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―ジャック・弟の視界―
[遠くなりゆく来伝とオトハの姿。
襲うのをあきらめたのか、弟は銃口を下ろした。]
――――――――――――
あー あー あの二人を仲間にしそこねちゃったな、弟よ
ま、あたしがかばった所為だけどさーーっ。
[悪びれもせず]
お届けモノだよ。
[ポケットから手紙を取り出す。
湯治場、教誨所、火の見櫓、それらの地下を流れてきた赤い水が、足を飲み込んでいく**]
「知ってる?」
[問いかける、幼い声]
何を?
[問い返す声もまた、幼い]
「この村はね?」
[ラジオノイズ。
砂嵐のように乱れる、視界]
……。
やっぱ、惜しかったかな。
仲間にしちゃえばよかったかも。
でも。ま。次の機会もあるか。
それまで二人が、ちんたらやってたら。当然そうなるもんね。
いぇあ♪
[丸まりつつ、一人合点したのだった]
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