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ドロテアちゃんも憎いことを言ってくれるわね。
[あの子にそんな力があっただなんて
まったく気づかなかったもの。
ドロテアの手記にはさも悪い事をしたかのように書かれているが…は眉を顰め]
私は、何も悪いことは、してないわ。
[今までこのように退治されるようなことなんて
何一つとしてしていない。大人しく過ごしていたはずだ。
彼女だって、幸せの国にいけたはずよ。]
……さて、お次は誰を誘おうかしら。
[広間に集まる人々の顔をこっそり伺った]
>>172[外国人の彼にはその歌の意味は理解できなかった。
しかし、歌い終わると同時に、その男は言った。
ここを出て行けと。
この吹雪の中、それは、死ねと言っているに等しい。
即座に自分が疑われていることを察した。]
理由を聞いてもよろしいでしょうか?
[よそ者というだけであらぬ疑いをかけられたことは何度かある。
トゥーリッキはあくまで冷静に、そう訊ね返した。]
……あァ、くそッ。
[もし、この中から殺すとしたら誰を選ぶだろう?
クレスト?酒飲み仲間だ、ナッキだなんて思えない。
ユノラフ?論外だろう、友を疑うなど。
この場に居る面々の名前が次から次へと脳裏を掠めては消えていく。]
[それを何度か繰り返して―――、浮かんだのは、一人の名前。
トゥーリッキ。
異国の旅人。マレビト。この村の人間ではない。
排除されたところで、自分の生活にはさしたる変化はない―――]
[その時、聞こえたのはダグの声だった。
歌に始まり、それから、トゥーリッキへの直接の語りかけ。
このまま彼が選ばれたとしたら―――]
……畜生。
[彼が選ばれてくれれば。自分の友人たちの代わりに、彼が。
そのような考えが浮かんだ自分に嫌気がし、わしゃわしゃと頭を掻いた。]
[一度ひらついたブラウスは、
また男の体にぴったりとフィット…否、大分キツそうだが。
致命傷といえるほどに大きな傷は、完全に塞がっている。
まだ人であった200年程前に、受けた傷。
そうして、泥混じりの水場で息絶えた。
村八分にされた己が家で死んだ両親と――
飢餓に苦しんだ末、二人に『食われた』弟へ。
悲哀の念を抱いて、静かに心臓を止めたのが
天使の名を受けた男の、人としての最後の記憶。
そうして、醜い聖痕を刻んだ精となり、今に至る。]
…ん、大丈夫そうだ。
[一歩、二歩とゆっくり歩いた後、こくんと頷き、
ぱたり、スリッパを鳴らしながらミハイルに続く。
足取りは、いつもの司書よりは遅いけれど。]
―――― 、
[ふわりと翻ったブラウスの下、
彼のわき腹にある古傷を見つけ――眼を細める。
かつては、軍人であったと聞いた。
その時についたものだろうか。
視界に入った古傷の事を尋ねることはせず、
ただ、一瞬だけ。痛ましそうに、眉を下げた。]
/*
そこほぼ村建て確定だと思うから悩みどころ。
イルマ落としを考えたけどバファは有りな範囲なので、そっちでもいい。合わせる
― →大広間 ―
[両親に疎まれていたとはいえ、
日々を平穏に暮らしてきた司書は気付かない。
その古傷は、人の命さえも奪えるほどの
大きさだと言う事を。]
[ぎしり、階段が軋んだ音を立てる。
聞こえてきたダグの歌の後。
どことなく空気が張り詰めているような気がして、
すこしだけ、身を強張らせた。]
―現在・大部屋―
[特に何をするでもなく大部屋に居座っていれば、手記を見たらしい村の娘…イルマから声をかけられる>>150]
信じるも何も、彼女が死んだのは確かだ。
ナッキとは信じ難いが…信じる他ないのだろうな。
[冷静に、そして無愛想に。人が一人死んだというのにその顔色が変わることは全くない。すると、今度は写真家のユラノフに話しかけられる>>169。ニルスを嫌っている彼から話しかけるのは珍しい事なのだが]
ふん…何を馬鹿な事を。
人間の命など一瞬に過ぎない。
…だが、蝶は永久に、美しい。
[一度だけ彼と話した事があったのだが、有りのままの姿を大切にするユラノフとは気が合わない。どうやらそれは変わらず、今回もまた彼との間には火花が散りそうだった]
写真家ね…。
同じ年頃の子でも誘ってやりゃあ、
寂しい思いもさせずに済むと思ったんだがな。
俺は何方でも構わねえぜ?
[クレストの部屋を出ながら答えるは、脳に伝える低い声音]
/*
今のうちに狼側の指針を。
9>7>5>3>
襲撃は四回しか選べないが
3dで俺処刑な気がするのでその時にクレストを落とす。
仕事終わってる上、告発もできねえ状態にしちまったしな
多弁か否かに関わらず最終日を面白くしそうな位置を残してく感じ。
/*
ううん、村建てさんなのね…。
そうなると悩ましいわね。
一応本日狼COロール回そうと思ってたので、お誘いはやらせてもらって良いかしら。
[ダグの唄う歌、旅芸人のトゥーリッキへの遠回しな自殺勧告。殺伐とした空気のなか、言われた当人がダグへと理由を問うが彼は何と答えただろうか]
成る程ね、こうやって殺すのか。
…僕も君の名を挙げよう、トゥーリッキ。
理由は簡単だ。“外部者”、だからな。
[そう言って眼鏡を指で押し上げる。部屋の灯りに反射したレンズがニルスの瞳の色を通すことはなく、彼がどんな顔でそう告げたのかは分からない。最も、見えたところで彼は無愛想なままなのだろうが]
てっきり、男性だから関係ないだろうと思いこんでいたよ。そうか、そういう可能性も、あるのか……。
[随分長いこと逡巡した後、]
うん……トゥーリッキさん。私からも、お願いしていいかな。
[相手に話しかける、というよりは視線すら合わさずにむしろ呟く風に。
それは本気でトゥーリッキがナッキであると疑っていたから、というよりも
長年の顔見知りに手を出すよりは、よく知らない者に手を出す方が心が軽いだろう、と思った末の選択であった**]
/*
吊りは司書さんがどう占いCOするかよね。
ダグさんは面白そうだから残って欲しいわ。
あとはニルスかしら。
この二人がどうなるか見てみたいわね。
"おかえり"。
――それから、どうか無事で。
そいつは、
お前さんの慰めにはならないんだ。
[相手の何を拒絶し、また容れたのか。
一切を伝えない男は、二度は*詫びない*]
/*
余所者キャラはやっぱりそうなってしまうよね…
私が人狼騒動建てたときも、
暗に余所者RPで吊られても泣かない、
って書いたレベル…
―大広間―
[時折ふらつくクレスト>>188の肩を支えてやり。
階段を降りつつ考えるのは、もう見る事の無い弟のこと。
男が戦地から戻る前は――確か<<07>>歳。
あの時、村八分にされなければ、
飢えと寒ささえ存在しなければ。
父親と似た金糸の髪を持っていた弟は、
このくらいにまで育っていたかも知れない。]
もう少しだ、頑張れ。
[酒気の抜けきっているミハイルの口数は少ない。
そうして広間へ降りれば、空気は冷え切って居た。
シベリアの冷たい風、タイガが茂った緑を思い出す。
程度を上げるなら、この空間はそんな感じの寒さだ。
室温の話ではない。]
クレスト(占)
イェンニ(狼)
マティアス(霊)
ミハイル(狼)
ユノラフ(村)
ニルス(村)
イルマ(村)
トゥーリッキ(村)
ダグ(村)
占霊狼狼村村村村村 ▼蛇 ▲?
占霊狼狼村村村 ▼狼 ▲占
霊狼村村村 ▼写 ▲霊
狼村村 ▼娘 ▲霊
こう?
………… ナッキ、
[そんな莫迦な話が、笑い飛ばす事など、出来ない。
人間を死へと誘う悪霊。
――嗚、もしかして、あの、黒は、]
/*
ちょっと予定の見通しが甘すぎた。
大変申し訳ないです。
あと、あらゆる意味でダグの人に先をこされたぁあああ、と叫びたくなった。
でも私が考えてた流れよりずっと綺麗だったし知識も深そうだからいいや……。
[ダグは理由を教えてはくれなかった。>>191
ニルスはよそ者だからだと言う。>>192
イルマからも自分の名前が挙がる。>>193
イェンニも自分を疑っている様子。
二人とも明言はしないが、理由はニルスと同じだろう。]
ふ、なるほど。
確かに、排除するなら同族の者よりも、異国の者の方が楽だ。
自分も、同族も傷つけずに済む、実に合理的な防衛本能。
しかし、申し訳ないですが、私はそう簡単に、自ら死を選ぶわけにはいきません。
この命は、私だけのものではない。
相棒が救ってくれた、大切なもの…なのでね。
[傍らに置いた籠をちらりと見て、そう言い切った。]
それに、外部と言うならば、私だけではない。
聞くところによると、クレストさんや、ミハイルさんも、故郷は別のところだとか。
[他の者を引き合いに出すのはためらわれたが、簡単に受け入れることも出来ず、仕方なく、二人の名を口にした。]
[ふるり、首を横に振る。
そんなことを、信じたくもなかった。
あの黒を背負う人が、
そんな事をするとは思えなかったから。]
[静かな部屋の中、この状況で、
トゥーリッキに向けられる視線は、
殺気を帯びたものが多く。
それが疑いの視線であることに、気付けぬ筈もない。]
………随分と、冷静なんだな。
[対して、司書の視線は――…ニルスへと。
この状況下でも変わらぬ彼の表情に、
違和を覚えてのこと。]
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