情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[ニルスとユノラフ、そしてイェンニ。そのやりとりは、当然耳に入っている]
…………っ。
[イェンニが、人狼なら。何故、ドロテアを?]
[あの嘆きは、悲しみは、偽りだったと?]
[わからない。わからない]
[物言わぬ友人を見やり、音もなく問いかける]
――君を殺したのは、イェンニ?
[当然、答える声は無く]
[イェンニが人狼だったとして、手を下す事が出来るだろうか。マティアスを、こんなふうにぐちゃぐちゃにした人狼――だけど、憎む事が、恨む事が、出来るのだろうか]
―――。
「この手で、ニルスのように、殺す事が……この手で、友の仇を打つ事が……出来るのだろうか]
[答えが出せないまま、物言わぬマティアスに目で語りかけ、その荷物を手に取る]
[中には、代えの包帯とガーゼ、痛み止めなどの薬、睡眠薬に消毒剤(>>2:86)。塩漬けニシンの瓶(>>1:147)が出てきた時は、口元に笑みが零れ]
………!
[ふくろうを模った小さな木工品を見つけ、目を見開く。塗装ははがれ、あちこち欠けているが、間違いない。
初めて会った時、ニシンの塩漬けのお礼にと、自分があげた、故郷から持ってきた民芸品だった]
[もう、枯れ果てたと思っていたものが、静かに頬を伝う]
[……しかし、今朝のものとは、意味が違う。彼はすぐに涙を拭い、真っ直ぐに前を見つめた]
[その瞳に宿るのは、強い光]
――マティ。もう少し、休んでいて下さい。
――仇は、僕が打ちます。
[唇から、揺ぎ無い意思が、紡ぎだされた]**
/*
死ぬ気まんまんでフラグたてまくってたのに
な ん で 主 人 公 ポ ジ な ん。
推定まろんに先越されたどころか
生き残りコースだよおい。
/*
そしてこの立ち位置に立った途端に
りあるおおかみこども(兄)が胃腸風邪(たぶん)発症でござる…。
そんなに症状は重くないけど。
日曜診療にいかな…。
いぇん、に?
[ただユノラフが何かしただけで、ユノラフをうそつき呼ばわりするとは、時折相談にも訪れた男にはにわかに信じがたかった。
ドロテアを愛するが故に暴走することもあれども、思慮のあるものでなければできないことを彼女がしていたから]
……どういう、こと……?
[わからない]
/*
素の口調は、相手が誰でも
僕+丁寧語
マティ相手でも丁寧語。
筆談で「おれ」なのは
字面を見たときに「ぼく」だと幼くて何となく恥ずかしかったから、周りの自称を聞いて真似した。
[クレストの怪我が心配だったが、内臓に達するような大怪我がないことに安堵した]
[友が自分の荷物を漁るところを自分もじっくり見る。
何せ、何が入っているのか正しく知るのは初めてなのだ]
じい、ちゃん…
[だから、友から貰ったふくろうが出てきた時は、驚いた]
[ずっと大事に家に飾っていた木の細工]
[家の老人は、字がかけない。だからこそ――そこにある祖父の意思が見えた]
ごめん、じいちゃん…
[友をもう、大事にすることすらできないこの身が歯がゆい。
どうか、魔よけのふくろうが。友の身を守ってくれればと願う]
[友の唇を読む。
言葉と同じく、丁寧な――]
おれの、ことなんか、どうでもいいんだ
クレスト……
[少し、が長いことになることを知っているから。願うのは、生きているものの幸せだ]
どうか、無事で…**
[震えるナイフは、アイノのものを受け止めたと同じようにできそうで。
それほど脅威は感じず。
ウルスラの背後からレイヨやクレストが取り押さえに来るのを見たときには、バランスを崩したウルスラが寄りかかってきて]
おっと……
[なんとかその身体を受け止めた時に、かすかに血の匂いを感じた。
その匂いの元――クレストへと視線を向けているあいまに、レイヨとウルスラの間で糾弾がはじまり。
ウルスラを床へと下ろしながら、周囲の話を静かに聴いていた。
命を狙われたばかりだと言うのに、怯えも見せぬまま]
[騒ぎに気を取られていて、ニルスやイェンニがやってきたことには気づかず。
ニルスがナイフをひろうときにようやく気づき。
そしてニルスがレイヨを糾弾しはじめるのをきく。
どちらが正しいかなど、気にしていない風に、ただやり取りを眺めて]
――やれやれ、死に急ぐ事もなかろうに……
[ニルスに命を絶たれたレイヨをみて、小さく呟き]
[首飾りを手にしたマティアスがニルスを呼ぶ姿に、おや、と瞬いた。
どうやら、みつかったようだ。
すすり泣くウルスラへと視線を向けながら、交わされる会話を聞き]
……イェンニが人狼だというのか……
[ふむ、と呟く。
クレストがウルスラに手を貸すのをみた。
さすがに殺しかけた相手の手を借りるのは嫌だろうと名乗りでもせぬまま。
人が居なくなるまで居間に居つづけ]
――さぁて、きびしくなってきたものだ。
[そんな呟きを零して、ゆっくりと二階へと上がっていく]
見つかってしまったなぁ……
まあよい。
イェンニが殺される前に、食ってしまえばよい事だ。
[そう呟き。
それでも、その夜狙うのは、女のほう]
[灰色の狼に変じて、ウルスラの部屋へと向かう。
夢を見るために眠りについている女をみやり]
食事にしよう。
[刃物を向けられたから食うわけではない。
女の肉を食らうのはひさしぶりだから、だ。
そして始めた食事は部屋を赤く染める。
柔らかい部位ばかりが食いちぎられて]
イェンニも、お食べ。
[桔梗色の狼にも声をかける]
[そして、食事が終れば毛づくろいをし]
――明日は、ユノラフがニルスを食べるべきだのう……
[そんな呟きを残して、ウルスラの部屋をあとにした]
[人狼を警戒するように、屋敷の中はさらに静かだ。
眠りについたウルスラの部屋もまた――]
……
[廊下を歩くと、血の匂いがする。
それはドロテアの部屋からだけではなく、もう一部屋増えている。
あけなくとも、ウルスラの部屋がどうなっているのかわかるほどに]
[赤く染まった部屋の中で、柔らかい部位ばかりが食い散乱された女の肢体がベッドに転がっている。
甘くすらも感じられる血の匂いに視線を向け。
けれど、その部屋を開くことなく。
自室としている部屋へと戻って、夜明けまで瞳を閉じた*]
/*
とりあえず、おおかみこども(兄)はただの風邪らしいので一安心しつつ。
そろそろウルスラを発見しないとー、と思うのだけど、襲撃死しているのが近しい人ばかりで。
そいや、ト書きだから全員呼び捨てになっているけれど、胸中ではどう呼んでるんだろ。
アイノからマティまでは呼び捨てor愛称として…
ニルスさん、ユノラフさん
ヴァルテリお爺さん、かな。ヴァルお爺さんでもいいかな。
/*
投下するかもメモ
>>0:15 完成間近の繕い物は何故だか綺麗なまま、亡骸に掛けられていた
繕い物を施してきた手は、綺麗なままだった。
この手を汚させたくなかったというエゴ。
ヴァルテリを刺せなかった事を悔やんでいるだろうか。
部屋に誘うのは気が引けたとはいえ、ウルスラをひとりにした事を後悔した。
塞がりきっていない傷口がじくじくと痛む。
[ゆっくりと、目を覚ます。もうだいぶ見慣れた、自分の部屋で]
………。
[疲れていたのだろう。いつもよりだいぶ、目覚めが遅い]
[それでも、頭は何日かぶりにすっきりとしていて。傷口が開かないように、ゆっくりと身支度を整える]
―――ッ。
[時々、突っ張るような痛みが走るのは、仕方がない]
[結局、レイヨは何者だったのだろう。ニルスが言うように、本当に人間であったのだろうか――]
[それを否定するという事は、ユノラフを否定するという事でもあるのだが]
[魂の色が見えるというウルスラなら何か分かるかも知れないと思い、彼女の部屋に向かった]
………。
[ああ」
[彼の気持ちが、沈む。部屋に近づくごとに感じる、この淀んだ匂いは……]
[部屋に誘うのは気が引けたとはいえ、ウルスラをひとりにした事を今更ながら、後悔した]
[ウルスラの部屋は、赤く、染まっていた(>>26)。辺りに散らばっている“もの”が何なのか……考えたくはない]
………っ。
[心臓が、音を立てて締め付けられる感覚]
[苦いものが、喉の奥からこみ上げてくる。鼻の奥が、つんと痛む。視界が……じわりと歪む]
[事故とは言え、彼を刺してしまった事を涙混じりに悔やんでいた(>>3:121)彼女を、その細い背中を、大丈夫だとあやすように叩いていた(>>3:124)のは、まだ昨夜の事]
[数年前に出会った時から、音に頼らないコミュニケーションを交わし続けてきた(>>1:158)ひとは……もう、いない]
[彼女が持ち込んだのだろう。完成間近の繕い物(>>0:15)は、何故だか綺麗なまま、亡骸に掛けられていた。
それはあまりにも、この惨状には不釣合いで]
………。
[ゆっくりと、彼女に近づく。
亡骸にかけられた繕い物は、腹部を中心にして不自然にへこんでいたが――そこからはみ出している、繕い物を施してきたその手は……綺麗なままだった]
[ヴァルテリを刺そうとした昨夜――。
この手を汚させたくないという自分のエゴで、彼女の思いを圧し止めてしまった]
[ウルスラは――。
ヴァルテリを刺せなかった事を悔やんでいるだろうか]
[見開かれたままの瞳を閉じさせ、彼は、その額に掛かる前髪をそっと梳いた]**
[塞がりきっていない傷口が、じくじくと痛むのを気にもせず――]
[ただ、ウルスラの傍らに居続けるのだった]**
/*
あそこでちゅうに行かないのが、まゆねこさんの芸風です(遠)
「額に唇を落とした」って文章まで書いて書き直したからね…。
へたれめ。
[ニルスの部屋に戻れば、一気に身体に強張らせていた力が抜け、どっと疲れが出て来てしまい。
そのまま床に座り込んだ。
ニルスを見ると、彼もまた疲れた表情をしていて。
お互い服が血に染まってる事に気が付けば、先に身体を洗って来いと勧め、自分も着替えを取ってくると伝え部屋を出る。
自室に戻れば簡単に身体を拭き、着替えを済ませて彼の部屋に戻る頃には、ニルスも着替えを済ませているだろう。
椅子に座り、後は静かに彼の口から何か話されるかを待つが、彼から疲れたと聞けば頷いて。
お互い明日も生きると約束を無理強いすれば、床に毛布を敷してそのまま横になる。]
[その日はこの屋敷に来てから一番疲れていた。
何も考えられないまま、あのままイェンニを放置しておく事で、次の惨劇が起こる事も把握出来ずに。
気が付けば意識は夢の中。
次の日目覚めると、同じ位にニルスも起きてくるだろうか。
二人で廊下に出れば、すぐウルスラの事を知る事になる**]
[自室とした部屋のベッドの上で、ゆるりと瞳を閉じている。
廊下に人の気配がし始めて、ようやく動き出す。
ガタがきていたはずの身体は、屋敷に来たときよりすべらかに動く]
――そろそろ、終わりにせねば。
[部屋を出る前に呟きを一つ落し]
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了