情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[聞こえる声に、ゆるりと瞬いた]
……そう、だな。
それも、手ではあるが……
若い者が、死に急ぐでないよ……
[二人に言い聞かせるように囁く]
[どうして、ドロテアだったのか。
その問いに応える言葉は持たず。
案じる声をだすイェンニの肩を叩いた]
まあ、無事に、逃げられるだろうて……
[そうであればいいと、願う口ぶり]
信じてくれないかもしれないけど、
――ヴァルテリさんが、死に急ぐのも、いけない。
僕はそう思うよ。
[ゆるく、笑みを作る。俯いた顔の下、表情は見えない]
生きてなきゃね。
――大丈夫、ここにはおあつらえ向きに、人がそろってるじゃないか。
…はい。
わたくしは、死に急いだりいたしませんわ。
わたくしが死んでは、血肉となったドロテアの命までも無駄にしますもの。
それに、年若いとおっしゃりますけれど…わたくしは、年齢など関係なく。ヴァルテリ様も死なれては困ります。
[ヴァルテリの言葉には、力強く頷いてみせる。
死に急ぐことは、しない]
えぇ、逃げましょう、人狼を排除しようとするこの町から。
その為にはここを出ないといけませんが…
まだ、足りません、わよね?
[力が。
人を喰らって満ちる、その力が]
[簡単に身支度を整えて廊下に出る、と、むせかえるような酷い血の匂いに、思わず顔をしかめた]
[そして聞こえてくる、イェンニの叫びと嗚咽]
………。
[ドロテアの身に、何か大変な事が起こったのだ、と理解して、彼は彼女の部屋に足を向けた]
――ああ、ありがとう。レイヨ。
[小さく笑う。
二人の言葉にゆるりと頷き]
そうさな……
みな、生きてでよう。
そのためには――もっと、食らわねばの。
[到底足りぬ、と、イェンニの問いに頷いた]
……ドロテアが選ばれた理由はわからぬよ……
[供儀をえらぶ基準はきっと長老だけがしっている。
嘆く娘を慰める言葉を持たぬまま、ただその肩を宥めるように叩き。
廊下を歩く足音にレイヨがいる扉のほうへと視線を向けた]
また、見張るよ。
他の人、食べるといい。
――…ちゃんと見張っとくから。
終わったら、逃げないとね。
[自分は食べられないけれど、見張りくらいhできると
申し出をして]
ん、人が来た。
[小さく声を落とした]
[歩いてくるクレストに、視線を向ける。
扉の前、見せない方がいいだろうか、と。
立ち尽くしたまま、彼に言葉を投げる]
……見ない方が、良いと思、います。
[一応、控えめな静止の言葉]
ええ。
わたくしたちも――
収穫祭、になりますわ。
[少し、笑みを浮かべたけれど
続くこえに、頬を引き攣らせて引き締める]
[レイヨが言葉を向ける相手の、応じる声が聞こえない。
ならば可能性としてクレストかともおもいつつ。
死体を抱きしめるイェンニの頭をなぜて、傍を離れる。
死体から離れたほうがいいだろうが、今はいっても聞かないだろうと声に出すことはしない。
扉のほうへと向かえば、やはりクレストの顔が見えて]
ドロテアが死んだよ。
星読みは、やはり外れないようだ……
[哀しげにつげた]
[自分が、ドロテアの立場であったなら――そんな考えが、幻の父の罵声と共に過ぎる]
……。
[馬鹿な事を。そんな事を考えたところで、ドロテアが帰って来る訳でもなく、イェンニを余計に苦しめるだけだというのに]
血だらけ、
イェンニさんは、
――…落ち着いたら、落ち着くために、かな。
何か、あたたかいもの、作りますね。
[こちらのほうにやってきたヴァルテリへ、そう小さく言う。大丈夫だろうかと、視線は心配げに中へと向かったが。
それからクレストの様子を見て、]
……見ない方が良いです。
下、居間のほう、行きませんか。
[心配そうに、声をかける。どんなことを考えているのかはわからないが、ここから離したほうが良いのでは、と]
[制止の声(>>42)を聞いた上で、彼はドロテアの部屋に入った。大丈夫、とレイヨに目で告げて]
………っ。
[しかし、そこにあったのは、想像していた以上の惨状であった]
[血だらけの、惨状]
[血の海に沈む、ドロテア]
[彼女に縋りつく血まみれのイェンニ]
[血]
[赤]
[錆びた]
[鉄の匂い]
[むせるような]
[父も]
[母も]
[友人達も]
[みんなこんな風に]
[自分のせいで?]
[そうだ]
[違う]
[そうだ]
[違う]
ああ。
できるかぎり上手に、収穫せねばの。
[囁き一つおとしてはなれ。
クレストと入れ違いになるさいに視線を向けた]
[色々な言葉が、色が、匂いが、ぐるぐると回る]
[……辛うじてレイヨの姿を認め、ごめん、と唇が言葉の形を作り――]
[意識が途切れた]**
[そこまで強く止めたわけではなかったから、クレストが見るというのなら、彼は邪魔をしなかった。
先に階下へと行くヴァルテリに頷いて]
温かい物はおちつきます。
……僕も、すぐ行きます。
[一応、クレストの様子を見る為に、この場から見送る。
それから、中を見る人を見ると、彼の口がなにかを語る。
――慣れていないから、読み取るのは難しい。だけれど、何度か自分の口を動かして]
……ごめん?
[何故そんな言葉を、と。
意識を失った体を見下ろす。
運ばなければと思うものの、彼の力はそこまでない。
困ったように室内を見て、それからだれかくるまで、その場にとどまることになるのだった**]
えぇ、見つからないように。
きっと、疑い合いが始まるのででしょうけれど、
疑われたりしないように。
そして、隠れて出来るだけ沢山、
食べて、力をつけましょう。
[未だ 満ちたままの血の臭いに
自分の裡のどこかに熱を持ったまま
ヴァルテリに、小さく頷いた]
倒れちゃったね。
刺激が強かったかな。
……イェンニ、ほかにも人が来たら教えるから。
[自分はその戸の前で、ほかの人の応対をするつもり**]
[夜半に夢を見ていた。
ひとりの娘の背中が、ゆっくりと遠ざかる。
女はその背を追いかける。
ゆらゆらと白くきれいな光が辺りを満たしている。
追いかけて、追いかけるのに距離は遠くて──、
『 ま っ て 』
そう声を掛けようとした。
けれど音は響かずに、その刹那に夢は破れた]
[階下へと降りたあと。
クレストがたおれた事は知らず。
台所へと向かえばニルスはそこにいただろうか。
居れば上であったことを話す]
さて……
まあとりあえず、湯を沸かすか……
[やかんを火にかけて。
あとは、昨日のスープの残りがあればそれを温める。
ゆっくりと、うごいていた**]
ああ、疑われぬように、の……
[イェンニに声を返し。
倒れた、と言うレイヨの言葉にちらりと上を見上げ**]
イェンニは、嘆いていれば疑われまいて……
刺激…――ですか。
[目覚めた自分は、どこか麻痺したのだろうか
それとも違う種族だと認識した為だろうか
刺激、という言葉の意味が知れるのに時間がかかった]
嗚呼、クレスト様が。
[刺激が強いならば、血にまみれた自分は
クレストを運ぶ手伝いはしない方が良いかもしれない、
きっと血が着くだろうからと彼の記憶を知らずに想い。
ただ彼が目覚めて見ても問題無いよう、
また、ぎゅ、と死体を抱いた]
あ
[そっと、声をのせる]
今の人、なんか、
多分、ごめんね、って言ってたよ。
――…何でってあとで聞いてみようかな。
[ゆるく、口もとに笑みが上ったが、
見る人は、人狼の彼女しかいない。
人がくるころには、その笑みは隠れてしまった**]
はい、ありがとうございます。
[レイヨの言葉に、嬉しそうに頷いて。
続いたヴァルテリの言葉にも頷く気配を返す]
はい。
…本当に、嘆く気持ちは…
あるのですわ。
ですがこれからもきっと、
自分の為に人間を喰らっていくのですから。
解り合えるのは、コエの聞こえる相手だけ。
そういうものなのですわ。
クレスト様が、謝られて?
それは…何故、でしょう。
何か…知っておられるのでしょうか。
[謝る理由は、考えても見つからない。
ただ、何か知って居るのかと思うと
ざわりと胸裡が揺らぎ 不安が頭を擡げる]
[朝、ざわめく気配に身体を起こした。
夢はいつもの不吉な夢。
遠ざかっていく背、ちらと横顔を見た気がした。
胸騒ぎをおさえて身支度をし、恐る恐る扉を開く。
女の部屋は姉妹の部屋のすぐ傍ら、
今は丁度イェンニと共にドロテアを挟むかの形。
だから廊下に溢れる噎せ返るほどの血の匂いは、ひどく、濃い]
あ…、あ。まさか、
[レイヨが中を見ないように言う。
けれどイェンニが中にと聞けば、放っておけない。
お願いと小さく願って覗いた部屋は、異様であった。
血塗れのドロテア、
嘆き悲しむイェンニの姿、
意識を失って倒れ伏すクレストの姿。
呆然とした女の手から杖が離れて、
支えを失った女の身体も床へ崩れる。
長いスカートが場違いなほど、ふわりと床に広がった]
イェンニ…、イェンニ。
[それ以上を言えず、妹を失った彼女の名を呼んだ。
床を這って向かおうとする、その手前に意識を失った男がある。
無意識のように手を伸ばし、クレストの額へと触れた。
息をしている様子に少しほっとして、
そのまま動けずにイェンニへと再び顔を向ける。
泣きじゃくる彼女と目が合えば、涙が零れた]
…ごめんなさい。
引き止め、られなくて……ごめん、ね。
[夢で引きとめたとて変わらなかったのかも知れない。
けれど謝罪の言葉を紡ぎ、女はイェンニへと腕を伸ばした]
…ウルスラ、様。
どうして、
[名を呼ばれ向けた血と涙に濡れた顔はひどいもの
それでも問いを投げられたのは
ふたりが立て続けに倒れた事に驚いて
意識がこちらへ戻ったかのようだった]
どうしてウルスラ様が、
謝られるのですか。
…引きとめる、とは、
一体どういう事、なのでしょう…?
[伸ばされる腕を拒絶せず身を寄せて
だけれども浮かぶ疑問を口にした]
…まるで、ウルスラ様が、
人狼のようですわ。
[引きとめる、とはまるで仲間をとめたかったようで。
彼女の言葉には困惑めいたコエが漏れた]
… え、 ?
[女は、女の理屈で言葉を口にするだけだった。
だから己の言葉が、どんな疑念を呼ぶかも思いもよらず。
ただ少し混乱するまま、イェンニを見返した]
ゆめ……、で
[躊躇うような戸惑うような間のあとに、ぽつと零れる。
揺れるまま、曖昧な言葉たちが]
ゆめで見たの…ドロテアを。
私には止められなかった。
引き止めたくて……、でも……。…だから、
[ふると首を振る]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了