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[時計の針が、約束の時間を示す。
与えられた奇跡も、理不尽な眠りも。
終わりを迎える。]
あー…そろそろ時間ですなぁ。
まぁ、あっちはネギさんに任せて。
こっちは先に戻しましょうか?
[言うか早いか、まずはシンヤとムカイを手招きし]
はよう向こうへお帰り。
此処にはまだ、着ちゃいけないですからねぇ。
[隙を突いて背中をぽんと押した。]
[まずは男子二人を見送り]
次は姉さん達ですなぁ。
七夕の日にえらい目に遭わせてしまってすみません。
――でも、姉さん達の恋が叶うよう、
自分、此処から見守ってますんで。
[ぽん、と肩を叩いて見送る。
彼らが無事目覚められるかは、*彼ら次第*]
[不思議そうに疑問を口にするチカノに(>>10)]
あー、ま、まぁ今日の事は、
こそばゆい青春の一ページって所ですかねぇ?
ほら、「命短し恋せよ乙女」って言いますし。
[意味のありそうで無さそうな事を言って見送る。]
では姉さんにとって、素敵な人生、を。
[目覚めると夢。気紛れな神が与えた。]
さて。最後は姉さんですねぇ。
[ロッカに柔い視線を向けて]
えぇ、見守ってますよ。
姉さん達がこれからの人生、
素敵なひとと巡り合えますようにって。
――ご不満ですか?
[眉尻が下がった少し情けない顔で尋ねた。
答えを求めない問いで。]
…とと、確かに年頃の姉さんが、
見ず知らずの自分に見守られるのって。
普通に考えたら怖いですなぁ…。
ごめんなさい、なのです。
[言葉の意味を考え、苦笑を洩らし謝罪を告げ]
でもね、ロッカさんには彼らが世話になったので。
"知って"貰いたかったんですよ。
死して尚、還りたい程強く想う気持ちを、ね?
と、自分の考え押し付けちゃぁいけませんねぇ。
[送る為に叩こうとした手に、
差し出された髪飾りに一瞬だけ手が、止まる。]
これは――?
……そうですか。
では、自分からはこれを。
良かったら…使ってください。
[一瞬だけ戸惑うも。
差し出された贈り物を丁寧に受け取り、
今度こそ差し出したのは真っ白い一枚のハンケチ。]
それと。
お礼を言うのは…私の方ですよ。
――ありがとう、ロッカさん。
貴女に出逢えて。幸せでした。
[別れの時間。もう少しだけ引き止めたい想いを、
肩を叩く仕草で消し去る。
仕事は仕事。そう、自らに言い聞かせて。]
さよなら。
これからも――*素敵な恋を*
しかし神さんも思い切ったこと、
決断しましたなぁ。
たった一日だけ、生きていた世界に戻すって。
――酷じゃ有りませんの?
[七夕の夜、約束の大門の前で魂の還りを待つ。
少しだけ体力を奪われたもの達は帰し、
約束の時間までもう少し。
果たしてふたつの魂は無事戻ってくるだろうか。]
あ、そうそう、神さん。
あの二人が戻ってくる前に。
自分、あんたさんに無理を承知でお願いした事、
あるんですけどー…。
[茶目っ気を湛えた口調とはうらはら。
視線は至って真剣なもの。]
ひとつ、七夕の願いを聞いてくれませんか?
今から還ってくるふたり…
ナオさんとヤスナリでしたっけ?
あの二人、自分の存在と引き換えに。
元に戻してやってくれませんかねぇ?
いや、無理承知で言ってますし、
本人達が望まないなら、
それはそれで良いですけどね。
ただ――
[手渡された髪飾りをきゅっと握り]
自分、彼らの願い事、叶えてやりたいんですよ。
駄目なら一年に一度だけ。
向こうに還られる様に。
だめ、ですかねぇ?
[へらりとした笑顔で、懇願した**]
あぁ、自分のこと、ですか?
[「二人が戻りたいと願うなら」。
無理な願いを言い出すと、
見透かされたように上から問われた。]
良いんですよ。自分の事は。
だってあの子は――
[足をぶらぶらさせながら覗く、現実の世界。
夜空に舞う打ち上げ花火が眩く光った。]
…別な願いを叶えてあげたほうが、幸せでしょ。
[自らが渡したハンカチで、
涙を拭わないほどの強さを叶えた方が、
きっと――]
それにね、恋より愛のほうが。
ずっと続くと思いませんか?
…なーんて自分、言えた立場じゃないですが。
[「くさいですねぇ」
冗談交じりに苦笑して照れ隠し。
手にはあの雪結晶の髪飾り。]
仮令忘れられてもね。
自分が憶えていれば良いんです。
自分が心を動かされたことだけをね、
――知っていれば。
[ひとり語散て、空に散らすスターチスの花びら。
それは花火と共に*夜空に消えた*]
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