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…わたし、寝ぼけているのかな。
[思わず目をこすって。
ふたたび同じ方向を見ても。
てん てん
跳ねるうさぎの姿は、もう*見えない*]
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もそもそと。
人が増えていました!
掬子さんと結城先生ですね。
◇掬子さん
・高校生(16歳なので進矢さん杏奈さんよりひとつ下でしょうか?)
・運動が苦手で前の授業でもぼんやりする程
・正岡子規の短歌に何かを思っている様子。
・現在下校途中に駅前の方へ向かっている
迷い事が多そうな方です。
◇結城さん
・28歳、大人の雰囲気です。
・養護教諭。どこの学校でしょうか。きになります。
・生徒に慕われているご様子。大人の対応。
謎多きお方です。ミステリアス。
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はっ! 智幸さんより嬉しい縁故を戴きました。
智幸さんと杏奈さんと、10年前にお会いしているのですね。了解いたしました。
そして進矢さんを見知っている事も了承いただきました。
たしかお写真を撮っていらっしゃるとか。
は、話しかけていいものでしょうか。
どきどきします。
◇現在地
・進矢さん→智幸さんの忘れ物を届けに植物園へ。
・智幸さん→植物園でお父様のお手伝い。げんこつ喰らって痛そう。
杏奈ちゃんが持っていた封筒の中身は、わたしの実家のお写真みたいです。
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「瓶にさす藤の花ぶさみじかければ たたみの上にとどかざりけり」
掬子さんの授業で使われていた子規の短歌ですね。
調べてみたらいろんな解釈があってなるほど、と。
掬子さんの解釈、好きです。
ちなみに子規と打とうとして、芭蕉と打ってみたり、正岡と打とうとして小林と打っていたことは、エピローグまでひみつにしましょうね。(照れ笑い)
[手のひらで、スマートフォンが震える。
マナーモードの通話機は、震える事で着信を知らせてくれた。]
ひゃっ! …め、メール…?
[画面に表記された文字列で、実家からの連絡だと知るけれど。
急に戻される現実は、心臓にわるい。]
[ロックを解除して、ボックスを開くと。
短い本文と共に、咲こぼれる藤の写真が表示された。
きれいな紫いろは、今年もたくさんの人を満足させているようで。]
――…そういえば昔…、おともだちだったあの兄妹。
今でも元気、かな…。
[ふと、むかしの頃を思い出す。
親の仕事の関係で、家に出入りしていた、しっかりもののお兄ちゃんと、元気いっぱいの妹。
たしか名前は――…]
ともゆきくんと、あんなちゃん。
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当時しっかり者に見えた智幸さんが、実はどじっ子に変身していただなんて。
夢にも思わないのでした。
進矢さん、右か左かでお夕飯のメニューまで変わってしまわれるとは…。
掬子さんもそうみたいですが。
高校生、多感な時期故に悩みも多そうなのですね。
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昨日は夜に顔を出す予定が…。
新たに3名いらしゃっいました。
◇銀さん
・お弁当屋さん。
・おばあ様と読みが同じお名前。
・クレーンゲームの景品を以前何処からか戴いていたらしい。
・負けず嫌い、という訳では無さそうですが、外したことはそれなりに口惜しかったご様子。
意外と気さくなお方みたいです。
◇香月さん
・女優の卵さん。
・白無垢でモブ中。
・高校生の頃に演劇部で、藤棚の下で野外劇を行った際、精霊役を演じたご様子。
・実家から寄せられる心配に疎遠気味。
中々辛いお立場のお方です。
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◇和泉さん
・老舗仕立て屋の娘さん。
・映画を見て、何やら心揺さぶられていたご様子。
・サングラス着用のようです。
結城先生を上回る更なるミステリアスなお方です。
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◇状況把握
・友幸さん・進矢さん
→友幸さんの落し物を無事、進矢さんがお渡し出来た様子。その流れで藤園のお写真を見せたようですが…。
何やら進矢さんには秘密が隠されているようですね。
友幸さんはお父様に進矢さんとのやり取りを見られたご様子?
お二人は別れた所で終わっているようです。
・掬子さん・銀さん
→クレーンゲームのウサギ足に目を付けていた鞠子さん。店を出た際に配達帰りの銀さんがにゃんこ師匠を眺めている所に出くわし、会話中。
・香月さん
撮影中、うさぎを見て日陰で休憩申し出中。
・和泉さん
映画を観終わって、空を眺めているご様子。
[ぼんやりと。
物思いに耽ること約(06)]分。
そろそろ場所移動を、と思い鞄に手を掛けた瞬間――]
…八重…藤……?
[目の前にふわりと広がった紫いろ。
数代前の趣味娯楽から始まった藤棚作り。
実家では無数の藤の花が次々に花をつけるけれど。
突然変異とも言われる八重藤は、果たしてあったでしょうか。]
樹村の…おじちゃまなら、
――知ってるかも。
[幼い頃から見慣れた景色は、
【藤の花】、ただそれだけの。
おぼろげな記憶しか残ってなくて。
精々、あんなちゃんと二人で、花房をぶどうと間違えて口にしようとして、ともゆきくんに止められた記憶しか強く残っていなくて。]
う〜ん、思い出せない。
[悩むそばを、ふたたびうさぎが横切った。]
――…実家でうさぎを飼った記憶は、流石にないんだけど、な。
[馴染み過ぎた景色のおぼろげと。
馴染みのない動物のおぼろげさに。
わたしは春の魅せたまぼろしだろうと思い込んで。
再び目をこすって、ベンチから*立ち上がった*]
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