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― 3F ―
[そして、三階、フユキとマシロの前に男は現れる。]
ごきげんよう。
お元気そうでは、ない、ですね。
[手負いの二人を前に、男はとくに感情のない表情で現れる。]
フユキさんの状態はわかっています。
マシロさんは、ソラさんと、ですね。
さきほど、デンゴくんからお聞きしました。
[彼女の返答にネギヤの遺体の場所を聞き、稼働してあるエレベーターの方を見れば]
そっか…。
ネギヤさん…。
[今は見行こうと思わない。]
ネギヤさん、あの時僕に生きるのを諦めるなって言ってくれたんだ。
なのに居なくなっちゃうなんて…。
[彼と会話する事は結局叶わず、寂しそうに呟いた。]
僕?まだ君よりは軽い傷だよ。
何とかヨシアキさんから逃げ出して来たって感じ。相手は腹を傷つけてる。傷が深ければいいんだけどね。
って、多少手当てした方がいいんじゃない?
[そう言うと、ポケットに詰めて来た消毒液と包帯を取り出し手当てをする]
ところで、
マシロさん、
貴方にとってグリタさんは、
どんな存在だったのですか?
[フユキがもし席を外そうとしたら、外さなくていいと首を振るだろう。
いや、鬼であることはもうバレている。
ならば、マシロを一人にするようなことはないか。*]
[ぱたぱたと建物の中をめぐって
たどり着いたのは2階。
そこには、知らないはずなのに
見慣れた顔の少女――]
クル……
[気安くかけようとした声は
途中で途切れた。
向こうは自分のことを知らないのに、
馴れ馴れし過ぎる気がして]
……4th。
ああ、デンゴから……そだね、11thとやりあって、こんな状態。
[いま、戦えといわれたら無理だといえるレベルだと、片腕をフユキに預けたまま肩をすくめた]
― 3F エスカレーター ―
[どれほどの長い間、意識を失っていたのか。
気がつけば。
目の前に、マシロとフユキがいた]
……いきていて、よかったんだな。
[フユキのDead End は避けられない。
そう自分の日記を見たときは思ったが、彼は回避できた。自分は死んだ。
こうなることは、フユキに声をかけると決めたときから覚悟していたことだ]
[ゆるりと瞳を伏せて考える。
どういえば適切かなんてわからない。
あやふやな空気は口に出せば違ってしまいそうで。
だから、ただ首をかしげた]
[突然現れ声をかけてくるゼンジにはただ驚き、席を外すつもりは無いと手当てを黙々と終えれば二人の会話を聞いている。]
[二人の会話の最中、残る鬼と確定されて居ない人物を思い出していた。
2nd、3rd、6th、8th、9th。
マシロとコハル以外の人物は会話はそれほどした事の無い人達ばかりで。
この中に鬼が残って居るのかわからない状態でどうして良いかと頭を悩ませる。]
[ふと日記を覗けば、『6th、3rdと会う』と書かれていて]
3rdって、昨日ネギヤさんを襲った…。
[彼女に何が起こるかは、この先新たに書かれるだろうか]
じゃあクルミちゃん、でいいかな。
[自分の世界にいる親友と
勘違いしそうでそんな提案をしてみる。
普段は呼び捨てで呼んでいたから]
私、岸小春っていうんだ。
ちょっと話したいんだけど、いいかな。
[4thに筒抜けだというフユキ>>113に、こちらは1stに筒抜けだと思う。どうせ筒抜けだから一緒に行動した処で変わらない。
思考の片隅でそんなことを考えながら、4th>>120を見る]
好奇心、か。
……まあ、わからないでもないけど。
[グリタから守りたいとか聞いたのは一度だけ。
その時も不思議に思ったぐらいだから、周囲が疑問に思うのもわからないでもない]
そうだね、守りたい、とはいわれたけど……
たいした話は、してない、よ……
ほんと、なんだって……守りたいなんて言い出して、行動したんだか……
[莫迦なんだから、と小さく呟く。
消えるとかいう相手をじっと見やり]
ここから立ち去る前に……鬼は、三人とも、まだいるの?
[そんな問いを向けた]
[マシロとフユキが、狼――じゃなかった、鬼の4thと話をしている]
[自分の脱落の前に、ソラが死んだことは知っている。
だからこそ――]
8人生き残っていて、鬼3人
もう、鬼じゃねえやつは自分で生存を選べねえんだな――
[そんな鬼と人との密約を元にしたパワープレイがなされれば。
生きることを、生き抜くことを選びたいという、人の気持ちなど一瞬で踏みいじれる。それこそ、チート日記などなくても、だ]
[こんな光景は見たくなかった。
最善を目指そうにも――]
足らないことがおおすぎた、な。
おいらは所詮、ダミーか
[神の日記を持つものが、生存者を選ぼうとする光景。
口の中は何となく苦い味がした]
いいよ。
……なんか変なの。
[最後の一言は、独り言のように言う。
クルミに促されるままにベンチに腰掛けて
話を切り出す]
……あのさ、クルミちゃんの世界って楽しい?
友達とか、たくさんいる?
[ゆらゆらと 自由に。
人と人の間をすり抜け、彷徨う。
誰も、気付かない。
じわりじわりと、紙に水が染み込むように
何かが自分の内に広がっていくのを、
まだ、遠くで、感じている]
…クルミ…と…キシ?
[同じような年齢に見えるふたりが
ベンチに座るのを見た。
感じない大気が、重い]
ん?……変?
あ、そういえば、コハルちゃんは何で、私の名前、知ってるの?
[変、と言われて私が思い出すのは、そのこと。
場にそぐわない、穏やかな空気が流れる。
それもきっと、機会があれば崩れてしまう、脆いものだけど。
今はまだ、鞄の中の刃物に手を伸ばすことはない。]
うん、楽しいよ。
私、野球やってて。チームの子とかもみんな仲良いし……友達も、いるよ。
たくさんかどうかは、分かんないけど。
ちなみに、私が最初、グリタさんと組んだことはご存じですか?
[それから、ついでとばかりにそう聞いてみる。]
グリタさんとは協力しようと言いました。
彼は快諾してくれました。
そんな彼を、私は殺しましたが。
私の世界に、友達がいるんだ。
クルミちゃんと見た目も名前も同じでね。
……しかも、こんな状況だから
変だなあって思ったんだ。
[目の前のクルミが何を考えているかは
コハルには分からない。
例え危害を加える意思があったとしても
それはどうでもよかった]
そっか。楽しいんだね。
友達もいるみたいだし……よかった。
[偽りのない安堵のため息が漏れる]
[穏やかに話す、ふたり。
遠い。
空気が、世界が違う。
軸の違いを、感じる。
広がる染みは、幾何学模様を描いていく]
んー……そっか。
[それが失われるかもしれない世界だと思えば、そんな曖昧な相槌しか打てなかった。
安心したような溜息に、私は首を傾げて。]
……なんで、そんなこと聞くの?
[私の世界で、私がどう過ごしているのか、っていうのが、コハルちゃんにどう繋がるのかが分からなくて。
疑問をそのまま、問い掛ける。]
話、長くなっちゃうけど。
[そんな前置きの後で語り始める]
その、クルミちゃんと同じ子。
……私の世界だといじめられてて。
私も止めさせようかって、思ったんだけど。
「そうすると、コハルまで
同じ目にあっちゃうから」って言って。
……助けることもできなくて。
だから、クルミちゃんが幸せだったら
少しは安心できるかなって思ったの。
>>130>>131
子ども扱い?
[マシロの言葉に瞬いた。]
グリタさんは、自分の世界を救いたいと、おっしゃっておられました。それに、私は協力しようと思っていたのですが、
他から聞いたのです。それと同じくらい、
いえ、あのグリタさんが取り乱すくらいに、守りたい者がいると、頼みにきたのだと。
[そして、考えて…。]
マシロさん、貴方はグリタさんのご家族に似てたのでしょうか?
[そこはまるで一人で言うように…。]
もし、そうなら、私はやっぱり早まりましたね。
[そう、後悔している。密やかに。自身の勝手な思い込みで、彼を殺してしまったことを。]
[そして、ふと
視界に見えた姿に、動きを止めた]
……12th…か?
あれ、エレベーターで…
[死んでいた筈。
不思議そうな声で呟いて、目を眇めて見遣る]
[私は、コハルちゃんの話に耳を傾ける。
それから、暫く床に視線を落とす。
言いたいことをちゃんと考えて、まとめてから、口を開く。]
……私は、コハルちゃんの世界の「クルミ」じゃないから、代わりにはなれないよ。私が幸せなことで、コハルちゃんが得る安心は、ごまかし……だと思う。
それに、……それは、本当に、助けることが「出来なかった」なのかなぁ。
その「クルミ」の気持ちに関係なく、助けることは、出来なかった?
[コハルちゃんの世界のことを、私は知らない。
だから、自分勝手に、主観で話すだけ。]
やぁ、ソラさん。
[死んでしまえばゲームの枠外の存在だ。
敵意も害意も持ち得ない。嘗て、自分が他の絵の妖精を待っていた、青い空間と同じように、彼女に挨拶をした]
あなたと同じだ、ゲーム開始前にちらりと――あの神のアシスタント? らから聞いた、幽霊、というやつなんだな
わかりました。
[フユキに声をかけて、立ち去ろうとするマシロに、そう、告げた。
怪我で、何かいろいろ我慢しているのはわかっていた。
そして、同時に、生きることに貪欲であることも。]
ありがとうございました。
[時折、感じる殺気に、
男は、目を伏せて、
開けたときにはもう、二人は前にはいない。
ただ、すぐに扇子を開くようなこともしなかった。**]
えと、ネギャ、だっけ。
[人づてに聞く名前は覚え難い。
ゆらり揺れて、そのにこやかに見える
ふっくらとした顔を、じ、と見た]
そうか。
…謝らねぇぞ。
[襲い掛かった相手。
害意は感じないが、少しだけ顎を引いて
低い声で、言う]
分かってるよ。
クルミちゃんは、クルミじゃないもの。
だけど「クルミ」は、
私の世界で生きるには優し過ぎるの。
実際……今生きてるのかどうかも分からないし。
[ここに来る直前にかかってきた
いつもとは様子の違う電話。
時間の流れ]
だから、苦しんでるのを見てるのは辛い。
……あの子が生きにくい私の世界は、嫌い。
[助けることはできなかったのかと
クルミから問われれば]
気持ちに無関係、ってことはできないよ。
よかれと思ってしたことを
咎められたこともあるし。
[ただ、その相手は「クルミ」じゃないと
補足して]
……ソラさんだったら、
「それでも意味がある」って言ったんだろうな。
[意味を求めず、ただ自ら運命を拓こうとして
散った女性のことを思い出す]
ネギヤ、なんだな。
[と、音を訂正しつつ]
おいらも謝らないよ
1st殺しにかかったこと。
[ソラが低くうなる様子に首をすくめる]
謝るくらいなら、最初っから行動に出てないんだな。
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