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ねぇお母さん、今年も盆踊り大会ってあるの?
[夏の暑さに項垂れるように、呟く]
だって人が三人も居なくなったし。
[投げ出した足許に、去年と同じく散らばる花粉]
[また手許に届いた封書を透し見て。
無造作に体を起こしては、向かう先にひまわりの花畑]
若旦那だなんて。
一体どんな経緯でついたあだ名かしら?
[すれ違う、顔見知りとなった子供達のからかう声に
小さく口角を緩めては、優しく空気を揺るがして。]
あの、不安げに呟いて居た女の子は。
今年もひまわりを見ることが出来たかしら?
儀式……
私が歌うから、神隠しが起こるとでも?
[小さく首を傾ぐ]
歌にそんな力、あるかしら。
[友達が帰ってくるようにというクルミの願い、歌は叶えてくれなかった。
あの日共に居たカナの行方、歌は教えてくれない]
そんな力、在ればいいと思うけど。
[口元を隠す封筒、やはり、と視線を地面に落とす]
[柔く響く、耳触りの心地よい声に。
すっと目を細め]
今年も無事ひまわりは咲いたわね。
ーー嬉しい?
[主語のない問いかけは、それだけで
意味深に辺りへと響き渡る]
ふふ。だったら、ね。
[立候補という相手の顔を覆う眼鏡に指を伸ばし]
その顔、見せてくださる?
その姿じゃあ……本当にアナタが「レンさん」かわからないわ?
[わらいごえ、に返すのは、弧を描く鮮やかな紅。
結局指は、相手に触れずに降りるのだが]
私は、ね。
神様は居ればいいと思う。
そうしたら……
捕まえてみんなを帰して貰うことも、出来るものね?
/*
さて。投票に悩む時間です。
とりあえず次は絆落ちないですし、5人は確定だと思うんですが。
ゼンジとグリタとクルミ以外で誰かにすれば良いのかなあ。
襲撃は別々の所にしてるのかな。ふにふに。
――――、うん。
約束。
[“おおかみさま”の面を持ち上げて見上げて、硝子の向こうの眼を見て謂った。
遠い祭り囃子。
不思議と蝉の声は途切れていた。]
/*
ぶっちゃけ、Cじゃなくて、信である。略字があやふやだけど。
そしてうっかり明日の5人が智智ピ村村とかだと終わるんじゃんという予感。
……さて、いかがするか。
/*
困ったときの、ランダムさんよ。
いやまて、妙な組み合わせで残っても、困る気はしている。るるる。200ptだから全く接点ないとかありありすぎるし。
むーむーむー
さてはてー
[人影は陽炎のように揺れながら、すれ違う]
もう1年経ったのか。
それとも。
[もっと時間は流れたのかもしれない。
揺れる黄色い影は、ひまわり畑]
…こないと次はあなた。
誰が俺をここに連れてきた?
[ふつり、蝉の声がやむ]
[ひまわり迷路の前。
人生に迷いがちな姿が、長い影を作り出す。]
人狼童子、ですって。
一体どんな物語だったのかしら?
[消えた者が携えて居たと、噂に高い台本を手に。
懐かしむように目を細める。
自らの手は汚さずに捧げた身の存在を。
今は知る由も無く。]
/*
とりあえず、ゼンジさんの動きを見てから考えよう。
クルミは襲撃対象ぽいので吊り被らないようにしたいところだけれど。
ほんと、霊能者どこだろう。占霊で墓に言ってしまったのかもしかして。
/*[跡取 レン > 開業医 ユウキ > 下宿人 チカノ > 若旦那 ゼンジ > 記者 グリタ > 歌姫 ザクロ > 茜色の クルミ]
[ふと、聴こえた涼やかな声に伏せていた目を上げる。
暫く聴き入るように黙り込んだ後]
…嬉しい、か。
[ここを後にした数人の姿を脳裏に過ぎらせ。]
――不幸でなければ、それでいい。
まあ、ね。
神様の力に比べれば、劣るのだろうな。
[首を傾ぐ姿に、]
ただ。道をくるくるにするか、まっすぐにするか。
屹度、それくらいは……ね、……
ん、しかし……、
考えてみれば、”音痴”という宜しくない要素も関係するのだろうか。
[ぽつっ。相手に対して失礼までも口にした。]
ううーん。
[再び目を開け上半身を起き上がらせる。
今度は上手く起き上がれたようだ。
ゆっくりと立ち上がるときょろきょろとあたりを見回し、あてもなく歩き始める]
そうね、不幸でなければ…
[ぱしゃり、跳ねる金魚の水音は
涼しげに扇ぐかみさまの団扇に描かれた
絵に等しく似るように。]
そろそろまた、時間かしら?
[尋ねるはまた、さびしがり屋か
はたまた、賑やかが好きな神様への誘い
…顔を?
[弧を描く紅を前に、数拍の沈黙の後]
望みは繋げておきたいからなぁ。
では、これっくらいだが。どうぞ勘弁願いたい。
[指先で押し上げ、少しだけずらした眼鏡の端より、
ちらりと現れた瞳は、蒼。]
ワタシは、レン。いつもいつまでも変わらないよ。
[眼鏡を、元の位置へ戻した。]
ふふふふ。そうかい。良い心構えだ。
神様の捕獲に挑戦してみりゃ、いいさ。
[笑声の尾をひきつつ、盆踊り会場の方へと*]
[いつもの白衣姿のまま、くわえタバコで屋台の間をふらりふらりと歩き回る]
景気はどうだい?
[射的やわたあめなどの屋台を開いている古い友人に声をかけ。
そのまま二言三言話して、ふらりと次の屋台へ]
こどものはなし?
[一度だけ見憶えのある、
そう、去年自分だけはひまわりの約を
一方的に結んだ相手に微笑み]
かみさまに近いもの、かしら?
[嘯く]
――君が連れて行くのも、俺が連れて行くのも良かろうよ。
[風に運ばれてきた金色の粉に目を細め、応える。]
神さんは…誰がお望みであろうな。
だって、童って、こどものことですよね……?
[ふと、祭で謡うクルミのことが頭を過ぎる]
かみかくしは、こどもの悪戯なんでしょうか。
[ゆっくり地面を踏みしめて、迷路の入り口に近づく。
ゼンジの顔をまっすぐに見上げた*]
川倉千代衣並でしょう。
[失礼な物言いにも、めげずに胸を張る。
頑なと思っていた。
だから眼鏡がずらされれば、呆気にとられて蒼色を見つめた]
……。その瞳に免じて、信じてあげる。
[再び弧を描く紅は先ほどより緩く。
笑い声にふと、手紙が示す「場所」は、神様のところだろうかなどと思ったりした]
[から、ころん。
おおかみさまのお面をつけて駆けていく。
ぴちゃん、と金魚の跳ねる音。
今年も祭りは恙無く開かれ。
ひらり、あげは蝶が舞う。
丁度屋台を冷やかしていた白衣姿の横を茜色はすり抜けた**]
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