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[デイバッグを背負い、夜道を歩いていく。
《F=01》の木陰に腰を下ろすと、懐中電灯で荷物を照らした]
佐脇小春……
[ルールブック巻末に名簿があることに気づくと、コハルの名前の頭にレ点をつけた。
それから、廃校のすぐ近くで倒れていたジュンタのところにも]
ハハハ。これは実に面白い。
[支給品を確認してすぐに懐中電灯を消した。
息を潜めて辺りを見渡すと、少し離れた所から水音がする。>>10]
……もしかして、お子ちゃまか?
[沢へ近づくその途中、月明かりに浮かぶ寝癖のついたシルエットを捉えた。
危険なものは持っていないことを示そうと、両手を軽く挙げてひらひら振る]
よかったら、情報交換でもしないか?
とは言っても、僕の持っている情報は、スタートしてすぐの道端でジュンタが倒れていたことくらいなんだけどね。
[外国のコメディ映画のように肩をすくめてみせた。
ジュンタに触れたときに汚れた、白い上着をひらつかせて真面目な顔をする]
誰かがやったんだ。
クラスの誰かが、こんなおかしなものが始まってすぐに、クラスメイトを……殺したってことだ。
ムカイ、もし君が正気なら。
この先、誰か危険なやつがいたときは僕にメールで教えてくれないか?
それは頼もしい。期待しているよ。
[>>18 ムカイへと、1枚のCDアルバムがポケットからはみ出るデイバックを掲げて見せる]
僕のこの支給品では、戦うどころか正当防衛すら出来ない…とわかるくらいには正気だ。
お楽しみボックスとやらを狙いにヤマを張ってくる。
[追いかけずに、静かにその場を離れた]
物騒な物を持っているようだが、レディからのお誘いを断るわけにはいかないな。
[次のラウンドで無事だったら参上しよう。
短いメールがイマリ>>19 へと、返された*]
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