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ほんとだよなー。
[わけわからん、という言葉に頷いて]
そも、走ってる車の中からってーのがアレだし。
ネギ兄やんがイベントほっぽり出すってのも、ないだろしなぁ。
ん、詳しい話は、ガム兄に聞いた方がいいだろ。
オレは、も少し探して歩いてみるわ。
怪談はやめろよ。
[自転車を漕ぎ出したヌイの背中に呟いた。
助手席をちらりと見やる]
そういうのは、ごめんだ。
[軽トラは低速で進んで行く]
[ギンスイとともにタカハルからの話を聞く。
ホズミがいたという喜ばしい知らせには
安堵するも、ネギヤの失踪には訝しげな顔になり]
……消えたんですか?
ネギヤさんが?
さっきまでその場にいた人が消えるなんて…
そうか。
[もう少し歩いてみるというタカハル>>69に、軽く手を挙げて]
ほんじゃ、また。
……二度目じゃの、今日は。
[小さく苦笑い]
次に会うときも、見つかった知らせじゃとええな。
さて……。
[タカハルと別れ、ふと自分の格好に気がついて]
他所の家へ行くのに、びしょ濡れも失礼じゃのう。面倒じゃが、着替えるか。
[一度家へ帰り、ホズミに捕まって散々愚痴を聞かされる。やがて夕食時になり、結局ンガムラ宅へ向かったのは遅い時刻]
―― 夜更けの廃屋 ――
[辿り着いた其処に、
「グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国」なる
愛称をつけた者が居るとは知らぬままに、自転車を停める。
夜更け、廃屋の横に停まる自転車と軽トラのライト。
ネギヤ探しに村人が出歩いていれば厭でも目立つか。
移民の男は、廃屋を眺めてから同行者を振り返る。]
… 祭りの催しで使うような
準備 しちょったげにゃ 見えん か…
―夜更けの道―
[ぶつぶつ独り言を言いながら歩いている]
すっかり遅くなってしもうた。
姉ちゃんは、嫌ならエントリーせねばええ話じゃろ。何でワシが女装して出にゃならんのじゃ。
今から行っても、大丈夫かのう。ンガムラさんはともかく、親父さんたちはもう寝とられやせんか。
……灯り、消えとったら帰ればええか。できれば、これは持って帰りとうないのう。
重いんじゃ。
[手に持ったレジ袋を、少し持ち上げる]
お?誰ぞ来よる。
[前方からゆっくりと近づいてくる、車のライトと小さなライト]
[灯りはまっすぐ向かって来ずに、途中の角を右へ曲がった。街灯が車体をぼんやり照らす]
ンガムラさんの軽トラじゃ。
こんな時間に、何じゃ……まだネギヤさん見つかっとらんのか。
いくら何でも。
[表情を曇らせ、走り出す。軽トラの曲がった道へ入り、やがてライトを頼りに廃屋へたどり着いた]
―― 廃屋 ――
「晴天」 じゃなくて 「いい天気」。
…ネギヤさんが願うなら、そっち て。
婆っばんは 俺に 言うたが。 …嫉妬?
タカハルがぶら下げちょる てるてるは ふたつ。
てるてる同士でも 嫉妬する?
[ンガムラの左手へ一度視線を落として、真面目に応える。
廃屋の柵を乗り越えながら、ぐっと眉根を寄せて]
… 逃げや せん。
―夜更けの廃屋―
グレートブリテン、今こんなになっとるのか。
一昨年、姉ちゃんが無理矢理泊まり込んだ時は、洒落た店じゃったが。
すっかりボロボロじゃのう。
ん。
[駐車された軽トラの、空っぽの運転席を覗き込み]
ンガムラさーん?
ネギヤさん、まだおらんのか?
……中か。
[おっかなびっくりの足取りで、廃屋に足を踏み入れる]
ンガム……わあああぁ!?
[突然何かが飛んできた。軽い音を立てて、足もとに落ちる]
な、何じゃ……。
[そおっと拾い上げようとしたところへ、もうひとつ何かが飛んできた。かがんだ頭へまともに当たる]
ごあ!誰じゃ!誰がおるんじゃ!
ほ
… ギンスイ か?!
[怒鳴り返す声に、移民の男は太い声で問う。
つけっぱなしの軽トラのヘッドライトを頼りにやがて見つけて]
追うて来ちょったんか…!
危なか かも しれんとに――
[ギンスイの腕を掴んで引き寄せながら、辺りを窺う]
驚いたのはこっちじゃ!
[ンガムラ>>88にまた怒鳴り返し]
んあ?おう、ワシじゃ。
[名を呼ぶヌイ>>86には、落ち着いた声で返す]
何じゃ、二人とも。こんなとこにネギヤさん、
[言いかけたところで腕を掴まれ]
危ないって、何じゃ。
確かに人気はありゃせんが、この村で、そんな物騒な……
ことに、なっとるかも、知れんのか?
[声を潜め、ひどく真剣なヌイの顔を見上げた]
[自宅に戻ると、少し早目の夕食が準備されていた。
両親は、まだ花畑の方で花たちが
本来の色を取り戻せるようにと頑張っているのだろう。
一人だけの食卓で夕食を採りながら考えにふける]
……。
[花の様子も気になるが、今はやはり
突然姿を消したネギヤが気になった。
湯を浴び服を着替えると、夜の闇へと向かっていった]
[>>30の言葉に]
消えた……?気をつけろ……?あんまり縁起がよくない言葉だね…
[真っ先にホズミのことが頭をよぎり、ちらりと>>34ギンスイを見るが、首を振って思考を振り払い]
うーん、気のせいだったらいいんだけど。
……あれ?
[なんとなしに傘の取っ手を見ると、桃色の傘につけていた小さなてるてる坊主がなくなっている]
あれ…紐、切れてる…いつの間に落としちゃったんだろ。せっかく晴れますようにってネギヤお兄ちゃんが作ってつけてくれたのに……
[先ほどの「消える」「気をつけろ」との不穏な単語も手伝ったのか、急に襲ってくる不安感。
浮かない顔のまま、山を降りていく。]
[寄り道しながら帰り着いた家は静かなもの。
でも、それもそれで、いつもの事なので気にせずに。
適当に夕飯を済ませると、書き置きを一つ残して外に出る。
左手の傘と、右手のてるてる坊主は変わらず持ったまま]
……てるてるぼーず、てるぼーず、っと。
人探しの役には、たたねーかなー?
[掃除をしてから吹いたリコーダーは、よく響く綺麗な音がした。調子を試すために吹いた曲は、晴れ晴れの歌。
題名通りの明るい旋律。だが、気分は晴れない]
……ん。
ああ、お母さん。うん、大丈夫だよ。
[様子を見にきた母親には、笑い。夕食をとりに行ったのだった]
―公園→自宅―
[レインコートを着た球体関節人形が、ボタンの小机の上に鎮座している。
窓辺では、風に吹かれて回転している、てるてる坊主。]
[着替えた後、店先へ出て]
洗濯物が乾かないくらいで、愚痴言うんは、やめんさい。
みっともない。
[うんざりした顔で、嫁へ小言を言った。]
[まずはどこに向かおうかと思案して]
そういえば、なんだっけ?
あのギンスイさんの言ってたお店の名前。
凄く長い名前で……
グレートマジンガーアイランド……?
[そこで何やら大きな声やら音やらが響く]
きゃっ!?
[どうやら近くの廃屋から聞こえてきたようで
こっそりと戸を細く開けて何があったのか確認する]
[夜の闇、時折り過ぎる、光の軌跡。
ネギヤを探す村人たちの手にした灯りか]
……さーあてぇ。
探す、さがす、かぁ。
……みっつかんのかなぁ。
[ぽつり、呟く。
口元に浮かぶ笑みは、今は夜の帳と傘の影]
[夜目にも鮮やかな白の軌跡は、
簡易レーダーがようやく動きを止めた、カウンターの後ろへと。
ぶぶ ぶ… 羽音の質は、高くもやさしく――
移民の男は、其れを確認しンガムラへ、見つかった、と告げる。]
死なされる て 充分 酷くなか か?
[ふは、と心の準備をするように息をついてカウンター裏を覗き。
わるい夢にうなされるような表情で、外傷も無く
其処でつめたくなっているネギヤを…見つけた。]
[ヌイに腕を掴まれたまま、ンガムラの問い>>94に首を振り]
いや。すまんが、ワシ姉ちゃんに愚痴聞かされとって、まだほとんど探しとらん。
そうじゃ、姉ちゃん送ってくれたんじゃな、ありがとう。
ヌイも、見つけてくれてありが……とう。
姉ちゃんは見つかったが、ネギヤさんは……。
[頭の上で交わされる、ンガムラとヌイの会話。ヌイの低い声で告げられる、『物騒』への肯定>>97]
酷い事……物騒なこと?
セイジも、嫌な事が起こるって言うとった。
イベントがいやになって逃げた……なんてことあるはずないよ、最近はお天気を気にして大変そうだったけど、準備はすごく張り切ってたんだもん。それに今日は帰ったら実行委員会の人達と前日打ち合わせがあるからまっすぐ帰るって言ってた……。
[ホズミが消えたと聞いた時にはなかったような不安感が膨らんでいき、思わず傘をぎゅっと握って]
私、裏山のほう探してくるよ……!もしかしたらお天気のこと、神様にお願いに行ったのかもしれないし……戻ってきた私達と行き違いになっちゃったとか、あるかもしれないし。
[ギンスイ、タカハル、キクコに別れを告げて裏山の方に引き返して駆けていった]
[ネギヤの首元に手をやってから、淡々と言う]
死んでるな。
第一発見者って、要らん疑いかけられたりすんじゃねー?
―人形店―
[店の前を、幾つもの灯りがいったり来たり。]
なんじゃいね?
[表へ出てみると、
心配げな顔をした船頭も、灯りを手にして立っていた。]
――ネギヤがまだ帰ってこん?
まあまあ、どうしたんかねえ。
[しんどそうに腰を叩いて、短い立ち話を。]
―裏山―
お兄ちゃんどこに行ったんだろ……
突然マジックみたいに消えるだなんて、そんなこと……あるのかな……
やだ…なんか、さっきの縁起の良くない言葉がすごく気になってきたよ……
[あたりを見回すが、少し薄暗くなってきた山は見通しが悪く。]
うーん、よく見えないや…お社のほう、どっちだったかな……
おにいちゃーん!ネギヤおにいちゃーん!
[ネギヤの名を呼びながら裏山の中を進んでいく]
てるてるぼーず、てるぼーず。
[呟くように歌いながら、道を歩いていく]
あーした天気にしておくれ……。
[言いながら。
持っていた二つのてるてる坊主。
その一つを、ぽん、と空へ投げ上げた]
[夕食の後は、早めに眠りに就いたが――階下から聞こえてきた話し声に、目を覚ました。辺りはもう真っ暗になっている。
妙なざわめきが感じられて]
……?
[パジャマ姿で階段を降りていく、と、玄関先で母親と父親、それと誰かが話す内容が耳に入った]
……え?
ネギヤさんが……消え……?
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