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うーむ。
ランダムが(当然)一番ランダムにできるが狼投票はしないつもりという。
まあ、まだ一日あるし。寝言自重しておこう。
レンは……
[ミナツの声が聞こえれば、コートの肘を緩く握り。頭に響くカナメの声に]
わかっている。……も……
[小さな声で独りごちるように返し]
書いた覚えが? そうなのかね。
[ユウキの返答に耳を傾ける。彼に一枚の写真を見せようとするペケレの様を眺め]
「わかっている。
ルールも、役目も」
[生き延びるためには誰かを手向けなければならない。私は密かに二人を助けて勝利しなければならない。
わかっては、いたが。納得している、信じているかというと、そういうわけでもなく。ただ事実としてあるのは、テンマにレン、そしてアンという人物が消えたという事]
[記憶がないのにレンの事が手伝ってか、少々遅れて声を発する。
暫くの間周囲の会話をぼんやりと聞いていたが、そのうちに立ち上がり]
失礼。
もう少しだけ寝てくるよ。
[誰にともなく言い残して、その場を*後にした*]
[部屋に戻ってから、衣服の入っていた木箱に腰掛け、向かいの壁を遠く見ていた。眠り直すとは言ったが、いざ眠れる事もなく]
11018年……
[呟くのは写真の裏に刻まれていた年号]
あれが本物だとして。
私は……彼らは、一体どれだけの間眠っていたのだね?
[「知っても仕方がない事です」と、カナメが教える事は当然のようにない]
本当に何も教えないつもりかね。
そうだろう、君は。
私に記憶が戻らないように、と、考えている……
過去の全てを隠してしまおう、と。
「そんな事はありませんよ」
なら何故何も答えないのだね?
自然に思い出すのを待っている、などとは言わないだろう?
……、
[問い詰めるような口調。ふ、と息を吐き]
すまない。少々熱くなった。
だが、何一つとしてわからないままでは……
おかしくなってしまいそうだ。
[おかしくなる?
いいえ、貴方は――]
[途切れるカナメの声。暫し待っても言葉は続かず]
……? ……まあ、いい。
君は……私に役目を伝えただろう。
それを果たす事で記憶が戻ったりはしないのかね?
「可能性はありますね」
また曖昧な事を。
[ふう、と溜息を吐きながら肩を竦め]
もう一つ確認するが……
……私の役目は、本当に正しいものなのかね?
「と、いいますと?」
間違った役目では、ないのかね。
「そんな事はありません。
確かに正しいものですよ」
本当かね?
[ええ、と肯定するカナメに黙り込む。何度重ねても同じように上滑りする問答。立ち上がり、部屋の外に出て]
Ten little Injuns standing in a line.
One toddled home and then there were nine.
[静かな通路を歩きながら、無意識のように歌を紡ぐ。有名な詩に節を付けたもの]
Nine little Injuns swinging on a gate,
One tumbled off and then there were eight.
[どこかこの状況に重なるような]
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