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[エビコに背を向けて少女の耳元でささやいた]
ネコが騒ぐんだけど・・・あんた、萩原依真里になにかした?
[そういって 少女の顔をじっと見詰めた]
[エビコの手の振りように、思わず表情を緩めて手を振り返す]
[と、エビコと話していた青年―先日のミソアイスの―が、こちらへ寄ってきて]
……え?
[思わず振り返り、じっと彼の目を見つめる]
……あなた、何か知ってるの?
[かすかに浮かぶ、警戒]
知ってるっていうか>>41子猫が騒ぐんだよ
萩原依真里は神の使い。
だから神隠しにあうのは可笑しいって
可哀想だから・・・返してくれってさ
子猫を彼女に預けた時・・・なにか したんじゃないのか?
そのせいで 彼女は 消えたんじゃないのか?
[じっと少女の目を見つめた]
神の使い…、いまりちゃんが…?
[ぱちり、目を瞬く]
……『何か』なら、した。
したというか、影響を与えた。
詳しく聞く気があるなら、場所を移す?
[首を傾いで、ギンスイの返事も聞かずに歩き出す]
[エビコやアンがついてきたとしても拒むことはない]
[向かう先は蛍川]
[道すがら、蛍川の二人の話を語って聞かす]
昔は縁結びを願う人たちがね、二人にあやかりに、蛍を見に来て祈ったりもしてた。
[今はどれだけの村人が、この話を知っているのか]
……私はあの時ここで、いまりちゃんに『蛍川の御縁がありますように』と祈った。
[そしてあの日、蛍川の川底に見たものを伝え、]
御縁の繋がった人が、神隠しに遭って。
それでいまりちゃんは、引きずられてしまった。
[そこで言葉を切り、ギンスイの反応を待った**]
いえ〜い、また会えたね〜。
[プレーチェに近づこうとして
――ぴたりと足をとめた。]
…。
[翠と彼女の話は聞こえなかった。
ただ、いまりちゃん、という名だけがかろうじて届いて。
まあ二人で依真里ちゃんの話。
ミドリちゃんってば、依真里ちゃんを気にしてるわよね〜、おばあさんを大事にしてるとか、動物好きだとか、よくみてるわよね〜、
と一人でしきりに首を縦にふって。]
[恋の病かしら相談かしら、きゃー、なんて
静かに騒いで両手を頬にあててポーズ]
[したものの、
二人の真面目なお話ムードは何となく察せた。
ぱちぱち瞬いて、歩み出したプレーチェにつられて、
思わず踏み出した、が。]
[恋人たちの話も半ばを過ぎたかという所で、
蛍川でプレーチェに会ったときにもあった、妙な感覚がまた強まってくる。]
……なに、これ。
[嘲笑うかのように、
恋焦がれるかのように、
鈴の声がうねりゆく先は、あの不思議な女の子。]
[反射で踵を返して、プレーチェから離れた。**]
?
[なにやら上の方から変な感覚がして、とっさに黒いバッグを盾にした。
風が吹き付け、麦わら帽子が飛ばされる]
った─…っ。
[すぱりと鞄が大きく切り裂かれ、それを押さえていた指にも血が滲む]
氏神様は、ヨソモノを嫌いますか。
それともこれを持ち込むな、と。
[苦笑しながら、鞄と麦わら帽子を拾い、入り口の鳥居の外に置く。
鞄からハンカチとがま口だけを取り出した]
入りますよ。
[ハンカチで血を拭う。
もう一度、上に向かって声を掛けてから、階段を上がる。
今度は何事もなく、たどり着いた。
手と口をすすぎ、拝殿に向かい、がま口から小銭を出して賽銭箱に放る]
みながそろって夏祭りを迎えられますように。
[ぴしりと背筋を伸ばして参拝]
氏神様はお稲荷様。
[縁起を眺め、呟く]
鬼を払った狐を狐神として祀る─…か。
吉野さんのいうことが正しければ、鬼と狐神と神様がいて、神様が呪っててそれで神隠しが起きた。
ああ─…さっきの私の論に拠れば、鬼と狐神が争ったおかげで神の呪いが弱まり、外界から付け入る隙が増えた、とかね。なんで争っているのかしら。
神様はなんで呪ったのかしら、神様はどこから見ている?
[空を見上げる]
さすがに雲を掴む話だけど、難しいことは…─わからない、けど。
神隠しにあった人たち─萩原さんが、戻れるように、何をしましょうか。
大人なんだし。
[思い出されるのはヨシアキ>>3:138の言葉]
吉野さんが生きてる限り戻らない。
いやいや、戻る保証もなく殺すのは──それに、殺して戻ってきたとしても、私は笑顔でお帰りなさいと迎えられなくなるのは、イヤだわ。
ただここから消えてもらうという意味ならば、何とかなる、かしら。
ニュータウン計画白紙撤回になれば、みんな戻るなんて単純な話ならいいんだけど。
[ぼそりと呟き、先ほど見た案内板の示すとおり*奥に向かう*]
[彼女の口から聞かされる説明
>>2:116蛍川の二人は永遠になる
>>3:13闇に堕ち行く男の姿と彼と黄泉でも離れまいと、手首に固く結んだ数珠引きずられて堕ちる女の姿をみたという。言葉]
って あんたは 萩原が自分で望んで 誰かについていった 消えていった言うわけ?
萩原が永嶋とか言う人がその昔蛍川で誓った者達の生まれ変わりだったから・・・引き合ったっていってんのか?
それだから幸せとかおもってんのか?
それとも、あんたは。
---勝手に人の縁を結んだりほどいたりができるのか?
それなら・・・あんたは人じゃない。
何者だよ
[じりっ 河原の砂利を踏んでいつでも逃げられるように*身構えた*]
あんた 何処の子かってきいたら蛍、っていったよな
[怯えたように川を見つめる]
まさか
[手に手をとって川に沈んでいく男女のイメージが沸々とわいて]
ずっと昔から此処で恋人同士を呼んでいるとか?
[自分でいった言葉にぞっとして]
うわぁあああ!!
[慌てて河原を走って*逃げた*]
[人じゃない。その言葉を否定はしない。
だがギンスイの顔に怯えが浮かんだのを見ると、表情は焦りに覆われ]
違う…、引き込んだりなんかしてない…!
私は、私はただ…、ねぇ、待って!
[声は、届かない]
[伸ばした手を、力無く降ろして、ゆるゆると頭を振る]
─本殿─
[人気のない中、申し訳程度について居る鍵を肘うち一つで叩き壊す]
おじゃまします。苦情は、うちの氏神にお願いします。
[本尊の隣に置かれていた、絹の柄も鮮やかな小さな包みに手を伸ばす]
目には目を、歯には歯を。
他人の子を食べ続けた夜叉は、愛しい末子をさらわれて子供と安産の神様になったそうな。神話は不思議ね。
──で、狐神さんの大切なものは、これでいいのかしら。分からないし、いいとしましょうか。
次は、鬼。
[小さい割に重みのある包みを胸元に納め*本堂を出た*]
どこから間違ってしまったんだろう。
[縁結びの川として、人から愛されていた自分の住家]
私はただ…、蛍川を、そこに蛍がいることを、忘れないでいてほしかった。忘れられるのが怖かった。
……コンクリートで舗装した川に、蛍は住めないんだよ?
あぁ、わからない。
人間は愛しい。綺麗だと喜んでくれたから。
でも、だから寂しい。忘れられていくことが。
寂しくて、愛しくて、想い続けるうちに人に成った。
この姿なら、人と言葉を交わせると思った、でも。
人の姿になっても、うまく言葉を届けられない。
……最初から全て、間違っていたのかな。
[ふらり、ふらりと、蛍川を離れていった]
[神社の石段をふらふらと登っていく]
ねぇ、村の神様。
人が好きだといいながら、私はとても悪いことをしてしまった。
私が御縁を願わなければ、いまりちゃんは消えずに済んでいたのに。
……あなたはどう?
あなたは、人間が好き?
[石段を上りきった時、本殿から出てくる人影が見えた**]
[本殿から出てきたその人を、神様かと思った。
日の光に出ると人間だったけど]
老先生……。私をプレーチェと呼んでくれた。
異国から帰るたび、この光を見ると安心するって。
儚くも懐かしい光は、自分にとっての“Prece”だと。
[だから最初に、彼に会いに行った。
「君は?」と問われて、「プレーチェ」と答えた]
そう、かなぁ。そうだといいなぁ。
神様も、人が好きだと嬉しい。
[心を半分どこかへ置いてしまったような、ぼんやりとした表情で呟く]
[見つめてくる瞳が優しくて、心が端から溶けてしまいそう]
……いまりちゃん。萩原さんちの、いまりちゃん。
わたしのせいで、いなくなってしまった。
そうだな。
神なんていやしない。
[返って来た答えに、満足そうに頷きました]
萩原を探しているのか。
……それは?
[最近どこかで見たような、と白衣を見やります]
消えた人、みんな…消えてないよ、って言いたいから。
[白衣のこと聞かれ、困ったように。]
―――――…。
今日もまたこんぺいとうが降った。
医者の先生と…、それから、雑貨屋の…。
[溜息をついて。]
また…目の前で消えたし…。
なんでかなぁ…。
[視線の先から隠された木刀。
それを追うことはせず、地面へと伏せた。]
消えた人が、消えてない?
[少女へと向けたのは驚きの視線。それを白衣へと逸らして]
ああ。それは先生の遺品か。
先生と雑貨屋が、目の前で消えた……案外、すぐ近くに犯人がいたのかもな。
ネギヤの時は集会所だったから、人も沢山いたし。
その時は他に誰かいたか?
消えてほしくないって人が1人でもいるなら、消えない。
人は忘れられて初めて消える。
わたしみたいに、誰にも心配されないような人がいなくなって"消える"って言うの。
ううん、違うかな…消えるでもなくって最初からなかったことになるが正しいかな。
[ちょっと不機嫌そうに顔を上げる。]
死んだみたいに言わないで。まだ死んでない。
[続いた言葉に首を傾げる。]
わたしと…ワンピースの外人みたいな女の子だけだったけど。
神隠しの理由は知らないって言ってた。
[謝られたことは口には出さなかった。]
面白いことを言う奴だな。
心配くらいするだろう。
親や友人や、どっかの男勝りの教師が。
消えたいのか?
[不機嫌そうにあげられた顔に、肩をすくめて]
心外だな。遺品には落とし物との意味もあるんだが。
そうか。あの子もいたのか。
萩原のこと、何か知っている風だったが。
[顎に手を当てて、考えるような素振り]
[ゆりかごの中にいるような、ぼんやりとした心地で頭を撫でられていたが]
ひゃうっ!
[間抜けな悲鳴を上げ、デコピンされた額を撫でさする。
怒られたい。無自覚の甘えを見透かされた気がして、顔に熱が上った]
……お手伝い?
[額をさする手を止め、きょとりとザクロを見返す。
彼女の言葉の意味をわからないなりに考えて]
私に、できることがあるなら。
[彼女をじっと見つめた後、こっくりと頷いた]
…嫌われてるから誰も心配しない、親もいないし。
[淡々と言った。]
消えたい…のかも。
そうかもしれない、分かんないけど。
[首を傾げて次の質問に答える。
消えてもいいとは思ってはいたが、消えたいとは違うような気もして。]
――――――…。
あの子…人が好きなんだろうね。
わたしと違って。
[なんとなくそう呟いた。]
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