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あと5つの不思議を、四人で検証か
無理やな、普通に
消えずに、検証できりゃええんやろうけど
[振りむくマシロに、首をかしげて]
ん、聞こえた、気がしたんやけど
背中、ずっと重たいし
案外、俺も憑かれとるんかもな
[まぁ、意識が奪われるような事はないけど]
七つ目は、誰か残ってればいいんやろうけど。
それ除いても、あと四つやもんな。
七不思議、消えるようなのばっかりやし。
引きずり込まれそうになったとこを逃げても、検証した事にはなるんやろうけど……
リウ先輩の時とセイジの時、考えるとなあ。
[思い出す。普通では敵わないような、紛れもない彼岸の力の顕現。溜息を吐いて]
だらな事言いなさんな。
粗塩とお札なら持ってきとるじ?
……まあ、ともあれ、行ってみるか。
どうせ、戻らなんし。
[己も憑かれているかも、と言うヨシアキにそう言ってから。廊下へと出て歩き始め]
[学ラン姿の男の答え>>+9>>+11に目を丸くする]
霊の世界!? それって、やっぱり死んじゃったってこと……!? でも、死体とかない……よね?
帰れない……帰る方法はないの?
あっ、あと仁さんは……どうしてここに迷い込んだの?
[と、そこへ叫び声が聞こえてきて>>+14]
あれ……何かあったのかな。っていうか、誰だろ。
[不思議そうに首を*傾げた*]
仁
[セイジの言葉を聞きニヤリと笑う]
人を乗っ取る霊が良い霊だとでも思うか?
それに、俺は同じことを2度も体験する趣味はないしの。
[至極全うに答える。]
[タカハルは屋上の階段についていた。まるで自分の意思とは関係の無いように足が動く。
疲れているはずなのに。走って。下って。上って。こんな事態に巻き込まれて。疲れているはずなのに。
タカハルは足を上げ、ゆっくりと一段づつ上っていく。上らされている?]
[一段上るごとに人の顔が頭に浮かんでくる。
親しくなれた人たち。
親しくしてくれた人たち。
守りたいと思えた人たち。
守ってくれた人たち。
なんだかんだで大好きな姉]
[九段目]
[・・・怖いよ]
[十段目]
[怖いよ・・・]
[十一段目]
[やだ・・・《そこ》には行きたくない・・・]
[十二段目]
[・・・たすけてっ]
[そしてまた一段]
へっへっへ、ナオ先輩!
死亡フラグはもらったぜ!!
その長続きしたということを聞いたことの無いつり橋理論で恋人になったらカップルに挟まれて右往左往すうがいいわ!!
やけどしろ!!
いやームリだって。
あんなカップルワールドムリだって。
なんの結界だよあれ。
やべーって。あんなんに手出しできるとか幽霊、強い力を手に入れるのと引き換えに空気の読み方を失ったな?
っていうか誰も生き残らないストーリー展開ならあれか。七不思議がないと二人は両思いになること(もしくはなっても気づくことは無かった。もしくは思いを伝えられなかった)は無かったけど、七不思議があるから生き残れないって
なにそれかなしい
あー同じくらい空気を読めない存在が普通に地球上に存在してるわ。
おばちゃんっていう。
なんだよー普通に登場人物に用務員のおばちゃんとかいれば勝てたんじゃね?これ
仁
[また一人、禁忌に触れんと階段を上る。
13段目には、てぐすねひいて待つ仲間の姿。
手招きに応じるように、操られるように、階段を上っている]
あぁ…やはり今度は…あいつか。
[連れていけと言わずとも、タカハルの場合は連れて行かれるのだろう…]
ちょっ……まっ!ひとりにしにゃーで!
[タカハルを追いかけるように、階段を登る、急いでいるつもりなのだけれど、身体はそれに反して遅々としてしか動かない。]
ねぇ、まって、おねがい。ねえってば。
[ここで一人になってしまったら、もう耐え切れいなのが、自分でも判る。だから。]
[12段、11段、11段、10段、12段、10段。
数えたく何てないのに。追いかけて登る階段の段数が、自然と意識に入り込んでくる。既に1階から3階まで登ってきているのに。更に屋上に向かって階段を進む。
それこそ。何かに惹き付けられているかのように。]
[不意に、空気が重くなる。
ここから屋上は、駄目だ、絶対に。
体の中で一杯一杯の赤信号が、警告している。
それでも昇って行くタカハルには、追いつけそうにないけれど、酷く重い脚を、階段に向かって動かす]
――だっ、だめ。登っちゃ、だめだみ。
そこ、当たり、だにゃ。
[3Fから屋上に向かう踊り場。視線の先には、屋上手前。十三段目を踏む彼の姿が。]
体ごと……じゃあ死んだわけじゃないんだぁ……
[仁の言葉>>+18に不思議そうに頷き、シンヤと言われて]
シンヤ……? あ、あー、古山! そういえばいないね! 一人でうろうろしてんのかなぁ……
[禁忌>>+22と聞いて]
禁忌……怪談を調べようとすることって、そんなにいけないことだったの……?
[仁の言葉>>+26に眉尻が下がる]
そっか……そうだよね……霊だって元は生きた人間だったんだし……それに、苦しがって死んだ人の話もあるし……。
私が肝試しなんて計画したからこんなことになったんだ……
だったら、ここから出る方法も、私が探さないと。
[そう言いながらも、どうすれば戻ることができるのかなど見当もつかず]
―― 元いた階段 ――
俺は、意識はっきりしとるし
お祓いするようなあれでも、ないけどな
でもまぁ、ちょっと様子みよか
…――――
おらんな、あいつら
[そこには、タカハルとナオの姿は無く
どうやら、移動したのだろうと言う事はわかる
問題は、何処に移動したのか、だけれど]
階段やって言うんやし、階段やろ 登るか
[マシロに問いかけて、階段に足をかける]
仁
今のお前たちなら、方法さえ分かれば戻れるかもしれぬな
[向こうとこちらを行き来できるとはいえ、
霊としては赤子同然の仁には
リウたちを戻す術など分かるはずもない]
俺は端から諦めたから、ここにいるがの
[自嘲気味に呟く]
うーん。霊界と人間界を繋ぐ方法って、現実的なのは合わせ鏡……?
でも、向こうにいる人に頼んでやってもらわないとならないし……
霊界側から自力で出来るのは……。
[オカルト部の知識を総動員して*考え始めた*]
オカルト部・部長 リウは、ここまで読んだ。[栞]
何ぞ、変わった事があったら……
すぐ言いまっしよ。
くれぐれも隠したりせんようにな。
[ヨシアキと言葉を交わしつつ、階段付近と戻り着く。しんと静まり返った闇を見渡し]
……やな。
何処行ったんやろ。
[少しだけ表情を険しくして呟く。問い掛けには頷き、己も階段を昇り始めた。と、踊り場の暗がりの中に、立ち尽くすナオの姿が見えて]
ナオ? どうしたん、……
……タカハル!
[満ちる緊迫の気配に、ぽつりと呟く。そしてその視線の先を見、はっと名を呼んだ。其処には屋上への階段の最後の段を踏むタカハルの姿があった。
思考が巡る。階段の階段。十三段目を踏むと連れ去られる。あれは、何段目だろうか――]
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