93 じんろうさまのかみかくし村 〜まよいみち〜
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呼ぶのはあなたか、狼の神よ。
[口に出してみてくすりと笑う。
練習を抜け出して、こんな所まで来てしまったが]
狼だと言い張ってはいたが、犬だろうこれは。
[昨日購入した狛狼のお守りを思い出し、
ポケットから取り出すと、一緒に挟み込んだ]
(19) 2012/ 7/24(火) 12時40分位[村]
[鳥居をくぐって、階段を上る。
昨日より祭りの準備はだいぶ進んでいるようだ]
あれは…。
おい、あれは若先生のユウキ、さんか?
[白衣姿の男が目にとまり、屋台の準備をしていた少年に声をかける]
え、あ。おい。
呼ばなくて、いい。
(20) 2012/ 7/24(火) 12時50分位[村]
[とめるにはすでに遅く、少年は大声で若先生と叫んでいた]
いや、すまん。
ありがとーな。
[笑顔の少年に礼を言うと、振り返った村人たちに会釈をした]
(21) 2012/ 7/24(火) 13時00分位[村]
[声をかけられ>>17]
ん?こんにちは。
[笑顔の男へ向き、愛想薄く挨拶を返す。
無造作に、封筒を顎の下に宛がう仕草をとった。]
…………何か、御用で?*
(22) 2012/ 7/24(火) 13時20分位[村の中]
[無愛想な返事にも笑顔は崩さず名刺を差し出す。>>22
地方紙の新聞社の社名の横に男の名前。
“来田彰一”]
…どうも。行方不明になった女学生について話を伺ってまして。
この村の方ですか?
(23) 2012/ 7/24(火) 15時50分位[レンに話し掛けてる]
[向日葵を、両手で抱きしめる。]
アンちゃん、
どこ行っちゃったのかな……――
(24) 2012/ 7/24(火) 16時20分位[小川の側]
[大声に振り返れば、見知った少年と見知らぬ若い男の姿>>20>>21]
どうかしたのかい。
[タバコを揉み消し、近付いてゆく。
若い男には、結城医院の夕霧だと名乗った]
[そろそろ屋台が開く頃か。
タバコと、以前米兵から貰ったジッポーを巾着に入れ。
屋台と盆踊りを眺めて回ろうかと**]
(25) 2012/ 7/24(火) 17時00分位[神社の境内]
開業医 ユウキが接続メモを更新しました。(07/24 17時00分位)
[パシャリ、カメラのシャッターがおりる。
レンズから目を離すと、どうやらこれが最後の一枚だったようで]
現像に出しちゃおう。
たっくんに手紙書かなきゃ。
[まだ小さな甥っ子は彼女が出かける度に送る写真と手紙をことさら楽しみにしてくれている。
そのさまを思い浮かべれば、自然とほおがゆるむ]
(26) 2012/ 7/24(火) 19時30分位[湖畔]
[カメラ片手にでかけるのはいつものこと。
けれど、それがこの場所になったのは・・・・。
きっかけとなった手紙を思い出すと、わずかばかり顔をしかめる]
なんなのかしら、ね。
[ふらりふらりと湖から川をたどる途中、ふいとつぶやきを耳にする>>24]
こんにちは。
[ひまわりを抱きしめるその少女のそばで歩をとめると、声をかけた]
(27) 2012/ 7/24(火) 19時30分位[湖畔]
大学生 ホズミが接続メモを更新しました。(07/24 19時40分位)
すみません。
宿の女将さんにあなたのことを伺いました。
お話の邪魔をするつもりはなかったんですが。
下村吉秋。
隣町の高校に通ってます。
祭り、賑やかになってきましたね。
回る前にお参りしてきます。
[頭を下げて、賽銭箱の前まで行くと小銭を投げる。
からん、と音を立てて吸い込まれていった]
(28) 2012/ 7/24(火) 19時50分位[村]
[――ぱちり。
目を瞬かせて声の方を向く。
半分向日葵に顔を埋めていた。]
……こんにちは。
[じ、っと見てから口を開いた]
おねえさん、ここのひとじゃないね。
[りぃん、どこからか 風鈴の音。]
(29) 2012/ 7/24(火) 19時50分位[小川の側]
“呼ばれて” 来たの?
[―――す と細めた眼、向日葵越し。]
(30) 2012/ 7/24(火) 19時50分位[小川の側]
夜空ひばる並でしょう?
[上手じゃない(>>12)、そんな言葉にもめげずに大それた歌手名告げて笑う。
同じ、と送られる視線。手を止めて自分も封筒を見るとかさりと鳴った]
……。
よし。歌おう!
元気出さなきゃ友達探せないぞ?
[聞こえる名(>>24)は、手にある封筒の中、一番上に書かれた名前と同じだ。向日葵を抱きしめる姿に表情曇らせるのも一瞬]
(31) 2012/ 7/24(火) 20時00分位[小川の側]
[>>29じっと見つめるその眼差しにぱちり、目を瞬かせて]
今日到着したのよ。
写真を撮りに来たの。
[>>31ひまわりの影になっていたらしき人影にも会釈をすると、カメラを掲げた]
呼ばれて・・・?
[>>30首をかしげつつ問い返す視線が、封筒を捉える]
あ、それ・・・。
[直前まで想いを馳せていた手紙が入っていたものによく似た――]
(32) 2012/ 7/24(火) 20時10分位[小川の側]
あっつーい。
[大きなかばんを左肩に持った女が田舎道を歩く。
右手には2通の手紙。1通は弁護士への仕事の依頼。
もう1通は奇妙な手紙。見たこともない名前の中に自分の名前、“こないと次はあなた”という文言。]
たまたま同じ場所でよかった。
[同時期に同じ場所という偶然もこの手紙の奇妙さを引きたたせていた。]
早く行かないと。っと、その前にここどこ。
[迷子になったようだ。]
(33) 2012/ 7/24(火) 20時20分位
歌姫 ザクロが接続メモを更新しました。(07/24 20時30分位)
弁護士 ヒナが接続メモを更新しました。(07/24 20時30分位)
おかーさん、あたしちょっと様子見てくるね。
[家に居たって生ぬるい風の餌食になるならと。
ゆっくり起き上がった爪先は玄関へと向かう。
歩く道順にはらりと落ちた花粉。
気に留めるものなど、いない。]
(34) 2012/ 7/24(火) 20時40分位
こんにちは。
[音痴披露はカメラの女性の登場(>>27)に思いとどまった。
会話する二人を見つめる。
カメラの女性の様子(>>32)に、汗と団扇代わりにしたせいでしわしわの封筒を開いた]
ぐうぜん?
[名前の一覧、自分の部分を指さしながら二人に見せて。ついで呟く声は、微かな風鈴と同じ声量]
……。
どこに“呼んで”るのかしら。
(35) 2012/ 7/24(火) 20時40分位[小川の側]
ひばるさん、
もっと上手だもん。
[唇を尖らせたが、
はたと気づいたように。]
うたう?
……歌ったら、……帰って……
[途切れた問いかけ。
写真機を持つ女性の方をもう一度見てから、とん、くるり。
向日葵を抱えて駆け出した。
――茜色は神社の子、
今日は謡いを勤める予定である**]
(36) 2012/ 7/24(火) 20時40分位[小川の側]
茜色の クルミが接続メモを更新しました。(07/24 20時40分位)
[下駄を鳴らして歩く道。
初めてではない余所行き顔の風景は、
まれに特異な眼差しを投げかける。]
男女じゃないわよ。
[滑稽な皮肉に強がりを叩き行き進むと。
遠くに祭りに似つかわしくない人の姿を見かけた。]
あのひと暑そうね。大丈夫かしら。
(37) 2012/ 7/24(火) 20時40分位
新聞社の…記者、か?
[空いている方の手で名刺>>23を取り、目を落とす]
女学生の行方知れずの件か。
ああ、それは先刻、女中どもから聞いた。
姿を消したその女学生の名は、たしか――
[手紙を広げ、朱の入った名を示した]
これ。
(38) 2012/ 7/24(火) 20時40分位[村の中]
[>>35見覚えのある文面に息を飲む]
私、穂澄加奈って言います。
[自身の名を指さす]
誰が送ってきたの?
この線っていったいなんなんだろう。
[問うともなくつぶやく視線の先は赤い取消線]
(39) 2012/ 7/24(火) 20時50分位[小川の側]
神隠しにあったと。噂になっているらしいぞ。
[そして緩く、頸を振った]
ワタシはここの者ではないよ。
あなたも、そうなのだろうな。
[ズボンのポケットに名刺を入れる。
ポケットから垂れる鎖の先には、懐中時計。
その時計の蓋には、羽根をもつ何かの意匠――自家の家紋が刻まれている*]
(40) 2012/ 7/24(火) 20時50分位[村の中]
大学生 ホズミが接続メモを更新しました。(07/24 20時50分位)
[ええ、と頷きながら手帳を出した男はレンが差し示す手紙を見る。>>38
暫し見つめた後]
他にも同じ手紙を持ってる方に会いましたよ。
貴方は…レンさん、かな?
[手紙の名前を辿ったそぶりで言いながら、手帳に何事か書く。
ふと、相手の言葉に手を止める>>40]
…神隠し。そう聞きましたね。
ええ、まぁ。
私は、ここの者ではありません。
[にこりと笑み手帳を閉じる。
話の礼を言うと、その場を後にした]
(41) 2012/ 7/24(火) 21時10分位[レンに話し掛けてる]
[迷子になりながら道なりに進むと祭囃子が近づいてくる。
祭りに参加したいと思いつつも、我慢し目的地を探す。]
絶対この辺違うわ。
[そんなこと言いながらも本当に間違った道を進んでいるのか分からないためとりあえず前に進む。
眼鏡の男とマフラーの男とのやり取りが目に入る。
だけど会話内容までは聞こえてこない。
どちらかは道を知ってるだろうと踏んでたずねる。]
すみません。この家ってどこですか?
[右手の、仕事の依頼主宅への地図を見せる。
そのときに同じ右手に持っている奇妙な手紙は見えただろうか。]
(42) 2012/ 7/24(火) 21時10分位
差出人は、書いてないのよね。
[聞こえた呟き(>>39)に封筒の裏を返し]
その子、居なくなっちゃったらしいの。
村長は神隠しだっていってたけど。
[向日葵を抱く子の様子思い出し、声は僅かに躊躇うように揺れる。
尖る唇(>>36)に、ええー、と心外そうな顔を作って。くるりと広がる茜色の髪を見る]
あ、ちょっと――
[追って駆け出す。
も、急制動。て、て、て、とジョギングで戻ってきて]
ほら、カナさんも行こうお祭り!
[名をかわしたばかりの相手を、手招きした*]
(43) 2012/ 7/24(火) 21時20分位[小川の側]
歌姫 ザクロが接続メモを更新しました。(07/24 21時20分位)
そ、ワタシは蓮。其方の名も載ってたな。くく。
[女声が届いたか*]
(44) 2012/ 7/24(火) 21時30分位[村の中]
跡取 レンが接続メモを更新しました。(07/24 21時30分位)
[行きかけて声に気付く>>42
差し出された地図に目をやるも]
私も他所者でしてね。この方も。
[とレンを目で示してから]
この先に駐在所があります。そこへ行かれるといい。
[女にも会釈してから歩き出す。
すれ違い様、女の手にある封筒を一瞥したが。
男は何も触れなかった]
(45) 2012/ 7/24(火) 21時30分位[レンに話し掛けてる]
記者 グリタが接続メモを更新しました。(07/24 21時30分位)
[両手に鞄を抱えたひとは、
暑さに負けず逞しく通り過ぎていく]
あっつ…
[陰り始めた空を眺め。
藍の浴衣はさらりと揺れる。]
つぎは あなた
[手に握る封書をなぞり、独り言を紡ぐ。
少女はひまわり畑で消えたと言う。]
(46) 2012/ 7/24(火) 21時40分位
ありがとう。ありがとうございます。
[>>45に心からのお礼を述べる。駐在所という希望の光が見えたことが嬉しいのかかばんを振り回す勢いで教えてもらったとおり駐在所のほうへ*向かっていった。*]
(47) 2012/ 7/24(火) 21時50分位
弁護士 ヒナが接続メモを更新しました。(07/24 21時50分位)
[>>44マフラー越しの笑い声が聞こえたが。
そのまま振り向かず離れて行く男の懐で、一通の手紙は封を切られぬまま**]
(48) 2012/ 7/24(火) 22時10分位[レンヒナと別れて民宿へ]
『犬じゃないよ、狼だよ』って3回言われたけど
[道すがらお守りの絵柄を見つめながら、巫女さんの顔を思い浮かべる]
どう見てもブタじゃない?
[養蚕工場の横を通り、ヒマワリの迷路に辿り着く]
(49) 2012/ 7/24(火) 22時10分位[境内→]
つぎは、私?
[半袖のツーピースの腰の辺りで、ポシェットの紐をぎゅっと握る。
中には例の手紙が入っているが、開くのが憚られた]
(50) 2012/ 7/24(火) 22時30分位[ひまわり迷路前]
お祭ってひとりじゃ寂しいな……
[開業医に勧められたので祭に来てみたが、知り合いがいるわけでもない。
焼きトウモロコシを頬張りながら人ごみを進んで行く]
(51) 2012/ 7/24(火) 22時40分位[→お祭]
この村でちゃんとやっていけるのかな私……
[不安が増大して涙が浮かんでくる。
顔を上げると、遠くに若先生と学生が話しこむ姿が見えて小さく手を*振ってみた*]
(52) 2012/ 7/24(火) 22時40分位[夏祭り]
つぎは、あなた?
[通りかかったひまわり畑。
不安げに紡ぐ少女の独り言を拾い]
来年もひまわりを見たいなら――
[微かに笑みを浮かべ、ひとり詠う。]
少なくてもあたしは見せてあげる*
(53) 2012/ 7/24(火) 22時40分位
こないと次はあなた…。
何処に行けばいいというのだ。
[ところてんを片手に屋台を冷やかす。
催し物の書かれた板が目に入り、足を止める]
ほう、謡い。
(54) 2012/ 7/24(火) 22時40分位[神社]
[駐在所で道を聞き、なんとか依頼主宅へ着いた。
幸運なことに依頼の件案が片付くまで依頼主宅に住まわせてもらうことになったようだ。
大きなかばんの中身の大部分を依頼主宅に置いて祭りに出かけることにした。]
―神社への道中―
ふぅ〜。お祭り楽しみ。
[うきうきしながら道を歩く。
しかしひまわり畑を視界の隅に確認すると>>45眼鏡の男が一瞥した封筒が気になり始めた。
あのときの眼鏡の男の視線に何か胸騒ぎを感じたのを思い出す。]
この封筒、いったい何。
(55) 2012/ 7/24(火) 23時00分位[駐在所への道のり]
ん?
先生もお一人ですか。
[人ごみをぬい、現れた医師に問う]
…じゃないですね。
[手を振る少女に頭を下げた]
(56) 2012/ 7/24(火) 23時00分位[神社]
弁護士 ヒナが接続メモを更新しました。(07/24 23時00分位)
―夏祭り―
お祭りと言ったらやっぱりあんず飴ね。
[あんず飴を頬張りながら屋台を見て回る。
輪投げなど他の屋台も楽しみつつ神社のほうへ進んでいく。
さらに進んでいくと学生と少女、若い男性の姿を視界に捉える。]
(57) 2012/ 7/24(火) 23時10分位[祭り会場]
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