97 未来日記〜Survival game〜
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[呼び止めると同時、振り向く金の双眸>>269
それに揺れる傷ついたかの色に、己の犯した過ちを知る。
一度口にした言葉は、もう戻らない。
視線が交わる刹那に悔やむ色が瞳を過ぎった。]
…っ、俺は──…
[口を開きかけた。
続くはずの言葉は、言葉にはならない。
くるりセイジが背を向けた。
追いかけようとする足が、一歩を踏み出して…止まる。]
(278) 2012/11/06(火) 07:54:10[4F 階段]
1st ヨシアキは、9th デンゴの声にゆると視線を下げて、
2012/11/06(火) 07:54:37
…そうだな。
───…そう、するよ。
[もう一度、視線をちらりと彼の立ち去った上へと向け、
そうして足を4Fのフロアへと向け踏み出した。]
(279) 2012/11/06(火) 07:55:42[4F 階段]
[結局は未だ、迷ってばかりだ。
より多くを、少しでも多くを掴もうとする。
ひどく我侭な傲慢。
一見すれば人のため、でも最終的には自分のため。
日記を頼りに行けば、程なく彼らの場所へは辿りつく。
無事なソラの様子には安堵の息をつき、]
…──フユキ、だっけ。暢気に見物か?
[場から少し離れ、成り行きを見ていたと思しき5thの背へと、
笑みの気配の乗らぬ声を、*投げかけた*]
(280) 2012/11/06(火) 08:06:17[4F フロア]
1st ヨシアキが接続メモを更新しました。(11/06 13:26)
[2ndと12thを追うソラを、追うことはしない。
彼らと出会って、未来日記は更新された。
今ここでソラの死を見る未来は予知をされていない。
代わりに、自らの意思を反映して更新されたのは、]
…見物。だけじゃつまらないと思うが。
[目前の5th殺害を告げる未来だった。*]
(288) 2012/11/06(火) 13:48:51[4F フロア]
1st ヨシアキが接続メモを更新しました。(11/06 13:49)
1st ヨシアキが接続メモを更新しました。(11/06 13:49)
[12thの声が響く>>295
どうやら不意打ちは出来ないらしい。
低く舌打ちをして、5thに向け錐を構えた。
身体を低くしてフユキの喉元を狙い、錐を突き出す。
未だ日記に神の力は───満ちて、いない。]
(304) 2012/11/06(火) 17:16:51[4F フロア]
1st ヨシアキは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/11/06(火) 17:18:07
1st ヨシアキが接続メモを更新しました。(11/06 17:45)
なに……、
……っそ!!
[ネギヤの声が、一際大きく響く>>313
ちらと目を向ければ、重量ある巨体が向かってきていた。
彼の叫ぶ内容に、顔を顰める。そう、まだ日記は使えない。
神の力の片鱗宿す日記がなければ、こちらはひどく弱い。]
させるか…ッ!!
(318) 2012/11/06(火) 19:11:26[4F フロア]
[一度振るった錐は払われた。
再び振るい、同時に低く蹴りを放って5thを牽制する。
少し遠く、ソラの苦悶の悲鳴が響く。
同時に耳朶に、目前の未来を告げる日記が響いた。]
───クルミ!
[ネギヤの背後に一度だけ声を投げ、
彼を振り返ってポケットからスプレー缶を出す。
”敵”へかける予定だったそれを、スプレーすることはなく、
12thの柔らかそうな腹部目掛けて鋭く*突き出した*]
(319) 2012/11/06(火) 19:13:24[4F フロア]
1st ヨシアキは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/11/06(火) 19:15:13
ああ、その通りだ。
[組んでいるとの言葉を、否定することはない。
既に心は決めた。
瞳は真っ直ぐに、この人の良さそうな男へと向けられる。
小さな声>>322は、耳に届かなかった。
それどころではなかった。
聞こえなかったのは、幸いだろう。
また心が揺れてしまいかねないから。]
(326) 2012/11/06(火) 20:20:14[4F フロア]
[───ざくり。と、手に重い衝撃が伝わった>>324
人の肉を刺す感触。
反射のような動きで引き抜いて、フユキと対する。
恨むような憎むような眼差しに、
身体の底から沸いて来る細かな震えを抑えて睨み返した。
震えは怒りであり興奮であり、恐怖でもある。]
何も出来ないなら──…
諦めてしまえ。
[低く、告げる。]
(327) 2012/11/06(火) 20:21:08[4F フロア]
俺は…諦めない。
[彼はどこか、自分と似ている。
戦いに物慣れない青年であるのだろう。
会話すれば、或いは親しくなれる青年だろう。
けれどそれらを切り捨て、対峙した。
何も出来ないなら───しないなら。
これは彼に向けた言葉ではない。
刃が返るのは、自分自身。]
(328) 2012/11/06(火) 20:23:04[4F フロア]
[けれど油断だった。いや、不慣れだった。
注意を逸らした一瞬の隙、耳朶に未来が更新される。
しまったと思う間もなかった。]
……くぁ… …ッ!
[振り返り、向かおうとした勢いごと鑿に脇腹を抉られる>>325
両手の勢いは布地を裂き、肉へと達した。
引き抜かれると、じわりと赤いものが服地に滲む。
思わず傷口を押さえて、膝を落とした。
その隙に5thが離れてしまう。
離れていくフユキを、諦めない目が追った。*]
(329) 2012/11/06(火) 20:23:32[4F フロア]
1st ヨシアキは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/11/06(火) 20:26:22
1st ヨシアキが接続メモを更新しました。(11/06 20:26)
1st ヨシアキが接続メモを更新しました。(11/06 23:21)
───待て…、よ…5th!!
[フユキが身を翻し、駆ける>>325
脇腹の傷を押さえて立ち上がった。
クルミがネギヤの”日記”を破壊した>>341
───破壊したと、思い込んだ。
”3rdは12thの日記を破壊した”
日記は所有者の思う世界を記述する。
ならばもう、クルミは心配ない。
そう信じ込んだまま、フユキの後を追った。
ネギヤもマシロもいない。
彼らは彼らの戦いを続けている。
徐々に彼との距離が縮まる。足に自信はある。
やがて追いつけば、彼の背へと思い切り体当たりした。]
(383) 2012/11/06(火) 23:33:48[4F フロア]
1st ヨシアキは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/11/06(火) 23:38:03
[ヨシアキの未来日記は、
未だソラの死を記述していなかった。
彼女の姿は、今ここにないから。
見えていないから、記述もされていない。
薄暗い店内、雑多な物のおかげでネギヤらの姿は良く見えない。
だから正面の5thへと視線を据えた。
体当たりで押さえつけようと試みるも叶わず、
突き飛ばされてワゴンにぶつかる。]
────がしゃん!!
[抗議するような物音が、高く響いた。
首筋を強打して、その痛みに顔を歪める。
ぜい。と、息を吐いた。
走ったからだけだけでなく、常よりも息が荒い。]
(409) 2012/11/07(水) 00:25:47[4F フロア]
…そうだな。待つわけがないか。
いや、待たなくてもいいといえばいい。
[ゆらりと立ち上がった。
脇腹に力を込める。まだ倒れるわけにはいかない。]
分かってるんだろ?
もうすぐ、”時間”だ。
[既に店内の明かりは落ちている。
客の姿は見えなくなり、そして神の日記に力は──満ちる。]
(411) 2012/11/07(水) 00:28:49[4F フロア]
5th、あんたが勝てるのは今この時だけだ。
生き延びたいなら、今この場で俺を殺しに来い。
…それとも、遺言を残して逝くか。
[錐を構えたまま、低く問いかける。
そうしておきながら間合いを詰め、彼へ向け錐を一閃した。]
(414) 2012/11/07(水) 00:31:05[4F フロア]
───何故?
[一度錐を振るい、また距離を取るように飛び下がる。
彼が口を開くのに、少し間合いを取るようにした。]
……ああ、俺が鬼だ。
[もう、役。とは名乗らない。]
何故といっても、生きたいのに理由なんてないか。
[聞いておきながら、短く苦笑した。]
(422) 2012/11/07(水) 00:45:35[4F フロア]
…なあ、5th。
俺も生きたいと思っている。
多分、ここにいる奴はみんな思っているだろう。
けれどそれは叶わない。だから──…
残す望みがあるならば、言え。
[傲慢だと知りながら口にした。
今までならば口にしないことを、口にした。
きつく錐を握り締めて、目前の男へと問う。
刺された腹が、そこに心臓のあるが如く痛む。]
(425) 2012/11/07(水) 00:48:41[4F フロア]
…ああ。同感だ。
こんな形で出会いたくなかったな。
けど───…
話していたら、余計に辛くなったんじゃないか。
いや…、分からないな。
[ひゅ!と闇に鑿が振るわれる。
頬を裂かれて、鋭い痛みが走った。
構わずに錐を振るい返す。
どちらも素人の、真剣勝負だ。]
(436) 2012/11/07(水) 00:59:20[4F フロア]
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