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-集会場-
[...はテーブルの上のランプに灯りをともした]
さてどうするか。
何かしなければならないことがあったような……気がするのだが。
困った。思いだせん。
[...は手近な椅子に*腰掛けた*]
[辺りをキョロキョロと見回しつつ]
誰かいないかな・・・うぅ、一人は心細いよ。
あ、明かりがついてる! 人、いるのかな。
[前方に明かりのついている建物がある、中に人がいたのなら*挨拶をするだろう*]
─小さな部屋─
──…うう…ん。
[それは、夜が明ける前の深い闇。]
───……が……。
──…!……………!!
……ッ…
……………………て…………。
[──闇の中、ひとり。
醒めた時には忘れ去る夢。]
うぁ…。頭、いてぇ…。
[ベッドに起き上がり、額を押さえる。
不快げに眉を顰め、頭を振った。]
こ、こ……今、は…。
ああ、そうか。
今日は集まる日だって…、そう、だよな。
[確認するように呟き、身支度を整える。
外に出れば、雪解け前の空気がひやりと冷たい。]
─村内の雪解け道─
冷える、な…。
早く雪が解けないと。
解けたら……あれ。解け、たら…?
[自らの呟きに、眉根が寄る。
やれやれと、息をついた。]
……雪が解けたら、学校。
戻らなきゃ。戻って、きちんと勉強して……。
──隣町まで、もう少しまともな交通機関があればいいのになあ。
[愚痴を呟いて、吐いた息が白い。
細めた目の先、小さな建物がランプの明かりを*灯していた。*]
[ふと気づくと、周りに人がいた]
おやあ……あたしゃあ何をやっていたんだろうねえ……
[手元を見ると、編みかけのセーターが]
……ああ、そうか、セーターを編んでいたんだねえ。このセーターを……
……ええと。誰にあげるんじゃったかねえ……?
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