を見上げている]
……あ、あれかな?北斗七星。
[リウは(06)個の星を数えた]
それにしても。
[焼き芋を食べ終わった包みの新聞に目を走らせている]
流星群の予報なんて、さすがに今日の新聞でもないと載っていませんね。
ちょっとそこいらで詳しそうな人を捕まえて訊いて来ます。
[甘酒の最後の一口をあおると立ち上がって人の居る方へ歩いていった]
[二人の学生が会話している。
一方の男が赤髪の少年にぽつり言った]
良いよ。おためごかしはよせよ。
こないだ、ちっこい女の子に骨ガム貰ったんだぜ……。
噛めねえよ…!噛めねえよ…!
もういいよ。なんか俺よくみたら体型も妙だし!
[話しかけてきたスーツの男にきょとんとした表情で]
え?あ……はい。
81年ぶりって聞いたので……。
人が集まってるのかどうか、ちょっと微妙ですよね。
/*
ゴロウマルwwwそっちかwwwww
むしろ中途半端な気づき方しかしてなかった。すまん。
[どうやらリウの中途半端さ加減は中の人譲りらしい]
[ゴロウマルに気付かれたのを見取って慌てて取り繕う]
ぶっ…えっくしょん。
………冷えますね?
[リウの答えには、それでは、と]
今日の流星群は何時ごろの予報になっていますか?
調べてくるのを忘れたもので…81年ぶりですか。ハレー彗星ばりですね、それは。
[感心すると手帳にメモした]
ああ、今日が一番見頃という訳ではないのですか。
その割には人が集まっているのですね、いつもこんなに集まるものなのですか?
[辺りを見回すと主催者のものだろうか、テントが目に留まる]
何か配っているようですね。
うーん……どうなんでしょうね。
何せ前回の流星群のときはまだ私も生まれてなかったですから。
でも、それだけ珍しいから人が集まるんだと思いますよ。
[テンマが視線を向ける方に目をやって]
あれ、何ですかねえ……すいとん?
年末ですから慈善炊き出しがあってもおかしくはないですが、ちょっと雰囲気が違うような。
[リウに失礼、と言い残してテントに向かうと細長くカットされた色画用紙を手渡されて]
願い事を、はあ、書き終わったらこのツリーに……。
[節操無いな、と心の中で呟きつつも数枚貰うと取って返した]
[リウに短冊のようなものを説明しながら手渡した]
よかったらどうぞ、先ほどのお礼です。
あ、君たちもどうですか?
[ゴロウマルたちにも一枚ずつ差し出した]
むぅ。やっぱり違う予感。
良いんだ。もう、中の方々のことは。
それよりも、ゴロウマルは、あれ、二人連れだったのか。びっくりじゃ。(笑
じゃあ、私もこの三毛ちゃんに
「な?ばあさんや?」って話しかけた方がよかろうか。
[リウにヒナのことを聞かれると]
ええ、私の上司なんです。
ほ、
[法律事務所、と言いかけて土管に腰掛けて甘酒を飲むヒナの姿に思いとどまる]
ほんとうに気さくな女性でして。
ぶえっくしょーいいっ!!
いいい、いつの間にか、寝とったわい。
死んでしまうわ。
[どこからか甘酒の匂いがする]
ふむう?良い匂いだのう。
あ、ありがとうございます。
でも願い事を短冊に書くなんて、七夕みたいですね。
[そういうとヒナの方を見て]
ああ、確かに気さくそうな方ですよね。
あぁ。違うのか。
犬顔の方がゴロウマルなのだから、それでいくとウミが猫顔の灯台守って扱いになるのじゃろうか。
「ちょっとやめてよ。もふっとしないで」とか。
「あぁ。歩くの疲れたわ。抱えていって頂戴」とか言う。
女王様な猫、ウミ。
……うぅ。妄想はこの辺にしておこう。
?
[声は聞こえないので、ひらりと手を振り返すのみ]
またなんか適当言ってる。
[テンマが右斜め上にわずかに視線を泳がせたことに気付いた]
なんじゃか、賑やかになってきとるのう。
[人が集まっている方へ歩いていく。と、途中に甘酒の屋台が]
おぉ。これか。
えぇと。小銭、小銭。
よかったらこれ、ちょっと多く持って来過ぎたんで。
[トートバッグから新聞紙を取り出した]
あったかいんですよー。
[満面の笑みで差し出した]
[ヒナがひらりと手を振るだけで立ち上がる気配がないのを見て]
飲み始めて腰が落ち着いてしまったのかな。
[むぅ、と手を下ろすとリウやゴロウマルたちに]
良かったら向こうで一緒に待ちませんか?
[甘酒片手に、土管に腰掛ける]
おじょーさんは、何しに来たのかね?
やっぱり星を見にきたのかな。
お?新聞紙。
すまんのう。気がきくお嬢さんじゃねぇ。
[嬉しそうに受け取ると、満面の笑み]
流星群見に来たんです。
猫ちゃんお名前なんていうんですかー?
あ、わたくし日名と申します。
三丁目で弁護士やってまーす。
[すごく頭悪げな口調だ]
この前、犬をほっかいろにして生き延びたおばあさんのニュースありましたよねー。
[甘酒のカップで乾杯]
お?みんなこっちに来るのかの?
よしよし。
眼鏡の嬢ちゃん、ここに座ってはどうかね。
女の子は、足腰冷やしちゃいかんらしいからな。
ばあさんが言っとったんだが。
[と、ヒナにもらった新聞紙を自分の隣に敷いている。いい年して両手に花状態を画策しているようだ]
なんも考えていなかったんで、鳩の予測変換に感謝。<日名
忘れそう。
フルネームは日名珠子とか浮かんだ。
雛と玉子。ひなたまこ。日向真子。
なんの話だっけね。
[ヒナのところに戻ると談笑するウミの姿を認めて一礼した。過去の依頼人ではないことを確かめると]
こんばんは、おじいさん。
センセイのお友達ですか?
私、天馬と申します。
[ヒナに倣って学生たちにも名乗った]
おぉ。弁護士先生かね。
どうりで賢そうな顔しとると思っておったんじゃ。
いや、ホントホント。
わしはウミじゃよ、よろしくな。
今夜は天気が良いから、星も綺麗に見れるじゃろて。
楽しみじゃなぁ。
ん?鼻の下!?
[慌ててこすってみる]
あぁ。猫の名前じゃね。
孫が何か外国の名前をつけとったんだが。
えぇと、ほら、あぁ、ミケランジェロとか何とか。
面倒だから略してミケだけどな。
「ひねりも何もない!」とか言って孫は怒るわい。
あ、そうそう。
[ヒナとウミに短冊のようなものを差し出すと]
活舌の悪い人でも願い事が叶うように、これに書いてツリーに吊るすんだそうですよ。
おじいさんもどうですか?
うん。
今お友達になりました。
あ、ウミさんミケランジェロさん、こちらてっちゃんと言いまして、わたくしの有能な秘書です。
特技は勘違い。
[礼儀正しい男の姿に目を細めながら]
わしはウミという。
この先生とは初対面だが、何じゃろね、話がはずんでなあ。
これのおかげかの?
[甘酒を指差して、あはは。と笑う鼻の下は、やっぱり若干伸びている]
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