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小男の姿が見えない
[怯えた小さな姿は見えない]
ここは死臭すらも乾いている。何もない枯れた土地。だから死体を大地に還す我々がいるのにな。
最後の功徳を与える、そして天に送る術を私は、餓えから食ってしもうた。
救いのないこの地を救う私が。
[カラカラの乾いた声
虚ろでおぼつかない足取りで向かうのは贄がいる檻]
そうですね、もう誰もこんな目に遭わない方がいいですね。
[息絶え絶えの贄に男は何もなさない]
貴方は充分徳を積みました。次の生は有意義でしょう。送ってあげますよ。
[口から出るは偽善。己の信仰以外は信じない。
それ以外は認めない。]
楽にして欲しいですか。
貴方は今、正しい道筋で死を目指していますからね。
救いの手は差し伸べません。
[指先に絡んでいるのは朝露に濡れた蜘蛛の糸ではなく、釣り糸]
ああ、勘違いしてますね。これは正しい道筋で死を目指す人間を邪魔する者を沈める救いの糸。
貴方はが死んだら、私が鳥達のように最後の功徳を施し、天に運びましょう。
[何も映さない目、虚ろな声]
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