人狼物語 執事国


98 収穫祭の村

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漂泊民 イェンニ

[叩かれる肩に向ける顔はぐしゃぐしゃで
ぼろぼろと落ちる泪は止めどなく服を濡らす]


 どうして…ドロテアだったのでしょう。
 何も悪い事なんてしていないのに…

[震える声は掠れて高さを上下させる]

(33) 2012/11/16(金) 14:48:53[ドロテアの部屋]

声を失った男 クレスト

……っ。

[ベッドの中から漏れる、音の無いうめき声]

(34) 2012/11/16(金) 14:55:52[屋敷・自室]

声を失った男 クレスト

[彼は、夢を見ていた]

[それは、彼が故郷にいた頃の――まだ口が利けた頃の夢]

父上。

[目の見えない老婆が籠に乗せられるのを見て、少年時代のクレストは父親に尋ねた]

あの方は、どこへ行かれるのですか?

[父は答える。“災いを鎮めに行くのだよ”と]

(35) 2012/11/16(金) 14:56:19[屋敷・自室]

声を失った男 クレスト

[その頃の少年はまだ知らない事だったが、彼の生まれ育った地域には、ある伝承があった]

[『身体の一部に欠損がありながらも生き永らえている人は、神の加護を受けている証であり、災いを退ける力がある』――…。
すなわち。
彼らは大切に扱われる一方で、その地に災いが降りかかった際には、生きたまま供物となる運命を背負っているのだ――]

(36) 2012/11/16(金) 14:57:21[屋敷・自室]

声を失った男 クレスト

[“だけどお前は鎮めてはくれなかった”]

[“お前が逃げたから、町は滅びてしまった”]

 ちがう。
 僕は。

 逃げてなんて。

[しかし、その叫びは音にはならず、ひゅうひゅうと喉が鳴るばかり]

(37) 2012/11/16(金) 14:57:45[屋敷・自室]

声を失った男 クレスト

[“身を捧げろ”]

[“今度こそ”]


[“村の為に死ね”]

   [“死ね”]

        [“死ね”]

(38) 2012/11/16(金) 14:59:22[屋敷・自室]

声を失った男 クレスト

……ッ!!

[彼は飛び起きた。全身が、汗でぐっしょりと濡れている]

[……夢だ、という事は分かっている。父も母も、自分を死なせないために、この村に逃がしたという事も、知っている]

[そして、そのせいで故郷が――]


…………。

[彼は首を振った。じくじくと手術痕が鈍く痛む。手をやると、少しばかり腫れているようだった]

[風呂でも浴びてこよう、とベッドを出て、ようやく外が騒がしい事に気づいた]

(39) 2012/11/16(金) 14:59:50[屋敷・自室]

声を失った男 クレスト

[簡単に身支度を整えて廊下に出る、と、むせかえるような酷い血の匂いに、思わず顔をしかめた]

[そして聞こえてくる、イェンニの叫びと嗚咽]


………。

[ドロテアの身に、何か大変な事が起こったのだ、と理解して、彼は彼女の部屋に足を向けた]

(40) 2012/11/16(金) 15:09:14[屋敷・廊下]

遊牧民 ヴァルテリ


 ……ドロテアが選ばれた理由はわからぬよ……

[供儀をえらぶ基準はきっと長老だけがしっている。

 嘆く娘を慰める言葉を持たぬまま、ただその肩を宥めるように叩き。

 廊下を歩く足音にレイヨがいる扉のほうへと視線を向けた]

(41) 2012/11/16(金) 15:16:32[ドロテアの部屋]

絵描きの子 レイヨ

[歩いてくるクレストに、視線を向ける。
扉の前、見せない方がいいだろうか、と。
立ち尽くしたまま、彼に言葉を投げる]

……見ない方が、良いと思、います。

[一応、控えめな静止の言葉]

(42) 2012/11/16(金) 15:20:38[2階個室前・廊下]

絵描きの子 レイヨ、視線には気づかないが、声は届くだろう。

2012/11/16(金) 15:21:15

漂泊民 イェンニ

[ヴァルテリの言葉にひっく、としゃくりあげて
上げたぐしゃぐしゃの顔を扉の方へと向けた]


 ――どうして、

[小さく繰り返す言葉を、落とす。
それからヴァルテリに釣られるようにして
濡れた視線を扉の方へと向ける。
聞こえたレイヨの声>>42に息を吐いてから
手にした死体を見下ろしてその頬を撫で]


 …あ、あ

[また躯を強く、抱き締めた]

(43) 2012/11/16(金) 15:30:14[ドロテアの部屋]

遊牧民 ヴァルテリ

[レイヨが言葉を向ける相手の、応じる声が聞こえない。

 ならば可能性としてクレストかともおもいつつ。
 死体を抱きしめるイェンニの頭をなぜて、傍を離れる。

 死体から離れたほうがいいだろうが、今はいっても聞かないだろうと声に出すことはしない。

 扉のほうへと向かえば、やはりクレストの顔が見えて]

 ドロテアが死んだよ。

   星読みは、やはり外れないようだ……

[哀しげにつげた]

(44) 2012/11/16(金) 15:37:34[ドロテアの部屋]

声を失った男 クレスト

………。

[レイヨとヴァルテリの言葉を受けて、深く、長く、息をつく。瞳に暗い影を落として]

(45) 2012/11/16(金) 15:42:27[屋敷・廊下]

声を失った男 クレスト

[自分が、ドロテアの立場であったなら――そんな考えが、幻の父の罵声と共に過ぎる]

……。

[馬鹿な事を。そんな事を考えたところで、ドロテアが帰って来る訳でもなく、イェンニを余計に苦しめるだけだというのに]

(46) 2012/11/16(金) 15:47:14[屋敷・廊下]

絵描きの子 レイヨ

血だらけ、
イェンニさんは、
――…落ち着いたら、落ち着くために、かな。
何か、あたたかいもの、作りますね。

[こちらのほうにやってきたヴァルテリへ、そう小さく言う。大丈夫だろうかと、視線は心配げに中へと向かったが。
それからクレストの様子を見て、]

……見ない方が良いです。
下、居間のほう、行きませんか。

[心配そうに、声をかける。どんなことを考えているのかはわからないが、ここから離したほうが良いのでは、と]

(47) 2012/11/16(金) 15:48:09[2階個室前・廊下]

声を失った男 クレスト

[制止の声(>>42)を聞いた上で、彼はドロテアの部屋に入った。大丈夫、とレイヨに目で告げて]

………っ。

[しかし、そこにあったのは、想像していた以上の惨状であった]

(48) 2012/11/16(金) 15:50:07[屋敷・廊下]

声を失った男 クレスト

[血だらけの、惨状]

[血の海に沈む、ドロテア]

[彼女に縋りつく血まみれのイェンニ]


[血]

   [赤]

 [錆びた]

     [鉄の匂い]

[むせるような]

(49) 2012/11/16(金) 15:52:25[屋敷・廊下]

声を失った男 クレスト

[父も]
  [母も]

[友人達も]

[みんなこんな風に]


       [自分のせいで?]

[そうだ]
           [違う]
   [そうだ]
         [違う]

(50) 2012/11/16(金) 15:54:11[屋敷・廊下]

遊牧民 ヴァルテリ

[クレストの事情はしらないまま。

 中へと入っていく背をみやり。

 レイヨ>>47に頷いた]

 そうさな……、アレを見たあとだが。
 せめて温かい茶でも飲めるようにしておこう。

[ゆっくりと答え。
 イェンニとクレストにもう一度視線を向けてから、ゆっくりと階下へ向かう]

(51) 2012/11/16(金) 15:54:59[2階→1階]

声を失った男 クレスト

[色々な言葉が、色が、匂いが、ぐるぐると回る]

[……辛うじてレイヨの姿を認め、ごめん、と唇が言葉の形を作り――]


[意識が途切れた]**

(52) 2012/11/16(金) 15:56:37[屋敷・廊下]

声を失った男 クレストが接続メモを更新しました。(11/16 15:58)

絵描きの子 レイヨ

[そこまで強く止めたわけではなかったから、クレストが見るというのなら、彼は邪魔をしなかった。
先に階下へと行くヴァルテリに頷いて]

温かい物はおちつきます。
……僕も、すぐ行きます。

[一応、クレストの様子を見る為に、この場から見送る。
それから、中を見る人を見ると、彼の口がなにかを語る。
――慣れていないから、読み取るのは難しい。だけれど、何度か自分の口を動かして]

……ごめん?

[何故そんな言葉を、と。
意識を失った体を見下ろす。
運ばなければと思うものの、彼の力はそこまでない。
困ったように室内を見て、それからだれかくるまで、その場にとどまることになるのだった**]

(53) 2012/11/16(金) 16:05:59[2階個室前・廊下]

飾り窓の女 ウルスラ

[夜半に夢を見ていた。
ひとりの娘の背中が、ゆっくりと遠ざかる。
女はその背を追いかける。
ゆらゆらと白くきれいな光が辺りを満たしている。
追いかけて、追いかけるのに距離は遠くて──、


  『 ま っ て 』

そう声を掛けようとした。
けれど音は響かずに、その刹那に夢は破れた]

(54) 2012/11/16(金) 16:07:25[自室]

絵描きの子 レイヨ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/11/16(金) 16:08:45

絵描きの子 レイヨが接続メモを更新しました。(11/16 16:08)

遊牧民 ヴァルテリ

[階下へと降りたあと。
 クレストがたおれた事は知らず。

 台所へと向かえばニルスはそこにいただろうか。

 居れば上であったことを話す]

 さて……

   まあとりあえず、湯を沸かすか……

[やかんを火にかけて。


 あとは、昨日のスープの残りがあればそれを温める。


 ゆっくりと、うごいていた**]

(55) 2012/11/16(金) 16:09:48[一階]

遊牧民 ヴァルテリが接続メモを更新しました。(11/16 16:09)

飾り窓の女 ウルスラ

[朝、ざわめく気配に身体を起こした。
夢はいつもの不吉な夢。
遠ざかっていく背、ちらと横顔を見た気がした。

胸騒ぎをおさえて身支度をし、恐る恐る扉を開く。
女の部屋は姉妹の部屋のすぐ傍ら、
今は丁度イェンニと共にドロテアを挟むかの形。


だから廊下に溢れる噎せ返るほどの血の匂いは、ひどく、濃い]

(56) 2012/11/16(金) 16:22:29[自室]

飾り窓の女 ウルスラ

あ…、あ。まさか、

[レイヨが中を見ないように言う。
けれどイェンニが中にと聞けば、放っておけない。
お願いと小さく願って覗いた部屋は、異様であった。

血塗れのドロテア、
嘆き悲しむイェンニの姿、
意識を失って倒れ伏すクレストの姿。

呆然とした女の手から杖が離れて、
支えを失った女の身体も床へ崩れる。
長いスカートが場違いなほど、ふわりと床に広がった]

(57) 2012/11/16(金) 16:23:06[自室]

漂泊民 イェンニ

[くしゃくしゃな顔を入り口へ向けると
クレストが倒れ伏すのが、見える。

腕に骸抱いたまま 目を見開いて
揺れる視線をレイヨへと移し、鼻を啜った]


 …クレスト、様が。
 ――、あ、あ、

[そしてその後に来た人物>>57もまた、
倒れた杖を追うようにして床へと崩落ちる。

 躯を抱く手にぎゅうと力を籠めて、
 その様をじっと見詰め呻くように声をあげた]


 ウルスラ、様、も

(58) 2012/11/16(金) 16:30:18[ドロテアの部屋]

飾り窓の女 ウルスラ

イェンニ…、イェンニ。

[それ以上を言えず、妹を失った彼女の名を呼んだ。
床を這って向かおうとする、その手前に意識を失った男がある。
無意識のように手を伸ばし、クレストの額へと触れた。
息をしている様子に少しほっとして、
そのまま動けずにイェンニへと再び顔を向ける。
泣きじゃくる彼女と目が合えば、涙が零れた]

…ごめんなさい。
引き止め、られなくて……ごめん、ね。

[夢で引きとめたとて変わらなかったのかも知れない。
けれど謝罪の言葉を紡ぎ、女はイェンニへと腕を伸ばした]

(59) 2012/11/16(金) 16:32:22[自室]

漂泊民 イェンニ

 …ウルスラ、様。
 どうして、


[名を呼ばれ向けた血と涙に濡れた顔はひどいもの
それでも問いを投げられたのは
ふたりが立て続けに倒れた事に驚いて
意識がこちらへ戻ったかのようだった]


 どうしてウルスラ様が、
 謝られるのですか。
 …引きとめる、とは、
 一体どういう事、なのでしょう…?

[伸ばされる腕を拒絶せず身を寄せて
だけれども浮かぶ疑問を口にした]
 

(60) 2012/11/16(金) 16:39:03[ドロテアの部屋]

飾り窓の女 ウルスラ

… え、 ?

[女は、女の理屈で言葉を口にするだけだった。
だから己の言葉が、どんな疑念を呼ぶかも思いもよらず。
ただ少し混乱するまま、イェンニを見返した]


 ゆめ……、で

[躊躇うような戸惑うような間のあとに、ぽつと零れる。
揺れるまま、曖昧な言葉たちが]

ゆめで見たの…ドロテアを。
私には止められなかった。
引き止めたくて……、でも……。…だから、

[ふると首を振る]

(61) 2012/11/16(金) 17:00:23[自室]

煉瓦工 ユノラフが接続メモを更新しました。(11/16 17:03)

漂泊民 イェンニ


 …ゆめ?
 ウルスラ様、ドロテアと…
 夢の中で、お会いになったのですか。

[頭を振る様子に首を傾ける。
それはどういう事なのだろう、と
言葉の先を促すように濡れた瞳で見て]


 ドロテアは…――
 何か、言ってはおりませんでしたか。

  …共に眠るといったのに、
  一人でいると…壊れた扉の部屋に入った、
  わたしのいもうとは。

[曖昧な言葉を拾い、問いを投げた]

(62) 2012/11/16(金) 17:12:51[ドロテアの部屋]

飾り窓の女 ウルスラ

いいえ、いいえ何も。
私はこの子を…、追いかけて追いつけなかったから。



……でも。

(63) 2012/11/16(金) 17:23:13[ドロテアの部屋]

飾り窓の女 ウルスラ、憂いに満ちた瞳を少しの間死者へ向け、

2012/11/16(金) 17:23:58

飾り窓の女 ウルスラ

でも…、きれいだったわ。
この子、とてもきれいな光を纏っていた。

だからきっと…、……いいえ。
ごめんなさい、イェンニ。こんな話を、

[問われるままに言葉を紡いで、はたと口を噤んだ。
死を予感する者は疎まれるもの。
親しい死を前にして、気分を害しただろうと瞼を伏せた]


……こんな、辛いときに。

(64) 2012/11/16(金) 17:25:38[ドロテアの部屋]

漂泊民 イェンニ


 きれい、だった…
 そうです、か。

[腕に骸抱く手にぎゅ、と力を籠めて
一度顔をその髪に埋め―― ゆっくり顔を上げた]


 いいえ、いいえ。
 ありがとうございます、ウルスラ様。
 私には見えないドロテアの様子を
 教えて下さって…――

[困ったように眉を、下ろして。
震える口許に、笑みを作ってみせた]

(65) 2012/11/16(金) 17:32:34[ドロテアの部屋]

漂泊民 イェンニが接続メモを更新しました。(11/16 17:42)

煉瓦工 ユノラフ

─ 昨夜 ─

[ウルスラに誘われると>>8、二つ返事で立ち上がり。
足を気遣いながらゆっくりと階段を上れば、彼女の仮の自室へと足を運ぶ。

俯き加減で言いにくそうに切り出す言葉は、手伝いの依頼では無くお礼の言葉で。
手伝いとばかり思っていたので、最初はポカンと口を開けて彼女を見ていたが直に笑い出し]

いやいや!
お礼はもういいって!
俺はてっきり家具の場所移動とかかと─

(66) 2012/11/16(金) 17:46:57[屋敷・居間]

煉瓦工 ユノラフ

[笑う合間に、近づいて来た彼女はすぐ目の前まで寄って来ており。
女性から間近に近寄られる事が無いので一瞬頬を赤く染めるが、何やら真剣な表情で見上げて告げて来る>>10。]

………へ?

[己の返す返事と表情は、マヌケな物になってしまった。]

(67) 2012/11/16(金) 17:49:07[屋敷・居間]

煉瓦工 ユノラフ

[そのままゆっくりと告げられる彼女の話>>11>>12を黙って聞いていた。
最後に謝られれば、頭を掻きながら困った顔で]

いや…まあ…その。
俺だって何度も説明をするの面倒臭いからな。
これ以上誰かに首飾りの事は言うつもりはねえよ。
勿論お前さんにももう言わねえから、な?

[苦笑い少しを浮かべて、少し目を逸らしてから再び彼女を見つめる。]

(68) 2012/11/16(金) 17:50:04[屋敷・居間]

煉瓦工 ユノラフ

あのさ…夢?
お前さんは不思議な夢を見るんだな。
そんな夢見るからって、お前さんが人狼って決まった訳でもねえんだから。

それを不吉だって思わずに、その夢がお前さんにも俺達にも何か重要な意味を持ってるかも知れねえかもよ?

と言っても、あんま見たくねえ夢だよな。
皆に言いたく無いなら黙ってれば良いとおもう。

…まあ、深く考えなさんなって。

(69) 2012/11/16(金) 17:50:40[屋敷・居間]

煉瓦工 ユノラフ

[ニコリを笑みを浮かべれば、ウルスラの頭に手をやり髪を撫でる。彼女が身を強張らせれば、即座に手を引き慌てながら]

あああ!
わりぃわりぃ…。

[手をばたつかせながら申し訳なさそうに謝り。
そして一息つけば、穏やかな笑顔で心配してくれた彼女に向けて]

…心配してくれてありがとうな。

[己なりの感謝の気持ちを込めて告げた。]

んじゃいい時間だし、俺も部屋借りて寝るわ。
今日は良い夢見れたらいいな。じゃあな。

[片手で手を振り、彼女の部屋を後にした。]

(70) 2012/11/16(金) 17:53:32[屋敷・居間]

煉瓦工 ユノラフ

─ 昨夜・移動前 ─

[マティアスの拘束を急いで外して。

外した後の何度も告げられる礼には、もういいからと苦笑まじりで返事をする。
その後はヴァリテリの話をききながら、あれもこれもと、その場にある料理をマティアスに差し出せば、しっかり食えよと傍で見ていた。

彼とは酒場で会えば陽気に飲みあう仲で。
何故マティアスがこの様な姿になったのかは、今は問わずにいようと思った。

彼が食事を終えるのを見届けてから、立ち上がりその場に居るニルス達にはまた明日なと伝えれば、ウルスラに呼ばれてその場を去った。]

(71) 2012/11/16(金) 18:11:54[屋敷・居間]

煉瓦工 ユノラフ

[一度荷物を取りに戻ろうと居間に戻れば、マティアスはまだ居て。

荷物を見つけ、部屋を探すまで面倒だとその場で上着を着替えようとする。

着替える時に手にあたる首飾り。
ふとそれを手にとれば、それ越しにマティアスを何気に覗き込んでみるが、マティアスの姿は映り込む事は無かった。]

…ま、当然だよな。

[未だ御伽噺と信じて疑わない部分がある。
気にする事もなく着替えを終わらせると荷物を背負い、二階の適当に開いてる部屋を見つけてそこで眠る事にした。]

(72) 2012/11/16(金) 18:21:17[屋敷・居間]

煉瓦工 ユノラフ

[どれ位眠っただろうか。
突然聞こえる女性の悲鳴>>18で目が覚める。

悲鳴は近くから聞こえたようで。
ベッドから飛び出ると、慌てて廊下に飛び出そうとしたが、一旦落ち着けと自分に言い聞かせるように深呼吸をして。
着替えを済ませてから廊下に出た。

廊下には何処からか血の匂いが漂い、
少し先には人が集まって居た。
まさかと言う気持ちで、その集まる場所に足を進めた。]

(73) 2012/11/16(金) 18:32:14[屋敷・居間]

怪我人 マティアス

― 1F 使用人控室 ―

 ぃ、た…… い…うあ

[腕をつかむ手を振り払おうと何度かニルスに肘をぶつけたが、呼びかけに次第に冷静さを取り戻す]

   せ、せんせ…… ぃたい?

  ご、ごめん…な、さ……い
  だい、じょう、ぶです、か

[そして無意識のうちに仕出かしてしまったことに戦いたのか、顔色はむしろ青ざめた]
[赤黒い指先がシーツと男の服を汚していた]

 ごめん

[>>24 落ち付いたあとは、かかないように傷口にまくらをおしあてる。
 待っている、とカラカラの唇だけがそれをなぞらって、遠ざかる気配に耳をすませていた]

(74) 2012/11/16(金) 18:36:06[1F 使用人控室]

怪我人 マティアス

― 昨夜 ―

[>>72 居間で再びユノラフと出会う。
 年上のユノラフは、酒場でよく飲み交わす相手であり、人生の先輩としてよしなしごとを教わった兄貴分でもあった。
 だからこそもあり、こんなことになっている男は恩義を感じ、いいといってもまたお礼をいうのである]

   ?? 

[何が当然なのだろう、とわからない風体で首を傾げた。何をされているのか、男は見えないからわからなかったのだから。それから使用人部屋に引き揚げるのに、ユノラフの手をありがたく借りた。]

(75) 2012/11/16(金) 18:40:19[1F 使用人控室]

飾り窓の女 ウルスラ

[イェンニへと言葉なく、また首を横に振る>>65
そうして彼女の腕に抱かれたドロテアの骸を見た。
死後に何と言われたとて、彼女は死んでしまったのだ。
己の夢をまた否定する言葉を口にしかけて、
昨夜のユノラフの言葉>>69を思い出す]

…───、いいえ。

[出かけた言葉は飲み込んで、礼に応えた。
痛々しい笑みに身体を寄せて、少しでも近く額を寄せる。
自然、近くなるドロテアの頬を一度撫でやった]

眠らせてあげて。
イェンニ、あなたも…着替えなくては。
このままではこの子も、安心出来ないでしょう?

(76) 2012/11/16(金) 18:40:27[ドロテアの部屋]

煉瓦工 ユノラフ

[皆が集まる壊れた扉の前、その中から血の匂いは一層濃く漂って来るのがわかる。

おそるおそる覗き込むとそこには──]

………!?

[目に映る惨劇に言葉も出ず。
姿の変わった少女を抱きしめ泣きじゃくるイェンニを宥めるヴァルテリを見れば聞こえる言葉>>44
その光景には自分事のように胸が痛くなった。]

夢じゃないのかよこれ…。

[嘘であって欲しいとぽつりと呟いた。]

(77) 2012/11/16(金) 18:48:08[屋敷・居間]

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生存者 (2)

学者 ニルス
70回 残6957pt
声を失った男 クレスト
81回 残6643pt

犠牲者 (4)

供儀 ドロテア(2d)
0回 残9000pt
怪我人 マティアス(3d)
82回 残6550pt
飾り窓の女 ウルスラ(4d)
49回 残7611pt
煉瓦工 ユノラフ(5d)
56回 残7557pt

処刑者 (4)

町娘 アイノ(3d)
64回 残7266pt
絵描きの子 レイヨ(4d)
40回 残7773pt
漂泊民 イェンニ(5d)
49回 残7896pt
遊牧民 ヴァルテリ(6d)
69回 残7176pt

突然死者 (0)

参観者 (0)

発言種別

通常発言
独り言
囁き/共鳴/念話
死者のうめき

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