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正直何処に出るか悩んでた(
は、そういえば言いそびれてたけど、ヴァルさんがきっちり処刑描写してくれて助かったのでした。
マジで呪殺だったらどうしようかt [最早長老星詠みレベルじゃない]
はい。
ヴァルテリ様も、…ご無理、なさらず…
[力は満ちている。
ドロテアと、マティアスとウルスラ。
3人分の血肉を、無駄にするつもりはない]
アイノのことを、人狼っていったんだ?
[ぽつり、と。
だが――その答は、アイノに語りかける内容こそが雄弁だった]
お前は、何者、なんだ…
そうだね、
君は簡単に、線を越えてくれて、僕は嬉しかった。
――そんな君でも生きられる世界だったら良かったのにね。
[アイノに告げる言葉は、少し笑いを含む]
最初から、夢じゃなかったんだよ。
僕が夢だと告げたことは、
全部、現実だ。
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というか初人狼騒動どころか
初RP村(※)でこのポジについていいのだろうか、と小一時間…。
(※2日で終わるお祭り村除く)
[それから、マティアスに問われて、彼へと視線を向けなおす]
その理由はいわなきゃだめかな。
――その方が楽しそうだったから。
何者かなんていわれても、僕はただのレイヨだとしか言いようがないね。
ただ、人狼が誰だか、この屋敷に釘が打ち付けられた時から、知っていたけど。
彼らの声が聞こえたんだ。それだけだよ。
たのし、そう…?
アイノを、だまして、クレストを陥れようとして、ウルスラを、うそつき呼ばわりすること、が…?
[声が自然と低くなった]
声が聞こえる、人間……
そうだよ。
クレストさんは、一度目もちょっと失敗しちゃって、残念だったんだ。
[口元を緩める。
肉体を失ってもそういう表情が作れることが、なおおかしい]
クレストさんもウルスラさんも、自分で手を汚す気なんてなかったよね。
特にウルスラさんなんて酷いじゃない。アイノに投票したくせに、アイノが人間だったからって、殺したヴァルテリさんを咎めるんだよ。
殺したのは自分でもあるってことを、忘れてるのかな。酷い話だ。
――そう、人間。でも君達が狼だと言うなら、僕はそうかもしれないね。
誰も食べたいとは思わなかったけど。
[そもそも声とは何なのか。
昔話で聞く、人狼が仲間内でやり取りできる遠吠えというものだろうか。
それを聞ける人間が、彼らの毒にあてられたのか、それとも――レイヨがもともとそういう人間なのか。
男には判断つかなかった。
ただ、男が忌むべきものを、全てこの子が楽しんでいた。
それを、今――どう受け止めていいのか、戸惑っているのだ]
……こんな、こんなのが、
[ここ数日ですっかり見慣れた居間だった。
最初来た時には無かった赤い色がちらつく。先程命を喪った少年が零したものと、それから]
非現実的で、狂ってて、馬鹿みたいな、これが……
[それから離れた場所にある、少し黒ずんでしまったもう一つは]
クレストは、話が不得手なだけで…
しんはしっかりしてるから。
[都会のものが田舎で暮らす。しかも喋られないものが、だ。
その努力をずっと見てきたからこその言葉]
そうだな、クレスト、は、きっと1回目の投票は、白を入れただろう、な。
ウルスラは……わからない。でも、クレストに入れる、彼女じゃないから――そうなるの、か。
うん。
でも、嘘をつく理由にも、だます理由にも、ならない、な。違う、か?
……嘘。
[苦しげに顔をゆがめて、頭を抱えて蹲る]
嘘 だ。嘘だ。嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ。
[ぶつぶつぶつと、小さな声で、呪文のように繰り返す]
そんなわけ、ない。そんな……
[本当はもう気付かされてしまった真実を、否定する声は段々と弱くなって]
[嘘だと繰り返すアイノを見る。
緩く笑って、その様子を眺めていたが、消えてしまった後で、そっと呟いた]
夢だと思わせたままでも良かったけどね。
[それから、マティアスに向き直って笑う]
そうだね、それは答えたとおり、
楽しそうだったから、だよ。
僕は君達が壊れるのが見たかったんだ。
アイノはだから、僕を楽しませてくれた。
――人狼を助ければ、その分、人は絶望するでしょう。
まあ、でも、
僕は少し疲れたから、後の疑問は、後で答えてあげる。
きっと今日はね、ウルスラさんが死んでしまうと思うよ。
[そんな予言のような言葉を残して、彼は。
彼もまた、その場から、消えた**]
そうだ、な。
正直、とほうにくれている。
まんま、とレイヨの、もくろみ通り。
[頭をかいて]
人狼が生き残った、ら。
最悪、村が滅びる、らしい。
それも、レイヨ。
お前、の望み、なのか?
ここの宿に呼ばれていないものたちも、酷い目に、あう。
家族も、みんな。
――…うん、そうだよ。
[望みなのか、という言葉に、
沈黙の後、最後にそう答えた。
僅か俯き加減の言葉は、見せない**]
[消えた姿を目で追い――]
ウルスラが……?
[人の死は、生きているものを憔悴させる。
引き上げていく皆の姿を見――
ウルスラを、一人にしてはいけないと、耳元で囁けども。
誰にも、聞こえない]
[その中には、部屋に引き上げるイェンニもいた]
[時は経ち、ウルスラの死が伝わり、皆が居間に引き上げた頃のこと。
二階の廊下にアイノは居た。
そこはドロテアの死を知った場所。
全てを夢だと思い込んだ、始まりの場所]
……。
[何も言わず、アイノはただそこに佇んでいた]
― ウルスラの部屋 ―
イェンニ、が人狼…
[ユノラフが嘘をいうわけではないとは思う。
しかし、イェンニが…]
あんなに、慕っていた、ドロテアを?
それに、ウルスラ、を……
[にわかに信じがたいのは確か、だ]
ドロテア…
[彼女なら何かを知っているのかもしれない。
そうは思えど―― いまだ、死後の彼女の姿を見たことがなかった]
[そして、皆が居間へといくのについていく]
[アイノが一人ドロテアの部屋の前で佇んでいるのが見えたが――]
[声をかけなかった。
今、彼女に必要なのは、整理する為の時間のように思えたから]
─ 回想:昨夜 ─
[女の投じた置物の破片が、レイヨの足を止める>>3:147
ニルスの手に鈍く光るナイフの刃が光る。
鈍い音と共に、それは呆気なくレイヨの胸へと吸い込まれた。
女は涙やらで、ぐしゃぐしゃになった顔のまま、それを見つめた。
長い黒い髪は乱れて額に掛かり、目は大きく開かれたまま。
少年の命絶える瞬間を、床でじっと見ていた。
───また、女の頬に新しい涙が伝った>>24]
[女は少し俯き、瞼を伏せる。
泣きすぎたのだろう、頭の芯がぼうっとしていた。
ニルスの忠告>>3:138も耳には届いている。
けれど、その真の意味を理解することはなく───いや。
その理解を拒絶したまま、女はあった。
イェンニが度々見せた、指の背を噛む小さな仕草>>3:5
女はそれを目にしていたはずだった。
どこか気掛かりなものとして、意識に捉えた筈だった。
けれどやはり、女はそれを思考することを拒絶していた]
…、クレスト。
[惨劇からどれ程経っていただろう。
床に座り込んでいた女へと、杖が差し出された>>16
その先を追って、案ずる色を浮かべた男を見出す。
ぼんやりとした女の目に、少しだけ光が戻った。
彼の手を借りて、漸く女は立ち上がる]
怪我が。
[クレストの脇腹へと目を遣った。
その手当てをしてくると仕草されれば、素直に頷くより他にない]
[女には、自らの身の安全よりも彼の傷が気掛かりだった。
自分の所為だという思いも、無論つよい。
けれど女は、彼には死んで欲しくなかったのだ。
どうしてもクレストには死んで欲しくなかった。
…同じことが、実はイェンニにも言えている。
彼女にも死んで欲しくはなかった。
多分彼女が何であろうと死なせたくはなかった。
だから女は耳を塞ぎ、違和感にも目を閉じていた。
…──畢竟、
女はただ、自分の狭い世界を守ろうとしただけだった。
人狼への対策は、その方便だったとすら言っていい]
[罪のない少女を殺すに汚れずその手を汚しても、
彼女を手に掛けた老人を卑怯に身勝手に責め立てても、
敵対する少年を殺すために動いても、
とにかく、女は自分の狭い世界だけを守りたかった。
結局のところ。
女は、この世界に生きられる筈もなかったのだろう]
─ 自室:夜半 ─
[そうして女は一人、自室に戻る。
少し寝台に腰掛けぼんやりとして、
それから心づいて荷から作りかけの飾り布を取り出した。
それを手にしていた日常を遠く思う。
少しの間、そうしていた。
結局刺繍をする気にもなれずに、それを荷へと再び仕舞う。
──そして夜半過ぎ。
漆黒の闇に乗じて彼らは現れた。
目を覚ましたときには、もう手遅れだった。
一瞬、闇に桔梗の色を見たように思うのは気のせいか。
呆気なく喉笛食い千切られ、女は絶命をした]
[何を考えているのか、それとも思考すら放棄しているのか、虚ろに宙を映す瞳からは何も読み取れなかった。
何か探すように時折首を動かすけれど、その先にあるものをきちんと捉えているのかも分からない。
端から見れば、亡霊と呼ぶに相応しい様だった]
イェンニ……。
本当に、あんたが、人狼、なの、か……
[人狼はある日突然目覚めるものなのかもしれないといったのは誰だったのか。
数日前。
その言葉が――いやな予感しかしなかった]
ここは……、
[どれ程の時が経過しただろう。
女は夢の中で、目を覚ました。
夢だろうと、その時思った。
何故ならば足の不自由は消えていて、行動には支障ない。
また誰かが死んだのだろうかとも思う。
辺りを見渡した。
見れば、床に座り込むひとの姿がある>>33]
クレ…スト……?
[不安になった。何故彼の姿が見えるのか。
慌てて伸ばした筈の手は、彼の身体をすり抜ける]
…どうして。
[そこで気がついた。彼の傍らに倒れているモノ。
鮮やかに床に広がる赤に、彩りを添える飾り布。
見覚えのあるそれを辿れば、己の顔がそこにある]
………、…え、
[そこで初めて、夢との違いに気がついた。
自分にはクレストの魂が見えていない。
どころか、見るうちに人の姿は増えてきて>>44、]
クレスト…ニルス先生。
[彼らの言葉に、己の死を自覚する]
[マティアス>>+37とは入れ違ったあとだったか。
女はクレストに従って、ふらりと廊下へと出る。
そのまま居間へと赴くつもりでいた。
それを何かが引きとめた。
何かと辺りを見渡せば、佇む娘の姿>>+36がある]
……アイ、ノ…
[死なせるために己がその名を紙に記し、
その死した魂のいろを視た娘。
亡霊じみたその様子>>+47に、微かに彼女の名を口にした]
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