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俺だって、美夏ちゃんのおかげで助かったよ。
さっきアンに会った時なんか………
いや、これは関係ないの話かな。
[軽くふるふると首を振って]
味の保証?んなもんいらねーよー。
女の子の手料理は、味とか二の次。
作ってくれたって事実が大切なのさ?
[あはは、と笑って]
そうだな………食材調達がてら、外に行ってみる?
それとも、二人きりの学校をもちっと満喫してみる?
−コンビニ−
腹、減った…
[家で待っている間にありものを口にしてはいたが、
さすがに外を歩き回っていればおなかも減って。
物欲しげな顔で誰もいないコンビニの中を見る]
だれもいねーし…いいよな、ちょっとくらい
[忍び込むような姿勢で入り口の自動ドアをくぐり、
おにぎりなどを見るが期限切れのようで。
ううむ、と唸ってお菓子コーナーへ回り込んだ]
あ、ゴーライジャーチップス!
[目を輝かせてそれを2つばかり手にして。
ついでにスポーツドリンクもひとつ失敬して店を出ようと。
[雪の降る外に戻るのは嫌でカウンターに座ってスナックを開けた]
[関係ない話とふるふると首を振る彼を不思議そうに見て]
あはは。お腹壊さないといいねー。
二人きりの学校もいいけど、ジュンタお腹空いたんでしょ?
食材調達でもしにいこうか?誰かに会えるかもしれないし。
[そう言って、机からとんっと降りた。]
そだな、学校デートはまたの機会にしますか。
[ひょいっと机から飛び降りて。]
さぁ、仲間探しの冒険へ出発しますか?お姫様?
[くすり笑って、手を差し出した]
[おどけたように言葉を紡ぐ彼にくすりと笑い]
そうね。そうしましょうか。
[少しすまして答えて、差し出された手には少し考えてから自分の手を重ね彼と一緒に学校を後にするだろう。]
―外―
[降り積もる雪は世界を白銀に変えて。吐く息は白く、風は冷たく。白い雪のキャンバスには、二人の足跡のみが描かれていく。それでも繋いだ手は暖かかったから、俺は微笑んでいられたんだと思うんだ。]
さみぃー……息、白いぜー?
−外−
[彼に手をひかれ白い世界へと踏み出す。]
寒い…。ほんと息白いよねー。
こんな事が起こらなかったら、雪合戦とかかまくら作って遊べるのに。
[足跡がないのを見ればほんとに誰もいないんだと再認識して、ぎゅっと繋いでいる手に力がこもる。]
ジュンタは消えたりしないよね?
雪合戦かぁー。やる?二人しかいねーけど?
[ひょいっと積もった雪を拾って、片手で玉にする。握られた手に力がこもるのを感じたら、優しく握り返すんだ。]
消えないよ、俺は。消えたりしないさ。
まだまだ、美夏ちゃんと一緒にいたいからな?
[にこり、微笑んで]
[優しく握り返された手にほっとして、その後に続いた言葉には少し顔を赤くして]
うん。
消えたりしないよね。私も消えない。
[そう言うと彼が手に持っている雪玉をとってぽーんっと遠くに投げる。]
それにしてもほんっとに誰もいないね。
コンビニとかスーパーとかも商品持ち出し放題?
[くすりと笑い、まわりに誰かいないかときょろきょろあたりを見回したりする。]
そうそう、消えない消えない。
世界は二人の為にある……ってのは言い過ぎだけど。
少なくとも、数人の為だけの世界だってのは確かさ。
[美夏ちゃんが投げた雪玉を見つめて]
おー、万引きし放題だな?
アクセサリーとか服とかただじゃん?
[おどけてみせる]
また怪人だー
[チップスについているキャラクターカードを開けて
がっかりした様子で唸ったとき、見たことのある人が]
あ…っと、えと。
アルバイトなんて、そんなんじゃねーよ
[きまずそうに言って。
それでも久しぶりに見た動く人にほっとしたのか
カウンターから降りて近寄って]
おっちゃん、消えてなかったんだな。
[じいい、と見上げてそれだけぽつりと]
あはは。2人の世界か。
数人ってどれくらいいるんだろ。イマリ先輩はいるのかな?
違う世界に来ちゃったのかな?私達。
あー。そうだよねー。
私、可愛いネックレス欲しいなぁ。
[冗談っぽくそう言いながら、彼の手のぬくもりを感じながらやはり誰もいない街の中を歩いていく。]
そーかそーか。
[デンゴをくしゃくしゃなでて。]
お前も無事、と。
どうしたんだろな…この街。
避難とかなら、お知らせあるだろうに。
…他は…だれか居た?
イマリはいるだろうけど……
マシロとズイハラさんとアン。
いまんとこ、俺達以外にいたのはこれだけ?
二人きりにちけぇよなぁ。こんな広い街にこれだけじゃ。
違う世界………か。三途の川だったりして?
[怖そうに、お化けの真似をしてみて]
可愛いネックレスかぁー。
今度買いに行こうか?
クリスマスにプレゼントしてやるよー?
そうだよね。ほとんど2人に近いよね。
三途の川って…。
消えたのは他の皆だと思ってたけど、実は私達の方が消えてたってオチ?
[お化けのマネをする彼を見てくすくすと笑う。]
あー。来月クリスマスかー。
このまま誰もいないままクリスマスなのかなー?
買ってくれるの?それじゃあ、勝ってもらわなくちゃねー。
[冗談ぽくそんな話をしながら地面に目を落とせば、誰かの足跡。]
あれ?これって私達の足跡じゃないよね?誰かがここ歩いた?
[くしゃくしゃと撫でられればこそばゆそうにしながら
どこかうれしそうに笑って]
うん。オレはへーき。
でも…おれ今日は、変な人しかみてねーや。
アンとか言ってたけど。
みんないなくなるって、言ってた。
アイツが言ってたこと、ほんとなのかな。
だから、みんないなくなっちまったのかな。
[何か街に起きていたのなら、
母親が自分を放っておくわけはない筈。
だから可能性があるとすれば…
消えてしまった、としか思えなかった]
そそ、行方不明なのは俺達!
[あはは、と笑って]
さぁ、ちゃんとクリスマス来るのかな?
でも、来たら買ってやるよ。
博打で稼いだ金で悪いけどな?
[おどけてみせるが、足跡を見れば]
……行ってみる?
えー。クリスマスがこないなんてつまんない。
[口を尖らせてそう言うも、行ってみるかと問われれば]
うん。もし、その人が一人だったらきっと心細いよね?
それにこの先にコンビニあったはずだし。
[こくりと頷き、続く足跡をとんとんと追ってみることにした。]
―藍住中央公園―
[やはり人がいない。
雪がただしんしんと落ちていく。
この掌を広げると雪が溶けていった。]
寒い…。
というか本当に人がいない。
[携帯を取り出すとメールの受信があったようだ。
それの送り主を確認すると携帯をしまう。]
お腹すいた…。
[袋の中からお菓子を取り出し。
ベンチに座って食べることにした。]
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