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ああ、いや…
櫻木さんだけ座るといいよ。
今座ったら立ち上がれなくなりそうだ。
[櫻木の座るかという問いに首を振る。
大きく息を吐き幾らか落ち着きを取り戻せば]
状況はよく理解し難いけれど、
今が危機的状況なのは理解しました。
僕は…何か鬼に対して対抗の出来る人について話す前に聞きたい事があります。
近藤さん、でしたっけ?
その、隣に移ってもらう人の投票は皆で意見を合わせるんですか?
それとも各自が選んで投票を?
[まるで講師のように現状を説明する近藤に、すっと手を挙げ質問を投げる。]
出てくるのなら問題は無いと思いますが、身を潜めるのなら余程上手く隠れて貰わないといけないように思います。
それに票を揃えないのなら…
鬼の声が聞ける、という方に投票で意志を示して貰うことが出来ない。
しかし、この状況で票が揃うとは考え難い。
…僕の懸念事項はこんな感じですね。
[ゆっくりと周囲を見渡し表情を曇らせ、再び近藤へと向き直る。]
じゃあ、どうするんだという話ですよね。
他人に意見を委ね思考を止める事は愚かな事だ…
僕は鬼が見える人にも鬼の声が聞こえる人にも出てきて貰いたい。
ただでさえ状況を判断する材料が少ない。
なら、少しでも信用に足る人間を増やしたいと考えます。
[人見知りの過去からあまり喋り慣れていない所為か少し頬を上気させ扉にもたれ掛かる。**]
[投票の結果、誰かを隣の車両に、という意見に]
ああ、まだみんなも踏ん切りがつかないだろうし、それでいいんじゃないか?結局は、一緒だと思うけどな・・・。あと、鬼を見分ける、ってのは重要だと思うから、俺も出てきてほしいと思うな。じゃないと、話のとっかかりもないだろうしな。
それはそうと、二つほど提案があるんだけどさ。まず自己紹介しないか?このままじゃ誰が誰だかわからないだろうしさ。
俺は、バク。椎名バクだ。煌星学園の二年生。一応話しておくと、半年前の青玲学園の事件で、親戚がいなくなってな。いろいろ探してたから、それなりにいろいろ知ってるんだ。・・・クルミちゃん、俺本当はそんな理由で休んでたんだ。ごめんな。須藤・・・先生も、さ。
あともうひとつの提案は、この汽車の中、一応見回っておかないか?両側にドアがあるからここは端じゃないんだろうけど・・・。なんか古臭いデザインだし、もっといい席とか、食堂車とかあるかもしれないしな?
一人も二人も避けたほうがいいだろうし、何人かでいくといいと思うんだが・・・。とりあえず俺は行くから、誰か来てくれよな。
[自己紹介が一周したら、希望者と一緒に隣の車両に向かうだろう**]
[弓槻が話すのを聞いて思い出したように顔を上げる]
六花は意見出し合って、皆で票を揃えるのに賛成なのね。
あと、もし耳の人が投票ではーいすることになったのに追い出されそうになったならその時はすぐにはーいしてほしいのね。
[言い終わると周囲を見渡して、未だ状況を捉えられてないのか落ち込んだ様子の下級生達を見ると、鞄を漁りチョコレートの袋を出した。個包装されている一つを手に取り、先ほど声を上げていた鷹野に差し出す]
あのね、甘いの食べたら落ち着くのね。はい、どうぞ。
コハルちゃんもナオちゃんも、ケンくんもはい。
[手近に居る人にも渡すが、一人一人に渡して回るよりはとボイスレコーダーの隣に置いた]
皆も、お腹すいたら食べてね。
[そして椎名が自己紹介をしているのを聞いて自分も同じように倣い、車両の見回りに付いて行くことにした**]
[バクに続きロッカにまでも「オジさん」呼ばわりされたことに思わず眉根をあげるが、「先生」でなければそう呼ぶしかなかろうということに思い至り気を鎮める。そんなことに神経を遣っている場合ではない]
そう。いい絵だなと思って拾ったんだ。ロッカちゃんが描いたの?
[彼女の独特の雰囲気を感じとり、できるだけやわらかい口調と表情で話しかけるように努める。
その後、バクの自己紹介と探索の案を聞いて、ちょっと困ったように眉を寄せ]
すまん。俺はちょっと喉が痛くなってきたんでパスさせてもらう、一応さっき名乗りはしたし。それに、ここに残る人間も居たほうがいいだろうしな。
―回想―
[はぁ…と深く溜息をつく。
彼ら―バクと近藤―の言う事はそう簡単に理解できるものでは無かった。]
青玲学園の事件と、僕らが今体験しているこれが同一…?
[あの事件については、神隠しが起きたという報道くらいしか、寺崎は把握していない。
だから、近藤が詳細に話す言葉を聞いて、ようやく事件との関連性を感じ取ったのだった。]
何を信じていいのか…。
[なぜ近藤が詳しい話を知っているのかは分からなかったが、作り話とも思えなかった。
しかし、誰かを疑うなど、自分にできるのだろうか。
気持ちを落ち着かせようとしても、そう簡単に整理はつかず。弓を握り締める左手には力がこもっていた。]
…はっ、この電車って動いてるんだよな…?
運転席とか…脱出口とか確認してくる――!
[駆けだそうとした際、すぐ近くで、近藤と須藤が2人がかりで二宮の身体を座席シートへと移そうとしているのが目に入った。
ふとドアの上辺りを見ると数字が書かれており、皆が集められて居るのは{4}両目らしい事が分かった。
まずは運転席の様子を確認しに行こうと動きだした。]
[速足で駆けて行き、運転席への入り口まではすぐに辿りついた。
だが、1両目から運転席へと繋がる扉を手で開けようと力を込めても、びくりとも動かない。
窓から中を覗こうとしても、やはりその向こう側は暗闇に閉ざされていて様子を窺う事は出来なかった。]
くそ…っ、誰がこんな事仕組んだんだ…!
[深く息を吐き、一度呼吸を落ちつける。
そして、手にしていた弓を袋から取り出して矢をつがえる。扉へと狙いを定め、ガラスを割ろうという考えだった。]
割れてくれ…頼む……!
[そう呟いて右手を離せば、矢は正面に見据えたガラスへと、空を切る音をさせながら一直線に向かい――]
……割れて…ない。
[ガン―ッという鈍い音を響かせただけで、寺崎が放った矢は虚しく地面に転がるのみであった。
その後、非常扉も探ってみたが、やはり開く事は無く、脱出不可能だという現実を突きつけられるだけの成果に終わる。
皆が居る所へと戻り、誰かに様子を聞かれたなら、悔しげな表情のまま首を横に振っただろう。]
―回想:終―
[とりあえず、須藤に促されるように適当な位置に座る事にして、近藤がスケッチブックを使って説明するのを他の皆と同様聞くことにした。今の状況をどうにかするためには、動かなければならないから。]
…鬼、か…。同級生達を疑えだなんて、これ以上にきついものは無いな。
[近くには弓槻の姿があって、そちらをちらりと見て苦笑いをした。]
能力があると自覚した人がいるなら、その人物の話を聞かなきゃいけない。
…誰だってここから出たいはずだし。
僕は、皆を変に疑ってしまう事は避けたいと思う。
だから、整理するためにも、その…鬼を見分ける目ってのと、死者の声が聞こえるっていう人物が本当にいるなら名乗ってほしいね。
それと、誰かに投票するというのは、まずはそれぞれが伏せてしてしまってもいいんじゃないかな。
一人に集める場合って、この中にいるらしい鬼も全員の意見が聞けるってことになるし、少しでも票数が多かった所に、合わせてきたとしたら…。
僕の意見は、鬼に有利になりそうな情報を渡したくないなと思っての提案。
もちろん、力があると名乗ってくれた人物は避けたいと思うけど。
[突然電車の中に閉じ込められた事も、二宮が死んでしまった事も受け入れ難いが、状況を打破するには話し合うしかないという結論に至ったらしい。
一通りの意思を伝えたところで、六花にチョコレートを手渡され、ありがとうと軽く微笑みながらそれを受け取った。
そして、バクの提案もあり、軽く自己紹介をしておく。
同学年の皆と先生方は知っているが、さすがに下級生までは知らなかったから、主にその3名に向けて**]
[須藤に促され、座席に座る。
自分の出した意見に続き、ぱらぱらと出て来る意見にじっと耳を傾けていた。]
そっか。
…結果を出せる前にそういう見分けられる力を持つ人間が名乗り出ると、何らかの情報を出す前に…鬼?だとかが二宮さんみたいにしちゃうんじゃないかって。
そう思ったから先生はあの意見を出したの。
…けれど…。
先生はちょっと臆病すぎるのかしら。
[ふう、とため息をひとつ。]
そうね。鬼が見える能力って、隠し通すのが難しいかもしれないわね。
じゃあ、鬼を見える能力があるなら…また二宮さんみたいな人が出る前に名乗る案。
それに賛成するわ。
自己紹介…。
そうね。わたしの名前は小鳥遊椛。
煌星学園の英語教師…だけど、知っている人も多いかしら。
一年生の子は知らないかもしれないわね。
[笑顔を作りはするが、疲労の色が滲み始めていた。]
中を見て回る手が足りないなら、先生も手伝うわ。
それでも、あと一人は欲しいところ、なのかしら…?
[もし男子数人あるいは須藤込みで見回るなら、探索を辞退する心算だとも付け加えた。]
それから、村瀬さんのチョコレート。
先生もひとついただくわ。
[ボイスレコーダー横のチョコレートをひとつ手に取り。
代わりに鞄からマシュマロの袋を取り出し、置いた。]
先生も甘いものを食べると落ち着くと思うわ。
これ、少ないけどお腹が空いたら食べてね。
[個包装ではないうえに、パトロールの際に幾らかつまんで食べてしまったことは須藤くらいしか知らない事実。]
寺崎君の言う、指差す先を伏せるかどうかの話は…。
少し、考えさせて。
[そう言って眉根を寄せる様子は、普段の自身を知るものからすれば珍しいものに見えたことだろう。]
先に理由も言わずにいきなり指差しで疑われたら弁明の機会も与えられないのではないかしら、って思うのよ。
それって、疑われる側からしたらとても怖いことじゃない…?
[そこまで喋り終わった後、チョコレートを口の中に放り込んだ。**]
─回想・駅前─
六花ちゃんも、松柏駅のこと知ってたんだ?
[よく見知った顔を見つければ、自然に表情が解れた。
手を振りながら、急ぎ足で村瀬たちのグループへ寄る]
私も、今から汽車を見に行くところだったの。
本当に現れるのかな? 警笛を聞くと、連れ攫われちゃうって聞いたけど。
[こわいね、と口にしながらも、友人と合流できた安堵の方がより強く現れていた]
[合流したグループ同士、互いに自己紹介しながら駅へと向かう。
到着してみれば、共にやって来た面子以外にも、幾人かの姿があった。 寺崎や、須藤や小鳥遊といった教師たちがお茶を飲み交わしているのも見える]
……え、と、
[けれど小春が探していたのはその誰でも無く、村瀬の横に立ったままうろうろと視線を彷徨わせた。
『現在の時刻は23時59分でーっす』と、はしゃいだ声が聞こえる。
オカルトの薀蓄や問いかけに答えていれば気もそぞろになって、刻々と時間だけが過ぎていく]
─電車の中─
[『何処かしらぁ、ここ』
小鳥遊の声に誘われて、奪われた視界もだんだんと戻ってくる。
瞬きを繰り返し、目元を擦って見渡せば、列車の内部に居るように感じられた]
……えっ……。
[頬を抓ってみれば、痛みがじんと伝わる。
微かに何かが燃えているような匂いに気付いて、振り向くと──浮かぶ火の玉と、倒れた二宮の姿が。
喜色の交じる椎名の宣言も、窘める小鳥遊の声も、二宮を介抱する須藤の姿も、寺崎の弓が滑り落ちる音も、何処か遠い世界のもののようだった]
[扉に凭れ掛かっていると村瀬と小鳥遊がボイスレコーダーの横にお菓子を置いていくのが見える。
あの2人の何処か変わらない様子にふわと表情を和らげる。]
僕も、貰おうかな。
小鳥遊先生もありがとうございます、戴きますね。
[ボイスレコーダーにあまり雑音が入らぬよう静かに近づきチョコとマシュマロを手に取る。
もといた場所に戻り一息つくと]
…寺崎君の投票先を伏せる件は少し同意しかねるな。
出来れば疑う先とその疑う理由を聞きたい。
そうしないと情報が増えていかないと思うんだ。
[友人に意見するのが怖いのか、言い辛そうに言葉を発する。
その空気を振り払うように少し声のトーンを明るめに自己紹介をはじめる。]
ええと、自己紹介が遅れたね。
僕は弓槻臣哉。天文部の部長をしている。
…と言っても部員は僕一人なんだけどね?
ちなみに2年です、よろしく。
[宜しく出来る状況ではないと解りつつも精一杯の笑みを浮かべて自己紹介を終える。
そしてチョコを口に放り込むと椎名の方へと向かう。]
椎名君、僕も一緒に行くよ。
青玲の事件を聞く限り余り一人になるのは良くないみたいだしね。
[椎名に一言かけると一度村瀬の方へと向き直り声をかける。
女生徒たちを見回し]
村瀬さん、櫻木さんのこと宜しく頼むよ。
あと三枝さんと1年の子たちのことも。
何かあったらすぐに呼んで。
[漂う鬼火が語りかけてくる内容だけが鮮明に頭に響き、ぞくぞくと悪寒が背を上る]
本当に、これ、……夢じゃなくて……?
[心なしか声を震わせながら呟いた時、鷹揚な拍手の音が耳に飛び込んできた]
───せんせ、い。
[立ち上がったのは、近藤天馬。
『これは遊びなんかじゃない』『青玲学園で起きたあの事件』『――、処刑する』 一つ一つの言葉が、数日前の近藤の呟きと、小山内の噂を思い起こさせる。
こちらを向いた視線が揺れたような気がしたのは気のせいだろうか。 じっと息を詰めて、塾講師を見上げた]
もしかして、小山内くんが居なくなったのと……同じ、……なんですか。 あれは、噂じゃなくて、本当に?
[思わず漏れた声は、低くかすれていて。彼には、届いたどうか]
そりゃどーも。
あんた、あの塾の講師か
クラスメートが何人か通ってるから知ってんよ。
[軽口のあと、近藤の説明を聞き終える]
ふーん…。なるほどね…
突拍子もない話だけど、嘘ついてるようには見えねーし、信じざるを得ないって感じだな
説明サンキュー
あ、すまん。俺、名乗ってもなかったな。
俺は長澤美空ってんだ。
[近藤に向けての自己紹介だったが、他の見知らぬ者へも聞こえるよう大きめの声で名乗った]
リウ、クルミ、ちょっと座っとけ。
大丈夫か?
[そのあと、背で怯えるリウとクルミを両側に抱えるように支え、座席に促した]
―回想―
[寺崎が止める間もなく、一人で駆け出す。どうやら先頭の車両にヒントを探しに行ったようだ。やがて悔しそうに戻ってきた彼に声をかける]
そうか、前には何もないんだな。・・・それはそうと、今後は一人で動き回るのはやめた方がいいぜ。こんな状況だし、最低でも3人で、な。
[じゃないと疑われる、という言葉は飲み込んで、後ろの探索を提案したのだった]
―回想終―
[自己紹介が一周したところで、探索に賛同してくれた村瀬、小鳥遊、弓槻とともに後部に向かって歩き出す。他にも候補者がいれば、同道することを断ることはないだろう。先頭を歩きながら、後ろに語りかける]
でも先生のモミジちゃんはともかく、村瀬も来るなんて意外だな。あまり怖くないのか?弓槻も・・・積極的な感じには見えないのにな。
[他意はない。話題を探しているだけなのだろう。笑いかけるように、話しかけた]
[数刻後。探索の結果、4両目からスタートして後ろには<<16>>の車両が続いていた。そしてもちろん、脱出の手がかりとなりそうなものは何もないのだった]
[近藤から向けられた笑顔は、常であればときめきの種にもなったかもしれないけれど。 じっと見上げたまま、唇を噛む。
その視線は近藤が二宮を運ぶべく身を翻したことで途切れて、小春はしゃがみ込んでしまった村瀬の背を擦るために片足をついた。
村瀬に触れることで小春の気も落ち着いてきて、無意識に早まっていた呼吸も元に戻っていく。
戻ってきた近藤の説明や、始まる議論を聞きながら、恐る恐る口を開いた]
先生、……えっと、近藤先生や、火の玉が言っていたように、時間が経つにつれて次々に人が襲われていくのだとしたら、は、早くその……鬼?ってやつが取り憑いた人を、見つけないといけないと思うんです……。
[口の中が乾いて、喉元がひくりと震える]
……だから、力?を、持っている人が居るのなら、協力して話し合うのがいいのかなって考えたんですが、……力を持っている人たちは、その人なりに、上手な力の使い方をし、知ってるかもしれない……し。
[制服の胸元を握って、一度目を伏せて。 再び視線を上げるまでに、暫し間があく]
……それに、あの。 ……私だったら、力を持っているだなんて言い出すのは、怖いなって……。
信じてもらえるか、分からない、ですし。 こんな状況だけど、……こんな状況だから、友達から、奇異の目で見られてしまったら、きっとつらい……。
[つらい、と消え入るように話した後、目を瞑る。だから、とついだその語調はしっかりしたものだった]
だから。ほ、…本人の言いたいタイミングに、任せたいって思うんです。
見分ける目を持っている人は出た方がいいという話を聞いて、それが最善だと思えば出てくれると思うし、きっと話し合いの流れで名乗るべき時が来たら、そういう力を持った人は、出てきてくれるんじゃないでしょうか。
例えば自分が違う車両に連れて行かれそうになった時とか、そのほか、いろいろ……ええと、今は思いつかないけれど。
あ、あの、私は個人的には、投票用紙に書いて名乗るやり方がいいんじゃないかなって思っています。
そ、そのためには話し合いで、車両を移って貰う人を決めなくっちゃならない、ですよね。
弓槻くんの、短い時間で投票先を揃えられるかどうかわからないって懸念もよく分かって、迷うんですけど……。
投票で出てくる流れになって、その時隣に移って貰う人を選ぶとするなら、力を持つ人はすぐに出た方がいい、と言った人たちの中からお願いすることになるのかな、と今考えていました。
[村瀬が服の裾を握るのに気付いて、その手を握り]
だから、私、投票は揃えた方がいいって思ってて……だから、伏せて投票するのは、反対、です。
あ、あの、投票を揃えて方がいいかなって思ったのは、鬼を見つけられる人って、どんな風に見つけるんだろう?って考えたのもあって……あの、あの、不明瞭な決定が少ないほうが、のびのび探しやすいんじゃないかな?って……。
力ってどんなものか分からないので、まったく見当違いのことを言ってるかもしれないのだけど……。
ん。
[分かったと、席にと座っていれば、話をじっと聞き入る。]
うん、意見出し合って揃えるのに賛同ね。
ただ。
寺崎君のいう指を指す先を伏せるというのは、ちょっと…ね。
指した理由も伏せるのよね?
それだと見えない所でこっそり合わせることもが出来てしまうのではないかしら?
鬼に有利な情報を渡したくない意見は分かるのだけど、情報があるだけあれば、鬼を見つけやすくなると思う。
[口元を抑えて咳をころす。
収まった頃に、村瀬からチョコレートを受け取って、唇だけでありがとう、となぞって笑顔を返した]
三枝小春、二年生です。
[簡易に自己紹介すると、椎名の誘いには首を振った。
村瀬が付いて行くと聞いて迷う素振りを見せたものの、やはりこの車両に留まることにする。
村瀬や小鳥遊がレコーダー脇に菓子を置くのを見て持っていた鞄を押さえたが、そのまま動かずに居た。
暫しの後に、近藤の横に遠慮がちに座って、話し合いの様子を眺めるよう**]
[自己紹介の流れが出てこれば、こちらも自己紹介をしただろう。]
私は櫻木 奈央、煌星学園2年よ。
[ここまでいってどういうか悩んだ]
えー…と。
普段図書室にいるから、よろしく。
―回想・近藤と―
[褒められれば嬉しいもので、顔を綻ばせて頷いた]
うん、六花が描いたのね。
皆きらきらしてるのね。街もね、人もね。
[少し絵を見て考えると、近藤に差し出す]
これ、あげるのね。
[喉が辛そうな様子にあまり無理をさせてはいけないと思い、傍に絵を置いてすぐさま元居た場所へと戻った]
[いつの間にか寺崎が別の車両を回っており、戻って他の車両の様子を話のを聞いた後、寺崎に軽くチョップをした]
こんな所で一人で行っちゃ危ないのね。メッ、なのね。
[しかし、じっとしているのも落ち着かず、汽車の内部がどうなっているのか自分でも見て回りたい気持ちがあり、椎名に付いて行く。
弓槻には残るよう促されたが、首を横に振った]
須藤センセーも居るし、1年の子達も落ち着くまでは仲いい子と一緒にいるのがいいと思うのね。
[仲がいい子とはいえ、この中に鬼が潜んでいるかもしれない。しかしすぐに誰かを疑うというのは自分でもまだ躊躇いがある。自分の気持ちを落ち着けたいが為に動きたいという気持ちもあった]
[椎名を先頭に車両を次から次へと歩く。いずれも同じように座席があるだけの場所を右左と見回していると椎名が声をかけてきた]
怖くない…わけじゃないのね。
でも、ちょっとでもここのこと知っておきたいのね。
[気が沈まないように気を使ってくれてるのだろうか、笑いかけてくれるのに対して同じように返した。
しかし、元の車両に戻れば横たわる二宮の姿と、重苦しい雰囲気にまた表情は曇る]
お話、聞くのね。
[ボイスレコーダーを再生していいか確認をして、聞き始めた]
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