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[果物ナイフを持つ腕を押さえようとする足を、腕で払い、足にナイフを突き立てようとする。]
それは……仕方ないよ。
でも、きっと私が何かやってるんだなー、っていうのは、分かってくれると思う。
チームだし、……親だから。
それに、戻ってももう元の生活には多分、戻れない。
……何なら、みんなから、私の記憶も消しちゃえばいいし、ね。
あと、自棄になんて、なってないよ。私なりに考えた結果、だから。
だから……自棄なんて、言われたくない。
ちなみにさ、なんで――守ってくれたんだと、思う?
[問いかけて、ああいや…と続けて首を振る]
答えは今じゃなくていーんだ。
オレ様さ、マシロのねーちゃんに頼みがあるんだ。
[さっき落とした自分の荷物をひとつひとつ、
ゆっくり拾い上げる。
ほとんどはズボンのポケットに詰め込んだ。
入らないペットボトルとクッキーは、
ぽんぽん、と持て余すように手の中で遊ばせた後、
―――あげる。と、マシロの目の前に置いて、]
…、…ゼンジのおっちゃんに会ってやってよ。
[濃厚な血の匂い、多少灯りはなくても見える目は、暗闇と紛れる血溜まりの手前で足を止める。
視線の先には、11thの姿があった]
……、なんだ、
結局、狩られたの……、
[その様相を認めれば、零れるのはそれだけだ。]
[すぐ傍まで辿り着けば、ネギヤは横たわり。
即座に激しいクラッカーの音が鳴り響く。
どうやらそのその音はクラッカーのようで。
鳴らした相手はコハルだと知り、彼女がソラを庇うように連れて行くのが目に映る。
追いかける気持ちは毛頭も無く。
ネギヤとソラは無事かと思う反面、後ろから追いかけて来るであろう1stへ顔を向けた。]
オレ様はマシロのねーちゃんのこと、割とさ、
嫌いじゃねーんだ。
生き残ることに貪欲で、
手を汚せるくらいの覚悟があるオトナは、
自分と、似てるから。
だから、ちっと、安心できて。…怖くない。
[年に似合わない薄い笑みと、年相応の弱々しい苦笑。
足して二で割ったような曖昧な表情を浮かべて]
だから…―――
守るとか、ほんのついさっきに、
言ってたのに ね……
[誰が告げた言葉は口にしない、
それは別に誰に聞かせる気も無い独白だ]
…食いに、来たか?
[見えた姿に、にやと笑って見せたつもりだが出来たかどうか。
モンスターだと認識していた相手。
なんだ、と言われても腹がたたない自分の弱りっぷりにも、少し愉快になる]
[足がナイフで削れよう、だが、首の押さえがなくなれば]
こういうところが自棄なんだな。
チェックメイト。
[返した刃、包丁の背でクルミの首を殴打す。意識を刈り取るように]
[絵日記のカボチャがガタガタ震えるのに気付いて、
マシロの前でそれを開く]
『11thが、近くで死ぬ。』
[ごくシンプルな未来の文章を飲み込んで、
ぱたんと閉じる。表紙でカボチャが嗤っている]
…………、…――そっか。
[ナイフがネギヤさんの足を裏を傷つける感触。
これならば、血で滑るだろう、と更に抵抗を強くしようとした矢先。]
……!
[首に、強い衝撃が走り、ぷつん、と意識が途切れた。
手の平から、ネギヤさんの血のついた果物ナイフが、落ちる。]
[1stの方へ顔を向けようとすれば、今度はお返しとばかりに彼の体当たりをくらい吹っ飛ぶように後ろに転がる。
左腕を庇いつつ即座に体制を立て直し、息を切らしながらも1stに向かう]
この状況で「待て」と言われて待つ馬鹿って幾ら呑気な奴でも居ないと思う。
[右手に握る鑿の先を1stへ向けながら、屁理屈まじりに返事を返した。]
んじゃ、頼んだからなマシロのねーちゃん!
一方的にだけどっ。
[けらっと笑った顔を最後に向けて、
その場を立ち去った。
向かうは――ここ以上に、血の匂いのする、方角]
ヒトの血の味は吐き気がする……
[変わらぬ調子に不愉快そうに眉根を寄せる、それでも視線を流したのは、簡単な理由だ。日記に頼らずとも、この女の未来は予測できる]
まだ12thと3rdがやりあってたけど、
……お前は誰と戦って、やられたの。
…うちの世界じゃ
死体は山に、捨てるんだ。
モンスター達の、餌、用、に。
[ポツリと、独り言のように零して、
けふ、とひとつ噎せた]
…クルミ、が。
あいつ…平気、か?
[質問には答えずに質問を返す]
[ナイフを蹴る。血のついたナイフが尾を引きながら床をすべる]
目の前にあることだけ全力でいられるっちゅーのも若さかなぁ…
[稼動10年。妖精はそうほざく。敗れた袖を引きちぎり、まずそれで意識の落ちたクルミの手を後ろに縛る。血にぬれた綿は無駄に強いだろう。
それから、足も。]
[ここでようやく、日記を見た]
[本物の日記は懐の中。
これから死ぬことを知るものの名前に、目を通す。
「3rd の日記 タブレット端末を手に入れる」
もう一つの命ともいえるべきものを、彼女の体やら荷物をべたべた触ることなく位置が特定できるのが、未来日記の便利なところだった]
ちぃ、と、こいつはマズったな。
[ますますクルミを殺すわけにはいかなくなった。
ますますクルミを死なせるわけにはいかなくなった。
たとえ命が狙われても、だ]
[ヨシアキの未来日記は、
未だソラの死を記述していなかった。
彼女の姿は、今ここにないから。
見えていないから、記述もされていない。
薄暗い店内、雑多な物のおかげでネギヤらの姿は良く見えない。
だから正面の5thへと視線を据えた。
体当たりで押さえつけようと試みるも叶わず、
突き飛ばされてワゴンにぶつかる。]
────がしゃん!!
[抗議するような物音が、高く響いた。
首筋を強打して、その痛みに顔を歪める。
ぜい。と、息を吐いた。
走ったからだけだけでなく、常よりも息が荒い。]
そう……、
わざわざ養ってるってこと、
……狩る為に。
お前を食べはしないけど、
止めくらいならさしてあげるよ
[血だまりの手前、静かに佇んだまま、
慣れたような口調で、そんなことを口にして]
さあ、……知らない、
3rdが死んだらなんか不都合あるの?
…そうだな。待つわけがないか。
いや、待たなくてもいいといえばいい。
[ゆらりと立ち上がった。
脇腹に力を込める。まだ倒れるわけにはいかない。]
分かってるんだろ?
もうすぐ、”時間”だ。
[既に店内の明かりは落ちている。
客の姿は見えなくなり、そして神の日記に力は──満ちる。]
1st の日記がそろそろ復活しちまう…
まずった、なぁ。
[クルミに猿轡はかませなかった。
流石にそんな便利な布はもうない。
傷の止血に足に布をきつく縛る。首を強く圧迫する
果物ナイフ、布の摩擦である程度刃は死ぬといえども、首の傷と合わせての失血で、めまいがする]
[何かが棒はないか、と手を伸ばせば――見覚えのある棒だった。
11thの使っていた杖だ]
[駆け寄ってきた6thの姿、
抱えたあれそれは治療の為のものと思われた。]
……、
[無駄だろうけどそれは言わずに、
邪魔にならぬようにおいた距離を更に開けた]
5th、あんたが勝てるのは今この時だけだ。
生き延びたいなら、今この場で俺を殺しに来い。
…それとも、遺言を残して逝くか。
[錐を構えたまま、低く問いかける。
そうしておきながら間合いを詰め、彼へ向け錐を一閃した。]
ちょっと、どいてどいて!
急病人なんだから!
[ソラとセイジの間に割って入るようにして
荷物をおろして手当てを始めようとしたら
不穏な台詞が聞こえてきた]
とどめなんていらないってば!
[その声は叫び声に近い]
…キシ、悪ぃ。
多分、もたねぇわ。
ありがと、な。
[悲鳴のような声を上げる彼女に、
掠れた声を低く投げる。
手当の手間が、申し訳ないから]
殺さない。殺せない。
クルミちゃんをここで殺せば、「鬼」退治でのゲームエンドがなくなる可能性がある。
それだと、おいらが困るんだよ。
――ゲームエンドの生存者は、「神」になれるって触れ込みだけれど
おいらは、敗者側にその権利が等しく与えられるのか、ってーところにかなり疑ってかかっている。
狼と羊のパズルってやったことあるかい?
[狼と羊が同数になれば、かのパズルでは羊は皆食われてしまう]
だから、ゲームのうちは、おいらはおいらの役割を真っ当するまでさ。
時間と言われても、ね。
もしかしたらそっちの時間かも知れないよ?
[1stの言葉に何となく嫌な感覚が過ぎりながらも抵抗の意思を見せ]
あー
………君、鬼?
[薄暗くなる店内、相手の姿も見えにくくなる。
本当に鬼ならば遠慮する事は無いとタカを括る。]
僕、生きたいんだけど。
[何故生きたいのか、理由は言わない。
きっと説明してももう聞く耳など無いのだから。そして踏み込む覚悟を決めて少しずつ距離を近めにじり寄った]
もたないって、なんなの!
だいたい、ケガしてるのに
なんでわざわざ戦いに行ったりしたの!
守りたいものがあるんだったら
そっちのことも考えなよ!
[自分なりに「意味」を教えてくれた人。
いなくなるなんて信じられなかった
グリタだって、あんなに強かったのに
いってしまった。
どうしてだろう、今まで感じたことのない
何かが心の中に溢れてくる]
───何故?
[一度錐を振るい、また距離を取るように飛び下がる。
彼が口を開くのに、少し間合いを取るようにした。]
……ああ、俺が鬼だ。
[もう、役。とは名乗らない。]
何故といっても、生きたいのに理由なんてないか。
[聞いておきながら、短く苦笑した。]
…なあ、5th。
俺も生きたいと思っている。
多分、ここにいる奴はみんな思っているだろう。
けれどそれは叶わない。だから──…
残す望みがあるならば、言え。
[傲慢だと知りながら口にした。
今までならば口にしないことを、口にした。
きつく錐を握り締めて、目前の男へと問う。
刺された腹が、そこに心臓のあるが如く痛む。]
……ネギヤさん。
鬼は、悪者じゃないよ。鬼は、敵じゃないよ。
ネギヤさんの言葉は、まるで、鬼が悪者みたいだけど……そうじゃない、よ。
鬼だって、人間だから。
チート日記は卑怯だけど……使ってる人間が、みんな卑怯なわけじゃ、ないんだよ。
[私の言う仲間の中にいる鬼を、きっとネギヤさんは気付いてるんだろう。
私を縛りあげて、何をする気かは、分からないけれど。
仲間の邪魔には、なりたくない。
私は、守りたいものの為に戦っている、から。
手足を縛られたまま、私はごろりと転がる。
転がって進む先には割れた陶器の破片が散らばっている。
そこを目指して、転がっていこうとする。]
[謝るソラの言葉には怒気が強まり]
勝手にかっこつけて
死ぬとかありえないんだから!
守るものがあるっていうなら
精一杯抗ってよ!
――そんな程度で
諦めるなら最初から言わないで。
[最後の言葉だけは、
妙にトーンを落として言った]
[薄暗い中、1stが苦笑する様に見えればこんな状況なのにつられてこちらも苦笑する]
…そうだね。
理由なんて無いよね。
こういう形で会いたくなかった。
もっと話しておくべきだったかも。
お互い恨みっこ無しって所なのかな。
残す言葉?
普段なら冗談で言えるだろうけど…
遺言なんてごめんだ。
[お互いの武器は相手を掠めながら、会話は続き]
…じゃあ、生きてみせる。
[そう告げれば、背負う鞄を1st目掛け投げつける。それに気を取られたなら即座にお返しとばかりに、1stの喉目掛け鑿を差し込もうとした。]
悪じゃねえかもしれねえが、敵なんだな。
ゲームルールの上じゃ。憎いから殺すわけでもない、卑怯だから殺すわけでもない
そうしねえと、鬼じゃねえほうが勝てねえから、戦う。
そんだけなんだな。
[絆されているのは知っている。
クルミの言葉を聞き流す。
3rd日記はクルミが陶器の破片で長い時間頑張って縄をちぎるということも、それで怪我をすることも、実にクルミの主観で述べられている]
[それを気にするわけでもなく、ネギヤは暗くなった4Fから姿を消した。血の跡はエレベーターに続いていたが、エレベーターの箱からは外に*消えた*]
……、そんな、程度、か。
わりぃな…でも、一応…、
DEAD END…、抗ったつもり、、ど、
[けふ、と咳き込むと どろりと口から血が溢れる]
[ソラの言った、守りたいものの名前
その中にあったのは、
親友と同じ名を持つ瓜二つの少女。
それを聞いて、ますます激昂する]
なんで、守れないの!
[彼女は自分にできなかったことをしていた。
だけど、これからはできないと言う]
[それと同時に感じる、自分の無力さ]
…――ソラのねーちゃん。
[屋上で凛々しく戦っていたひとが、
今は血に伏している。
なんだか、強そうに見えたひとから倒れていく。
そんな矛盾を、思う]
…誰か、
またヘマしたすまん、って、
伝えてくんねぇかな。
…暇だったら、でいいから。
[ポツリと零す声は、案外しっかりしていた。
紅い瞳は開いたまま天井を映し
ゴブっ と 鼻から血を噴き出して
ただ もうそれは流れるままに*]
…ああ。同感だ。
こんな形で出会いたくなかったな。
けど───…
話していたら、余計に辛くなったんじゃないか。
いや…、分からないな。
[ひゅ!と闇に鑿が振るわれる。
頬を裂かれて、鋭い痛みが走った。
構わずに錐を振るい返す。
どちらも素人の、真剣勝負だ。]
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