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[楼台の辺りまで来ると、何人かの人影を見かける]
あんたがた。
[といって一瞬言葉を詰まらせる。館のほうをさして]
あの、なんだ。ええと。分化会っての連中かね。
[話しかけてから、相手が大分年若いのに気づいた]
…俺も参加するんだわ。よろしく。
…?
[くらい。
にわか雨でも来るのだろうか。
見上げた空に眉を顰めていたが、声>>1に視線を下ろし、こくり頷いて一礼して。
ムカイとリウ共々、建物へ戻ろうと促すだろうか]
[挨拶に帽子を持ち上げると、手から滑り落ちる。慣れた様子で地面から拾い上げると、辺りが急に暗くなったのに]
?
[きょろきょろと辺りを見回す]
ここってのは・・・よくわからんが、こういうところなのか?
[問いになってない]
………! ぷは、助かった。
ん? おばけにしちゃ様子が変だな。
[ギンスイに礼を言い、キクコの踊りに首を捻る。
視線の先を追いゾウサクにぽかんと口を開けた。]
…足がある。
―小部屋→廊下―
こんにちは?
[寝ぼけ眼で部屋の外に出ると、長い廊下の先に大きなリボンの少女を見つけて声をかけた。
相手に声が届いたのかわからないまま、アン達が居た大広間に再び戻った]
薬飲みたいんで、お水頂きたいんですけど。
[ヘイケが紫色の霧になり、霧は窓をすり抜けるかのようにフッと消えた]
……頭痛い。
[霧は展望台から少し離れた場所に留まり再び形を作り。空と塔と月を同時に見上げる。]
ふむ…赤い月はなんとやら。どれくらいぶりかね。
さてさて、若すぎる弟子やあの子らはどう振る舞うものかねぇ。
あのっ……
[動揺のあまり声が出てこない]
アンさんに聞いてみませんか?
[本人なりに大きな声で叫ぶと、下のほうを指差ししている。大広間のことらしい]
[ポケットにしまっていたバレッタを取り出して、手ぐしで髪をまとめ直した。
同じように取り出した花はテーブルの花瓶に挿した]
月が赤い?
[アンの言葉を受けて窓辺に近づく。
赤い月と、高い塔と、そこに向かう紫が遠く見えた]
[ふと、暗くなった空を見上げて]
……あれ?
いつの間にか、日が暮れちゃったのかな?
戻ろうか?
[連れの二人と、新しく訪れたゾウサクの顔を眺める]
…
[ぽかんと開けられたムカイの口に、スコーンの残りを放り入れたところで、キクコ>>7の声。
こくり頷いて、手の中の花をそっと握りしめ、キクコが指差した部屋を目指す]
[先ほど水晶に映した展望台の会話をふと思い出し]
たまには、こっちを使ってみるのもいいかね。
お嬢ちゃんへサービスだよ。
…こんなことならローブでも着てくるんだったかねぇ。
[格好に不似合いだと思いつつも、ぱちん、と指を鳴らして出したのは、まさしく誰もが思い描くような魔女の箒。]
……やっぱり不釣合いかね。
[箒に座り、ふわり、と慣れた様に空に舞う。服装と不釣合いなその姿を誰かがその姿を観止めることがあれば恥ずかしと少し感じたが]
まぁ、そんなのは些細な事さね。
[小さくつぶやき、楼台へ向かって赤い月の夜空を飛ぶ。]
[スコーン放り込まれて反射的に口を閉じ目を白黒。
自分で結んでない少女のリボンが塔の内で羽ばたく。
力の主が外にいる為無効化されなかったか単なるノーコンか不明。]
……むぐ。何するんだギンスイ君。
オレはヒナじゃない。ヒナさんの事でもないぞ。
[先に突っ込んでから、戻ろうという声に同意。]
そうだな、戻るか。なーんかむずむずするし。
…。
[じぃ。と、思わずゾウサクの帽子を見てみたり>>11]
…、?
[戻ると、窓辺に佇む2人の姿。
近づいて外を見れば、先程は気づかなかった、あかいろの月]
…?
[窺うように、アンを見れば、説明がなされるだろうか]
─大広間─
あああああアンさん!
分化会って……[乾飯を見つけた]り、[ピチピチになった]り、もしや[気がついたときにはキノコを手にしていた]あと、さらに[まゆげコアラを発見した]りするんじゃなかったんですか?
まっくらでまっかなお月様が出てます!
[扉を開けて叫んだ後、中にヒナの姿を見つけて、反射的に怯える]
こ……こんばんはです。ヒナ先生。
[箒に乗った魔女は楼台の窓からその中へ。
廊下は広く、飛行を隔てるような物は少なく、あっても少し指を鳴らせば魔女を迎えるように道を開く。
やがて、箒に乗った魔女はうずくまる少女の元へと辿り着き。]
こんにちは。お嬢ちゃん。
どうしたんだい?こんな場所にうずくまって。
[ゆっくりと、ふわりと高度を下げ。
緩やかであり、しかし軽やかに箒を下りて。
迷子の少女に柔らかく微笑んだ。]
どういうカラクリですか?
[不可思議な景色に顔を顰めてアンに尋ねるが、彼女は不敵な笑みを浮かべただけだった]
あたしそんなに寝てたの?
[視線を月から外して、いつの間にか隣に居たギンスイに漸く気付いた]
あれ……ヘイケさんは……? あと、板前さん……じゃなくてガモンさんは?
[大広間ががらんと感じられるのは、人がいないせいだと気づく]
『どうやら黒の魔法使いが紛れ込んでいるようね。数年に一度生まれる突然変異の……』
『その証拠に、ほら、月が赤い。奴らが居る限り夜が明けないのよ』
[アンの言葉に不思議そうに首を傾げる]
これ、分化会じゃないんですか……?
この時間ならこんばんはかねぇ……?
[まぁ些細なことさね、と呟くと、先ほど水晶からわずかに聞こえたような少女の言葉を思い出し。]
どうだい?お嬢ちゃんも一緒に食べるかい?
[ふわりと微笑んだまま、茶会の場から少し拝借したスコーンをルリに差し出した。]
たっだいまー。
お菓子まだありますか?
[元気に大広間に戻ってくる]
あれ?
どうしたの?
[難しい顔をして水晶玉を眺めるアンと、不安そうなキクコ、ヒナの姿を認めて首を傾げた]
ヘイケさんと、ガモンさんも、いないし。
帰っちゃったのかな?
…??
[まくしたてるキクコ>>15にきょとんとしながら自分の眉を擦っていたが、ヒナがこちらへ気づいたよう>>16なので、ぺたり額に手を当てて、首をかしげた。
頭痛は大丈夫かと問いたいらしい]
よ、ただいま。なんか増えたぞ。
[それだけでゲンゾウの説明を切り上げ席に座った。
アンの説明を聞きながら落ち着かな気に膝を揺する。
不安定に瓶のリボン達が結んでないのに羽ばたいた。青い蝶々だけが飛んでいる。]
まゆげコアラ、それは確かに尋常じゃないな。
[キクコの叫びに重々しく頷く。
顔は真面目だが頭の中は蝶々が飛んでるぽい。]
[>>15キクコに会釈]
コアラのお菓子なら鞄に入ってるけど……。
[神妙な顔で水晶玉を覗くアンの言葉に小さく訊ねる]
黒の魔法使い?
魔法使いって普通黒い服着てるんじゃないですか…。
セーラー服とか、スーツとか、板前の格好とかイメージと違います。
うん、こんばんは。お姉さん。
お姉さんは、魔女さんなの??
[スコールを差し出され、たちまち笑みがこぼれる]
うわあ。うん、食べる。食べる。
[言うが早いか、あっという間に食べつくす。満面の笑み]
幽閉塔ってあれですか?
[ヘイケ達3人が向かったであろう塔を指差して訊ねると、アンは頷くことはせずに肯定の言葉を零した]
あなたも痛いの?
[>>19ギンスイの額に温い指先を伸ばす]
痛いの痛いの飛んでいけー。
[熱はないのを確認すると、髪の毛を撫でた]
…?
[落ちつかなげなムカイの様子>>20に、背をぽむぽむしていたが。
ちょっと気の毒になりそうなもの>>22を発見して、その手をゾウサクの頭に移した。ぽむぽむ。
分化会については首かしげ]
黒の魔法使い。魔法使いは男女兼用だよな。
黒って見た目に出るのか?
[呼び方にまだ拘りを見せながらゲンゾウを見る。
単にお肌が一番焼けてるせいだ。]
夜が明けないのは大変だしな。
夜が明けないと…明けないと昼寝もお茶も出来ない!
[あまり大変さがわかってない。]
あ……あのう……。
おじさんも魔法使いの分化会に、参加される方なんですか?
[ゾウサクに勇気をだして質問した。リウの影から]
ああ。私は魔女だよ。『紫の魔女』ヘイケ。
夢かはたまた現実か。お嬢ちゃんの心次第さね。
信じれば本当。信じなければ幻想。魔女とはそんなもんさね。
[スコーンを食べて満面の笑みを浮かべるルリに]
喜んでもらえて何よりだよ。それはとても上等な料理人が作った菓子さね。
外は冷えてきただろう?部屋で暖炉をつけて温かいココアでも飲んみながらゆっくり休もうか。
[どこか上等の部屋は…と記憶を辿り。]
お嬢ちゃんは高い所や高い部屋は怖いかい?
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